「函館麺厨房あじさい コーン塩拉麺」を食べてみました。(2025年7月8日発売・東洋水産/ファミリーマート限定)
この商品は、函館の老舗有名店“函館麺厨房あじさい”の看板メニュー“味彩塩拉麺(あじさいしおらーめん)”のコーントッピングをカップ麺に再現したもので、チキンとポークの旨味を利かせた淡麗系の塩スープに魚介出汁をバランス良く加え、豊富なコーンや角刃の中細麺が絶妙にマッチした味わい深い一杯、“函館麺厨房あじさい コーン塩拉麺”となっております!(値段:税別267円)
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入

ご覧の通りパッケージには、“あっさりとしながらも深みのある塩味スープ!”と記載され、その背景には、チキンとポークをベースに魚介系の旨味をバランス良く合わせた塩味の淡麗スープに中細麺や各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…コーン・味付豚肉・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は角刃の中細フライ仕様で、細めながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、チキンとポークをベースに昆布など魚介系の旨味を利かせた深みのある味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
透明度の高い澄んだ塩スープにはチキンやポークの旨味が溶け込んでいるものの、コーンの甘みが美味しさそのものを損ない…本来の味が引き立っていない辺りで賛否分かれそうな一杯となっていました!
「函館麺厨房あじさい コーン塩拉麺」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り467kcal(めん・かやく376kcal / スープ91kcal)となっております。(塩分は6.9g)
カロリーは、チキンやポークをベースにしているとは言え…あっさりとした塩スープということもあってやや低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり101g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには植物油や食塩をはじめ…
- 香味油脂
- チキンエキス
- 香辛料
- 魚介エキス
- しょうゆ
- ポークエキス
- こんぶエキス
- 粉末野菜
といったチキンとポークをベースに昆布など魚介系の旨味を合わせたことで透明感のある塩スープに仕上げ、豊富に使用されたコーンからも旨味・甘みが滲み出す深みのある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:株式会社酒悦 房総工場(千葉県)

JANコード | 4901990381314 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、卵白)、添付調味料(植物油、食塩、香味油脂、チキンエキス、香辛料、たん白加水分解物、魚介エキス、しょうゆ、ポークエキス、砂糖、こんぶエキス、野菜粉末)、かやく(コーン、味付豚肉、メンマ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、カラメル色素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (101g) 当たり]
熱量 | 467kcal |
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たんぱく質 | 11.4g |
脂質 | 23.7g |
炭水化物 | 53.5g 糖質:50.6g 食物繊維:2.9g |
食塩相当量 | 6.9g めん・かやく: 2.5g スープ: 4.4g |
ビタミンB1 | 0.43mg |
ビタミンB2 | 0.33mg |
カルシウム | 170mg |
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています!

そして具材には…
- コーン
- 味付豚肉
- メンマ
- ねぎ
が入っています!

さらに麺は、角刃の中細フライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量70gとボリューム的にも申し分ありません!

調理してみた
では熱湯を注ぎ2分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりがこちら!

続いて特製油を加えてよーくかき混ぜていきます!
そして全体が馴染むと、老舗有名店“函館麺厨房あじさい”らしい淡麗系の塩スープにコーンの風味が広がっていき、あっさりとした中にも深みのある一杯…といった印象の出来上がりです!

「函館麺厨房あじさい コーン塩拉麺」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…塩味らしくあっさりとした中にも魚介の旨味やコクがあるんですが、コーンならではの甘みが本来の美味しさを損ない、ちょっと賛否分かれるような仕上がりとなっています!
そのため、物足りなさといった感じはないんですが、全体のまとまりは個人的にそこまで良くないかな?といった印象が強く、函館の代表格“函館麺厨房あじさい”ならではの味わいが楽しめるとは思えません!
また、チキンやポークの旨味によってちょうど良いコクがプラスされ、魚介の旨味そのものを下支えしているようにも感じられるものの、この辺に関してはコーンのトッピングが好みの方ならハマるフレーバーと言えるでしょう!
麺について
麺は、すすり心地の良い角刃の中細フライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを兼ね備え、麺量70gとボリューム的にも申し分ありません!
そんな麺には…チキンとポークをベースに魚介の旨味をバランス良く合わせた淡麗系の塩スープがよく絡み、あっさりとした中にもじんわりと染み渡る味わいやコーンの甘みが口いっぱいに広がっていき、ふんわりと香る出汁の風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、小さくカットされた味付豚肉が入っていて、サイズはさておき…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、こちらのメンマは、やや小ぶりながらもコリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けや素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!

そして豊富に使用されたコーンは、素材本来の甘みが風味とともにしっかりと溶け出し、個人的には相性の悪い具材にも感じられるんですが、観光客向けの味とも言えるでしょう!

他にも大きめにカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキとした食感が心地良く、ちょっとした薬味として今回の塩スープを美味しく引き立てています!

スープについて
スープは、透明度の高い淡麗系ながらもチキンやポークによって深み・コクがあり、さり気なく動物系×魚介系のWスープ仕様によって複雑・繊細な味わいで、コーンの甘みだけがっ気になるところ!
そして、昆布など魚介の旨味だけが主張しているわけではなく、クセのない動物系の旨味とバランス良く融合し、万人受けするかのような安定感のある塩スープを再現、あとはコーンの甘みが好き嫌いはっきり分かれると思います!

まとめ
今回の「函館麺厨房あじさい コーン塩拉麺」は…素材の旨味をうまく活かしたことで透明度の高い塩スープに仕上げ、豊富に使用されたコーンの甘みが本来の美味しさを損なってしまい、やや賛否ありそうな一杯となっていました!
やはり函館と言えば…あっさり系の塩ラーメンといったイメージが強いんですが、今回のフレーバーに関してはコーンの存在感が強過ぎていたため、コーン好きにはたまらない仕上がりと言えるのではないでしょうか?
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