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「彩華ラーメン監修 ニンニク旨辛醤油味」名店“彩華”の味をカップ麺に再現したスタミナ系の一杯

彩華ラーメン監修 ニンニク旨辛醤油味
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彩華ラーメン監修 ニンニク旨辛醤油味」を食べてみました。(2024年10月22日発売・サンヨー食品/ローソン限定)

この商品は、奈良のご当地ラーメンである通称“天理ラーメン”の元祖となる名店“彩華(さいか)ラーメン”監修によって実店舗の味をカップ麺に再現したもので、ポークをベースに食欲そそるガーリックの風味と唐辛子の辛み、そして白菜の甘味をバランス良く合わせた旨辛醤油スープに仕上げ、“にんにく”の旨味が味の決め手となるスタミナ系の一杯、“彩華ラーメン監修 ニンニク旨辛醤油味”となっております。(値段:税別267円)

ご覧の通りパッケージには…“昭和43年創業 奈良の名店”、“彩華ラーメン”、“ニンニク旨辛醤油味”といった店舗名や商品名などが記載され、以前ご紹介した“彩華ラーメン監修 旨辛醤油ラーメン(2023年10月17日発売)”では具材にキムチを使用したことでカップ麺オリジナルメニューとしていましたが、今回は白菜を使用しているので恐らく“彩華ラーメン”をイメージしているものと思われます!

彩華ラーメン監修 ニンニク旨辛醤油味 パッケージ

また、こちらには“白菜の甘さとニンニクのうまみ”と記載され、その背景にはポークをベースに“にんにく”や唐辛子、白菜の甘みを利かせた旨辛醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これによると具材には白菜、鶏・豚味付肉そぼろ、味付ニラが使用されているようです!(前回はレギュラーサイズで、今回はビッグサイズです。)

その他にも特徴として…麺は前作とは違い丸刃の中細フライ仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持ち、それによってポークの旨味をベースに“にんにく”の風味や唐辛子・豆板醤の辛み、白菜の甘みなどをバランス良く合わせた旨辛醤油スープが最後までじっくりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

非常にサラッとした仕上がりの割に、ポークがしっかりと利いているせいか全く物足りなさを感じさせない深みのある味わいに仕上がり、そこに“にんにく”をはじめ香味野菜の旨味や唐辛子が後引く旨味や辛みをプラスし、“天理ラーメン”らしくついついスープが止まらなくなるスタミナ感抜群な一杯となっていました!

ゆうき
ゆうき
では、今回は2024年10月22日にサンヨー食品からローソン限定で発売された「彩華ラーメン監修 ニンニク旨辛醤油味」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

「彩華ラーメン監修 ニンニク旨辛醤油味」とは?

今回ご紹介するカップ麺は、奈良県天理市に本店を置く人気ラーメン店“彩華ラーメン”監修によって実店舗の味を再現したもので、ポークをベースに“にんにく”などの香味野菜や白菜の旨味を利かせ、さらに唐辛子や豆板醤による辛みがちょうど良いアクセントとなり、シャキシャキ食感の白菜やもっちりとした中細フライ麺を組み合わせた“天理ラーメン”らしい一杯、“彩華ラーメン監修 ニンニク旨辛醤油味”となっています。
※売っている場所:今回はローソンで購入

ちなみにここ“彩華ラーメン”の創業は1968年(昭和43年)3月、創業者である“近藤 義人”氏によって奈良県天理市内において屋台形式でオープンしたのがはじまり。その後、実店舗を展開し、2007年9月には天理市に現在の本店をオープン、“にんにく”を利かせたピリ辛醤油味のスープに白菜を豊富に使用した“彩華ラーメン”が大変好評で、初代が考案した自家製醤油ダレは現在、2代目の“近藤 勝昭”氏が受け継いでいるようです!

また、運営会社は“近藤 勝昭”氏が代表を務める“株式会社 彩華”が取り仕切り、後にこの看板メニュー“彩華ラーメン”が奈良県のご当地ラーメン“天理(てんり)ラーメン”と呼ばれ、直営店とFCを含めて奈良県を中心に店舗展開しています!(ご当地ラーメンとして他メーカーからもカップ麺が登場しています。)

そして、こちらには“彩華ラーメン”の実店舗写真とともに簡単な説明が記載されていて、これによると…“奈良を中心に、大阪、京都、愛知で13店舗展開中(2024年6月末時点)”とのことで、ご当地ラーメンである“天理ラーメン”発祥の老舗有名店であり、シンプルながらも香味野菜から滲み出るスタミナ系の美味しさに期待できそうです!

それでは、今回の“彩華ラーメン監修 ニンニク旨辛醤油味”がどれほどポークをベースにガーリックの風味や唐辛子の辛みを利かせたスタミナ感溢れる仕上がりとなっているのか?具材に使用された白菜による甘みや旨味との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもすすり心地の良い中細フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り414kcal(めん・かやく342kcal / スープ72kcal)となっております。(塩分は7.5g)

カロリーは、ポークをベースにしているとは言え、旨辛醤油といった後味の良い仕上がりということもあって低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり67g、麺の量は50gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると、スープだけだと72kcalと…ボリュームやテイストからして高すぎず低すぎずといったところで、スタミナ感溢れるキリッとした口当たりの旨辛醤油スープにポークの旨味を合わせたコクのある仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、食塩や香辛料をはじめ…

  • しょうゆ
  • 植物油脂
  • ポーク調味料
  • 豚脂
  • 白菜エキス
  • 豆板醤
  • 野菜調味料
  • 香味油
  • ポークエキス

といった、後味すっきりとしたポークベースの旨辛醤油スープに白菜エキスや豆板醤などを利かせたことで、シンプルながらも“天理ラーメン”らしいスタミナ感溢れる味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)

JANコード4901734056805
原材料名

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、粉末卵)、スープ(食塩、糖類、香辛料、しょうゆ、植物油脂、ポーク調味料、豚脂、白菜エキス、豆板醤、たん白加水分解物、ポークエキス、発酵エキス)、かやく(白菜、鶏・豚味付肉そぼろ、味付ニラ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、香料、カラメル色素、トレハロース、香辛料抽出物、微粒二酸化ケイ素、かんすい、レシチン、パプリカ色素、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

栄養成分表示 [1食 (94g) 当たり]
熱量414kcal
たんぱく質7.8g
脂質17.7g
炭水化物55.9g
食塩相当量(めん・かやく/スープ)7.5g
めん・かやく 2.3g
スープ 5.2g)
ビタミンB10.35mg
ビタミンB20.35mg
カルシウム164mg

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“仕上げの小袋”と記載された調味料が別添されています。

また、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみたところ…辛みを利かせた油分のようなサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!

そして、具材には…

  • 白菜
  • 鶏・豚味付肉そぼろ
  • 味付ニラ

が入っています。

さらに麺は、前作とは違い丸刃の中細といったフライ仕様で、ほどよい弾力とコシを併せ持つすすり心地の良い仕上がりをイメージさせます!

調理してみた

では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!

しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらと仕上がり、奈良県のご当地ラーメン“天理ラーメン”らしく旨辛でスタミナ系のパンチのある一杯…といった印象の出来上がりです。

では、ここに先ほどの“仕上げの小袋”を加えていきます!
すると…ラー油のような赤みを帯びた透明な油分が少量ながらも出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、“にんにく”の風味はそこまで強くはありません!

では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…非常にサラッとした仕上がりが印象的で、唐辛子以外にも“天理ラーメン”ならではの豆板醤も利いているせいか風味はもちろんポークの旨味とともに絶妙なコクなんかも加わり、しっかりと混ぜながら食べ進めていくことで満足度も増していく…そんなスタミナ感溢れる味わいに期待できそうです!

「彩華ラーメン監修 ニンニク旨辛醤油味」を食べてみた感想・レビュー

一口食べてみると…香味野菜や唐辛子も利いたことでスタミナ系のテイストといった印象が強いものの…“にんにく”の風味も足りなければ唐辛子の辛さも物足りなく、突出した特徴のない旨辛なフレーバーとなっています!

そのため、間違いない味ではあるんですが、真新しさが全くなく醤油ベースの旨辛なスタミナラーメンといった感じで、縦型ビッグサイズにする必要もなかったように感じられます…(正直“まずい”と思う方も多いかもしれません。)

ちなみに気になる辛さについては、あくまで食欲そそるピリッとした程度となっているため、そこまで気にするほどでもなく、唐辛子や豆板醤も利いているんでしょうけど、それよりも香味野菜で身体が温まっている気がします!

麺について

麺は、前作とは違い丸刃の中細フライ仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、縦型ビッグサイズということもあってボリューム感に関しては申し分ありません!

そんな麺には、ポークをベースに香味野菜や香辛料などをバランス良く合わせたスタミナ系の旨辛醤油スープがよく絡み、醤油のコクや食欲そそる香味野菜の旨味などが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る“にんにく”の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!

トッピングについて

トッピングにはまず、こちらの白菜が入っていて、やや小ぶりではありますが、厚みもあってシャキシャキとした食感が心地良く、“天理ラーメン”と呼ばれる“彩華ラーメン”らしさが強調されているようです!

また、こちらの“鶏・豚味付肉そぼろ”は、“肉そぼろ”という割にやや大きめなサイズで、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープとしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほど食感の良い中細麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!

さらにこちらのニラは、素材本来の食欲そそる旨味・風味がしっかりと感じられ、スープに利いた“にんにく”とともにスープの美味しさを引き立て、そもそも看板メニュー“サイカラーメン”にも使用されていますから、今回の一杯には欠かせないぴったりな旨味をプラスしているようです!

スープについて

スープは、ポークをベースにガーリックの風味や唐辛子の辛さ、白菜の甘みを合わせたことで思ったより深みがあり、具材に白菜が使用されたことによって実店舗の味を再現しているようです!

ちなみにピリッとした辛みや醤油のキレに加え塩気も後押ししたことで、口当たりに感じられるシャープな飲み口には脂っこさとは無縁の飽きの来ない味わいでしたので、お好みによっては“おろしにんにく”や唐辛子で味を調整してみると良いでしょう!

さらに豆板醤に関してもやや弱めなので、コクというよりサラッとした後味の良い飲み心地が特徴的となっており、この辺に関してももう少し喉越しの良いコクがあれば本格的だったような気がしたため、どことなくチープな印象が強く、スタミナ感溢れる旨辛な味わいなのはわかるんですが、もっと濃厚でパンチのあるスタミナ感抜群な味わいに調整してほしかったところではあります!

まとめ

今回「彩華ラーメン監修 ニンニク旨辛醤油味」を食べてみて、奈良県天理市に本店を置く老舗有名店“彩華ラーメン”監修によって実店舗の味をカップ麺に再現した一杯には…ポークをベースにガーリックの風味や唐辛子の辛み、白菜の甘みなどを利かせたことで旨辛な醤油スープに仕上げ、期待していたほどのスタミナ感ではありませんでしたが、万人受けしそうな最後まで飽きの来ない一杯となっていました!

また、今回は白菜キムチではなく白菜を使用したことで実店舗の味を再現していたようですが、サラッとし過ぎてコクもなかったので、お好みによっては各種香味野菜や調味料、香辛料などを加えて味を調整してみるとスタミナ感溢れる味わいが存分に楽しめるのではないでしょうか?

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この記事を書いた人
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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