「寿がきや 岐阜タンメン」を食べてみました。(2019年3月25日発売・寿がきや食品)
この商品は、岐阜・愛知を中心に店舗展開する“岐阜タンメン”の看板メニューの味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、豚ガラの旨味をベースに後味すっきりとしたスープに食欲そそる“にんにく”を利かせ、さらに具材の豚肉やシャキシャキのキャベツ・白菜によって旨味・甘みが引き立った一杯“カップ岐阜タンメン”となっております。(税抜き238円)
ご覧の通り、パッケージには今回の特徴である“豚ガラスープににんにくのコク!”と記載されているように、シンプルな塩ベースのスープながらもコクのある味わいが表現され、何よりもこの“にんにく”によってクセになる味に仕上がっているものと思われます!
一方、こちらには“ピリッと辛い辛味あん付”と記載され、その仕上がりイメージなんかも確認できるわけですが、こちらによるとこの辛味あんは別添されていて辛さの調整が可能、そして“にんにく”の旨味とも相性抜群なピリッとした唐辛子によるアクセントが利いているようです!(実店舗では〜5辛まで無料で選べるとのこと。)
なるほど…“岐阜タンメン”の味わいとは、塩ベースに豚ガラの旨味、そして野菜の甘みに唐辛子による辛み…これはシンプルながらもストレートに素材の味が楽しめるクセになる仕上がりを想像させますね!
他にも特徴として…麺には細麺仕様のノンフライ麺が採用され、細いながらも心地良い弾力とコシ、そして何と言っても歯切れの良さがうまく再現され、すすり心地の良さとともに食欲そそる“にんにく”の風味が引き立ち、それによって食べ進めるに連れて満足度も増していく…そんな旨辛な仕上がりとなっています!
塩ベースのあっさりとした仕上がりと思いきや、豚ガラがしっかりと利いていることもあって思った以上にコクのある旨味に仕上がり、そこに香味野菜や具材に使用されたキャベツ・白菜、豚肉からも甘みが引き立つことで素材の美味しさを活かしたクセになる一杯となっていました!
これは特に、塩ベースのあっさりとした中にもしっかりと旨味を楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この“岐阜タンメン”は、カップ麺限定メニュー“まぜそば”が2019年9月16日に発売されています!詳細レビューについてはこちらの記事もぜひご覧ください!
寿がきや 岐阜タンメン
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“寿がきや”の新商品ということで、岐阜・愛知を中心に店舗展開する人気店“岐阜タンメン”の店名にもなっている看板メニュー“岐阜タンメン”の味わいを再現したもので、豚ガラベースの後味すっきりとした塩スープに食欲そそる“にんにく”やピリ辛なアクセント、さらには野菜の甘み・旨味を加えた一杯“カップ岐阜タンメン”となっています。
ちなみにこの“岐阜タンメン”とは…カテゴリとしての名称というわけではなく、実際にある店舗名のようで、よく知る“タンメン”とは若干異なり、豚ガラスープということもあって後味すっきりとした塩ベースの仕上がりながらも厚みのある旨味が満足度の高いコクとなって表現され、今回のカップ麺にもシャキシャキな食感のキャベツ・白菜を加えたことで甘みが引き立つ一杯のようですね!
岐阜タンメンとは関東地方の一般的なタンメンと違い、
豚肉、白菜、キャベツ、にんにくから旨みを抽出し、 塩だしのスープと合わせたシンプルながらも味わい深いオリジナルのタンメンです。
引用元:岐阜タンメン
それでは、今回の“岐阜タンメン”がシンプルながらもどれほどの旨味を表現しているのか?豚ガラスープと別添された“辛味あん”とのバランス、“寿がきや”らしいコシのある麺の再現性などなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り367kcal(めん・かやく302kcal / スープ65kcal)となっております。(塩分は7.9g)
カロリーはすっきりとした仕上がりのイメージ通りやや低めな数値のようですが、一方で塩分は希に見る高い数値のようですね!(スープだけでも5.6g)
ちなみに1食当たり119g、麺の量は65gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、動物油脂やポークエキスをはじめ…
- 唐辛子調味料
- 食塩
- しょうゆ
- にんにく
- 香味油
- ローストガーリックペースト
- 香辛料
といった、塩ベースのすっきりとしたスープの割に、豚ガラなどの動物系の旨味がしっかりとコクを表現し、さらに食欲そそる“にんにく”や香味野菜による甘み・旨味が味わい深く引き立った仕上がりを想像させる材料が並びます。
JANコード 4901677082497 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物油脂、小麦たん白、大豆食物繊維、たん白加水分解物)、スープ(動物油脂、ポークエキス、唐辛子調味料、たん白加水分解物、食塩、しょうゆ、にんにく、香味油、ローストガーリックペースト、香辛料)、かやく(キャベツ、味付豚肉、白菜)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、かんすい、香料、炭酸カルシウム、乳化剤、ソルビット、カラメル色素、酸化防止剤(V.E、V.C)、酸味料、香辛料抽出物、(一部に卵・乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (119g) 当たり]
熱量 367kcal たんぱく質 9.5g 脂質 12.5g 炭水化物 53.9g 食塩相当量 7.9g
めん・かやく: 2.3g
スープ: 5.6gカルシウム 98mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやく、液体スープ、辛味あんといった3つの調味料などが入っています。特にこの“辛味あん”が他のカップ麺にはない印象的なパックですね!
そして、麺はご覧の通りかなり細めの麺が使用されていて、“岐阜タンメン”実店舗での細ストレート麺をノンフライ麺ならではの歯切れの良いコシによって再現しているようですね!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- キャベツ
- 味付豚肉
- 白菜
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの具材がふっくらと仕上がっていますね!そして、すすり心地の良さそうな麺が湯戻しによって細いながらもほどよい弾力を思わせ、それによって歯切れの良い食感なんかも楽しめる一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを注いでいきます!
ちなみにこの液体スープは、キレの良い塩ベースのスープ以外にも豚ガラの旨味と思われるドロッと脂が含まれていたため、調理中はしっかりとフタの上で温めておくと良いでしょう!
すると…ご覧の通り“岐阜タンメン”のベースとなる豚ガラの旨味と思われる脂がしっかりと確認できます!これによって後味すっきりとしたスープに深みのある味わいやコクが表現されているものと思われます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そして、最後に先ほどの“辛味あん”を添えて完成です!
スープが全体に馴染むと、透明度の高いスープそのものは非常にさらっとした仕上がりではありますが、何と言ってもこの“にんにく”の風味が食欲そそり、スープ表面に浮かぶ油分からもしっかりとした旨味を想像させるクセになりそうな一杯となっています!
このようにシンプルな塩ベースのスープながらも、このスープ表面に浮かぶ油分の感じがまた良いですね!思ったよりもこってり感というか…コク深い旨味が豚ガラによって表現されているようで、そこに香味野菜の旨味や具材に使用された豚肉や野菜からもちょうど良い旨味・甘みがスープの美味しさをさらに引き立てているようにも見えます!
ちなみに、この“辛味あん”はそこまで強い辛さというわけではありませんが、お好みで調整してみると良いかもしれません!
食べてみた感想
一口食べてみると…非常にすっきりとした塩味のスープには、豚ガラによって旨味引き立つコク深い味わいに仕上がり、そこに相性抜群な“にんにく”がたっぷりと使用されたことで、ついついスープが止まらなくなる…クセになりそうな一杯となっています!
また、豚ガラを利かせてはいるものの、香辛料も利いたことでキレの良さに際立った塩ベースのスープには当然“くどさ”といった感じが一切なく、最後まで飽きの来ないパンチの強い口当たりとコクを楽しむことができます!
ちなみに、この“辛味あん”は原材料に“唐辛子調味料”と記載され、恐らく唐辛子以外にもほんのりとスープに“とろみ”を付けるような“でん粉”などの甘みを含んだ調味料のようで、ピリッとした辛み以外にも、後味すっきりとした塩ベースのスープにほどよいコクなんかも加えているようです!
そして、この“辛味あん”をスープに溶かしながら食べてみると…“あん”というだけあって、ほどよい甘みを含むピリッとしたアクセントが加わり、それによってキレのあるスープにコクなんかもプラスされ、より一層味わいに深みが感じられる相性の良いトッピングのようですね!
そのため、こちらを少しずつ溶かしながら味の変化を楽しんでみても良いかもしれません!
麺について
麺は、ご覧の通り細めのストレート麺ということで、公式ページによると低加水とのことで細麺ながらもスープにも絡みやすく、ノンフライ麺ならではの弾力と歯切れの良いコシが楽しめるすすり心地の良い麺となっています!
そんな細麺には、豚ガラの旨味をしっかりと利かせた後味すっきりとした塩ベースのスープがよく絡み、一口ずつにピリッとした辛みとともに香味野菜などの旨味が口いっぱいに広がっていき、食欲そそる“にんにく”の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、良い意味で豚肉の臭みのあるリアルな仕上がりのようで、カップ麺ということもあって若干小ぶりではありますが…噛み応えもあり肉の旨味がしっかりと表現されているため、今回の塩ベースのあっさりとしたスープの中にコク深い美味しさを引き立てているようです!
また、こちらの大きくカットされたキャベツは、カップ麺とは思えないほどのシャキシャキとした心地良い食感が表現され、“岐阜タンメン”ならではの野菜の旨味・甘みを利かせたスープとも相性の良い具材として添えられています!
また、こちらの白菜は非常に厚みがあり、こちらもまたキャベツ同様シャキシャキとした食感が心地良く、変な野菜臭さなんかも一切なく、素材本来の美味しさをしっかりと楽しめる具材となっています!
スープについて
スープは、この透明度の高い仕上がりからもわかるように、非常にキレのある塩分濃度の高い口当たりが印象的で、特に“にんにく”による旨味が強いパンチを表現し、そのすぐ後からは豚ガラの旨味や香味野菜などの甘みなんかがコク深く感じられる後味すっきりとした仕上がりとなっています!
…というか、豚ガラベースの塩スープって思っていた以上に相性良いんですね!そこに“にんにく”と唐辛子による辛みが加わったことで、ちょうど良いメリハリにもなり、“くどさ”といった感じも全くないせいもあって、ついついスープが止まらなくなります。。
そして、気になる“辛味あん”の辛さについてですが…こちらは塩スープにピリッとした辛みを加える程度のもので、そこまで強い辛さというわけではなく、“あん”に含まれるほんのり“とろみ”の付いた甘みなんかも加わったことで塩スープのコクが引き立っているようにも感じられます!
また、強いて言うなら…個人的にはもう少し豚ガラの旨味をこってりと利かせてあっても良かったような気もしましたね!後味すっきりとした感じが非常に際立っていたため、もう少し動物系の旨味による厚みを加えると、より満足度の高い味わいが楽しめたかと思われます!
このように、今回の“岐阜タンメン”は後味すっきりとした口当たりが豚ガラの旨味によってコク深く仕上がり、ピリッとしたアクセントが利いていたものの…辛さ自体はそこまで強いわけではなかったため、お好みで唐辛子を追加して調整してみても良いかもしれません!
まとめ
今回「寿がきや カップ岐阜タンメン」を食べてみて、ベースとなる旨味に豚ガラを利かせ、それによってキレの良いシャープな飲み口には物足りなさを感じさせないコクが“にんにく”も合わさったことで強いパンチを表現し、香味野菜などの旨味・甘みも利いたことで、クセになりそうなピリ辛な味わいとなっていました!
そして、そこに“辛味あん”によるピリッとしたアクセントが後引く旨味・辛みを加え、それによって味に締まりとコクが引き立ち、すっきりとした見た目以上に満足度の高い味わいが楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
この記事を読んだあなたにおすすめ!