「満足の極み 新潟背脂中華そば」を食べてみました。（2024年2月27日発売・東洋水産/セブン-イレブン限定）
この商品は、新潟県・燕市発祥のご当地ラーメン“燕三条背脂ラーメン（燕三条系）”の味わいをカップ麺に再現したもので、豚や鶏の旨味に煮干しの出汁を合わせたコク深い醤油スープに仕立て上げ、たっぷりの背脂を加えることによってまろやかなコクが際立ち、そこに東洋水産でお馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”の若干幅広で角刃の太麺が絶妙にマッチした臨場感溢れる一杯、“満足の極み 新潟背脂中華そば”となっております！（値段：税別348円）
ご覧の通り、パッケージには“満足の極み”と記載されているように、東洋水産でこの名前を冠したフレーバーは2023年10月24日に発売された“満足の極み 旨豚ニンニクしょうゆラーメン”に続く第2弾となっており、シリーズ化するのか？など不明でしたが…満を持しての登場で、商品自体はセブン-イレブン限定商品に“マルちゃん”のマークが掲載されているため、PB商品ではなく留め型と呼ばれる商品です！
そしてこちらには“シャキッとしたメンマ入り”と記載されているように、加圧加熱殺菌によるレトルト具材が使用され、新潟県の“ご当地ラーメン”にぴったりな食感をプラス、しかも麺量も85gの大盛り仕様となっており、豚や鶏の旨味に煮干しの出汁をバランス良く合わせたコク深い醤油スープがたっぷりの麺とともにじっくりと味わえそうです！…というかボリュームのある一杯なので容器もひとまわり大きな仕様となっています！
また、こちらには“豚と鶏の旨みに煮干しが利いた背脂入り醤油スープ”と記載され、その背景には…背脂でコクを引き立てた醤油感の強いスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付メンマ・背脂加工品・焼豚・玉ねぎ・“ねぎ”が使用されているようです！
そもそも新潟で有名な“燕三条系”のスープは“玉ねぎ”や背脂を豊富に使用したことでコク深くも後味さっぱりとしたテイストで最後まで飽きることもなく、今回はお店さながらの本格的な角刃の太麺がガツンと食欲を満たしてくれることに間違いありません！
他にも特徴として…麺は特に記載されていませんが、お馴染み“生麺ゆでてうまいまま製法”によって厚みもあり若干幅広で角刃のノンフライ太麺（麺量85g）が採用されており、調理時間5分によってもっちりとした弾力とほどよいコシを合わせ持つ本格感のある食感に仕上がり、豚や鶏の旨味をベースに煮干しの出汁を利かせた味わい深い醤油スープがよく絡み、シャキシャキ食感が心地良い“玉ねぎ”や加圧加熱殺菌によるシャキッとしたメンマとともに“燕三条系”らしい味わいが最後までたっぷりと楽しめるというわけです！
臭みのない豚や鶏の旨味に煮干しを利かせた醤油スープには…たっぷりと使用された背脂によってコクが際立ち、キリッとした口当たりと相性良く馴染んでいるんですが、丁寧にまとまり過ぎているというか“燕三条系”としてはインパクトがやや弱く、そこに別添された加圧加熱殺菌のシャキッとしたメンマや本格感のあるもっちりとした太麺が馴染む食べ応え抜群な一杯となっていました！
満足の極み 新潟背脂中華そば
今回ご紹介するカップ麺は、豚や鶏の旨味に煮干しの出汁をバランス良く合わせたことで新潟の“ご当地ラーメン”のひとつ“燕三条背脂ラーメン”を再現したもので、素材の旨味をしっかりと活かしたキレの良い醤油スープに仕上げ、別添されている加圧加熱殺菌のシャキッとしたメンマや太くもっちりとしたノンフライ麺が食欲をガツンと満たす味わい深い一杯、“満足の極み 新潟背脂中華そば”となっています。
※売っている場所：今回はセブン-イレブンで購入
また、上記の通りパッケージには…“満足の極み”、“豚と鶏の旨みに煮干しが利いた背脂入り醤油スープ”、“新潟背脂中華そば”といった今回の商品名や特徴などが記載され、その背景には…豚や鶏の旨味に煮干しの出汁を利かせた背脂入りの醤油スープにレトルト仕様のシャキッとしたメンマや東洋水産でお馴染みの太いノンフライ麺が馴染む仕上がりイメージが掲載され、セブン-イレブンと東洋水産との共同開発によって“燕三条系”の味わい深いテイストを再現しているようです！
それでは、今回の“満足の極み 旨豚ニンニクしょうゆラーメン”がどれほど豚や鶏の旨味に煮干しを合わせた深みのある醤油スープに仕上がっているのか？別添された加圧加熱殺菌によるシャキッとしたメンマやコクを引き立てる背脂との兼ね合いはもちろん、なんと言っても東洋水産が誇る生麺さながらのもっちりとしたノンフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います！
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り419kcal（めん・かやく356kcal / スープ63kcal）となっております。（塩分は7.1g）
カロリーは濃厚というよりも豚や鶏の旨味に煮干しの出汁を利かせたコク深くもキレの良い醤油スープに背脂をたっぷりと使用したコクのある仕上がりということもあって思ったより低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり132g、麺の量は85gとなっています。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだとと63kcalと割と低めな数値といういこともあって後味すっきりとした醤油スープでありながらも豚や鶏の旨味がしっかりと下支えし、決して脂っこさといった“くどさ”は一切なく、メリハリの付いたパンチのあるテイストに際立ち、最後まで飽きの来ないボリューム感のある仕上がりをイメージさせます！
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や魚介エキスをはじめ…
- 植物油
- 香味油脂
- ポークエキス
- 食塩
- チキンエキス
- 香辛料
- こんぶエキス
といった、豚や鶏の旨味をベースに煮干しの出汁を利かせた味わい深い醤油スープに仕上げ、豊富に使用された背脂によってコクが引き立つ喉越し抜群な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場：東洋水産株式会社 関東工場（群馬県）
| JANコード | 4901990376723 |
|---|
原材料名
めん（小麦粉（国内製造）、でん粉、食塩、植物油脂、植物性たん白、こんにゃく、乳糖、大豆食物繊維）、添付調味料（しょうゆ、魚介エキス、植物油、香味油脂、ポークエキス、食塩、デキストリン、チキンエキス、香辛料、砂糖、こんぶエキス）、かやく（味付メンマ、背脂加工品、焼豚、たまねぎ、ねぎ、香辛料）、／加工でん粉、調味料（アミノ酸等）、かんすい、酒精、カラメル色素、炭酸カルシウム、レシチン、酸化防止剤（ビタミンC、ビタミンE）、増粘多糖類、クチナシ色素、酸味料、香辛料抽出物、ビタミンB2、ベニコウジ色素、ビタミンB1、（一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む）
栄養成分表示 [1食 (132g) 当たり]
| 熱量 | 419kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 11.7g |
| 脂質 | 9.4g |
| 炭水化物 | 71.8g |
| 食塩相当量 | 7.1g めん・かやく 2.6g スープ 4.5g |
| ビタミンB1 | 0.31mg |
| ビタミンB2 | 0.34mg |
| カルシウム | 198mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープ、液体スープ、加圧加熱殺菌による“かやく調理品（メンマ）”、“かやく”といった4つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの4パックとなっていて、特に液体スープは豚や鶏の旨味に煮干しの出汁を凝縮させているものの…想像よりサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で“かやく調理品”と一緒に軽く温めておくと良いでしょう！
また、麺はご覧の通り若干幅広で角刃の太麺（ノンフライ麺）が採用されており、湯戻りすることでもっちりとした弾力やほどよいコシを兼ね備え、実店舗さながらの食感を表現、他の人気シリーズで使用されている麺とはまた異なる仕様のようで、麺量も85gありますから…これひとつでガツンと食欲を満たすボリューム感抜群な一杯となっています！
調理してみた
ではまず“かやく”を加えてみます！
その中には…
- 背脂加工品
- 焼豚
- 玉ねぎ
- ねぎ
が入っています。
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。（必要なお湯の目安量：450ml）
そして出来上がりがこちら！
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に調理時間5分ということもあって麺にはもっちりとした弾力やコシが加わり、まだ液体スープや粉末スープを加える前の状態ではありますが…豚や鶏の旨味に煮干しの出汁を利かせた醤油感の強いキリッとした醤油スープに仕上がり、豊富に使用された背脂がコクをプラス、メリハリの付いた味わいがクセになるボリューム感抜群な一杯…といった印象の出来上がりです。（ちょっと麺がゴワ付いた印象でしたので、この時点で軽くほぐした方が良いかもしれません。）
ではまず粉末スープから加えていきます！
すると…香辛料などを多く含んでいるんでしょうか？そこまで特徴的な風味などは感じられませんが、そもそも粒子の細かな仕様のようで、スープとの馴染みは良さそうです！
続いて液体スープも加えていきます！
こちらは醤油ダレはもちろん、豚や鶏の旨味を含む非常にサラッとした状態で、量がやや多めなのでしっかりと絞り込んで入れていきましょう！このように今回のフレーバーは粉末×液体によるWパック仕様となっており、複雑で繊細な“燕三条系”の味わいをカップ麺に臨場感高く再現しているようです！
では、よーくかき混ぜていきます。
そしてスープが全体に馴染んだら最後に“かやく調理品”を加えて完成となります！
特に今回は豚や鶏の旨味に煮干しの出汁をバランス良く利かせた醤油スープとのことですが、背脂を豊富に使用したことでコクもあり、脂っこさといった“くどさ”は一切なく、思ったより後味さっぱりとした“燕三条系”といったところ！
また、具材に使用した焼豚やレトルト仕様のメンマからも良い旨味が滲み出しているように感じられ、まずは全体を馴染ませながら麺を中心に味わい、徐々に各種具材を織り交ぜて味わってみると良いかもしれませんね！ただ、煮干しの風味がもっと強ければ臨場感の高い味わいが際立っていたと思います！（この辺りに関してはお好みで魚粉を加えたり、醤油そのものをちょい足しして味を調整してみても良いかもしれません。）
食べてみた感想
一口食べてみると…素材の旨味を存分に活かしているんですけど惜しいですね！豚や鶏の旨味、そして煮干しの出汁も良いんですが、品良くまとまり過ぎているというか…存在感のある特徴が若干薄く、全体的なクオリティは高いものの、再現性に関しては今ひとつといった印象で、この仕上がりで税別348円は釣り合いが取れていないような気がします！
ただ、加圧加熱殺菌によるシャキッとしたメンマの仕上がりに関しては非常に良かったので、醤油感・それぞれの旨味などをもっと強調していればインパクト抜群な新潟の“燕三条系”がたっぷりと楽しめたと思われ、個人的にもこのジャンルは好みなので割と期待していたんですが、今ひとつ…というのが正直な感想です！美味しいは美味しいんですけどね…
そのため、新潟の“燕三条系”としては若干物足りないものの、安定感のある醤油スープが楽しめることに間違いなく、特に具材として使用されているレトルト仕様のメンマや豊富に使用された背脂のコクが相性良く馴染み、メリハリの付いたテイストが本格感のある太麺とともにボリューム感たっぷりと楽しめることでしょう！
麺について
麺は、ご覧の通り厚みもあり若干幅広・角刃のノンフライ麺が採用されていて、調理時間5分によってもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、ずしっとした密度感の高い本格的な仕上がりとなっていて、食べ応えに関しては申し分ありません！（ただ、麺の長さがマチマチという点が非常に気になるところ…）
そんな麺には…臭みのない豚や鶏の旨味に煮干しの出汁を合わせたキレの良い醤油スープがよく絡み、醤油ならではの旨味や背脂のコクなどが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の風味が後味良く抜けていきます！
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの焼豚が入っていて、カップ麺でよく見かける薄くカットされたチープな仕様ではありますが、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりでしたので、まずはスープとしっかり馴染ませながら食べ進め、後ほど本格感のある太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が楽しめるかと思われます！
また、こちらの加圧加熱殺菌によるシャキッとしたメンマは、レトルト仕様ならではの食感が再現されていて、コリコリを超えるシャキシャキ・ザクザクといった本格的な具材で、使用されている数も非常に多く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです！
さらにこちらの“玉ねぎ”は、長細くカットされていて、豊富に使用された背脂に紛れて見つけにくいんですが…時折感じるシャキシャキとした食感が心地良く、素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、上記のメンマとはまた異なるアクセントが加わっています！
そして、こちらの背脂は、今回の一杯にコクを引き立てているものの、背脂自体に脂っこさはなく、キレの良い醤油スープにちょうど良いまろやかさをプラスしており、個人的にはこの背脂もせっかくならレトルト仕様だともっと臨場感の高い仕上がりだったような気がします！これはちょっと惜しいですね…
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、やや小さめにカットされたことでシャキシャキ感こそありませんが、ちょうど良い薬味となったことで今回の醤油スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています！
スープについて
スープは、豚や鶏の旨味に煮干しの出汁を合わせ、豊富に使用された背脂がコクをプラス、まさに新潟の“ご当地ラーメン”のひとつ“燕三条背脂ラーメン（燕三条系）”を彷彿とさせる醤油スープに仕上がっているものの、全体的に品良くまとまり過ぎたことで…どことなく物足りなさを感じさせるテイストで、非常に美味しいんですが、価格帯を考慮するともう少し頑張ってほしかったところではあります！
ただ、当然美味しくないわけではなく、特に変なクセもありませんから、万人受けするとも言えるフレーバーであり、動物系の旨味が背脂とともにしっかりと下支えしたことで物足りなさといった感じもありませんし、そもそも最後まで飽きの来ない後味すっきりとした仕上がりなんですが、醤油そのものをちょい足しするとちょうど良いのかもしれません！
また、豚や鶏の旨味に関してはコクを引き立てる程度で、麺とメンマの仕上がりが非常に良かったため、やはり肝心のスープがもう少し抜きん出た仕様であれば完璧でしたね！とにかく“燕三条系”を上品にまとめたことによって特徴が全体的に控えめといった印象が強く、美味しい割に今ひとつとなってしまいます…（調理する際の熱湯は若干少なめでも良いでしょう！）
まとめ
今回「満足の極み 新潟背脂中華そば」を食べてみて、以前セブン-イレブン限定で登場した“満足の極み”第2弾として新潟の“ご当地ラーメン”のひとつ“燕三条背脂ラーメン（燕三条系）”の味わいをカップ麺に再現した一杯には…豚や鶏の旨味に煮干しの出汁を利かせ、豊富に使用した背脂によってコクがプラス、そこにレトルト仕様のシャキッとしたメンマや本格感のある角刃の太麺が食欲をしっかりと満たす食べ応え抜群な一杯となっていました！
ただ、どうしてもスープだけはもう少し頑張ってほしかったですね！非常に丁寧で美味しいんですが、どれもバランス良く馴染んでいたため、特別何かに際立っているわけでもなく、万人受けするとも言えるフレーバーでしたので、お好みによっては各種調味料や香辛料などで味を調整してみると、より一層満足度の高い味わいがじっくりと楽しめるのではないでしょうか？
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