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らーめん空(そら)焼きとうきびラーメン 味噌バター味!たっぷりコーンを使用した甘みのある一杯

らーめん空 焼きとうきびラーメン 味噌バター味

らーめん空 焼きとうきびラーメン 味噌バター味」を食べてみました。(2023年1月16日発売・エースコック

この商品は、札幌では誰もが知る人気ラーメン店“らーめん空”の“新千歳空港店”限定メニュー“焼きとうきびラーメン”を同店監修によって“どんぶり型”のカップ麺に再現したもので、ポークとチキンをベースに“らーめん空”らしい焼き味噌の香ばしさとラードの甘み、食欲そそる“にんにく”や生姜の香りをバランス良く合わせ、さらにバターの風味とコクを合わせた濃厚な味噌スープが“焼きとうきび”と“ちぢれ”を付けた太麺に絡む北海道ならではの味わいが楽しめる一杯が登場です!

それも…上記の通り臭みのない動物系の旨味をベースに複数の味噌を使用したコク深い味噌スープに仕上げ、別添されている調味油を加えることで“焼きとうきび”と相性抜群な優しいバターの風味が広がり、そこにプリッとした歯切れの良さともっちりとした食感を併せ持つ生麺さながらの多加水麺(ノンフライ仕様)によって臨場感溢れる味わいボリューム感たっぷりと堪能できる一杯、“らーめん空 焼きとうきびラーメン 味噌バター味”となっております。(値段:税別308円)

ご覧の通りパッケージには“焼きとうきびラーメン”、“味噌バター味”といった今回の商品名や特徴が大きく記載されているんですが、そもそも“味噌バターコーン”自体どうなんでしょうね?個人的に味噌ラーメンに一番やっちゃいけないトッピングだと思っていて、札幌の観光客向けのラーメン店でよく提供されているテイストなんですよね。。しかもベースとなる味わいが損なわれるのはもちろん、どんな味噌スープにバターコーンを加えても同じ味になるため、個人的には名店と呼ばれるラーメン店がこういったメニューを提供していたこと時点で非常に驚きです。。

一方こちらには“新千歳空港店”、“限定メニュー”と記載されているように、今回の新フレーバー“焼きとうきびラーメン”は…新千歳空港内にある北海道のラーメン店10店舗が集う“ラーメン道場”の“らーめん空 新千歳空港店”でのみ提供されているメニューで、動物系の旨味に香味野菜を利かせた濃厚な味噌スープに甘みをプラス、“味噌バターコーン”といった道外からの観光客向けのテイストとなっており、だいたい味の予想は付きますが、甘みとコクが際立ったまろやかな味わいに期待できそうです!

そして、こちらには“たっぷりコーン”と記載され、その背景には…ポークやチキンをベースに焼き味噌の香ばしさとラードの甘み、香味野菜や香辛料をバランス良く利かせた濃厚な味噌スープに各種具材がたっぷりと盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…シンプルにコーン・“ねぎ”が使用されているようです!(部分的に焦げ目を付けている点が手の込んだテイストに感じられます。)

他にも特徴として…麺は生地にたっぷり水を抱かせた多加水麺によってプリッとした歯切れの良さともっちりとした食感を併せ持ち、札幌ラーメンならではの“ちぢれ”付き・黄色みがかった“たまご麺”で、生麺さながらのノンフライ太麺が採用されており、臭みのないポークやチキンをベースに数種類の味噌を合わせ、食欲そそる“にんにく”や生姜といった香味野菜をバランス良く利かせた濃厚でまろやかな味噌スープが最後まで飽きることなくたっぷりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

たっぷりと使用された“焼きとうきび”と別添されている調味油によって“バターコーン”といった甘みのあるコクが際立ち、それによってベースとなる濃厚な味噌スープの美味しさが完全に損なわれ、北海道でよく見かける観光客向けの“味噌バターコーンラーメン”といった甘みのあるテイストに仕上がり、この甘みを調和させるかのようにスープの塩気はかなり強く…ふんわり香るバターの風味が広がっていくものの、どうしても札幌の名店と呼ばれるラーメン店が手掛けた一杯とは思えないフレーバーとなっており、食べ進めていくに連れて“焼きとうきび”からも甘みや香ばしさが滲み出し、良く言えば誰もが好む甘くコク深い“新千歳空港店”限定メニューを再現、濃厚ながらも脂っこさといった感じも一切なく、まさにコク深く風味豊かな味噌スープが最後までたっぷりと楽しめる万人受けする一杯となっていました!
これは特に、札幌の名店“らーめん空”ファンはもちろん、ポークやチキンをベースに合わせ味噌や香味野菜、香辛料などをバランス良く利かせた濃厚な味噌スープに具材として“焼きとうきび”や別添されている調味油を加えることで“バターコーン”の甘みや風味が際立ち、北海道の定番中の定番とも言える“味噌バターコーンラーメン”を気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。

ゆうき
ゆうき
では、今回は札幌の名店“らーめん空”の“新千歳空港店”限定メニュー“焼きとうきびラーメン”を同店監修によってカップ麺に再現、動物系の旨味をベースに焼き味噌や香味野菜などをバランス良く利かせたコク深くも濃厚な味噌スープにたっぷりと“焼きとうきび”を具材に使用し、さらに別添されている調味油を加えることによってふんわり香るバター風味が絶妙にマッチし、札幌ラーメンらしい“ちぢれ”を付けたプリシコなノンフライ太麺が食欲をしっかりと満たす風味豊かな一杯、「らーめん空 焼きとうきびラーメン 味噌バター味」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

らーめん空 焼きとうきびラーメン 味噌バター味

今回ご紹介するカップ麺は、札幌の狸小路5丁目と6丁目のアーケードの間を少し外れた場所に本店を置く名店“らーめん空”の“新千歳空港店”限定メニュー“焼きとうきびラーメン”をカップ麺に再現したもので、ポークやチキンをベースに“にんにく”や生姜などの香味野菜、さらに焼き味噌やラードの甘みなどをバランス良く利かせ、具材にはたっぷりと“焼きとうきび”が使用され、さらに別添されている調味油を加えることによってバターならではの風味が香り立つ濃厚な味噌スープに仕立て上げ、そこに札幌ラーメンならではの“ちぢれ”を付けたプリシコな多加水麺といった黄色みがかったノンフライ太麺が絡む甘みのある濃厚な一杯、“らーめん空 焼きとうきびラーメン 味噌バター味”となっています。
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入

ちなみにここ“らーめん空”の創業は2003年2月、店主である“高田 富央”氏が札幌の名店“すみれ”での修行経験を経た後、現在の本店である札幌市中央区南3条西5丁目20-2にオープンしたのがはじまり。ただ、この2003年2月創業というのは…昔オフィシャルサイトがあって、そちらに“since 2003”と記載されていたんですが、なぜサイトが閉鎖されてしまったのか、その辺りの事情は不明です。。

ただ、“北海道ラーメン特集:道内有名ラーメン店紹介=ラーメン空 – 日本食糧新聞電子版”にも2003年2月創業と記載されていますので恐らく間違いないものと思われます。(もちろん代表は“高田 富央”氏)

というのも、以下の通り生麺のパッケージにも“since 2003”と記載さているものの…某レビューサイトには2008年10月創業と記載されており、個人的に気になったので電話で確認したところ、“本店”にお問い合わせしてみると2008年創業、“札幌ら~めん共和国店”にお問い合わせしてみると2003年創業とイマイチはっきりしていない点が腑に落ちません。。(ただ、Twitterのアカウントはなぜか“@RamenSORA2008”となっているのも気になりますね!)
※本店の味が落ちたとの口コミも見かけましたので何かあったのかもしれません。。

その後、以下の通り国内外に店舗展開するも…現在海外店舗は“ラスベガス店”のみ営業しているようです!(運営は創業者である“高田 富央”氏が代表を務める“株式会社トミエンタープライズ”が取り仕切り、国内は本店含め3店舗展開しています。)
※ただし“札幌ら〜めん共和国”が入っている札幌エスタは2023年夏に閉店することが決まっています。

  • 札幌ら~めん共和国店(2010年10月オープン)
  • 千歳空港店(2015年1月オープン)
  • ラスベガス店
  • フィリピン セブ島店
  • フィリピン スービック店
  • フィリピン アンヘレス店
  • フィリピン バギオ店
  • シンガポール店

また、この“らーめん空”のカップ麺と言えば…以下の通り毎年発売されていて、主に看板メニューを再現した“コク味噌”と人気メニューを再現した“辛味噌”が続いていたんですが、2022年は未発売、そしてなんと2023年には“新千歳空港店”限定メニューが“どんぶり型”で登場ということで、“味噌バターコーン”といった割と面白い商品展開となっています!これは来年“全国ラーメン店マップ”シリーズに戻すのか?別のメニュー展開を行うのか楽しみなところではあります!

  • 全国ラーメン店マップ すすきの編 ラーメン空監修 コク味噌ラーメン(2015年3月9日発売)
  • 全国ラーメン店マップ すすきの編 らーめん空監修 コク味噌ラーメン(2016年3月14日発売)
  • 全国ラーメン店マップ すすきの編 らーめん空監修 辛味噌ラーメン(2017年1月9日発売)
  • 全国ラーメン店マップ すすきの編 らーめん空監修 辛味噌ラーメン(2018年1月15日発売)
  • 全国ラーメン店マップ すすきの編 らーめん空監修 辛味噌ラーメン(2019年1月14日発売)
  • 全国ラーメン店マップ すすきの編 らーめん空監修 辛味噌ラーメン(2020年1月27日発売)
  • 全国ラーメン店マップ すすきの編 らーめん空監修 濃厚味噌ラーメン(2021年2月1日発売)

そもそも“らーめん空”は札幌でも特に有名なあの“すみれ”で修行した経験を持つラーメン店ですからね!実店舗の方では濃厚な味噌スープに“おろし生姜”を乗せたことによるキリッとした美味しい一杯を求めて深夜でも行列を作る人気店のひとつとして地元客だけでなく、観光客にも広く知られる名店です!しかも本店の営業時間は11:00~翌3:00(金・土は翌4:00まで / 日・祝は翌1:00まで)と深夜までオープンしていますから、飲んだシメにもちょうど良いんですよね!

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とは言え…個人的に気がかりなのは、“新千歳空港店”では今回再現された“焼きとうきびラーメン”の他にも“北海道贅沢グルメラーメン”といったカニやホタテをトッピングしたメニューもあり、完全に観光客向けのラーメン店になっているのでは?と思ってしまいます。。正直札幌の名店にはそういったメニュー展開はしてほしくなかったですね…

それでは、今回の“らーめん空 焼きとうきびラーメン 味噌バター味”がどれほどポークやチキンの旨味をベースに食欲そそる香味野菜や焼き味噌、ラードの甘みなどをバランス良く利かせた濃厚な味噌スープに仕上がっているのか?具材にたっぷりと使用された“焼きとうきび”はもちろん、別添されている調味油を加えることによる“バターコーン”特有の甘みのあるテイストとの兼ね合いはもちろん、何と言っても札幌ラーメン特有の“ちぢれ”を付けたプリシコな“たまご麺”を再現したノンフライ太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り394kcal(めん・かやく293kcal / スープ101kcal)となっております。(塩分は5.9g)

カロリーは、“どんぶり型”・動物系の旨味をしっかりと利かせたコク深く濃厚なテイストの割にノンフライ麺を使用しているからでしょうか?やや低めな数値のようで、塩分も同じくそこまで高い数値というわけではありません。ちなみに1食当たり103g、麺の量は65gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと101kcalとやはり高めな数値を占めており、ポークやチキンの旨味をしっかりと利かせたコク深いテイストであることがよーく伝わってきます!しかも香味野菜や合わせ味噌で繊細な旨味を再現、そこに具材としてたっぷりと使用された“焼きとうきび”と調味油を加えることによる“バターコーン”の甘みがプラスされた臨場感の高い仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、“粉末みそ”や“みそ”をはじめ…

  • 植物油脂
  • 豚脂
  • ポーク調味料
  • ショートニング
  • ポークエキス
  • 食塩
  • 香味油
  • 香辛料
  • チキン調味料
  • ねりごま
  • チキンエキス
  • 魚介エキス
  • バターオイル
  • ポークコラーゲン
  • みそ加工品

といった、ポークやチキンをベースに焼き味噌やラードの甘み、“にんにく”や生姜などの香味野菜をバランス良く利かせ、具材にたっぷりと使用した“焼きとうきび”と別添されている調味油を加えることで“味噌バターコーン”ならではの甘みのあるコクが際立ち、それによって北海道の定番とも言える観光客向けのフレーバーがたっぷりと楽しめる濃厚な味わいを想像させる材料が並びます。
※これによると…コーン中に焼きとうきびを18%使用しているとのこと。

JANコード4901071400088
原材料名

めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、植物性たん白、食塩、たん白加水分解物、大豆食物繊維、卵白粉)、スープ(粉末みそ、みそ、植物油脂、豚脂、砂糖、ポーク調味料、ショートニング、ポークエキス、食塩、香味油、香辛料、おからパウダー、チキン調味料、ねりごま、ねぎ、酵母エキス、チキンエキス、魚介エキス、バターオイル、ポークコラーゲン、みそ加工品)、かやく(コーン)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、炭酸Ca、かんすい、酒精、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、増粘剤(グァーガム)、酸味料、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

栄養成分表示 [1食 (103g) 当たり]
熱量394kcal
たんぱく質10.6g
脂質12.5g
炭水化物59.7g
食塩相当量5.9g
(めん・かやく1.7g/スープ4.2g)
カルシウム198mg

引用元:らーめん空 焼きとうきびラーメン 味噌バター味 | エースコック株式会社

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、液体スープ、粉末スープ、調味油といった4種類の調味料などが入っています!

そして、こちらが今回使用されている調味料などの4パックとなっていて、特に液体スープには動物系の旨味エキスとなるサラッとした脂・油分の他にも若干“とろみ”が付いた味噌が含まれているようでしたので、調理中は調味油とともにフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!

さらに、麺はご覧の通り札幌ラーメンをイメージさせる“ちぢれ”を付け、黄色みがかったノンフライ太麺となっており、多加水麺らしくプリッとした食感を再現した仕様で、コク深く濃厚な味噌スープに“バターコーン”の甘みや優しい風味を加えたテイストぴったりなもっちりとした弾力とほどよいコシに期待できそうです!

調理してみた

ではまず、先ほどの“かやく”を入れてみます。
そして、そのかやくには…シンプルに大量の“焼きとうきび”が入っています!

このように今回の“焼きとうきびラーメン”には、コク深く濃厚な味噌スープに甘みを際立たせるコーンがたっぷりと使用されているようで、少しずつ素材ならではの甘みが滲み出していき、それによって“新千歳空港店”限定メニューが臨場感高く楽しめそうです!(個人的には微妙ですが…)

続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:360ml)
そして出来上がりがこちら!

しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの麺や“焼きとうきび”がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはほどよい滑らかさやコシが加わり、見るからにたっぷりと使用されたコーンには18%“焼きとうきび”が使用されているようでほんのりと香ばしさも香り立ち、まだ別添されている液体スープや粉末スープ、調味油を加える前の状態ではありますが、すでに甘みのある優しい香りが広がっていきます!

では、ここに粉末スープを加えていきます!(まずはこちらを全体に馴染ませていきます。)
すると…粉末味噌や香辛料などを含む粒子の細かな仕様となっていて、そこまで特徴のある風味などは感じられませんが、液体スープとのWパック仕様とのことでコク深く濃厚な味わいが再現され、そもそもスープとの馴染みも良さそうです!

ご覧の通りこの粉末スープにはさり気なく“ねぎ”が含まれ、上記の通り粒子が細かいせいか…すぐに溶け始め、複数の味噌や焼き味噌によって香ばしくも繊細な旨味が際立ち、そこに液体スープを加えることで深みのあるコクがプラスされ、再現性の高い濃厚な“焼きとうきびラーメン”がボリューム感たっぷりと楽しめそうです!

そして粉末スープが全体に馴染んだら、続いて液体スープを加えていきます!
すると…まずはじめに無色透明な動物系の旨味エキスでしょうか?脂・油分がたっぷりと出てきます!

続いて数種類使用されたというトロッとした味噌も出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、こちらに関しても特に変わった風味などはなく、コク深くまろやかな味噌スープがWパック仕様によって臨場感高く再現されているようで、やはり個人的にはこの“どんぶり型”で看板メニューをしっかりと作り込んでほしかったところ。。

さらに調味油も加えていきます!
こちらには主にバターの旨味・風味が凝縮されているようで、バターならではの香りが広がっていきます!…というか今回の一杯は“かやく”の“焼きとうきび”と、この調味油によって濃厚な味噌スープに“バターコーン”の要素が加わっているため、お好みによってはこの2パックを入れずに味わってみても良いかもしれません!

ご覧の通り味噌と調味油に含まれるバターはスープ表面に留まった状態で、改めて見ると味噌そのものはやや少なめではありますね!(粉末スープの方にもたっぷりと含まれているのかもしれませんが…)

では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…濃厚という割にサラッとした仕上がりで、食欲そそる香味野菜や焼き味噌の香ばしさ、ラードの甘みなどが旨味を引き立て、さらに具材としてたっぷりと使用された“焼きとうきび”や調味油に含まれるバターの風味が“バターコーン”特有の甘みのあるコクをプラス、まさに北海道の観光客向けのメニューを彷彿とさせる風味が印象的で、はっきり言って名店らしさはどこにもありません。。これまで何度も味噌スープにコーンを合わせると一気にチープになると言ってきたのはまさにこれですね!…ただ、道外の方はこれを求めているんでしょうか?豊富なコーンを合わせたことによって甘くこってりとした一杯となっているようです!

また、見た通り具材には“焼きとうきび”が豊富に使用されているようで、食べ進めていくに連れてコーンの甘みが際立っていく…そんな濃厚で甘みの強い味わいが思う存分楽しめそうです!…というか今回のフレーバーは特に“とろみ”といった感じはなく、こってり感というよりもキリッとしたシャープな飲み口が絶妙にマッチしたことで、思いのほか後味すっきりとした味わいが再現されているように感じられます!とは言え…どうしても“味噌バターコーン”といった組み合わせは気になりますね。。

食べてみた感想

一口食べてみると…やはり“バターコーン”の甘みがベースの旨味を完全に損ねていて、“焼きとうきび”とバターの甘みが前面に突出しているようです!しかもスープはそういった甘みをうまく調和させるかのように塩気がかなり強めにしてあり、全体のバランスもかなり悪く、コク深さ・まろやかさもありません。。これはかなり微妙ですね!正直“不味い…”と思われる方も多いのではないでしょうか?王道を行く“味噌バターコーン”のテイストでもありませんし、濃厚感がまるでないので物足りなくも感じられます!

そして、ベースとなるポークやチキンの旨味がスープの美味しさを下支えするも…比較的軽やかなテイストとなっていて脂っこさや“くどさ”といった感じもありませんので、飽きることはありませんが…そもそも“バターコーン”の要素が相性悪く、その上に数種類の味噌や香味野菜、香辛料などが融合したことで思ったよりスープ自体はあっさりとした印象で、変に甘みのある味わいは恐らく再現性も非常に低く、味も濃いめというより塩気が強く、原材料と実際の味わいを比べながら考えさせられますね。。

ただ、キリッとした口当たりや香辛料が加わったことで変な甘ったるさといった感じはなく、賛否分かれるフレーバーであることに間違いありません!…というか今回の“焼きとうきびラーメン”は、動物系の旨味をベースに数種類の味噌や香味野菜、さらに“バターコーン”といった観光客向けのテイストを再現したスープが基本となっていますから、もう少し全体のまとまりも考慮してほしかったところ!(再販はなさそうです…)

麺について

麺は、ご覧の通り札幌ラーメンらしく“ちぢれ”を付け、黄色みがかったノンフライ太麺が採用され、多加水麺によってもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えたプリシコな食感が印象的で、ずしっとした密度感の高い食べ応え抜群な仕上がりとなっています!

そんな麺には…ポークやチキンをベースに数種類の味噌や香味野菜を利かせ、さらに具材としてたっぷり使用された“焼きとうきび”や別添されている調味油を加えることによって甘みのある風味が際立った味噌スープがよく絡み、一口ずつにコーンならではの甘みなどが口いっぱいに広がっていき、焼き味噌の香ばしさや生姜の風味が後味良く抜けていきます!…というかこのスープはコク深くもキリッとしたメリハリがあるため、飽きることはありませんが、全体の構成が微妙でしたので好き嫌いははっきりと分かれそうです。。

トッピングについて

トッピングにはまず、こちらのコーンがたっぷりと使用されていて、数・サイズともに全く申し分なく、じっくりと味わってみると…食感の良い仕上がり具合で、全体の18%が“焼きとうきび”となっており、素材本来の旨味・甘みが滲み出し、道外からの観光客向けの“味噌バターコーンラーメン”ならではの味わいが際立つ具材となっていたため、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほど麺と一緒に絡めていただくと、より一層甘みが増して楽しめるかと思われます!

他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、かなり小さくカットされたことでシャキシャキとまではいかないものの…ちょうど良い薬味にもなったことで今回の“焼きとうきびラーメン”の美味しさを引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!

スープについて

スープは、先ほどもお伝えした通りポークやチキンをベースに数種類の味噌や香味野菜、ラードの甘みなどを合わせたコク深い味噌スープに仕上げ、さらに具材に使用された“焼きとうきび”や別添されている調味油を加えることで“バターコーン”ならではの甘みや風味が際立ち、まさに北海道で観光客向けに提供しているラーメン店のような仕上がりが印象的となっており、コク深くもキリッとした塩気の強いメリハリによって最後まで飽きることもありません!

そして、ベースとなる動物系の旨味に関してはもちろん変な脂っこさや“くどさ”もなく、そこに食欲そそる“にんにく”や生姜などの香味野菜を加えたことで、キリッとした口当たりが絶妙にマッチしているものの、この“バターコーン”の甘みによって全体のバランスは思ったより悪く、コクや旨味が控え目で…名店が手掛ける一杯として期待していただくと肩透かしを食らうかと思われます!

また、容器底に溜まっている粉末スープや香辛料を全体に馴染ませるようにしっかりと混ぜながら食べ進めていくと、より一層メリハリが増して楽しめるわけですが、“らーめん空”らしい濃厚感や深みのある旨味がまるでないので、そもそも物足りなさを感じさせるテイストで、具材のコーンやバター風味がバランス悪いので、お好みによっては“かやく”と調味油は少なめにしてみても良いかもしれません!(調理時の熱湯も若干少なめで十分です。)

ちなみにこの味噌スープは数種類の味噌や焼き味噌を使用することで香ばしさや繊細な旨味を再現しているとのことでしたが、実際にはそこまで拘りを感じさせるテイストではなく、特に濃厚感・コク深さに関して物足りなく、それによってイメージするこってり感は全くありませんから、今回のフレーバーはやはり肝心のスープがバランス悪いように感じられます!少なくともこれは個人的に知る“らーめん空”の味ではないです。。

このように、今回の“らーめん空 焼きとうきびラーメン 味噌バター味”は、ポークやチキンをベースに焼き味噌の香ばしさやラードの甘み、食欲そそる香味野菜などを合わせたコク深い味噌スープに仕上げ、そこに具材としてたっぷりと使用された“焼きとうきび”や別添されている調味油を加えることで“バターコーン”といった甘みのある風味などが際立ち、まさに北海道で観光客向けに提供しているような味わいに感じられ、札幌の名店とは思えないバランスの悪い仕上がりとなっていたため、お好みによっては“かやく”や調味油を使わずに調理し、さらに“おろしにんにく”や“おろし生姜”、そしてラードなどで味を調整してみても良いでしょう!

まとめ

今回「らーめん空 焼きとうきびラーメン 味噌バター味」を食べてみて、札幌の名店“らーめん空”の“新千歳空港店”限定メニュー“焼きとうきびラーメン”を同店監修によってカップ麺に再現した一杯には…ポークやチキンの旨味をベースに数種類の味噌や香味野菜などを合わせたコク深い味噌スープに仕上げ、具材に使用されているコーン(内18%が“焼きとうきび”)や別添されている調味油を加えることで“味噌バターコーン”ならではの甘みのある風味などが際立っていたものの、全体のバランスは非常に悪く、そこに札幌ラーメンならではの“ちぢれ”を付け、黄色みがかったプリシコなノンフライ太麺が食欲を満たす賛否分かれる一杯となっていました!

やはりパッケージや商品名を見た時から微妙な感じはしていたんですが、想像通りでしたね。。濃厚感や旨味に関しても中途半端で名店らしい深みやコクもなく、ただただ“バターコーン”の甘みを付与したチープなテイストで、物足りなさを感じさせる一杯だったため、かなり好き嫌いが分かれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?

ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!

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著者プロフィール
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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