「サッポロ一番 札幌ラーメンみそ吟監修 味噌バター風コーンラーメン」名物をカップ麺に再現?

「サッポロ一番 札幌ラーメンみそ吟監修 味噌バター風コーンラーメン」を食べてみました。(2025年12月9日発売・サンヨー食品/ローソン限定)
この商品は、札幌に本店を置くラーメンチェーン店“札幌ラーメン みそ吟(みそぎん)”の名物メニュー“味噌バターコーンラーメン”をカップ麺に再現したもので、赤味噌のコクとバターの風味を利かせ、たっぷりのコーンと弾力のある中太フライ麺が相性良くマッチした一杯、“サッポロ一番 札幌ラーメンみそ吟監修 味噌バター風コーンラーメン”となっております。(値段:税別267円)
※売っている場所:今回はローソンで購入

ご覧の通り容器側面には“美味しい味噌がここにはある”と記載され、その背景には鶏の旨味に赤味噌をブレンドしたスープに具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…シンプルにコーンのみ使用されているようです!(前作より50%増量とのこと。)

他にも特徴として…麺は若干幅広で“ちぢれ”を付けた中太フライ仕様で、赤味噌のコクとバターの風味を利かせた昔風の味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
味噌とチキンの旨味を利かせた昔ながらの味噌スープは…観光客用のラーメン店らしい素朴な仕上がりで、あっさりとした味噌バターコーンラーメンを再現、そこに若干幅広で弾力のある中太麺が食欲を満たす食べ応え抜群な一杯となっていました!
「サッポロ一番 札幌ラーメンみそ吟監修 味噌バター風コーンラーメン」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り451kcal(めん・かやく361kcal / スープ90kcal)となっております。(塩分は5.4g)
カロリーは、味噌やチキンをベースに香味野菜の旨味やバターの風味を利かせたシンプルな味噌スープらしくやや低めな数値のようで、塩分もこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり101g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“みそ”や豚脂をはじめ…
- 食塩
- 植物油脂
- チキン調味料
- 香辛料
- クリーミングパウダー
- たまねぎ加工品
といった、赤味噌のコクに香味野菜の旨味やバターの風味を利かせたことで後味の良さが際立ち、具材に使用されたコーンから甘みが滲み出し、観光客向けの定番とも言えるシンプルで素朴な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:大平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)

| JANコード | 4901734061021 |
|---|
原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、粉末卵)、スープ(みそ、糖類、豚脂、食塩、植物油脂、チキン調味料、香辛料、クリーミングパウダー、酵母エキス、たまねぎ加工品、たん白加水分解物)、かやく(コーン)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸カルシウム、増粘多糖類、カラメル色素、かんすい、微粒二酸化ケイ素、クチナシ色素、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (101g) 当たり]
| 熱量 | 451kcal |
|---|---|
| たん白質 | 9.3g |
| 脂質 | 18.1g |
| 炭水化物 | 62.8g |
| 食塩相当量 | 5.4g めん・かやく:1.8g スープ:3.6g |
| ビタミンB1 | 0.38mg |
| ビタミンB2 | 0.34mg |
| カルシウム | 157mg |
開封してみた
フタを開けてみると、粉末フープなどがすでに入っていて、フタの上には“仕上げの小袋”と記載された調味料が別添されています!

また、かやくには…シンプルにコーンのみ入っています!

さらに麺は、若干幅広で“ちぢれ”を付けた中太フライ仕様で、札幌ラーメンらしいプリッとした強いコシを再現し、麺量も70gとボリューム感に関しても申し分ありません!

調理してみた
ではまず熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!

続いて“仕上げの小袋”を加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと…赤味噌やチキンの旨味に香味野菜やバターの風味が利いているものの、非常にサラッとした状態で動物系の脂・こってり感がなく、これぞ昔ながらの味噌ラーメンといった感じです!

「サッポロ一番 札幌ラーメンみそ吟監修 味噌バター風コーンラーメン」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…鶏ガラにブレンドした赤味噌や香味野菜の旨味などを合わせた味を再現しているだけあって非常に素朴でコクや旨味に乏しく、バターの甘み・まろやかさ、さらに具材として豊富にコーンが加わったことで昔ながらの味わいとなっています!
そのため、もっと動物系の旨味を活かした良い意味でのギトギトとした脂っこさがあった方が味噌ダレも引き立っていたようにも感じられたため、やはり観光客向けのテイストといった印象で、正直“まずい…”と思う方も多いかもしれません!
ただ、これはこれで“みそ吟”の味を再現しているのでしょうがないんでしょうけど、札幌ラーメンの味噌で人気の味と比較するとかなり肩透かしを食らう一品で、そもそも地元の方は行かないラーメン店です!
麺について
麺は、若干幅広で“ちぢれ”を付けた丸刃の中太フライ仕様で、つるっと滑らかな食感や噛み応えのあるコシを併せ持ち、麺量70gとボリューム的にも申し分ありません!
そんな麺には、赤味噌やチキンの旨味に香味野菜やバターの風味を利かせた後味の良い味噌スープがよく絡み、赤味噌のコクや旨味などが口いっぱいに広がっていき、バター特有の風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、とは言っても増量されたコーンのみとなっているんですが、じっくりと味わってみると…やはり素材本来の甘みが感じられ、それによって今回の味噌スープも甘みが際立っているようです!

スープについて
スープは、赤味噌やチキンをベースにしたことでこってり感やコクといった感じは一切なく、サラッとした後味の良い昔ながらの味わいに際立ち、具材に使用されたコーンからも甘みが滲み出し、昨今の“札幌ラーメン”とは言い難い素朴な仕上がりとなっています!
そのため、どこか物足りなさを感じさせる味噌スープで…塩気はあるんですが、コーンの甘みもあるというチグハグな構成で、好き嫌いがはっきりと分かれるフレーバーに間違いありません!

まとめ
今回の「サッポロ一番 札幌ラーメンみそ吟監修 味噌バター風コーンラーメン」は…赤味噌やチキンに香味野菜やバター風味を合わせた昔ながらの素朴なスープに仕上げ、具材のコーンや弾力のある中太フライ麺が相性良くマッチしたボリューム感のある一品となっていました!
ただ、“みそ吟”の味わいを再現したカップ麺は昔ながらの懐かしいテイストで、濃厚感やこってり感もなく後味すっきりとした仕上がりでしたので、最近の味噌ラーメンというわけではなく…あっさり系の味が好みの方におすすめの一杯と言えるのではないでしょうか?
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