日清食品

「王王軒(わんわんけん)」監修カップ麺 “濃厚豚骨醤油” 徳島の茶系として人気の味わいを再現

王王軒監修 濃厚豚骨醤油
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王王軒監修 濃厚豚骨醤油」を食べてみました。(2024年6月18日発売・日清食品/ローソン限定)

この商品は、徳島県・藍住町(あいずみちょう)の人気ラーメン店“支那そば 王王軒(わんわけん)”の看板メニュー“支那そば”をカップ麺に再現したもので、豚と鶏の旨味に魚介出汁をほんのり利かせた濃厚な豚骨醤油スープに仕上げ、そこにもっちりとした弾力のあるノンフライ中太麺が絶妙にマッチした一杯、“王王軒監修 濃厚豚骨醤油”となっております!(値段:税別267円)

ご覧の通りパッケージには“徳島ラーメンの名店”、“濃厚な豚と鶏の旨みがやみつきになる一杯”と記載されているように、ここ“王王軒”は徳島ラーメンの中でもトップクラスの人気を誇るラーメン店で、発祥地の違いによって3種類(白系・黄系・茶系)に分類されている中、豚や鶏の旨味に魚介出汁を合わせた“茶系”と呼ばれる濃厚な一杯のようです!

王王軒監修 濃厚豚骨醤油 パッケージ

一方こちらには豚や鶏の旨味をしっかりと利かせたコク深く濃厚な豚骨醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・“ねぎ”が使用されているようです!(実店舗では卵黄のトッピングも人気なので、お好みに合わせて別途追加してみても良いでしょう。)

他にも特徴として…麺はずしっと重みのある角刃の中太ノンフライ仕様で、つるっと滑らかな食感はもちろん、ほどよい弾力とコシがあり、それによって豚と鶏をベースに濃い目の“かえし(醤油ダレ)”や魚介出汁などをバランス良く合わせたコク深くまろやかな豚骨醤油スープが最後までじっくりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

スープは非乳化といったキレの良い口当たりが印象的ですが、動物系の旨味をしっかりと利かせたことでコク深くまろやかな舌触りが印象的で、濃厚ながらもちょうど良いメリハリによって飽きることもなく、そこに角刃の中太ノンフライ麺が絡む食べ応え抜群な一杯となっていました!

ゆうき
ゆうき
では、今回は2024年6月18日に日清食品株式会社からローソン限定で発売された「王王軒監修 濃厚豚骨醤油」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

王王軒監修 濃厚豚骨醤油

今回ご紹介するカップ麺は、徳島県・藍住町の人気ラーメン店“支那そば 王王軒”の看板メニュー“支那そば”を再現したもので、豚や鶏の旨味をしっかりと利かせ、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”で味を調えた濃厚な豚骨醤油スープに仕上げ、そこに生麺さながらのもっちりとした角刃の中太ノンフライ麺が絶妙にマッチした奥深い一杯、“王王軒監修 濃厚豚骨醤油”となっています。
※売っている場所:今回はローソンで購入

ちなみに、ここ“王王軒”の創業は1998年5月、元々調理師だった“近藤 純(こんどう じゅん)”氏が現在の住所にオープンしたのがはじまり。とは言えスープは自己流で試行錯誤を繰り返し現在のスープに辿り着き、さらに麺も拘りの自家製を使用、今では徳島ラーメンの中でもトップクラスの人気を誇り、“とろみ”を付けたこってりスープが人気の秘訣のようです!

さらにこちらには店主や実店舗の写真とともに簡単な説明書きが記載されていて、これによると…“支那そば 王王軒は、1998年に徳島県で誕生。豚骨と鶏ガラを長時間煮込んだ旨みとコクを感じる濃厚スープは食欲をそそる1杯です。”とのことで、公式ページにも“子供が食べて美味しいと思う中華そばを作りたい”をモットーに幅広い層に愛されるラーメンを提供しています!

そしてこちらには店舗名“王王軒(わんわんけん)”や店主が犬好きということもあって看板に掲載されている犬のイラストが確認できます!

それでは、今回の“王王軒監修 濃厚豚骨醤油”がどれほど豚や鶏の旨味に濃い目の“かえし(醤油ダレ)”を合わせたコク深くまろやかな豚骨醤油スープに仕上がっているのか?さり気なく使用された鰹節調味料や具材の味付豚肉との兼ね合いはもちろん、なんと言っても生麺さながらのもっちりとした角刃の中太ノンフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認してみたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り395kcal(めん・かやく289kcal / スープ106kcal)となっております。(塩分は6.0g)

カロリーは、豚や鶏の旨味をしっかりと利かせたコク深くまろやかな豚骨醤油スープの割にかなり低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり100g、麺の量は70gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと106kcalと高めではありますが、そこまで高い数値というわけでもなく、豚や鶏の旨味を丁寧に溶け込ませた濃厚こってりというよりもコク深くまろやかでキリッとした“かえし(醤油ダレ)”によって全体の味を調えたメリハリの付いた飽きの来ない仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、豚脂やポーク調味料をはじめ…

  • チキン調味料
  • 食塩
  • 粉末しょうゆ
  • 乳化油脂
  • かつおぶし調味料

といった、豚や鶏の旨味を利かせた臭みのない豚骨醤油スープにキリッとした“かえし(醤油ダレ)”で味を調えたことによって特別脂っこさや“くどさ”もなく、幅広い層に好まれる味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:日清食品株式会社 静岡工場(静岡県)

JANコード4902105283592
原材料名

めん(小麦粉(国内製造)、食塩、チキンエキス、植物油脂、大豆食物繊維)、スープ(豚脂、ポーク調味料、チキン調味料、でん粉、食塩、粉末しょうゆ、糖類、乳化油脂、かつおぶし調味料、たん水加水分解物)、かやく(味付豚肉、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、かんすい、カラメル色素、増粘多糖類、炭酸Ca、酸味料、グリセリン、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、チャ抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

栄養成分表示 [1食 (100g) 当たり]
熱量395kcal
めん・かやく: 289kcal
スープ: 106kcal
たんぱく質9.6g
脂質10.9g
炭水化物64.7g
食塩相当量6.0g
めん・かやく: 2.2g
スープ: 3.8g
ビタミンB10.32mg
ビタミンB20.46mg
カルシウム371mg

開封してみた

開封してみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製コク旨オイル”と記載された調味料が別添されています。

そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、文字通りサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!

また、具材には…

  • 味付豚肉
  • ねぎ

が入っています。

さらに、麺は角刃の中太ノンフライ仕様で、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力をイメージさせ、麺量も70gと食べ応えに関しても申し分ありません!

調理してみた

続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!

しっかりと湯戻りしたことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ特製コク旨オイルを加える前の状態ではありますが、豚と鶏をベースに鰹の旨味を利かせ、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”で味を調え、最後まで飽きの来ないメリハリの付いた濃厚な一杯…といった印象の出来上がりです。

ではここに先ほどの特製コク旨オイルを加えていきます!
すると…無色透明なオイルが少量ながらも出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、“豚の旨み引き立つ”と記載されていましたが、特に獣臭などはありません!(実店舗では豚骨臭がしっかりと香り立つそうです…)

では、よーくかき混ぜてみます。
そして全体が馴染むと…非乳化の豚骨醤油といった印象でコク深くもキレがあり、ぱっと見だと濃厚さに際立っているようにも感じられるかもしれませんが、実際にはサラッとした状態で思ったより脂っこさはなく、素材本来の旨味を存分に活かした喉越しの良いテイストのようです!

また、具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出しているようで、徳島ラーメンらしい豚や鶏の旨味をしっかりと活かしたコク深くまろやかなスープが生麺さながらのノンフライ中太麺によく絡み、想像以上に本格感のある仕上がりとなっています!

食べてみた感想

一口食べてみると…豚と鶏の旨味をしっかりと利かせているんでしょうけど、逆に醤油が弱く感じられるのでしょうか?全体のバランスが悪いように感じられます…!もちろん濃厚な豚骨醤油なんですが、若干賛否分かれるような中途半端なテイストで、塩気といい旨味といいイマイチ味がぼやけた印象が強く、個人的に実店舗の味は定かではないものの、再現性も低いのではないでしょうか?

また、豚だけでなく鶏の旨味も使用したことで複雑・繊細な味わいを再現し、そもそも味が濃いめなんですが、さらに鰹の旨味もうまく活かしたスープとなっており、この辺りのバランスがしっくり来ません…これならもっと醤油を主張させると味もまとまるような気がします!(醤油そのものを加えてみても良いかも?)

そして実店舗だとトロッとした濃厚な豚骨醤油スープが特徴のようですが、カップ麺ではコク深くも割とサラッとしていて、“濃厚豚骨醤油”といった商品名もやや肩すかしを食らいます…!他にも香辛料といった材料が記載されていませんでしたので、胡椒や唐辛子などでアクセントを加えてみても良いかもしれません!

麺について

麺は、ご覧の通り角刃の中太ノンフライ仕様で、食塩やチキンエキスなどでほんのり味付けしたことでスープとの馴染みも良く、ずしっとした重みがあり、食べ応えに関しても申し分ありません!

そんな麺には、豚や鶏をベースにキリッとした“かえし(醤油ダレ)”で味を調えたコク深い豚骨醤油スープがよく絡み、臭みのない豚や鶏の旨味やコク、そしてキリッとしたシャープな口当たりなどが口いっぱいに広がっていき、醤油ならではの芳醇な風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて

トッピングにはまず、やや小さめにカットされた味付豚肉が入っていて、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほど弾力のある中太ノンフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!

他にも細かくカットされた“ねぎ”が使用されていて、さすがにシャキシャキ感こそありませんが、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の豚骨醤油スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!

スープについて

スープは、動物系の旨味を丁寧に利かせたことで臭みや変なクセは一切なく、そこにキレの良い醤油をはじめ鰹の旨味などを合わせ、徳島ラーメンの茶系ならではの濃厚な味わいを再現しているものの、期待していたものとは異なり、様々な旨味のバランスが賛否分かれそうなどっち付かずのテイストとなっています!

そのため、決して濃厚・こってりとした印象ではなく、あくまでコク深さ・まろやかさが強調されており、じっくりと丁寧に炊き出したかのような豚骨×鶏ガラの旨味によって脂っこさや“くどさ”といった感じもなく、非乳化のスープに醤油でメリハリを付け、そもそも濃いめの豚骨醤油に間違いありませんので、残ったスープに追い飯しても良いでしょう!

また、食べ進めていくに連れて容器底に溜まっていた粉末スープも全体に馴染むことで旨味が際立っていき、全体をしっかりと混ぜながらいただくことによって物足りなさを感じさせない味わいが楽しめるフレーバーで、どうしても動物系・鰹・醤油のバランスが微妙だったため、お好みによっては“おろしにんにく”や“おろし生姜”で味を調整してみても良いでしょう!

まとめ

今回「王王軒監修 濃厚豚骨醤油」を食べてみて、徳島県・藍住町の人気ラーメン店“王王軒”の看板メニュー“支那そば”を同店監修によってカップ麺に再現した一杯には…豚や鶏の旨味を丁寧に利かせた豚骨醤油スープに仕上げ、キレの良い“かえし(醤油ダレ)”がちょうど良いアクセントとなってメリハリをプラス、それによって物足りなさといった感じは一切なく、そこに生麺さながらの中太ノンフライ麺が食欲を満たすコク深い一品となっていました!

やはりこの手の徳島ラーメンは濃厚でトロッとしたスープに卵黄を加えた方がよりまろやかさも増して楽しめますね!今回のフレーバーは特にベーシックな味わいを再現しているんでしょうけど、全体のバランスだったり濃厚感だったり…ちょっと気になる点が多かったため、お好みで味を調整してみると美味しくいただけるのではないでしょうか?

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この記事を書いた人
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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