「マルちゃん 大島 味噌ラーメン」を食べてみました。(2019年3月25日発売/2022年2月7日リニューアル発売・東洋水産)
この商品は、東京・船堀の超人気ラーメン店「大島」の看板メニューの味わいを店主である“大島 剛史”氏監修によってカップ麺に再現したもので、ポークをベースにコク深く厚みのあるスープに生姜や“にんにく”を利かせたことで…いわゆる札幌ならではの濃厚な味噌ラーメンを思わせるスパイシーな一杯に仕上がった“マルちゃん 大島 味噌ラーメン”となっております。(税抜き210円)
ちなみにこの一杯は連日行列を作る有名店だけあって「TRYラーメン大賞2014-19」の“名店部門 みそ”でなんと1位を5連覇達成したとのことで、人気・実力ともに兼ね備えた確かな味わいが再現されているものと思われます!
また、この“大島”と言えば…札幌の超人気ラーメン店「すみれ」で12年もの修行経験を持ち、さらに数少ない正式な暖簾分けとしても知られていて、濃厚かつスパイシーな味噌スープが踏襲された“こってり好き”にも納得の仕上がりに期待したいところ!
一方こちらには“大島”の実店舗写真なんかも掲載されていて、ここに写っている暖簾にしっかりと“すみれ”のロゴが確認できますね!(現在正式な暖簾分けは“大島”含め計4店)
そして、その気になる特徴としては…濃厚さを表現するために豚骨の旨味をしっかりと利かせ、さらに“にんにく”や生姜といった飽きの来ない香味野菜の旨味がクセになる味わいを表現し、そこに山椒や唐辛子によるピリッと締まるスパイシーな香辛料が後引く美味しさを引き立てるバランスの良い濃厚味噌スープに仕上がっているようです!
それから、こちらのパッケージにも“生姜やニンニクを利かせた、濃厚札幌味噌ラーメン!”と記載されているように、札幌ラーメン特有の濃厚でありながらも後引く旨味がアクセントに利いていることを思わせますね!
他にも特徴として…麺にはしっかりとした食べ応えを感じさせる丸刃の太麺が採用され、“大島”実店舗で使用されている森住製麺ならではの強いコシと弾力ある食感をうまく再現し、濃厚な味噌スープに美味しくマッチした仕上がりのようです!
比較的落ち着いた上品にも感じられる豚骨の旨味がベースとなったことで、スープにはコク深い札幌味噌ラーメンならではの濃厚さが表現され、そこに生姜や“にんにく”が利いたことでクセになる旨味が心地良く、さらに山椒などの香辛料が利いたことで最後まで飽きの来ない後味すっきりとした抜けの良い一杯となっていました!
これは特に、豚骨ベースの濃厚かつ香味野菜の利いたスパイシーな味わいを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は2020年3月9日に再発売され、2022年2月7日には装い新たにリニューアル発売されています!
マルちゃん 大島 味噌ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、東京・船堀の人気ラーメン店“大島”の看板メニュー“味噌”の味わいを再現したもので、札幌での修行経験を持つだけあって濃厚な味噌スープに山椒などのスパイシーな香辛料が食欲そそる一杯“マルちゃん 大島 味噌ラーメン”となっています。
ご覧の通り、パッケージには札幌の名店“すみれ”で12年もの修行を積んだという“大島 剛史”氏の写真なんかも掲載されていて…実にラーメン一筋といった謙虚さ・真面目な姿勢が伝わってくるようです!
また、こちらにはポークをベースに味噌ならではのキレのある口当たりとコク深い濃厚な仕上がりイメージなんかも確認できるますが、これを見る限りそこまで脂っこさはないようで、むしろ上品にも感じられる丁寧な処理による旨味が濃厚なスープに相性良く溶け込んでいるようにも見えます!
そしてこの“大島”、札幌の“すみれ”をご存知の方ならその味わいがどういったものなのかおわかりいただけるかと思いますが、濃厚でありながらも生姜によって後味すっきりと感じさせ、さらにほんのりと利いた山椒がまたスパイシーなアクセントになっていて美味しいんですよね!その味わいがどこまでカップ麺に再現されているのか気になるところ。。
それでは、今回の“大島”の看板メニュー“味噌”を再現した一杯がどこまで濃厚な仕上がりとなっているのか?ポークの利かせ具合や山椒などの香辛料とのバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り498kcal(めん・かやく363kcal / スープ135kcal)となっております。(塩分は7.0g)
濃厚な味噌スープというだけあってカロリーはやや高めな数値のようで、塩分もまた同じくかなり高めな数値のようですね!
ちなみに1食当たり111g、麺の量は80gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープに占める割合がやや高めということもあり、やはり札幌ラーメンならではの濃厚味噌を思わせますね!これは期待できそうです!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“みそ”や香味油脂をはじめ…
- 香辛料
- 植物油
- ポークエキス
- 粉末野菜
- 豚脂
といった、豚骨の旨味をベースに濃厚な味噌スープを表現し、そこに生姜や“にんにく”といった香味野菜の旨味が相性良く溶け込み、さらに山椒や唐辛子といった香辛料が後引く旨味・アクセントとなったスパイシーな味わいを想像させる材料が並びます。
JANコード 4901990362917 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、卵白)、添付調味料(みそ、香味油脂、香辛料、食塩、植物油、ポークエキス、砂糖、粉末野菜、豚脂、発酵調味料、たん白加水分解物)、かやく(味付挽肉、たまねぎ、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (111g) 当たり]
熱量 498kcal たん白質 11.4g 脂質 22.3g 炭水化物 63.0g 食塩相当量 7.0g
めん・かやく: 2.8g
スープ: 4.2gビタミンB1 0.46mg ビタミンB2 0.51mg カルシウム 211mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています。
そして、具材には…
- 味付挽肉
- たまねぎ
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
このサイズのカップ麺としては…具材の量が豊富に使用されているようにも見えますね!
また、麺はご覧の通り若干幅広にも見え、丸刃のつるっと食感なめらかな食べ応え抜群な太い油揚げ麺が採用されているようです!
調理してみた
続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
ほどよくお湯を吸っていることからもすでに濃厚な仕上がりを思わせ、まさにこってり感と後味すっきりとしたキレとスパイシーさがバランス良く仕上がった満足度の高い一杯…といった印象の出来上がりです。
そしてここに先ほどの特製油を注いでいきます!
こちらは調理中にフタの上で温めておきましたが、非常に透明感のあるさらっとした油となっていて、これによって“大島”ならではのスープ表面に浮かぶラードの層なんかを表現しているのでしょうか?ポークの旨味をさらに引き立てる油分が香り良く広がっていきます!
そのため、見た目はほとんど変わりありませんが…スープ表面にはしっかりと層となった透明な油分が確認できます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
スープが全体に馴染むと…先ほどの特製油がポークとうまく調和され、食欲そそる上質な旨味としてスープ表面に確認できます!
これによって、“大島”らしいこってり感と旨味を表現しているものと思われ、風味にはやや味噌感が強めといったところでしょうか?味噌ならではのキレのある口当たりが濃厚な旨味とバランス良くも感じられる絶妙な一杯に仕上がっているようです!
また、この具材にたっぷりと使用された味付挽肉からも良い旨味が滲み出しているようにも見え、これがまたさらに濃厚な味噌スープを美味しく引き立て、旨味溢れる“大島”の看板メニュー“味噌”をカップ麺に再現しているものと思われます!
食べてみた感想
一口食べてみると…ポークがしっかりと利いたことで濃厚さは確かに表現されてはいますが、個人的にはかなり落ち着いた旨味にも感じられる仕上がりのようで、非常に上品な脂っこさが味噌スープに溶け込んでいますね!
そのため、香味野菜の旨味が若干際立っているようにも感じられ、山椒や唐辛子などの香辛料も後押ししたことによって、飽きの来ない後味すっきりとしたスパイシーな香りが印象的といったところ!
また、具材にたっぷりと使用された玉ねぎのシャキシャキとした食感が濃厚な味噌スープに対してメリハリとなり、それによって濃厚さがうまく調和されているこのバランスはまさに札幌味噌ラーメンの特徴をうまく表現していると言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通りかなり太めで厚みのある仕上がりとなっていて、ちょうど良い弾力とコシがあり、このほどよい“ちぢれ”によってスープも絡みやすく、濃厚な味噌スープに負けじと強い食感・食べ応えを感じさせる存在感のある麺となっています!
そんな麺には…今回ポークをベースにスパイシーかつ香味野菜の旨味を利かせた濃厚な味噌スープがよく絡み、一口ずつに上質な味わいが口に広がっていき、山椒による風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付挽肉が入っていて、挽肉という割にサイズもやや大きめで使用されている数も多く、噛むとしっかりと肉の旨味が滲み出てくる美味しい具材となっています!
ちなみに、“すみれ”でもこういった挽肉がふんだんに使用されているんですが、恐らく東京の“大島”でも同じくこの挽肉が濃厚なスープを引き立てる相性の良い具材として提供されていると思われ、食べはじめにスープ底に沈めておくことで、食べ進めていくに連れて旨味が増して楽しめるのではないでしょうか?
また、こちらのメンマは、やや小ぶりではありますが…コリコリとした食感がしっかりと表現され、濃厚な味噌スープとも相性抜群な具材としてさりげなく添えられています!
そして、こちらの臭みのない玉ねぎは、シャキシャキとして食感がたまらなく、これによって濃厚な味噌スープにちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようです!
スープについて
スープは、ポークをベースに濃厚な味噌スープが表現されてはいますが、決して油っこい濃厚さというわけではなく、全く臭みもない上質な旨味というんでしょうか?“にんにく”や生姜が利いたことでポークの旨味をしっかりと楽しめる味わい深いバランスに仕上がっています!
また、別添された特製油を加えることによってスープ表面には実店舗のようなラードの層がポークの旨味とともに浮き、それによって熱々のスープをじっくりと楽しめる“大島”ならではの楽しみ方なんかもカップ麺に再現されているようですね!
そして、山椒や唐辛子といったアクセントとなる香辛料については、あくまで後味すっきりと感じさせるキレの良さを加える程度となっていて、もちろん味を損なうこともなく、さりげなく味に締まりと風味の良さを表現しているようです!
ちなみにこの味噌感は風味ほど強くはなく、素材の旨味を活かした濃厚さに仕上がったことで、納得のいく美味しさが楽しめる一杯と言えるでしょう!
ただ強いて言えば…先ほどもお伝えした通りややおとなしめにも感じられるため、個人的にはもう少しポークが荒々しく利かせた方が味噌ならではのコクなんかもさらに引き立って楽しめたような気はしますね!
ということで、一味や“おろしにんにく”なんかを追加してみます!
…すると濃厚な味噌スープがさらにメリハリが付き、ポークの旨味なんかも引き立って感じられますね!
このように、今回の“大島 味噌ラーメン”は丁寧に処理されたかのようなポークの旨味が上品に味噌スープに溶け込んでいたため、お好みによっては一味や“おろしにんにく”、さらに“おろし生姜”なんかを加えてみても良いかもしれません!
※実店舗では“おろし生姜”がチャーシューの上に添えられています。
まとめ
今回「マルちゃん 大島 味噌ラーメン」を食べてみて、ポークを利かせた濃厚な味噌スープに生姜や“にんにく”を利かせたことで、クセになる旨味や後味すっきりと感じさせる爽やかさが心地良く、そこに香辛料として山椒や唐辛子を加えたことによるスパイシーな風味が絶妙なアクセントとなって最後までじっくりと濃厚な味わいを楽しめる仕上がりとなっていました!
もちろん実店舗と比べると再現性としてはカップ麺ならではといったところではありますが、気軽に札幌ラーメンらしいポークをベースとした濃厚スパイシーな味噌テイストを楽しめるのは嬉しいところではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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