「本気盛 貝ダシ醤油味」を食べてみました。(2020年2月3日発売・東洋水産)
この商品は、“大盛な麺”・“濃い系スープ”・“がっつり具材”でお馴染み“本気盛(マジモリ)”シリーズの新商品ということで、今回は「第11回 最強の次世代ラーメン決定戦!」の“次世代あっさり部門”にて見事優勝に輝いた水道橋の人気ラーメン店“麺処 あす花”の応募作品“貝出汁白醤油らーめん”を同店監修によってカップ麺に再現した一杯が登場です!
※この企画は実際に店舗で提供したメニューをもとにユーザーが投票しているため、信憑性の高い審査基準となっています。詳しくはこちら「ラーメン特集2019-2020 – Yahoo!特別企画」をご覧ください。
それも…チキンの旨味を利かせた優しくあっさりとした醤油スープには、アサリやホタテなど魚介系の沁みる出汁を合わせ、“次世代あっさり部門”の優勝に輝いただけあって、さらにオリーブオイル・貝の風味を融合させた別添オイルで品良く香り立つ飽きの来ない味わいに仕上がった一杯、“本気盛(マジモリ)貝ダシ醤油味”となっております。(税抜き220円)
ご覧の通りパッケージ側面には、“鶏ベースにアサリやホタテの旨味を利かせた、あっさり醤油ラーメン!”と記載され、透明度の高い淡麗スープとも言えるあっさり感が伝わって来る醤油スープに染み渡るような貝をはじめとする魚介出汁を利かせた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・メンマ・ねぎが使用されているようです!
これは…“次世代あっさり部門”で優勝したということで、オリーブオイルを魚介系の風味と合わせた品のある香りなんかも気になるところではないでしょうか?
ちなみにここ“麺処 あす花”の創業は2018年5月、当初は新橋の居酒屋で間借り営業だったようで、ご覧の通り店主である“福田 明日香”氏も容器に掲載されていて、割烹着の似合う美人店主ひとりが切り盛りすることでも有名なラーメン店であり、シンプルながらも素材の旨味を存分に活かした味わいが人気とのこと!
リピーターに他意がありそうな。。笑
他にも特徴として…麺は、極細・角刃仕様による細いながらも歯切れの良い強いコシが表現され、当然すすり心地なんかも抜群ですから、オリーブオイル・魚介の風味がうまく活かされ、優しく染み渡る醤油スープとともに何度でも味わいたくなるような…そんなあっさりとした中にも旨味がしっかりと堪能できる一杯というわけです!
思っていたほどオリーブオイルらしい風味は控え目で、むしろ後味すっきりとした醤油スープにほどよいコクを加えることで魚介出汁が際立つ調味油となり、あっさりとした中にもしっかりとアサリやホタテなど染み渡るような貝出汁の旨味が楽しめる風味豊かな仕上がりとなっていました!
これは特に、安定感のある口当たり優しい醤油スープにしっかりと貝を中心に魚介出汁を利かせた最後まで飽きの来ない味わいをじっくりと堪能したい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
本気盛 貝ダシ醤油味
今回ご紹介するカップ麺は、食べ応えのある大盛り・濃い系などで人気のご存知“本気盛(マジモリ)”シリーズの新商品ということで、「第11回 最強の次世代ラーメン決定戦!」の“次世代あっさり部門”にて見事優勝に輝いたメニューをカップ麺に再現した食べ応え抜群な一杯、“本気盛 貝ダシ醤油味”となっています。(“あっさり”という点が若干シリーズの趣旨と違うような気もしますが。。)
ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…こちらにも「第11回 最強の次世代ラーメン決定戦!」の“次世代あっさり部門”にて見事優勝したことや、店舗名である“麺処 あす花”はもちろん、応募メニューを再現した“貝ダシ醤油味”といった商品名が記載されています!(極細麺とのことで調理時間も2分という点も特徴的!)
そして今回は“次世代あっさり部門”のメニューが“本気盛”シリーズからの登場とのことですが、他にも以前ご紹介した“次世代こってり部門”で優勝に輝いた青森の名店“麺屋一翔”の味わいを再現した“本気盛 コク辛鶏白湯ガーリックチーズカレー味”が2020年1月27日に発売されており、今後も“汁なし部門”・“ガツ盛り部門”にて優勝に輝いたメニューが続々とカップ麺化されて登場するようで、それはそれでまた楽しみなところ!
また、こちらには“東京の名店!”と記載され、今回味の再現となった“麺処 あす花”の実店舗写真なんかも一緒に掲載されており、店主おひとりで切り盛りされているとのことで、11:30〜15:00といったランチの時間帯を中心に営業されているようですね!
それでは、今回の“本気盛 貝ダシ醤油味”がどれほどアサリやホタテなど貝中心に魚介系の出汁を利かせた優しい味わいに仕上がっているのか?美しく透き通ったチキンを利かせた醤油味のスープとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても極細仕様の麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り454kcal(めん・かやく377kcal / スープ77kcal)となっております。(塩分は6.0g)
カロリーは、あっさりとした醤油スープということもあってそこまで高い数値ではないようですが、一方で塩分は若干高めといったところでしょうか?
ちなみに1食当たり102g、麺の量は80gとのこと。(この麺量は“本気盛”シリーズらしい物足りなさを感じさせない食べ応えを思わせますね!)
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで77kcalとあっさりとしたスープの割にオリーブオイル・貝の風味を利かせた別添オイルによってコク深い味わいをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、植物油やチキンエキスをはじめ…
- 魚介エキス
- しょうゆ
- 食塩
- 粉末野菜
- こんぶエキス
- チキン風味パウダー
- 香辛料
といった、チキンをベースに透明度の高いスープに仕上がり、そこにアサリやホタテの貝出汁をたっぷりと利かせたじんわりと染み渡る風味豊かな味わいを想像させる材料が並びます。
JANコード 4901990365284 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白)、添付調味料(植物油、チキンエキス、魚介エキス、しょうゆ、食塩、砂糖、粉末野菜、こんぶエキス、チキン風味パウダー、香辛料)、かやく(味付豚肉、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、香料、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、酒精、クチナシ色素、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (102g) 当たり]
熱量 454kcal
めん・かやく: 377kcal
スープ: 77kcalたん白質 10.6g 脂質 22.2g 炭水化物 53.0g 食塩相当量 6.0g
めん・かやく: 1.8g
スープ: 4.2gビタミンB1 0.48mg ビタミンB2 0.38mg カルシウム 163mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“特製スープ”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、オリーブオイル・魚介の風味を利かせたコク深さや香りを引き立てる油分のようで、触った感じだと若干ドロッとした状態でしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
また、具材には…
- 味付豚肉
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
チキンを利かせた醤油スープに貝の出汁をしっかりと溶け込ませ、さらにこの豚肉からも良い旨味が滲み出すということですね!これは食べ進めていくに連れて旨味も増していく仕上がりに期待したいところ!
さらに、麺はご覧の通り極細・角刃使用によって細いながらもしっかりとしたコシがあり、すすり心地の良さとともに風味が活かされた相性の良さを思わせ、香りからも貝の旨味が楽しめるようです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ2分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸ったことによって先ほどまでの極細麺に強いコシが加わり、麺量80gということもあって細麺ながらもしっかりとした食べ応えのある一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに先ほどの“特製スープ”を注いでいきます!
すると…オリーブオイルと貝の風味を利かせたという調味油は、しっかりとフタの上で温めておいたおかげで透明感のあるさらっとした仕上がりとなり、そこまでクセの強い風味ではないようですが、ほどよいコクが貝の旨味・風味を引き立てる絶妙な仕上がりへと変化していきます!
そのため、この特製スープを加えても見た目としての変化はないものの…ふんわりと香り立つ上品な風味がまたあっさりとした醤油スープを美味しく引き立てているようですね!これは「最高の”普通のらーめん”」をテーマにしているというのも納得の仕上がりではないでしょうか?
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…麺量80gによってスープが若干確認しにくいんですが、醤油スープとは思えないほど透明感のある淡麗系の仕上がりとなり、あっさりとした中にも貝の旨味・出汁がしっかりと溶け込んだ最後まで飽きの来ないすっきりとした印象の一杯となっています!
また、具材に使用されている味付豚肉なんかも割としっかりとした肉質を思わせる仕上がりとなっていて、こちらからも良い旨味が滲み出し、あっさりとした中にも貝の出汁を際立たせた味わいにちょうど良いコク深さなんかを加えているようにも見えます!
食べてみた感想
一口食べてみると…塩ベース?と思うほどあっさりめに仕上がった透明感のある醤油スープには、飽きの来ない後味すっきりとしたキレの良い口当たりが非常に心地良く、そのすぐ後からは貝の出汁が染み渡るように品の高さを感じさせます!
そのため、まさにあっさりとしたシンプルなテイストにもかかわらず出汁の旨味を全面に引き立てた一杯で安定感もあり非常に美味しいです!!
ただ…強いて言うなら、“次世代あっさり部門”で優勝したということもあって、個人的にはもう少しオリーブオイルを強めに利かせて個性を出しても良かったのかな?とは思いますね!
とは言え、このアサリやホタテといった貝の出汁を丁寧に旨味として溶け込ませた味わいは、万人受けする味であり、かなり幅広い層に好まれる仕上がりと言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り極細・角刃使用によって細いながらもしっかりとした強いコシがあり、この歯切れの良さがまた良いですね!すすり心地なんかも抜群なので貝ならではの風味も引き立って感じられます!
そんな麺には、チキンを利かせた醤油ベースに商品名“貝ダシ醤油味”の文字通り貝の出汁が丁寧・繊細に溶け込んだ旨味溢れるスープがよく絡み、一口ずつにじんわりと染み渡るような貝の旨味が口いっぱいに広がっていき、醤油との相性抜群な食欲そそる魚介系の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、先ほどもお伝えした通り割と肉厚で、なおかつしっかりとした噛み応えのある仕上がりでもあり、じっくりと噛んで味わってみると…豚肉ならではの旨味がじゅわっと滲み出て来る美味しい具材となっていましたので、食べはじめはぜひスープ底に沈めておき、しっかりとコク深さや旨味を引き立ててもらいましょう!
そして後々麺と一緒に絡めていただくことによって、より一層旨味も際だって満足度高く貝の出汁がコク深く堪能できるかと思われます!
また、こちらのメンマは、コリコリとした食感が好印象で、メンマならではの素材本来の味や味付けがしっかりと感じ取ることができる仕上がりとなっていて、今回の一杯に丁度良いアクセントがプラスされているようです!
スープについて
スープは、ご覧の通り透明度の高いあっさりとした醤油スープがベースとなっているんですが、チキンの旨味はあくまで貝の出汁を引き立てる程度で、鶏ならではのコク深さなどの主張は強くはなく、当然脂っこさといった“くどさ”もありませんから、ついついスープが止まらなくなるような貝の出汁が染み渡る味わいとなっています!
そして、別添されてるオリーブオイルと貝の風味を利かせたという“特製スープ”を加えることによって、ほんのりと香り立つ仕上がり具合はまさに繊細さや丁寧な作り込みが伝わって来るようで、毎日食べても飽きない味わいというのも納得の仕上がりではないでしょうか?
また、“貝ダシ醤油味”とは言っても、貝の出汁だけを際立たせた味わいでは決してなく、チキンを利かせた醤油スープ、そして各種具材や原材料にも記載されていた野菜や昆布など魚介の旨味が互いを引き立て、荒々しい魚介の旨味というよりも…シンプルながらもじんわりと染み渡る上質な味わいが表現されています!
…というか、このあっさり感と素材の旨味を活かした一杯はクセになりますね。。極細麺といったすすり心地の良さもまた風味良く楽しませてくれるため、こういった素材の旨味を活かしたスープとも相性の良さを感じられるでしょう!
このように、今回の“本気盛 貝ダシ醤油味”は、チキンを利かせたあっさりとした醤油スープにアサリやホタテといった貝の出汁を丁寧に溶け込ませ、別添されていた“特製スープ”を加えることによってオリーブオイルや貝の風味が際立つ品の良く飽きの来ない仕上がりではありましたが、やはり次世代らしさがもう少し欲しかったところでしたので、お好みによってはオリーブオイルをちょい足ししてみて風味やコクを引き立ててみても良いでしょう!
まとめ
今回「本気盛 貝ダシ醤油味」を食べてみて、チキンを利かせた醤油スープは、醤油とは思えないほど透明感のあるあっさりとした仕上がりで、シャープな口当たりのすぐ後からは、じんわりと染み渡る貝の出汁がしっかりと感じ取ることができ、この風味良く上品な味わいは麺量80gということもあって、納得の美味しさでありながらも想像以上に食べ応えのある一杯となっていました!
また、いつものことながら“本気盛”シリーズは期間・数量ともに限定となっていますので、こういったシンプルながらも出汁の旨味を丁寧に利かせた味わいが好みの方は多少買いだめしておいても良いかもしれませんね!
特に最近は濃厚感に際立ったテイストが目立つ中、こういった素材本来の美味しさが楽しめる一杯は貴重なカップ麺とも言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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