「サッポロ一番 塩らーめん 濃厚タンメン」を食べてみました。(2020年5月11日発売・サンヨー食品)
この商品は、袋麺でお馴染み1971年に発売された超ロングセラー商品“サッポロ一番 塩らーめん”の味わいをベースにタンメンらしく野菜の旨味をたっぷりと凝縮し、濃厚感を際立たせた一杯がカップ麺として登場です!
それも…ポークを利かせたキレの良い塩味のタンメンスープには、野菜の旨味や香辛料を合わせ、さらっとしたキレの良いテイストにもかかわらず濃いめの味わいがビッグサイズで思う存分楽しめる一杯、“サッポロ一番 塩らーめん 濃厚タンメン”となっております。(税抜き220円)
ご覧の通り、パッケージには“濃厚タンメン”、“たっぷり野菜”といった商品名や特徴が記載され、その背景には後味すっきりとした塩スープにポークを利かせたことによって濃厚な味わいに仕上げ、さらに文字通り豊富に使用された野菜が盛り付けられている仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…キャベツ・チンゲン菜・コーン・人参が使用されているようです!
そもそもタンメンと言えば…豚や鶏の旨味を利かせたあっさりとした塩ベースのスープにたっぷりと野菜を盛り付けたことで、シンプルながらも物足りなさを感じさせない旨味が特徴的であり、そういったオーソドックスなテイストだからこそ様々なアレンジレシピも公開されていて、今回も濃厚仕上げとのことで濃いめなタンメンスープには期待したいところ。。
この辺りに関しては…以前ご紹介した“サッポロ一番 塩らーめん カルボナーラ風(2017年8月21日発売)”といったアレンジレシピをカップ麺化した商品も発売されていたように、袋麺の“サッポロ一番 塩らーめん”のアレンジレシピは、探してみると数多く公開されており、今回はそのお馴染みの味わいを濃厚なタンメンスープにアレンジしたカップ麺ということですね!
他にも特徴として…麺は、太麺・油揚げ仕様となっていて、しっかりと“ちぢれ”を付けた太麺にはもっちりとした弾力のあるコシが表現され、ポークを利かせた濃厚なタンメンスープではありますが、濃厚という点において…脂っこいという意味ではなく、喉越しの良い旨味溢れるスープとともに野菜の美味しさを最後まで飽きることなく思う存分じっくりと堪能できるというわけです!
一瞬あっさりとした塩ベースのタンメンスープにも感じられますが、そのすぐ後からは濃厚というだけあってポークを利かせた厚みのある旨味がたっぷりと使用された野菜の美味しさとともに押し寄せ、濃厚というより…濃いめなテイストが心地良く、ポークを利かせた塩スープがベースなだけあって後味の良いすっきりとした印象の一杯となっていました!
これは特に、タンメンならではのキレの良いスープにポークや野菜の旨味をたっぷりと利かせ、コク深くも後味すっきりとした味わいをじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
サッポロ一番 塩らーめん 濃厚タンメン
今回ご紹介するカップ麺は、サッポロ一番の袋麺でお馴染み“塩らーめん”の味わいをベースに濃厚なタンメンスープを表現し、ポークを利かせたコク深く塩テイストのタンメンスープらしく後味すっきりとしたビッグサイズにもかかわらず最後まで全く飽きの来ない食べ応え抜群な一杯、“サッポロ一番 塩らーめん 濃厚タンメン”となっています。
ご覧の通りフタの方にも容器側面と同様に袋麺でお馴染み“サッポロ一番 塩らーめん”を踏襲したデザインがあしらわれ、“濃厚タンメン”や“たっぷり野菜”といった今回の商品名や特徴が端的に記載されています!
一方こちらには、“濃厚とんこつスープ&たっぷり野菜で食べ応えバツグン!!”と記載されているように、濃厚というだけあってポークをしっかりと利かせたタンメンスープにたっぷりと使用された野菜の具材が相性良く馴染み、なんと言っても濃厚感に際立ったスープにも負けじと噛み応えのある太麺仕様ということで、想像以上に満足感を満たしてくれるテイストに仕上がっているようですね!“濃厚豚骨スープ”דたっぷり野菜”による存在感のある一杯はかなり期待できそうです!
ちなみに今回は袋麺でお馴染み“サッポロ一番 塩らーめん”の味わいをベースにしているとのことで、こちら様々なインスタント麺のランキングでも多く目にする人気商品であり、あっさりとした中にもチキンやポークの旨味、さらにオニオンやガーリックなど香味野菜の旨味を利かせた満足度の高いテイストとなっています!
また、同じく“サッポロ一番 塩らーめん”の味わいをそのままカップ麺に再現した“どんぶり型”の一杯“サッポロ一番 塩らーめんどんぶり”なんかも発売されていましたね!それが今回はタテ型ビッグサイズとしての登場ですから…どういった意図があるのかも気になりますね。。
他にも同じくサンヨー食品から発売されている“塩とんこつらーめん”もまた大変人気のテイストで、アレンジしやすいということもあって常備しているという方も多いのではないでしょうか?詳細はぜひこちらの記事もご覧ください!
それでは、今回の“サッポロ一番 塩らーめん 濃厚タンメン”がどれほどポークを利かせたことで濃厚感に際立った仕上がりとなっているのか?たっぷりと使用された野菜の具材やタンメンスープならではの後味すっきりとした味わいとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても噛み応え抜群な“ちぢれ”を付けた太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り448kcal(めん・かやく355kcal / スープ93kcal)となっております。(塩分は5.9g)
カロリーは、濃厚タンメン・タテ型ビッグサイズではありますが、そこまで高い数値ではないようで、塩分も同じくそれ相当な数値のようです。
ちなみに1食当たり103g、麺の量は72gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープは93kcalとビッグサイズということもありますが…しっかりとポークを利かせた濃厚なタンメンスープに仕上がっていることがつたわってきます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスや食塩をはじめ…
- 香辛料
- 油脂加工品
- ごま
- 野菜粉末
- ゼラチン
- 味付豚肉
- 香味油
- 鶏肉野菜調理品
といった、お馴染み“サッポロ一番 塩ラーメン”の後味すっきりとした味わいにポークの旨味が濃厚感を際立たせ、さらに野菜の旨味を具材とともにたっぷりと加えたことによって濃いめなタンメンスープといった味わいを想像させる材料が数多く並びます。
JANコード 4901734040019 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、大豆食物繊維)、スープ(ポークエキス、食塩、糖類、香辛料、油脂加工品、ごま、酵母エキス、たん白加水分解物、野菜粉末、ゼラチン、味付豚肉、香味油、鶏肉野菜調理品)、かやく(キャベツ、チンゲン菜、コーン、人参)/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、炭酸カルシウム、増粘剤(アルギン酸ナトリウム、増粘多糖類)、クチナシ色素、かんすい、微粒二酸化ケイ素、レシチン、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (103g) 当たり]
熱量 448kcal たんぱく質 8.7g 脂質 15.7g 炭水化物 67.9g 食塩相当量 5.9g
めん・かやく: 2.2g
スープ: 3.7gビタミンB1 0.30mg ビタミンB2 0.94mg カルシウム 244mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りすでに粉末スープなどがすでに入っていて、具材には…
- キャベツ
- チンゲン菜
- コーン
- 人参
が入っています。
ちなみにこの時点ですでにタンメンスープならではの野菜の旨味や独特な香辛料の風味が確認でき、見るからにたっぷりと使用された野菜の具材に対して食欲をかき立てられますね!
また、麺はご覧の通り太麺仕様となっていて、今回の濃厚タンメンスープにも負けじとしっかりとした噛み応えのある弾力・コシを兼ね備えた食感が楽しめそうです!しかも今回はビッグサイズですからね!ボリューム感もばっちりです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:400ml)
そして出来上がりがこちら!
太麺仕様のずしっとした麺は容器底に留まったままで、ぱっと見はまだ濃厚感は感じられないため、恐らく容器底にたっぷりと粉末スープがダマになっていると思われ、思った以上に食べ応え抜群な一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…ポークを利かせた乳化感のあるタンメンスープならではの後味すっきりとした塩ベースのスープに仕上がり、スープ自体は割とさらっとしていますが、濃厚豚骨スープと表現されているだけあって、塩豚骨といった最後まで飽きの来ないキレとコクが絶妙に融合した旨味溢れる一杯のようですね!
※容器底には想像以上にたっぷりと粉末スープが溜まっているのでよーくかき混ぜてください。
また、具材として野菜がたっぷりと使用されており、肉類の具材は含まれておりませんが、スープの方にしっかりと旨味が凝縮されていますから、決して物足りなさを感じさせない風味豊かな仕上がりとなっています!…というかこのタンメンならではの風味は香辛料だけでなく香味野菜でしょうか?独特の香りが食欲そそります。。
食べてみた感想
一口食べてみると…確かに白濁とした濃厚感はぱっと見で伝わってきますが、決して脂っこさといった意味合いではなく、品の良いポークの旨味がしっかりと利いたことで深みのあるコクがキレの良い塩味のスープと絶妙にマッチしています!
そしてなんと言ってもこのタンメンならではの野菜の旨味や香辛料による独特な風味が心地良く感じられ、濃厚でありながらも塩テイストですから…全く飽きる要素がありませんし、この太麺がまたガシガシとした噛み応えがあって良いですね!濃厚なタンメンスープにも非常に良く合っていて、ボリューム感に関しても申し分ありません!
これがそもそも袋麺の“サッポロ一番 塩らーめん”がベースとは…ある意味面白いアレンジレシピとも言えるのではないでしょうか?ポークの旨味を際立たせたことで濃厚感をアップし、野菜の旨味・具材とたっぷりと加えることによってタンメンスープにうまく仕上げ、あの後味すっきりとしたシンプルながらもクセになるテイストがひと味違った一杯として表現されています!
麺について
麺は、ご覧の通りほんのり“ちぢれ”を付けた太麺仕様となっていて、角刃でしょうか?歯切れの良さや弾力のある強いコシが非常に好印象といったところで、麺量90gのボリューム感のある太麺はなかなか食べ応えもありますね!
そんな太麺には…ポークの旨味をしっかりと利かせた濃厚でありながらも“サッポロ一番 塩らーめん”らしい後味すっきりとしたタンメンスープがよく絡み、一口ずつにポークや野菜の旨味がたっぷりと口いっぱいに広がっていき、タンメンならではの香辛料の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのキャベツが使用されていて、大きめにカットされているため、シャキシャキとした食感はもちろん、素材本来の味わいなんかもしっかりと感じ取ることができる具材となっています!それによって今回の一杯にちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようですね!
また、こちらの人参はかなり小ぶりではありますが…じっくりと噛んで味わってみると、素材ならではの味わいが感じられ、こちらもまた野菜の旨味が印象的なタンメンスープを美味しく引き立てる具材のひとつとして彩り良く添えられています!
さらにこちらの“チンゲン菜”も上記のキャベツと同じくシャキシャキとした食感や、素材本来の味わいがしっかりと感じられ、こちらも野菜の旨味を引き立てる相性の良い具材となっています!
他にもこちらのコーンが使用されていて、ほどよい甘みを感じさせる具材として、彩りの良さを演出するかのように豊富に使用された具材のひとつとして濃厚タンメンスープの味わいを引き立てているようです!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り袋麺でお馴染み“サッポロ一番 塩らーめん”をベースにポークの旨味を際立たせ、さらに野菜の旨味をたっぷりと使用した具材とともに引き立てたことによって濃厚でありながらも後味すっきりとしたタンメンスープに仕上がっています!
そして、ポークがしっかりと利いているんですが、やはり香辛料も後押しした塩テイストならではの後味の良さによって全体のバランスは非常に良く、“濃厚タンメン”とは言え…全く飽きる要素はありません!
ご覧の通り白濁とした濃厚なタンメンスープではありますが、ポーク・野菜の旨味が凝縮されたスープはクセになりますね!喉越しの良いすっきり感とポークによる濃厚感がうまく調和され、ついついスープが止まらなくなります。。
また、さりげなく使用されている“ごま”なんかも風味の良さを引き立て、ほどよい香ばしさ・調理感のある香りを演出しているようにも感じられ、ポークの旨味によるまろやかな味わいとシャープな飲み口とのバランスの良いタンメンスープが一気に臨場感高まりますね!
こういった風味の利かせ方を考慮すると…これは“どんぶり型”にした方が良かったのかもしれません。。
このように、今回の“サッポロ一番 塩らーめん 濃厚タンメン”は、袋麺のロングセラー商品でお馴染み“サッポロ一番 塩らーめん”の味わいをベースにポークの旨味によって濃厚感を際立たせ、さらに野菜の旨味や具材にもたっぷりと野菜を使用したことで、風味も良く香辛料がメリハリを付けた濃厚なタンメンスープに仕上がっていたため、お好みによってはペッパー系の香辛料をちょい足ししてキリッとした口当たりに際立たせてみても良いでしょう!
まとめ
今回「サッポロ一番 塩らーめん 濃厚タンメン」を食べてみて、お馴染み“サッポロ一番 塩らーめん”の味わいを元にしているだけあって、非常にキレの良い口当たりが印象的で、なんと言ってもポークの旨味が濃厚なタンメンスープを表現し、噛み応えのある太麺とともに想像以上に満足度の高いボリューム感のある一杯となっていました!
他にもタンメンならではの野菜の旨味や香辛料、さらに“ごま”など細部に渡って品のあるタンメンスープが表現されていたため、かなり幅広い層に好まれるテイストと言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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