「らーめん改監修 極貝だし塩らーめん」を食べてみました。(2020年7月6日発売・サンヨー食品)
この商品は、東京都台東区蔵前(くらまえ)の人気行列ラーメン店“らーめん改(かい)”の看板メニューであり一番人気でもある“貝塩らーめん”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、“あさり”など貝出汁をしっかりと利かせた後味すっきりとした一杯が登場です!
それも…店名の由来が“貝”というほど貝出汁に拘ったじんわりと染み渡るかのような旨味が塩味のキレ・後味の良い淡麗系の塩スープによく溶け込み、椎茸や昆布、鰹や鯖などの旨味をバランス良く合わせたことで深みのある味わいに仕上あげ、手揉み麺ならではの厚み・幅を敢えてマチマチにしたコシの強い麺と絶妙にマッチした一杯、“らーめん改監修 極貝だし塩らーめん”となっております。(税抜き220円)
ご覧の通りパッケージには店舗名である“改(かい)”の文字が大きく記載されており、某レビューサイトでも高い評価を獲得し、こちらにも“行列ができる人気店”と記載されている通り、数多くのリピーターにも支持される人気店のようですね!これは初のカップ麺化ということもあって期待したいところ!
ご覧の通り、パッケージには太さ・幅がバラバラにしたことによる食感の良い手揉み風麺に“あさり”などの貝出汁を利かせた塩スープがしっかりと絡む仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…チャーシュー・ねぎ・わかめが使用されているようです!“極貝だし”の「極」が特に印象的で貝の旨味が全面に押し出された一杯であることが伝わってきます!
また、こちら容器側面には…“めんの細かい斑点は全粒粉に由来するものです。品質上問題ありません。あさりのイラストは味のイメージです。”と記載されているように、食感の良い手揉み風麺には全粒粉が練り込まれており、さらに容器に描かれているイラストはあくまでイメージとのことですので、恐らく“あさり”以外にも貝の出汁・旨味が使用され、深みのある味わいを表現しているものと思われます!
他にも特徴として…上記の通り麺は“らーめん改”で使用している自家製麺を再現、サンヨー食品の独自技術である特殊切刃によってフライ麺ながらも噛みごたえのある強いコシや、太さの異なる手揉み風の麺に仕上げ、さらに全粒粉を練り込んだことによって小麦の風味が引き立ち、それによって貝出汁をはじめ鰹や鯖など魚介を中心に様々な旨味をしっかりと利かせた染み渡る塩スープが最後までじっくりと堪能できるというわけです!
“あさり”などの貝出汁をはじめ魚介の旨味が商品名である“極貝だし塩らーめん”の文字通りしっかりと利き、あっさりとした塩スープとの相性は言うまでもなく素晴らしい仕上がりで、さり気なく使用された“わかめ”や麺に練り込んだ全粒粉が風味をより一層引き立て、無化調に拘る“らーめん改”ならではの素材本来の味わいを存分に活かした旨味溢れる一杯となっていました!しかも麺の仕上がりも抜群!
これは特に、“らーめん改”のファンの方はもちろん、貝出汁を利かせたあっさりとした中にも染み渡る味わい深いテイストをじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
らーめん改監修 極貝だし塩らーめん
今回ご紹介するカップ麺は、東京都台東区蔵前の人気行列ラーメン店“らーめん改”の看板メニュー“貝塩らーめん”の味わいをタテ型ビッグのカップ麺として再現したもので、貝は貝でも“あさり”の出汁を丁寧に抽出し、キレ・後味の良い塩スープにバランス良く合わせ、良い意味でのゴワゴワ感のある手揉み風の麺とともに風味豊かな味わいが楽しめる一杯、“らーめん改監修 極貝だし塩らーめん”となっています。
ご覧の通りフタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…青を基調とした容器側面とは異なり、白を基調に“あさり”のイラストなどがさりげなくあしらわれ、やはりこちらも店舗名である“改(かい)”の文字が大きく掲載されたインパクトのあるデザインのようですね!
ちなみにここ“らーめん改”の創業は2016年2月、東京都青梅市の名店“いつ樹”にて3年以上の修業経験を経た店主“木場本 幸治”氏と、そこで知り合ったという奥さん”康世”氏によって東京都台東区蔵前にオープンしたのがはじまり。
ご覧の通りパッケージ側面にもシックな外観の実店舗写真やスタッフの方々も掲載されていますね!これによると定休日は月曜で2部制となっているようです!(店舗名である“改”と同じくらいに目立つ“自家製麺”という文字が印象的!)
さらにその後、2号店であり姉妹店となる“中華ソバ ビリケン”が同じく台東区に2019年7月オープンし、“貝”とは打って変わって“鴨”の旨味に拘った“手揉み中華ソバ”を看板メニューに店舗展開しているようですね!これは今後の商品展開にも期待したいところ!!
それでは、今回の“らーめん改監修 極貝だし塩らーめん”がどれほど“あさり”の旨味を凝縮させた濃厚な仕上がりとなっているのか?その味わいを引き立てる椎茸や昆布、鰹や鯖などの旨味との兼ね合いはもちろん、なんと言っても全粒粉を練り込み、特殊切刃による太さの異なる手揉み風に仕上げた麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り421kcal(めん・かやく325kcal / スープ106kcal)となっております。(塩分は5.5g)
カロリーは、貝の旨味を利かせたあっさりとした塩スープということでビッグサイズではありますが…やや低めな数値のようで、塩分も同じくこのサイズからしてやや低めにも感じられる数値となっています。
ちなみに1食当たり95g、麺の量は70gとのこと。
ただ、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで106kcalと全体量が多いせいか定かではありませんが、実に様々な旨味が凝縮された深みのある仕上がりをイメージさせますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や豚脂をはじめ…
- 魚介エキス
- 植物油脂
- 油脂加工品
- 椎茸エキス
- しょうゆ
- 魚粉
- 昆布エキス
といった、“あさり”の旨味を丁寧に抽出し、出汁・風味ともに後味すっきりとした塩スープに溶け込み、さらに椎茸や昆布、魚介出汁によって旨味が際立つ“極貝だし塩らーめん”という何ふさわしい貝の旨味を全面に押し出した染み渡る味わいを想像させる材料が並びます。
他にも麺の項目を見てみると…“小麦粉(小麦全粒粉5%)”と記載されており、少なめに見えるかもしれませんが、しっかりと全粒粉が練り込まれていることが確認できます!
また、公式ページには“畜肉系エキスを使用せず”と記載されていましたが、“豚脂”はまた別のようですね。それによってスープに厚みを引き立てているのかもしれません!
JANコード 4901734040538 原材料名油揚げめん(小麦粉(小麦全粒粉5%)(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、粉末卵)、スープ(糖類、食塩、豚脂、魚介エキス、植物油脂、油脂加工品、椎茸エキス、たん白加水分解物、しょうゆ、酵母エキス、魚粉、昆布エキス)、かやく(味付豚肉、ねぎ、わかめ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸カルシウム、かんすい、レシチン、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・いか・さば・大豆・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (95g) 当たり]
熱量 431kcal たんぱく質 7.4g 脂質 18.0g 炭水化物 59.9g 食塩相当量 5.5g
めん・かやく: 1.4g
スープ: 4.1gビタミンB1 0.33mg ビタミンB2 0.59mg カルシウム 232mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粒子の大きな粉末スープなどがすでに入っていて、先ほどもお伝えした通りフタの上には“仕上げの小袋”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみた感じだと貝の出汁をはじめとする魚介エキスがたっぷりと凝縮されたさらっとした油分のようでしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます。
また、かやくには…
- チャーシュー
- ねぎ
- わかめ
が入っています。
貝の旨味に際立った塩スープに魚介出汁をさらに加え、具材にも磯の風味豊かな“わかめ”を使用していますから…思う存分“あさり”の旨味・海の幸が楽しめる一杯のようです!!
さらに、麺はご覧の通り特殊切刃によって太さ・厚みの異なる手揉み風の麺に仕上げたコシのある食感をイメージさせ、旨味がたっぷりと凝縮された塩ベースのスープとの絡みも良く、ちょうど良い食べ応えなんかを表現しているようにも感じられます!
サンヨー食品はこういった独自技術による手揉み風の麺は他の商品にも採用していますから、その辺においては安心感すらありますね!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:400ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりとお湯を吸い、先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺はもっちりとした弾力としっかりとした噛み応えのある強いコシが加わり、丁寧に抽出した“あさり”の旨味が様々な材料によって引き立てられた染み渡る風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“仕上げの小袋”を加えていきます!
すると…ほぼ無色透明なさらっとした油分ではありますが、“あさり”をはじめとする魚介系の旨味が凝縮された貝ならではの食欲そそる風味が一気に広がっていきます!これはまさに“極貝だし”!!
そのため、見た目としての変化は一切ありませんが、先ほどとは打って変わって風味が非常に良いですね!“あさり”だけではなく原材料にも記載されていた通り椎茸や昆布や、鰹や鯖など魚介出汁がしっかりと貝の旨味を後押しし、貝好きにはたまらない一杯が臨場感高く再現されているようです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…やはりベースは塩スープということもあって非常にさらっとした仕上がりとなっていて、貝出汁や魚介の旨味がバランス良くたっぷりと使用された上に“わかめ”ならではの磯の風味がより一層クオリティを高めているようにも感じられますね!
そしてなんと言ってもスープは透明度の高い美しい仕上がり具合となっていて、豚脂がほどよく旨味を引き立て、あっさりとした塩スープというよりも想像以上に旨味が凝縮された厚みがあり、コシの強い手揉み風の麺とも相性良く馴染んでいるようです!
食べてみた感想
一口食べてみると…これは予想を遥かに超えた美味しさが表現されていますね!“あさり”の出汁・風味が椎茸や昆布、鰹や鯖など魚介の旨味によって全面に押し出されているものの…特に変な生臭さなども一切なく、貝出汁を品良く利かせた仕上がりは見事と言うべき一杯!
そのため、シメなんかにもちょうどよく感じられる染み渡るような旨味が表現されており、もちろん飲み飽きる要素がどこにもありませんから…ついついスープを先行して飲み干してしまいそうになります。。
また、昆布や鰹・鯖など魚介の旨味も加わっているんですが、やはり“あさり”の出汁を引き立てるかのようなバランスで絶品な塩スープに仕上がっており、これは実店舗との再現性なんかも気になるところ!!
…というか、カップ麺でこれほどまでの美味しさが表現されているだけあって某レビューサイトの評価3.9以上を1年以上キープしているのも納得です!
麺について
麺は、ご覧の通りサンヨー食品の独自技術“特殊切刃”によって厚み・幅それぞれが異なる“手揉み風麺”を再現、コシも非常に強く、様々な食感が楽しめる食べ応え抜群な仕上がりとなっています!
そんな麺には…“あさり”の出汁を丁寧に抽出し、様々な旨味が貝出汁を際立たせた染み渡るコク深い塩スープがよく絡み、一口ずつに貝出汁ならではのじんわりと染み渡る味わいが口いっぱいに広がっていき、“あさり”や“わかめ”ならではの磯の風味が後味良く抜けていきます!あっさりとした一杯かと思いきや…ここまで麺にも拘っているとは驚きではないでしょうか?
また、この手揉み風の麺には、ご覧の通り全粒粉が練り込まれていることが目視でき、これによって小麦の風味がふんわりと香り立ち、今回の貝(あさり)の旨味・風味をより一層品良く引き立てているように感じられます!
というか、このもっちり感と強いコシを兼ね備えた食感は面白いですね!
噛み応えもありつつワシワシとした感じが個人的にはかなり好印象といったところ!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、若干小さめにカットされてはいるものの、じっくりと味わってみると…カップ麺らしいそれなりの仕上がり具合となっていたため、やはり単品でいただくというよりもスープに旨味を滲み出しておき、後ほど麺と絡めていただくとより一層旨味も増して楽しめるかと思われます!
また、こちらの“わかめ”は、思っていたよりもたっぷりと使用されており、貝出汁の旨味を風味からも引き立て、ほどよい磯の香りが臨場感をより高めたことで今回の一杯にもぴったりな具材となっています!貝出汁・魚介系の旨味は風味なんかも醍醐味のひとつですからね!これはかなり満足度も高いのではないでしょうか?
他にも“ねぎ”なんかも使用されていますが、やや細かくカットされたことによってシャキシャキとした食感とまではいかないものの…ちょうど良い薬味にもなったことで貝出汁を利かせた塩スープを引き立て、後味さっぱりと感じさせる相性の良い具材のようです!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り“あさり”の旨味に拘った丁寧な出汁を中心に椎茸や昆布、鰹や鯖などの魚介の旨味が美味しさそのものを際立たせ、一瞬あっさりとした塩スープにも感じられるかもしれませんが、キレの良い口当たりのすぐ後からは、じんわりと染み渡る貝出汁特有の味わいが表現されています!
そして、この透明感のある後味の良い塩スープには豚脂によってほどよく厚みが加わり、見た目以上に存在感のあるテイストに仕上がっていて、物足りなさを一切感じさせない旨味溢れるスープとなり、なんと言っても風味が非常に繊細で食欲を掻き立てられます。。これは個人的にもかなり好みの味わいです!
この“あさり”本来の旨味を引き立てる塩スープはかなり秀逸ですね!
実に様々な材料によって貝出汁の旨味を際立たせるスープ全体のバランスは非常に良くできていて、塩気のあるシャープな飲み口はもちろん、後味すっきりとした感じとともに“あさり”特有の風味が心地良く、まさにシンプルながらも飽きの来ない万人受けするかのような一杯と言えるでしょう!
このように、今回の“らーめん改監修 極貝だし塩らーめん”は、“あさり”の出汁を丁寧に抽出し、その味わいを様々な魚介の旨味によって際立たせ、美しい淡麗系の澄んだ塩スープに品良く仕上がっており、具材に使用された“わかめ”がほどよい磯の風味を引き立て、なんと言っても手揉み風の麺が合わさったことでカップ麺ながらも非の打ち所のない一杯となっていたため、お好みによっては塩テイストと相性の良いペッパー系の香辛料などをちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「らーめん改監修 極貝だし塩らーめん」を食べてみて、東京・蔵前の人気行列であり、高い評価を維持するだけあって“あさり”の旨味が思う存分楽しめる風味豊かな塩スープに仕上がり、そこに手揉み風の麺による様々な食感が楽しめる一杯は満足度も非常に高く、素材本来の美味しさをふんだんに活かした人気店らしい最後まで全く飽きの来ないテイストとなっていました!
やはり貝出汁・魚介の旨味それぞれがバランス良くマッチした塩スープは深みもありコクもあり美味しいですね!あっさりとしていながらも“あさり”の旨味が存分に楽しめる味わいとして、まさに幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
この記事を読んだあなたにおすすめ!