「千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 担担麺」を食べてみました。(2024年10月21日発売・エースコック)
この商品は、八海醸造が展開する“千年こうじや”監修によって新潟の名酒“八海山”の酒粕を使用したカップ麺で、ポークと味噌をベースに花椒や唐辛子でアクセントをつけた担担スープに仕上げ、酒粕の風味を活かした味わい深い一杯、“千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 担担麺”となっております。(値段:税別236円)
新潟県魚沼地方は、発行文化の継承地。長く厳しい冬を乗り越える先人たちの知恵と工夫が込められた豊かな食と文化を伝えたい。そんな思いから魚沼の清酒八海山の酒蔵「八海醸造」が立ち上げた「米麹・発酵」をテーマにしたブランドです。
引用元:千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 濃厚味噌ラーメン/担担麺 2024/10/21 新発売 | エースコック株式会社
ご覧の通りパッケージは鮮やかな赤系の色を基調に“千年こうじや”、“八海山酒粕仕立て”といった監修したブランド名などが記載されており、シンプルながらも品質の高い食材・食品を扱う拘りが伝わってきます!
一方こちらには…“八海山”の酒粕”仕立てによる担担スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…ごま、鶏・豚味付肉そぼろ、ねぎ、唐辛子が使用されているようです!
他にも特徴として…麺は丸刃の中細フライ仕様で、ポークと味噌をベースに花椒や唐辛子でアクセントを付け、八海山の酒粕で仕上げた担担スープがよく絡む風味豊かな味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
ポークや味噌をベースに各種香辛料を利かせた定番とも言える担担スープなんですが、酒粕の風味が加わったことで独特なテイストとなり、この辺りに関しては相性良いのか…賛否分かれそうな印象で、具材に使用された“鶏・豚味付肉そぼろ”や唐辛子によって旨味やメリハリが際立ち、レギュラーサイズで味わえるひと味違った一杯となっていました!
「千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 担担麺」とは?
今回ご紹介するカップ麺は、八海醸造が展開する“千年こうじや”監修によって拘りの担担麺を再現したもので、ポークと味噌をベースに花椒や唐辛子を利かせ、八海山の酒粕で仕上げたことによって風味を活かした味わい深い一杯、“千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 担担麺”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
一方こちら容器側面には、今回監修されている“千年こうじや”について簡単な説明書きが記載されていて、これによると…“新潟県魚沼地方は、発酵文化の継承地。長く厳しい冬を乗り越える先人たちの知恵と工夫が込められた豊かな食と文化を伝えたい。そんな思いから魚沼の清酒八海山の酒蔵「八海醸造」が立ち上げた「米・麹・発酵」をテーマにしたブランドです。”とのことで、“麹・塩こうじ”や酒粕をはじめ、様々な商品展開を行っているようです!
ちなみに今回は、同じく“千年こうじや”監修によって味噌ラーメンを酒粕で仕立てた一杯、“千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 濃厚味噌ラーメン”も同時発売されています!
それでは、今回の“千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 担担麺”がどれほどポークと味噌をベースに花椒や唐辛子でアクセントを付けた担担スープに仕上がっているのか?八海山の酒粕による風味との兼ね合いはもちろん、なんと言っても丸刃の中細フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り278kcal(めん・かやく228kcal / スープ50kcal)となっております。(塩分は3.6g)
カロリーは、濃厚なイメージの担担麺とは言えレギュラーサイズということもあってやや低めの数値のようで、塩分も同じくやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり63g、麺の量は50gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと50kcalと極端に低すぎるわけでもありませんので、コク深くも後味すっきりとした仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や“みそ”をはじめ…
- 植物油脂
- 酒粕パウダー
- 粉末みそ
- ポーク調味料
- ポークエキス
- 香辛料
- おからパウダー
- 乳化油脂
- コラーゲン
- ねりごま
- 豆板醤
- 魚介エキス
といった、ポークや味噌をベースに花椒や唐辛子などを利かせ、八海山の酒粕で仕立てたことによって濃厚な担担スープでありながらも酒粕の味や風味を活かした後味の良い味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:エースコック株式会社 東京工場(埼玉県)
JANコード 4901071405694 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩)、スープ(食塩、みそ、植物油脂、酒粕パウダー、粉末みそ、ポーク調味料、ポークエキス、香辛料、おからパウダー、ごま、乳化油脂、米粉、酵母エキス、たん白加水分解物、ごま加工品、コラーゲン、ねりごま、砂糖、豆板醤、魚介エキス、全卵粉)、かやく(ごま、鶏・豚味付肉そぼろ、ねぎ、唐辛子)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、炭酸Ca、重曹、酒精、香料、微粒二酸化ケイ素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(カンゾウ)、カラメル色素、カロチノイド色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、酸味料、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (63g) 当たり]
熱量 278kcal たんぱく質 5.9g 脂質 11.6g 炭水化物 37.5g 食塩相当量 3.6g
(めん・かやく1.1g/スープ2.5g)ビタミンB1 0.32mg ビタミンB2 0.31mg カルシウム 209mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“液体スープ”と記載された調味料が別添されています。
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、ポークエキスや味噌を含む若干トロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、具材には…
- ごま
- 鶏・豚味付肉そぼろ
- ねぎ
- 唐辛子
が入っています。
さらに麺は、丸刃の中細フライ仕様で、湯戻りする以前の状態ではありますが…細いながらもほどよい弾力とコシを兼ね備えた仕上がりに期待できそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:290ml)
そして出来上がりがこちら!
続いて別添されている液体スープを加えていきます!
こちらはポークエキスなどを含む味噌ベースのスープとなっており、少量ながらもしっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、予想通り酒粕の風味がほんのりと香り立つわけですが…この香りは好き嫌いがはっきりと分かれそうです。
では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…ポークや味噌、豆板醤や各種香辛料を利かせたことでコク深いんですが、濃厚というほどではなく、雰囲気は王道とも言える担担麺なんですが、酒粕の独特な風味が特徴的なテイストとなっています!
「千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 担担麺」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…どうしても酒粕の味・風味ともに気になるところで、個人的には担担麺と全く合っていないような気がします!これがもっと控えめというか全体のバランスが良ければまだ良かったものの、酒粕の主張が思った以上に強いせいで“まずい…”と思う方もいらっしゃるかもしれません!
ただ…ベースとなる担担スープは特にクセがなく、コク深くピリ辛な味わいを表現、そこに“鶏・豚味付肉そぼろ”からも良い旨味が馴染み出し、しっかりと混ぜながらいただくことで満足度も増していくことと思われます!とは言え、酒粕のクセが強いのが台無しにしています…
そのため、酒粕の味や風味が好みの方にはたまらない一杯に間違いなく、通常の担担麺とは一線を画する仕上がりと言え、酒粕を除けば全体の美味しさとしては申し分ないものの…もう少し酒粕のバランスを考慮してほしかったですね!
麺について
麺は、ご覧の通り丸刃の中細フライ仕様で、つるっと滑らかな食感はもちろん、細いながらもほどよい弾力やコシを兼ね備え、麺量50gと若干少な目なボリューム感です!
そんな麺には…ポークや味噌をベースに花椒や唐辛子を利かせ、八海山の酒粕で仕上げた担担スープがよく絡み、コク深い味噌や食欲そそる香辛料などが口いっぱいに広がっていき、酒粕の独特な香りが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、やや小ぶりな“鶏・豚味付肉そぼろ”が入っていて、食感はパサパサでジューシーな感じはほぼないものの、僅かに肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、最初のうちはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした中細フライ麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
他にもほどよいサイズにカットされた“ねぎ”が入っていて、そこまでシャキシャキ感に期待できませんが、ちょうど良い薬味となったことで今回の担担スープを美味しく引き立てているようです!
スープについて
スープは、ポークや味噌をベースに花椒や唐辛子などを利かせた王道とも言える味わいに仕上げ、そこに八海山の酒粕を合わせたことによって甘酒のようなクセのある香りが際立ち、独特な味と風味によって賛否分かれる味わいとなっています!
ただ、日本有数の酒処・新潟の地が生んだ名酒“八海山”の酒粕で仕立てたことで贅沢と言えば贅沢なんでしょうけど、担担麺と相性良いのかと聞かれると個人的には合わないと思います!そのため、やはり酒粕の味・香りがたまらなく好きという方におすすめのスープと言えるでしょう!
後は強いて言えば…食べ進めていくに連れて“鶏・豚味付肉そぼろ”からも良い旨味が滲み出していき、今回の担担スープに深みが増していく…そんなシンプルながらも素材の旨味を存分に活かした仕上がりで、酒粕のクセを除けば後味すっきりとした味わいです!
まとめ
今回「千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 担担麺」を食べてみて、八海醸造が展開する“千年こうじや”監修によって酒粕仕立ての担担麺をカップ麺に再現した一杯には、ポークや味噌をベースに花椒や唐辛子を利かせた定番とも言える担担スープに仕上げ、そこに八海山の酒粕を合わせたことによって独特の味と香りが際立つちょっとクセの強い一品となっていました!
個人的に“酒粕仕立て”と記載されていた点から薄々気付いてはいたんですが…やはり酒粕は味といい香りといい独特のクセがありますね!この辺りに関しては賛否ありそうですが、他にはない担担麺が楽しめるので、酒粕好きな方は一度試してみても良いでしょう!
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