「ペヤング 善光寺御開帳記念 蕎麦風」を食べてみました。(発売期間:2022年4月3日~6月29日・まるか食品/善光寺大勧進限定)
この商品は、長野県にある善光寺で7年に一度行われている“前立本尊”を本堂にお迎えして行う盛儀(せいぎ)“善光寺前立本尊御開帳”を記念した“善光寺大勧進”限定のフレーバーとして登場したもので、蕎麦の味わいを忠実に再現しているにも関わらず以前ご紹介した“ペヤング なんちゃって蕎麦風(2021年3月22日発売)”と同じく“そば粉”を一切使用していないという特製の“蕎麦風めん”を採用し、鰹節など魚介の旨味を利かせた醤油ベースの“和風つゆ”をイメージさせる濃いめのソースがしっかりと絡む本格的な美味しさがアレルギー関係なく楽しめる風味豊かな一杯です!
それも…まるで“蕎麦粉”を練り込んだかのような色の濃い麺には、蕎麦ならではの瑞々しい風味がしっかりと感じられ、そこに“蕎麦つゆ”を思わせる魚介出汁を利かせたソースがよく絡み、具材には相性ぴったりな揚げ玉や“ねぎ”を加え、さらに“善光寺”に本店を置く“根元 八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)”の七味唐辛子を組み合わせたことによって上品な辛さが楽しめる一杯、“ペヤング 善光寺御開帳記念 蕎麦風”となっております。(6個入り税込2,100円)
※購入場所は善光寺大勧進、または大勧進のオンラインストアのみです。
ご覧の通りパッケージには“蕎麦風”と記載され、本来なら“そば粉 0(ゼロ)不使用”と記載されているんですが、今回は善光寺とのコラボ限定フレーバーということもあって“なんちゃって蕎麦風”といった文言も見当たりません。しかし文字通り“そば粉”を使用せずに蕎麦の味わい・風味がしっかりと表現されており、“善光寺”お馴染みの“根元 八幡屋礒五郎”の七味唐辛子を使用した品のある拘りの仕上がりであることがよーく伝わってきます!
また、なんと言っても今回のフレーバーは300年以上もの歴史ある善光寺とのコラボ商品ということでパッケージには“七年に一度の盛儀”、“善光寺御開帳記念”、“大歓進限定”と記載され、その背景には盛儀の様子が掲載され、今年は令和4年4月3日〜6月29日までの期間となっており、下記のご利益を求め多くの参拝者が訪れるようですね!
期間中は前立本尊と本堂の前に立てられた回向柱が「善の綱」と呼ばれる五色の紐で結ばれ、回向柱に触れると前立本尊に直接触れたのと同じ利益(りやく)があり、来世の幸せが約束されるとされる。また、釈迦堂前にも小さい回向柱が立てられ、堂内の釈迦涅槃像の右手と紐で結ばれ、回向柱に触れることにより釈迦如来と結縁し、現世の幸せが約束されるとされる。
引用元:善光寺 – Wikipedia
また、今回のパッケージには仕上がりイメージなどは一切掲載されておらず、原材料を見る限り具材には…揚げ玉・ねぎ・七味唐辛子が使用されているようです!そしてその七味唐辛子は善光寺に本店を置く老舗“根元 八幡屋礒五郎”のものが使用されており、風味豊かな香りとピリッとした辛みが楽しめる品の良い一杯と言えます!(これは“ペヤング なんちゃって蕎麦風”に七味唐辛子を加えた仕様ですね。)
このように今回の新フレーバーは本格的な蕎麦を味わっているかのような臨場感の高い仕上がりとなっていて、麺に使用された特製の“蕎麦風めん”には瑞々しさを感じさせる風味豊かな香りや歯切れの良いコシのある食感が再現され、“蕎麦つゆ”にはキレの良さと魚介の旨味、そして薬味となる“ねぎ”やちょうど良い食感が印象的な揚げ玉が加わったことで、“カップ焼そば”ながらも本格的な蕎麦を味わいたい…といった蕎麦好きの方にもぴったりな飽きの来ないテイストに期待したいところ。。
他にも特徴として…麺はシリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたやや細めのフライ麺が採用されているんですが、今回は様々な調味料を駆使したことによって“そば粉”を練り込んだかのような色合いや味わい、そして風味を忠実に再現した“蕎麦風めん”が採用され、ラードの旨味・香ばしさが鰹節など魚介の旨味を利かせた“和風つゆ”を思わせる焼そばソースに滲み出すことによって、食欲そそる風味豊かな香りが漂い、後がけタイプの“かやく”に含まれる食感の良い揚げ玉や“ねぎ”、“根元 八幡屋礒五郎”の七味唐辛子がちょうど良いアクセントとなり、最後まで飽きの来ない味わいがアレルギーを気にすることなくたっぷりと楽しめるというわけです!
“そば粉”不使用で再現された麺には…思っていた以上に蕎麦の風味・味わいがしっかりと感じられ、鰹節など魚介の旨味を利かせた“蕎麦つゆ”ならではのじんわりと染み渡る美味しさやキリッとした口当たりが相性良くマッチし、さらに別添されている“後入れかやく”に含まれる揚げ玉と“ねぎ”によってクオリティ高く蕎麦本来の味わいを再現し、“根元 八幡屋礒五郎”の七味唐辛子を加えることでピリッとした辛みと風味豊かな香りが品の良さを引き立てた満足度の高い一杯となっていました!
これは特に、蕎麦・“和風つゆ”ならではの味わいが好みの方はもちろん、風味豊かな蕎麦の味わいを“汁なし”で臨場感高く再現し、なんと言っても蕎麦アレルギーの方でも気にすることなく蕎麦の美味しさをたっぷりと楽しみたい時ににおすすめの一杯と言えるでしょう。
ペヤング 善光寺御開帳記念 蕎麦風
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、長野県の300年以上もの歴史ある善光寺で7年に一度行われる盛儀“善光寺前立本尊御開帳”を記念して善光寺大勧進とオンラインストア限定で販売され、魚介出汁を利かせた“蕎麦つゆ”を思わせるキレの良い醤油ベースの焼そばソースがしっかりと絡むことで臨場感の高いテイストに仕上げ、七味唐辛子には善光寺お馴染みの“根元 八幡屋礒五郎”のものを使用、さらに麺から滲み出るラードの旨味・香ばしさが相性良く馴染み、蕎麦本来の味わいがたっぷりと楽しめる上品な一杯、“ペヤング 善光寺御開帳記念 蕎麦風”となっています。
ご覧の通り今回のフレーバーに関しては仕上がりイメージが掲載されておらず、ぱっと見はどんなフレーバーなのかわかりにくいかもしれませんが…実際には風味豊かな蕎麦の香りや歯切れの良いコシが心地良い仕上がりとなり、一方で焼そばソースには“蕎麦つゆ”を思わせる甘辛い醤油ベースに魚介の旨味を利かせた相性抜群な味わいに仕上げ、そこにシリーズらしいラードを使用した油で揚げた麺から滲み出る旨味・香ばしさが滲み出し、さらに豊富に使用された揚げ玉や“ねぎ”、風味豊かな七味唐辛子が絶妙にマッチした安定感のある一杯といったところ!
ちなみに今回使用されている“蕎麦風めん”とは…文字通り蕎麦の味わいや風味を“そば粉”不使用で再現し、実際に食べてみても蕎麦そのものといった仕上がりが非常に気になって以前お問い合わせしてみたんですが、やはり企業秘密ではあるものの様々な調味料・材料を掛け合わせて再現しているとのこと!
また、この“蕎麦風めん”を使用しているフレーバーとしてはこれまでも以下の2商品が発売されているため、ご存知の方も多いのではないでしょうか?しかも今回のコラボ商品は“まるか食品”からの提案ではなく善光寺からとのことで…こちらもまた驚きですね。。
- ペヤング なんちゃって蕎麦風(2021年3月22日発売)
- ペヤング 韓国味 なんちゃって蕎麦風(2021年8月23日発売)
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2021年も実に様々な商品が発売されましたから…2022年も期待したいところ!
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いですね!
それでは、今回の“ペヤング 善光寺御開帳記念 蕎麦風”がどれほど蕎麦ならではの旨味や風味が再現性高く仕上がっているのか?“蕎麦つゆ”を思わせる鰹節など魚介出汁を利かせた醤油ベースの焼そばソースに加えた揚げ玉や“ねぎ”、“根元 八幡屋礒五郎”の七味唐辛子との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもラードを使用した油で揚げた麺から滲み出るラードの旨味・香ばしさが印象的なすすり心地の良い“蕎麦風めん”との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り530kcalとなっております。(塩分は3.0g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)という割にそこまで高い数値ではなく、同じく塩分も蕎麦らしくかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり112g、麺の量は90gとこちらは他のレギュラー商品と同じボリューム感のようです!
このように、今回のフレーバーは出汁の旨味を活かした“蕎麦つゆ”ならではのテイストに蕎麦の風味豊かな香りやコシの強い食感が再現され、麺から滲み出るラードの旨味が物足りなさを感じさせない仕上がりに“根元 八幡屋礒五郎”の七味唐辛子を合わせた上品な辛さが絶妙にマッチした一杯のようで、素材の旨味や香ばしい風味活かした仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、“しょうゆ”や糖類をはじめ…
- かつお節エキス
- 食塩
といった、鰹節の旨味を利かせた“蕎麦つゆ”ならではのキリッとした口当たりとじんわりと染み渡るシンプルながらも臨場感の高い味わいを想像させる材料がシンプルに並びます。
また、麺の項目を見てみると…ラードや“しょうゆ”、食塩や香辛料といった材料が確認でき、今回もまたしっかりと味付けが施された香ばしい麺が採用されているようです!…というか本当に“そば粉”不使用であることが確認でき、その他企業秘密だという材料は特に記載されていません。
ちなみに以前発売されていた“なんちゃって蕎麦風”と比較してみると…ほぼ同等の仕様となっており、今回コラボとなった善光寺お馴染みの“根元 八幡屋礒五郎”による七味唐辛子を合わせたフレーバーのようですね!
JANコード 49 02885 00816 3 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(しょうゆ、糖類、かつお節エキス、食塩)、かやく(揚げ玉、ねぎ、七味唐辛子)/調味料(アミノ酸等)、香料、増粘多糖類、カラメル色素、クチナシ青色素、酒精、かんすい、タマリンド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、カキ色素、膨脹剤、香辛料抽出物、ビタミンB₂、(一部に小麦・ごま・大豆を含む)
栄養成分表示 [1食 (112g) 当たり]
熱量 530kcal たんぱく質 8.7g 脂質 29.0g 炭水化物 58.6g 食塩相当量 3.0g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、ソース、七味唐辛子といった3つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、ソースは鰹節の旨味を利かせたとは言え若干“とろみ”のある状態でしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう。
※“かやく”は後入れタイプです。
そして、気になる“根元 八幡屋礒五郎”の七味唐辛子には…
- 唐辛子
- 陳皮
- 胡麻
- 麻種
- 紫蘇
- 山椒
- 生姜
といった様々な材料を組み合わせたことによって風味豊かな品のある辛みが表現されているようで、内容量0.2gとかなり少なめではありますが、今回のフレーバーにぴったりなアクセントがプラスされているものと思われます!
また、麺はご覧の通りシリーズお馴染みのやや細めの中細・フライ麺となっているんですが、まさに“蕎麦粉”が練り込まれているかのような本格感のある濃いめの仕様で、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味や香ばしい風味が焼そばソースにも相性良く馴染み、じんわりと染み渡る“蕎麦つゆ”をイメージさせる味わいがしっかりと楽しめそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺がふっくらとした仕上がりとなり、細めながらも蕎麦ならではの歯切れの良いコシが加わり、まだソースなどを加える前の状態ではありますが…蕎麦にぴったりな鰹節を利かせたじんわりと染み渡る旨味に“根元 八幡屋礒五郎”の七味唐辛子による風味豊かな辛さが存分に楽しめる最後まで飽きの来ない一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどのソースを加えていきます!
すると…やや“とろみ”が付いた状態ではありますが、思っていたよりも鰹節の旨味だけでなく、甘辛い旨味がしっかりと溶け込んでいるようで、濃厚感すら感じさせる仕様となっているようです!
そのため、ソースは容器底に沈みつつも表面にも留まった状態で、“蕎麦つゆ”ならではの染み渡る風味が一気に広がっていき、想像以上に存在感のある味わいに仕上がっているものと思われます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
すると…若干“とろみ”はあるものの、粘度のあるソースというわけではありませんので、ラードの香ばしさが印象的な“そば粉”不使用の“蕎麦風めん”にもすんなりと馴染んでいきます!
そしてソースが全体に馴染んだら先ほどの“かやく”を入れてみます。
そして、具材には…
- 揚げ玉
- ねぎ
が入っています。
こちらはサクサクとした食感が印象的な揚げ玉と“ねぎ”がたっぷりと含まれているようで、“蕎麦つゆ”ならではの美味しさを臨場感高く引き立てているように感じられます!
さらに“根元 八幡屋礒五郎”の七味唐辛子を加えて完成となります!
こちらは原材料にも記載されていた通り様々な材料が使用されたことによって一気に風味豊かな香りが広がっていき、少量ながらも品の良さが伝わってくるようです!
こうして完成となるわけですが、やはり“蕎麦風”というだけあって見た目や風味はまさしく蕎麦そのものですね!しかも蕎麦ならではの瑞々しい風味や“蕎麦つゆ”に使用した鰹節の食欲そそる香りがしっかりと再現されており、“そば粉”不使用によってアレルギーを気にすることなくたっぷりと蕎麦本来の美味しさが楽しめそうです!(蕎麦アレルギーの方が蕎麦粉を使用していないからといって蕎麦を食べるのかどうか若干疑問ではありますが…)
また、このシリーズはやはりちゃんと考えられていますね!鰹節の旨味を丁寧に利かせた後味の良いソースをベースに麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさが相性良く馴染み、そこにたっぷりと具材や拘りの七味唐辛子が使用されたことによって蕎麦の味わいと“蕎麦つゆ”をうまく調和したことで完成されるという…意外と手の込んだ一杯であることがよーく伝わってきます!
食べてみた感想
一口食べてみると…以前発売されていた“なんちゃって蕎麦風”と同じく完全に蕎麦ですね!“そば粉”不使用が嘘のように瑞々しく風味豊かな蕎麦の香りがしっかりと感じられ、さらに若干“とろみ”を付けた甘辛いテイストに仕立て上げた“蕎麦つゆ”を思わせるソースが全体にコーティングされ、まさに普段食べ慣れている蕎麦を味わっているかのような臨場感の高い一杯となっています!
さらにこの別添されている“後入れかやく”に含まれる揚げ玉によるサクサクとした食感と香ばしさ、そしてちょうど良い薬味となる“ねぎ”が相性良く馴染み、“根元 八幡屋礒五郎”の七味唐辛子も風味豊かな品のある辛さとなっていて、このちょうど良いメリハリが心地良く、最後まで全く飽きの来ないテイストを際立たせているように感じられます!これは安定感もあって幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
そのため、強いて言えば…という点が見当たらないほどクオリティの高い仕上がりは、蕎麦好きな方ならかなり納得の一杯と言え、そして汁なしということもあって濃いめのソースが個人的には好印象で、塩気と鰹節の染み渡る旨味が非常にバランス良く、最後まで全く飽きが来ません!
ちなみに今回は6個入りセットを購入したので、以下の通り様々なアレンジで味わってみました!意外と簡単でしたのでぜひお試しください!
ペヤング 御開帳記念蕎麦風 を「月見そば 冷やし」風にアレンジ(๑˃̵ᴗ˂̵)!
これも美味い✨✨#ペヤング #御開帳記念蕎麦風 pic.twitter.com/OMcRcTPKDI
— ゆうき@カップ麺ブロガー (@webproductlab) April 16, 2022
ペヤング 善光寺御開帳記念蕎麦風を“港屋”風にアレンジ(๑˃̵ᴗ˂̵)!
これ…めっちゃ美味しい✨✨#ペヤング #善光寺御開帳記念蕎麦風 pic.twitter.com/JYleNniO6n
— ゆうき@カップ麺ブロガー (@webproductlab) April 13, 2022
ペヤング 善光寺御開帳記念蕎麦風を冷たい蕎麦にアレンジ(๑˃̵ᴗ˂̵)!
これもまた普通に美味い✨✨#ペヤング #善光寺御開帳記念蕎麦風 pic.twitter.com/1i2wHxcaG5
— ゆうき@カップ麺ブロガー (@webproductlab) April 12, 2022
ペヤング 善光寺御開帳記念蕎麦風を温かい蕎麦にアレンジ(๑˃̵ᴗ˂̵)!(というかこっちが本来かな?)
これはこれで美味しい✨✨#ペヤング #善光寺 #善光寺御開帳記念蕎麦風 pic.twitter.com/gBsX2yQG0r
— ゆうき@カップ麺ブロガー (@webproductlab) April 11, 2022
麺について
麺は、ご覧の通りシリーズとしては大変珍しい“そば粉”不使用ながらも本格感のある蕎麦の旨味・風味を表現し、やや細めの中細・フライ仕様となっており、ほどよい弾力と細めながらも蕎麦のような歯切れの良いコシを兼ね備え、すすり心地も非常に良い風味豊かな仕上がりとなっています!
そんな蕎麦をイメージした麺には、鰹節の旨味を利かせた“蕎麦つゆ”ならではのキレの良さと塩気の強い“和風つゆ”をうまく再現したソースがしっかりと絡み、一口ずつにじんわりと染み渡る出汁の旨味とピリッとした辛みなどが口いっぱいに広がっていき、シリーズらしいラードの香ばしさや蕎麦の風味、“根元 八幡屋礒五郎”の七味唐辛子から香る品のある風味が後味良く抜けていきます!…というか蕎麦の旨味・味わいと“蕎麦つゆ”をイメージさせるソースとの相性は非常に良く、以前のレビューにも蕎麦と相性の良い七味辺りをちょい足ししてみても良いかも?と書いた通りちょうど良いアクセントが絶妙にマッチしているようです!
トッピングについて
トッピングにはまずこちらの揚げ玉が入っていて、非常に小さめな具材ではありますが…じっくりと味わってみると、サクサクとした食感やほどよい香ばしさが印象的で、今回の“善光寺御開帳記念 蕎麦風”をクオリティ高く再現するには欠かせない具材のひとつとしてちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようです!
また、こちらの“ねぎ”は、“後入れかやく”ということもあってシャキシャキとした食感とまではいかないものの…ちょうど良い薬味にもなったことで、今回の濃いめに仕上がった“蕎麦つゆ”をイメージさせるソースの美味しさを引き立て、さらに後味すっきりと感じさせる相性抜群な具材として彩り良く添えられています!
他にも今回コラボとして欠かせない善光寺お馴染みの“根元 八幡屋礒五郎”による七味唐辛子が使用されており、拘りの七味なだけあってまず香りが良いですね!品のある辛さといったところでしょうか?濃いめに仕上がったソースの美味しさにちょうど良いメリハリを付け、さらに後味すっきりと感じさせる相性抜群な香辛料として華やかなアクセントがプラスされているようです!
ソースについて
ソースは、先ほどもお伝えした通り鰹節の旨味をシンプルに利かせた“蕎麦つゆ”をイメージさせるキレの良い味わいに仕上がり、汁なしの蕎麦ということもあって塩気は若干強く、キリッとしたシャープな口当たりが印象的で瑞々しく風味豊かな麺と絶妙にマッチし、別添されている“後入れかやく”に含まれる揚げ玉と“ねぎ”が後味の良さを際立たせ、品のある七味唐辛子がちょうど良いメリハリとなって全体の美味しさを引き立てています!
そしてほんのり“とろみ”を付けたことによって麺にもソースがしっかりと馴染み、一口ずつに感じられる美味しさは“和風つゆ”に付けていただく蕎麦そのものといった印象で、“そば粉”不使用の“蕎麦風”といった感じはどこにもありません!(敢えてスープタイプにしないところがまたペヤングらしいですね…笑)
ちなみに今回のソースはしっかりと“和風つゆ”を表現しているため、別添されている“根元 八幡屋礒五郎”の七味唐辛子もぴったりです!こちらは当初若干少なく感じられましたが…実際にはそんなこともなく、拘りの七味によって辛さだけでなく風味豊かな香りによって品の良さが際立って感じられます!
このように、今回の“ペヤング 善光寺御開帳記念 蕎麦風”は、“そば粉”を敢えて使用せずにあの風味豊かな味わいと歯切れの良いコシを再現し、鰹節を利かせた醤油ベースの“蕎麦つゆ”をイメージさせるソースが絶妙にマッチ、しかもラードを使用した油で揚げた麺から滲み出る旨味・香ばしさも不思議と相性良く馴染んでおり、“根元 八幡屋礒五郎”の七味唐辛子がちょうど良いアクセントとなったことで全体としては“そば粉”を使用していないのが不思議なくらいクオリティが高く…まさに蕎麦好きな方にも納得の美味しさがたっぷりと楽しめる仕上がりとなっていたため、お好みによっては七味唐辛子を後半に加えて味の違いをじっくりと堪能してみても良いでしょう!
まとめ
今回「ペヤング 善光寺御開帳記念 蕎麦風」を食べてみて、歴史ある善光寺で行われる盛儀“善光寺前立本尊御開帳”を記念して販売された一杯には、“そば粉”を一切使用しない特製の“蕎麦風めん”を採用し、キレの良い醤油ベースに鰹節の旨味をしっかりと利かせた“蕎麦つゆ”ならではの染み渡るソースが相性良く馴染み、“後入れかやく”に含まれる揚げ玉や“ねぎ”が旨味を際立たせ、善光寺お馴染みの“根元 八幡屋礒五郎”による七味唐辛子が品の良い辛さをプラス、まさにアレルギーを一切気にすることなく蕎麦ならではの美味しさがたっぷりと楽しめる想像以上に満足度の高い一杯となっていました!
やはり“ペヤング”シリーズは単純に奇抜なフレーバーだけでなく、今回のようなシンプルなテイストでありながらもしっかりと旨味・風味などの組み合わせが考慮されていて好印象ですね!特に拘りの七味唐辛子も使用され、なんと言っても蕎麦には欠かせない“そば粉”不使用によってここまで蕎麦本来の味わいが再現されているとは思ってもいませんでしたから…かなり幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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