「ペヤング ソースやきそば レターパッケージ」を食べてみました。(2024年2月5日発売・まるか食品)
この商品は、受験・新生活など友人や家族にメッセージを送る際にペヤングの商品を添えて気持ちを伝えられるように…という思いを込めて発売されたもので、ウスターソースをベースにビーフの旨味を利かせたことによって鉄板で焼いたような焼そばソースに仕上げ、そこにラードを使用した油で揚げたすすり心地の良い中細麺が相性良くマッチした安定感のある一杯、“ペヤング ソースやきそば レターパッケージ”となっております。(値段:税別193円)
ご覧の通り、パッケージには“ペヤング ソースやきそば”のパッケージデザインを元に新生活を思わせる桜をあしらい、通年扱いされているレギュラー商品の味わいはそのままに、具材にはキャベツの他にいつもの味付け鶏挽肉ではなくコーン・人参を使用したことで彩りの良さをプラス、見た目からも華やかさをイメージ付けるこの時期限定フレーバーのようですね!
※“ふりかけ”には“ごま”・アオサ・紅生姜が使用されています。
一方パッケージにはメッセージを書き込むスペースがあり、こちらに気持ちを書いて友人や家族に渡すわけですね!…というか実際この通りペヤングを渡す人がいるのか若干微妙なところではありますが、“ペヤング”らしいというか、従来の美味しさをそのまま流用して具材を若干変更して“メッセージを添えて気持ちを伝える”といった遊び心のある商品ですから、何となく出荷数も少ないような気もします…!(文字を書きやすいように部分的に工夫しているのかと思ったら通常の外装フィルム:PPでした。)
他にも特徴として…麺は“ペヤング”シリーズらしいラードを使用した油で揚げた麺が採用され、それによってラードの旨味や食欲そそる香ばしさが広がっていき、食べ慣れたウスターソースやビーフを利かせた安定感のある焼そばソースとともにじっくりと風味豊かな味わいが楽しめるというわけです!
原材料に記載されている材料はお馴染み“ペヤング ソースやきそば”と全く同じなんですが…具材が若干異なることで見た目としての彩りが非常に良く、後味すっきりとした味わいにシャキシャキとした食感のキャベツがちょうど良いアクセントとなり、味付け挽肉が使用されていない分いつもより若干ヘルシーにも感じられ、食べ慣れ親しんだテイストがじっくりと味わえる定番の一杯となっていました!
ペヤング ソースやきそば レターパッケージ
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、友人や家族にメッセージを送る際にペヤングの商品を添えて気持ちを伝えられるようにという思いを込めて考案され、通年扱いされている“ペヤング ソースやきそば”の味はそのままに…具材を若干変更、さらにパッケージにはメッセージを書き込む箇所があり、まさに季節限定品らしい安定感のある一杯、“ペヤング ソースやきそば レターパッケージ”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ちなみに“ペヤング”シリーズとしては、“ペヤング 煮干し油そば(2023年12月4日発売)”や“ペヤング 辛いやきそば チーズ味(2024年1月22日発売)”以来の登場で、今回は“ディアーヌードル”のの新規フレーバー“カレー味”も同時発売されています!(最近の“ペヤング”は発売の頻度がかなり鈍化しています…)
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も様々なフレーバーが登場したように発売49年を迎える2024年にも期待したいところ!
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年(昭和50年)3月に発売されました。
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです!
それでは、今回の“ペヤング ソースやきそば レターパッケージ”がどれほどウスターソースをベースにビーフの旨味を利かせたお馴染みの焼そばソースに仕上がっているのか?具材に使用された各種野菜、“ふりかけ”に含まれるアオサの風味や紅生姜との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもラードを使用した油で揚げた香ばしい中細フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り552kcalとなっております。(塩分は4.1g)
※参考までに“ペヤング ソースやきそば”は、1食当たり120g・544kcal・3.6g
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)ということもあって、割と高めな数値のようですが、一方で塩分は低めとなっています。
ちなみに1食当たり121g、麺の量は90gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、ウスターソースや糖類をはじめ…
- 食塩
- 香味油
- ビーフエキス
- 香辛料
- ビーフ風味調味料
といった、レギュラー商品の“ペヤング ソースやきそば”と全く同じ順序と表記によって、あの慣れ親しんだビーフの旨味にほんのりウスターソースの酸味が心地良い最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 本社工場(群馬県)
また、麺の項目には、こちらもお馴染み“ラード”といった材料がしっかりと確認できますね!これによってラード特有の香ばしさや旨味がソースと相性良く馴染み、旨味を一層引き立てるため、この辺りに関しては安定感のある味わいに期待できそうです!
JANコード 49 02885 01040 1 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、香味油、ビーフエキス、香辛料、ビーフ風味調味料)、かやく(キャベツ、コーン、にんじん、ごま、香辛料、アオサ、紅生姜)/カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(グァーガム)、酸味料、かんすい、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB₂、(一部に小麦・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
栄養成分表示 [1食 (121g) 当たり]
熱量 552kcal たんぱく質 8.5g 脂質 27.6g 炭水化物 67.5g 食塩相当量 4.1g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、ソース、“ふりかけ”とスパイスが一緒になった4種類の調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特にソースはレギュラー商品と同等の仕様というだけあって非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り、“ペヤング”シリーズならではのラードを使用した油で揚げた割と細めの中細麺が今回も同じく採用されており、香ばしく風味豊かな味わいがレギュラーサイズでじっくりと楽しめそうです!
調理してみた
ではまず、“かやく”を入れてみます。
そして、具材には…
- キャベツ
- コーン
- にんじん
が入っています。
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
調理時間3分で湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されているソースや“ふりかけ”・スパイスを加える前の状態ではありますが、ウスターソースをベースにビーフの旨味を利かせたお馴染み“ペヤング ソースやきそば”ならではの香ばしい風味が広がる定番の一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに先ほどのソースを注いでいきます!
すると…見た通り非常にサラッとした状態となっていて、ほどよく利かせたビーフの旨味が麺から立ち上る香ばしさと絶妙にマッチし、まず間違いない安定感があります!
では、よーくかき混ぜていきましょう!
そしてソースが全体に馴染み、別添されている“ふりかけ”とスパイスを加えて完成となります!そして具材にはキャベツの他にコーンと人参が使用されたことで通常の“ペヤング ソースやきそば”と比較して彩りが良いですね!ただ、ソース自体全く同じテイストなので、メッセージを伝える際にペヤングも一緒に添えるといったメーカーらしい限定品と言えます!
そのため、パッケージを剥がしてしまうと通常の商品と全く同じなので、個人的にはもう少し変化が欲しかったところではありますが、いつもとはちょっと変わった具材で楽しんでみたいと思います!また、“ふりかけ”に含まれる“ごま”がさりげなく香ばしさを引き立て、紅生姜もまたピリッとしたアクセントを利かせたことで最後まで飽きの来ない味わいに仕上げているようです!(この辺も一緒です…)
食べてみた感想
一口食べてみると…やはりウスターソースにビーフの旨味や香辛料・香味油で仕上げた焼そばソースは調理感もあって申し分ありません!ただ、鉄板焼きした香ばしさというほどではありませんが、ラードを使用した油で揚げたフライ麺のおかげで食欲そそる風味が焼そばソースと相性良くマッチし、ほんのり感じる酸味が紅生姜やスパイスとちょうど良いアクセントとなって最後まで飽きることなく楽しめることと思われます!
そして、ソースはキリッとした口当たりに加えて臭みのないビーフのまろやかさなんかもあり、単調に感じられるかもしれませんが、実際には各種具材や“ふりかけ”に含まれる“ごま”・アオサ・紅生姜、そしてスパイスなどがメリハリのある味わいへと際立たせ、そこに香ばしい細めのフライ麺が絶妙にマッチしたことで“カップ焼そば”ながらも本格感を演出しているようです!
また、上記の通り“ふりかけ”に使用されているアオサが雰囲気ある風味を引き立てており、ちょうど良い磯の香りが合うんですよね!そもそも“ソース焼そば”とも相性抜群な具材ですし、後味の良さにも期待できますから、一気に全体を混ぜるのではなく少しずつ馴染ませ、部分的な味の違いをじっくりと堪能すると良いでしょう!もちろんマヨネーズでちょっとした味変なんかも良いですね!
麺について
麺は、ご覧の通り“ペヤング”ならではのラードを使用した油で揚げたことによる香ばしさが印象的なすすり心地の良い比較的軽やかな仕上がりとなっていて、レギュラーサイズながらも90gありますから、意外とボリューム的にも申し分ありません!
そんな麺には、ウスターソースにビーフの旨味をバランス良く利かせたまろやかな“焼そばソース”がよく絡み、安定感のある慣れ親しんだ美味しさや紅生姜・スパイスのアクセントなどが口いっぱいに広がっていき、ラード特有の香ばしい風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのキャベツが使用されていて、ほどよいサイズでシャキシャキとした食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
また、こちらの人参は、若干小ぶりで長細くカットされていて、じっくりと味わってみると…素材本来の味わいがしっかりと感じられ、焼そばソースの美味しさを損なうこともなく、友人や家族にペヤングを添えてメッセージを伝える今回のコンセプトにぴったりな華やかさ・彩りの良さをプラスしています!
さらにこちらのコーンは、素材本来の旨味や甘みが感じられ、上記の人参と同じく華やかさや賑やかさを見た目で演出しているようです!
他にも、“ふりかけ”に含まれているアオサが“焼そば”と相性抜群なちょうど良い磯の香りをプラスし、小ぶりながらも紅生姜によるピリッとしたアクセントなんかも良いですね!追加で足したくなるくらいです!
さらに“ごま”が香ばしさを後押しし、時折感じる食感なんかも地味に好印象といったところ!後は別添されている胡椒にも似たスパイスなんかもちょっとしたアクセントとなって旨味を引き立てているようで、この辺りに関してはさり気なく焼そばソースの美味しさや臨場感をプラスしていますから、思ったより物足りなさといった感じもありません!
ソースについて
ソースは、ウスターソースをベースにビーフの旨味や香味油などをバランス良く利かせたお馴染みの味わいに仕上がっており、原材料は“ペヤング ソースやきそば”と全く同じですが、改めて食べてみるとやはりこれはこれで安定感がありますし、まろやかで香ばしい風味も相性良く馴染み、“ふりかけ”やスパイスがちょうど良いアクセントとなって焼そばソースを美味しく引き立てているようです!
そして、ラードを使用した油で揚げた麺から滲み出るラードの旨味や香ばしさがソースに食欲そそる風味を付与し、ソースと麺から作り出す味わいは“ペヤング”らしい風味豊かな仕上がりといった印象で、ビーフの旨味に関しても特別変なクセや脂っこさは一切ありませんから、旨味溢れる味わいが最後まで飽きることなくじっくりと楽しめることでしょう!
また、ベーシックな焼そばソースに“ふりかけ”やスパイスで旨味を引き立てているわけですが、味は非常にシンプルで万人受けするかのようなテイストなので、様々なアレンジにもぴったりです!例えば王道のマヨネーズはもちろん“ソース焼そば”と相性抜群な紅生姜や鰹節、ピリッとした辛みの唐辛子やラー油など…お好みの調味料や香辛料で味を調整してみてください!(“ペヤング本”といったアレンジレシピ本が発売されているほどですから…)
まとめ
今回「ペヤング ソースやきそば レターパッケージ」を食べてみて、受験や新生活など友人や家族にメッセージを送る際にペヤングの商品を添えて気持ちを伝えられるように考案された一杯には…ウスターソースやビーフの旨味をバランス良く利かせた後味の良いお馴染みの焼そばソースに仕上げ、具材にはキャベツの他に味付け挽肉ではなく人参やコーンで華やかな彩りをプラス、さらに別添されている“ふりかけ”やスパイスを加えることでちょうど良いメリハリが付き、最後まで飽きの来ない定番の一杯となっていました!
そして、この商品のコンセプトは一応“レターパッケージ”といったメッセージを書き込んで渡すもので季節的要因も含んでいるため、来年も登場するのか定かではありませんが…そもそも今年は発売49周年で、2025年3月には50周年を迎える“ペヤング”ですから、最近は新商品の登場が鈍化しているものの、今後少しずつ話題性抜群なフレーバーが続々と登場するのではないでしょうか?
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