「麺家いろは 富山ブラック」を食べてみました。(2019年3月11日発売・サンヨー食品)
この商品は、富山県の本店を中心に店舗展開し、さらには海外にまで出店している“富山ブラック”で人気のラーメン店「麺家いろは」の看板メニュー“富山ブラック黒醤油らーめん”を同店監修によって再現したカップ麺が登場です!
それも…チキンの旨味をベースに富山ブラックならではの真っ黒なスープが表現され、そこに何と煮干しや魚醤といった魚介の旨味がバランス良く融合されたことによって、意外にも塩分濃度はほどほどに、それにも増して旨味溢れる味わいが表現された一杯“麺家いろは 富山ブラック”となっております。(税抜き240円)
また、ご覧のようにこの“麺家いろは”は、“東京ラーメンショー”10年連続(2009〜2018年)最多出場店とのことで、人気・実力ともに兼ね備えたラーメン店のようですね!
そして、今回再現となった一杯には、魚醤・煮干しといった旨味が利いたことによって濃いめな醤油スープがさらに美味しく引き立ち、非常に濃いめな味わいが特徴的な“富山ブラック”とはまたひと味違った仕上がりには期待したいところ!!
一方、パッケージには“富山ブラック”といった商品名が大きく記載され、コントラスト抜群な富山ブラックならではの真っ黒く濃いめに仕上がったイメージが背景に掲載されているのが確認できますね!
そもそもこの醤油ベースのスープが非常に濃いめな味わいを想像させるわけですが…今回の「麺家いろは」の一杯は、魚醤・煮干しなどの魚介系の旨味を活かした仕上がりが特徴的とのことで、単純に濃いスープというわけではなく、チキンの旨味とともに仕上がったWスープが深みのある味わいとなって表現されているようです!
他にも特徴としては…ちぢれを付けた太めの麺が採用され、ノンフライ麺ならではのコシの強い食感がまた富山ブラックらしい濃いめのスープと相性抜群にマッチした仕上がりが楽しめるようですね!
シャープな飲み口が特徴的な富山ブラックならではの黒いスープには、確かに濃いめな味わいが表現されてはいるものの…それ以上にチキンや魚醤などの旨味がバランス良く融合され、黒胡椒の風味がちょうど良いアクセントとなったことで、最後まで飽きることなくじっくりと旨味を楽しめる仕上がりとなっていました!
これは特に、富山ブラックといった濃いめの味わいが好みの方はもちろん、後味すっきりとしたチキン・魚介といったWスープを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
麺家いろは 富山ブラック
今回ご紹介するカップ麺は、富山県の人気ラーメン店「麺家いろは」の看板メニューを再現したもので、濃いめに仕上がった富山ブラックに魚醤や煮干しといった魚介がバランス良く旨味として溶け込み、濃いめな仕上がりよりも旨味が増して楽しめる仕上がりとなった“麺家いろは 富山ブラック”となっています。
こういった真っ黒なスープが特徴的な“富山ブラック”は度々カップ麺にも登場していますが、ここ「麺家いろは」は魚介の旨味もふんだんに利かせたWスープが特徴的ということで、濃いめに仕上がった醤油スープには、想像以上に満足度の高い味わいが表現されているものと思われますので、この辺りには期待したいところではないでしょうか?
それでは、今回の“麺家いろは”のカップ麺がどれほど旨味がバランス良く表現されているのか?魚醤・煮干しの利かせ具合はもちろん、醤油スープの濃さなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り426kcal(めん・かやく310kcal / スープ116kcal)となっております。(塩分は6.3g)
カロリーは平均的といったところで、思ったほど高い数値ではないようで、塩分もまた若干高めではありますが、高すぎるというわけでもなさそうです!
ちなみに1食116g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープに占める割合が思っていた以上に高めとなっているようで、しっかりとチキンなど動物系の旨味が利いていることを思わせますね!
それ以外にも、“魚醤を使用していますので、〜”といった注意書きがしっかりと記載されていますね!これが富山ブラックとどう融合されているのか気になるところ。。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や香味食用油をはじめ…
- チキンエキス
- 鶏脂
- 煮干しエキス
- 豚脂
- 野菜エキス
- 魚醤(魚介系)
- ポークエキス
- 香辛料
- 煮干いわし粉末
- かつお節粉末
- 昆布エキス
といった、富山ブラックらしい濃いめに仕上がった醤油スープにはチキンエキス以外にもポークなどの動物系の旨味がベースとなり、そこに魚醤や煮干しなどの魚介系の旨味がバランス良く表現されたことで、単純に濃いだけのスープではなく旨味も存分に楽しめる味わいを想像させる材料が並びます。
JANコード 4901734036944 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、植物油脂、食塩、大豆食物繊維、粉末卵)、スープ(しょうゆ、香味食用油、チキンエキス、鶏脂、食塩、煮干しエキス、豚脂、糖類、野菜エキス、酵母エキス、たん白加水分解物、魚醤(魚介類)、発酵調味料、ポークエキス、香辛料、煮干いわし粉末、かつお節粉末、昆布エキス)、かやく(チャーシュー、こしょう、メンマ、のり、ねぎ)/加工でん粉、カラメル色素、酒精、調味料(アミノ酸等)、香料、レシチン、クチナシ色素、かんすい、増粘剤(キサンタン)、酸味料、甘味料(カンゾウ)、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・さば・大豆・鶏肉・豚肉・魚醤(魚介類)を含む)
栄養成分表示 [1食 (116g) 当たり]
熱量 426kcal たんぱく質 10.1g 脂質 16.0g 炭水化物 60.5g 食塩相当量 6.3g
めん・かやく: 1.8g
スープ: 4.5gビタミンB1 0.34mg ビタミンB2 0.59mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやく、あといれ液体スープ、焼のりといった3つの調味料などが入っています。
また、麺はご覧の通りやや太めのノンフライ仕様ということで、黄色味がかかったちぢれ麺のようで、強いコシと張りのある食感が楽しめそうな麺が採用されているようですね!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- チャーシュー
- こしょう
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
先ほどの麺がふっくらとした仕上がりとなり、しっかりとしたコシだけでなく、ほどよい弾力のある食感なんかもありそうです!
そのため、旨味溢れる濃いめの醤油スープだけでなく、思った以上に強い食べ応えなんかもありそうな一杯…といった印象の出来上がりです。
そして、今回の液体スープは麺を先にほぐすタイプのようなので、軽く麺をほぐしていきましょう!
ぉお…!けっこう一本一本が存在感のある仕上がりとなっていますね!!これは強い歯応えが楽しめそうな麺!!
では、ここに先ほどの液体スープを注いでいきます!
すると…富山ブラックらしい旨味が凝縮されたと思われる濃いめの黒いスープとなっていて、ほのかに魚醤といった魚介の旨味が伝わってくる風味が確認できますね!
また、この液体スープにはチキンやポークといった脂もしっかりと含んでいるようで、旨味を引き立てるかのように上質なスープが表面に広がっていきます!これは期待以上。。
では、よーくかき混ぜて最後に先ほどの“焼のり”を添えて完成です。
そしてスープが全体に馴染むと…富山ブラックらしい黒く濃いめな醤油スープに仕上がり、そんな中スープの表面にはチキンやポークといった動物系の旨味と思われる上質な油分が広がり、キレのある醤油スープには旨味溢れる味わいが表現されていることを想像させます!
そして、魚醤や煮干しなどの魚介の旨味なんかも使用しているせいか、風味からもそういった香りが確認できますね!
それによって、想像していた富山ブラックの味わいよりもさらに旨味が増しているようにも感じられ、“海の幸薫る富山ブラック”といったイメージ通りの仕上がりのようです!
食べてみた感想
一口食べてみると…富山ブラックならではの黒胡椒が利いたシャープな飲み口のすぐ後からは、醤油のコクがチキンなどの旨味によって美味しく引き立った味わいとなって押し寄せてきますね!
さらに、魚醤や煮干しといった魚介の旨味もしっかりと利いていることが伝わってくるようで、後味に残る魚介の旨味がクセになりそうな味わいとなってバランス良く表現されているようです!
麺について
麺は、ご覧の通り強い歯応えすら感じさせるコシが心地良く、このほんのりと“ちぢれ”を付けたことによってスープもよく絡み、すすり心地の良さからは魚介の旨味・風味なんかも引き立って感じられます!
そんな太めに仕上がった麺には、濃いめな醤油スープにチキンや魚介といった旨味溢れる味わい深いスープがよく絡み、一口ずつに黒胡椒によるスパイスの利いた旨味が口に広がっていき、魚醤特有の風味が後味良く抜けていきます!
また、スープにしっかりと浸した“焼のり”を麺に巻いて食べてみると…海苔ならではの磯の風味が加わり、魚介の旨味なんかも利いた醤油スープがさらに旨味を増して楽しむことができます!これはちょっと追加しても良いかもしれませんね!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのチャーシューが入っていて、カップ麺らしく小さめ・薄めといった仕様となっているため、単体で楽しむというよりも旨味溢れるスープや麺と一緒に絡めて食べてみると、さらに美味しく味わえるかと思われます!
また、こちらのメンマもやや小ぶりではありますが…コリコリとしたほどよい食感が表現された仕上がりとなっていて、今回のような濃いめな醤油スープとも相性抜群です!
スープについて
スープは、ご覧のように非常に濃いめな色をしているせいか…濃いめ・しょっぱめな味わいを想像するかもしれませんが、塩分濃度は意外にもほどほどといったところで、それよりも魚醤や煮干しなどの旨味溢れる味わいがスープに溶け込み、その味を引き立てるかのようにチキンなどの動物系の旨味が引き立てています!
それによって想像以上にコク深く感じられ、“富山ブラック”らしさのひとつ黒胡椒もしっかりと利いているため、味にキリッとした締まりがプラスされ、これがまた全体のバランスをうまく調和しているようにも感じられますね!
そのため、よく知る“富山ブラック”は非常に濃いめに仕上がっていて、そこに黒胡椒が強調されたことによって非常にすっきりとしたスープなんですが、今回の“麺屋いろは”の仕上がりは、さらに魚介のダシが利いている点が特徴的で、これによって塩分濃度がちょうど良く、最後まで決して飲み飽きることのないスープに感じられるのでしょう!
今回の仕上がりは、魚醤などの旨味が非常にうまく活かされた濃厚なスープではありましたが、スープの濃さが気になるという方はお湯の量で少し調整してみても良いかもしれません!または、より“富山ブラック”らしさを楽しみたい場合は黒胡椒を追加しても良いでしょう!
まとめ
今回「麺家いろは 富山ブラック」を食べてみて、ベースとなるスープにはチキンなどの動物系の旨味以外にも、富山ブラックでは珍しくも感じられる魚醤や煮干しといった魚介の旨味が活かされ、そういったWスープによってしょっぱすぎず最後まで濃厚な旨味を楽しめる深みのある仕上がりとなっていました!
こういった濃いめでありながらも旨味溢れる仕上がりは飽きませんね!再現度のほどは定かではありませんが…黒胡椒の利いたキレのある“富山ブラック”らしい濃いめなスープながら、チキンや魚介の旨味を抽出したかのような美味しさは非常にバランス良く最後までじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
この記事を読んだあなたにおすすめ!