「野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン」を食べてみました。(2024年2月27日発売・サンヨー食品/セブン-イレブン限定)
この商品は、東京都渋谷区に本店を置くガッツリ系で人気のラーメン店「野郎ラーメン」とのコラボ第8弾となるカップ麺で、同店にて提供されている看板メニュー“豚骨野郎ラーメン”に“にんにく”を加え、背脂を追加した風味、濃い目(カラメ)を再現、非乳化のキリッとした豚骨醤油スープにワシワシとした噛み応えのある極太麺が絡む食べ応え抜群な一杯、“野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン”となっております。(値段:税別228円)
ご覧の通り、パッケージにはコラボ第8弾ともなるともはやお馴染みとなったガッツリ系をイメージさせる黄色を基調に店舗名である“野郎ラーメン”の特に“野郎”の2文字が一際目を惹くデザインにあしらわれ、看板メニューである“豚骨野郎ラーメン”といった商品名もまた食欲そそりますね!(二郎系・二郎インスパイアということもあって当然豚骨醤油味です。)
一方こちらには“ニンニク・アブラ・カラメ”と記載され、その背景には…ポークの旨味をしっかりと利かせ、“にんにく”やアブラの風味、スープダレで味を濃くしたカラメを合わせたキレの良い豚骨醤油スープが噛み応え抜群な極太麺に絡む仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…キャベツ、フライドガーリック、“鶏・豚味付肉そぼろ”が使用されているようです!
そして、こちら容器側面には…“本製品は野郎ラーメンの看板メニューである「豚骨野郎ラーメン」にニンニクを追加し、背脂を追加した際の風味(アブラ)、スープダレで味を濃くした際の味わい(カラメ)を再現したカップめんです。”と記載されている通り、同店の看板メニューに“にんにく”やアブラの風味、カラメを追加した味わいを再現しているとのことで、以前にも何度かカップ麺化されている“豚骨野郎ラーメン”をさらにパンチのあるテイストへと際立たせた仕上がりには期待したいところ!
他にも特徴として…麺は丸刃の極太仕様となっていて、もっちりとした弾力はもちろん、ガッツリ系にもぴったりなガシガシとした噛み応えのある硬めの食感を表現、それによって豚骨の旨味を利かせた醤油ベースのスープに“にんにく”の旨味やアブラの風味、さらに味を濃くするカラメを加えたパンチもありつつ美味しさとしても申し分のない一杯が最後までじっくりと楽しめるというわけです!
“にんにく”の旨味・風味は“おろしにんにく”やフライドガーリックを使用している割にそこまで強烈なものではなく、むしろガツンとした豚骨醤油スープと相性抜群な旨味としてよく馴染み、さらに豚骨に関しても乳化感のない醤油ならではのキリッとした口当たりと絶妙にマッチしたことで最後まで飽きることもなく、“ニンニク・アブラ・カラメ”というのもわかるんですが、思ったより食べやすい一杯となっていました!
野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、東京都渋谷区に本店(渋谷センター街総本店)を置き、東京を中心に店舗展開する二郎系・二郎インスパイアで人気のラーメン店“野郎ラーメン”の看板メニューである“豚骨野郎ラーメン”に“にんにく”の旨味や背脂の風味、味を濃くするカラメを加えた味わいを再現したもので、非乳化によるキレの良い豚骨醤油スープにワシワシとした噛み応えのある極太麺が絡む食べ応え抜群な一杯、“野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入
ご覧の通り、フタの方にも容器側面同様、黄色を基調にインパクト抜群な商品名や店舗名が力強くでかでかと掲載されています!
さらに、こちらにも総本店の実店舗写真などが記載されており、今回は同店看板メニューに“にんにく”の旨味や背脂の風味、味濃いめのカラメを加えたパンチのある味わいをカップ麺に再現した一杯であり、これまで発売されてきた看板メニューの再現商品“豚骨野郎ラーメン”からそこまで方向性の異なるテイストではありませんが、背脂の風味やカラメが加えられているようですので、どれほどマシマシ仕様となっているのか気になるところではないでしょうか?
ちなみに、この“野郎ラーメン”のコラボカップ麺としては…下記の通り看板メニューの味わいをはじめ…アレンジメニューや期間限定メニューが発売されています!
- 第1弾:野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン(2017年2月13日発売)
- 第2弾:野郎ラーメン 汁無し野郎(2017年8月28日発売)
- 第3弾:野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン(2018年5月14日リニューアル発売)
- 第4弾:野郎ラーメン 激辛大爆発野郎(2019年5月13日発売)
- 第5弾:野郎ラーメン ニンニクマシマシ野郎(2020年6月8日発売)
- 第6弾:野郎ラーメン監修 ニンニクマシマシ汁なし野郎(2020年12月7日発売)
- 第7弾:野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン(2022年12月6日発売リニューアル発売)
このように度々異なるテイストやブラッシュアップされての一杯が登場しているため、恐らく今後も定期的に新たなフレーバーが発売されるものと思われ、実店舗で提供されているメニューの中でもまだ“味噌”テイストが未発売となっているので、今後の商品展開にも期待できそうなコラボカップ麺と言えるでしょう!
それでは、今回の“野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン”がどれほど豚骨の旨味を凝縮したキレの良い仕上がりとなっているのか?食欲そそる“にんにく”の旨味や雰囲気ある背脂の風味、そして味を濃くするカラメとの兼ね合いはもちろん、ワシワシとした硬めの食感が表現された極太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り474kcal(めん・かやく352kcal / スープ122kcal)となっております。(塩分は7.3g)
カロリーは、縦型ビッグサイズ・ガッツリ系の豚骨醤油の割にそこまで高い数値ではないようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもかなり高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり105g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと122kcalと非乳化ながらもやはり豚骨の旨味をしっかりと利かせた深みのある味わいをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、豚脂や食塩をはじめ…
- ポークエキス
- にんにく加工品
- しょうゆ
- 植物油脂
- 油脂加工品
- 香辛料
- ポーク調味料
- 香味油
- チキン調味料
といった、文字通りガッツリ系の豚骨醤油スープに“にんにく”・アブラの風味・カエシが加えられたことで食欲そそる旨味がこれまで以上に際立ち、最後まで飽きの来ないパンチの強い味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)
JANコード | 4901734053750 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、砂糖)、スープ(豚脂、糖類、食塩、ポークエキス、にんにく加工品、しょうゆ、植物油脂、油脂加工品、香辛料、ポーク調味料、香味油、チキン調味料、発酵調味料、たん白加水分解物、デキストリン、酵母エキス)、かやく(キャベツ、フライドガーリック、鶏・豚味付肉そぼろ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、ソルビトール、炭酸カルシウム、カラメル色素、香料、乳化剤、かんすい、重曹、微粒二酸化ケイ素、クチナシ色素、酸味料、環状オリゴ糖、酸化防止剤(ビタミンE)、ミョウバン、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (105g) 当たり]
熱量 | 474kcal |
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たんぱく質 | 9.1g |
脂質 | 20.8g |
炭水化物 | 62.7g |
食塩相当量 | 7.3g めん・かやく: 2.2g スープ: 5.1g |
ビタミンB1 | 0.51mg |
ビタミンB2 | 0.32mg |
カルシウム | 155mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りすでに粉末スープなどが入っていて、他に調味油、仕上げの小袋といった2つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、仕上げの小袋には“おろしにんにく”が含まれており、一方の調味油は非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう。
また、かやくには…
- キャベツ
- フライドガーリック
- 鶏・豚味付肉そぼろ
が入っています。
さらに麺は、ご覧の通り丸刃の極太仕様となっていて、二郎系・二郎インスパイアらしくガシガシ・ワシワシとした噛み応え抜群な食感を表現、非乳化によるパンチの強い豚骨醤油スープにも負けじと力強い食感に期待できそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっちりとした弾力とガシッとした強いコシが加わり、まだ調味油や“仕上げの小袋”を加える前の状態ではありますが、非乳化のキリッとした豚骨醤油スープが絡むことで臨場感溢れるガッツリ系の一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの調味油を加えていきます!
すると…無色透明なサラッとした油分が少量ながらも出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、そこまで“にんにく”などの風味が利いているわけではないので、調理感のあるコクをプラスしているようにも感じられます!
続いて“仕上げの小袋”を加えていきます!
こちらは“おろしにんにく”が含まれていて、この辺りに関してはお好みの量で調整してみて下さい!もし足りなければ“刻みにんにく”や“おろしにんにく”を加えても良いかもしれません!(実際足りないくらいでしたので…)
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…見た通り全く乳化感はなく、キリッとした豚骨醤油スープをイメージさせ、濃厚というよりもパンチの強い二郎系・二郎インスパイアならではのヴィジュアルで、サラッとしていますが当然物足りなさといった感じはなく、そもそも表面に浮かぶ上質な脂・油分がいかにも調理感もあって食欲そそります!
また、見たところ具材として使用されているフライドガーリックは前作よりも遙かに大きく、使用されている数に関しても申し分ありません!ただ、“にんにく”の風味は思ったほど強烈ではありませんので意外にも万人受けするフレーバーといったところで、この辺りに関しては多少味を調整してみると良いかもしれません!そしてキャベツも多いんですが、カップ麺としては良い方かな?といった印象。
食べてみた感想
一口食べてみると…非乳化ならではのキリッとした口当たりのすぐ後からは、臭みのない豚骨の旨味がしっかりと利いた厚みのある味わいが広がっていき、サラッとした仕上がりではありますが…“にんにく”やカラメも加わったことで味も濃い目で思ったよりもパンチのある豚骨醤油スープとなっているようです!
ただ、今回の一杯は看板メニュー“豚骨野郎ラーメン”に“にんにく”だけでなく、アブラの風味やカラメを加えている割にちょっと味が濃い程度で、正直まだまだ“にんにく”は弱く感じられますね!この辺りは“刻みにんにく”や“おろしにんにく”で味を調整した方が良いかもsれません!そのため、しっかりと全体を混ぜながらいただいた方が良さそうです!(混ざりきっていない状態だと若干味が薄く感じられます…)
また、背脂を追加した際の風味というのも曖昧な印象で、実際に背脂が使用されているわけでもありませんので、この辺りに関してもまだまだ改良して今後リニューアル発売されるような気はしますね!とは言え、全体的に二郎系・二郎インスパイアならではの味わいを再現しているので、噛み応え抜群なフライ麺とともにガツンと食欲を満たしてくれるに違いありません!
麺について
麺は、ご覧の通り丸刃の極太仕様となっていて、もっちりとした弾力はもちろん、ワシワシとした噛み応えのある仕上がりとなっていて、ボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな麺には、“にんにく”や豚骨の旨味をしっかりと利かせたキレの良い豚骨醤油スープらしいパンチのある味わいが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる“にんにく”の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“鶏・豚味付肉そぼろ”が使用されていて、“肉そぼろ”という割に若干サイズは大きめで、数自体やや少なめではありますが、じっくりと味わってみると、ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出て来る仕上がりとなっていたため、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどガシッとした極太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのキャベツは、シャキシャキというより茹で野菜のような食感が印象的で、そもそも今回のようなガッツリ系の一杯にはこういった具材が合いますから(本当なら“もやし”が合うんですが…)、もっと大盛りにしたいところではありますが、ちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようです!
さらに、こちらのフライドガーリックなんかも使用されていて、前作よりもかなり大きくサイズアップされ、じっくりと味わってみると…食欲そそる“にんにく”ならではの旨味や香ばしさが広がっていくため、やはりこちらもスープと馴染ませていただくと良いでしょう!ただ、全体を通して“にんにく”はまだまだ弱く感じられましたから、お好みによっては“刻みにんにく”や“おろしにんにく”で調整してみてください!
スープについて
スープは、豚骨の旨味エキスなど脂や油分がスープ表面に広がっていましたが、じっくりと混ぜながら食べ進めていくに連れてコク深くもキリッとした口当たりが絶妙にマッチし、徐々に濃いめ・パンチの強い口当たりへと際立っていき、粉末スープや香辛料なども全体に馴染むことでカラメを加えた若干濃い目の味が際立っているように感じられます!
そして、非乳化らしい後味の良さが印象的で、“にんにく”もそこまで強烈ではありませんから、思ったより幅広い層に好まれるテイストに間違いなく、豚骨の旨味がしっかりと利いているので物足りなさといった感じもありません!個人的にはここに背脂がたっぷりと使用されていればもっと臨場感溢れる仕上がりだったような気がします!とにかくこの一杯は容器底からしっかりと混ぜながらいただくことが重要です!
そのため、食べはじめは調理時の熱湯をかなり減らせば良かった…と思っていたんですが、終盤になるに連れてガッツリ系の味わいへと際立っていくため、仕上がりの味が薄いわけではなく、容器底に溜まっている粉末スープが溶けきっていないようでしたので、しっかりと混ぜていただきましょう!それでもパンチが足りないようでしたら醤油そのものをちょい足ししたり、“刻みにんにく”や“おろしにんにく”などで調整すると良いかと思います!
どちらにしても“にんにく”の旨味・風味に関して言うと…やはりパッケージは個人的に若干大袈裟かな?といった印象で、この辺りはカップ麺なので割と控えめ表現しているように感じられましたので、二郎系・二郎インスパイアを食べたことのない方におすすめの一杯と言えるでしょう!
まとめ
今回「野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン」を食べてみて、東京都渋谷区に本店を置くガッツリ系で人気のラーメン店“野郎ラーメン”の看板メニュー“豚骨野郎ラーメン”に“にんにく”を加え、背脂を追加した風味、濃い目(カラメ)をカップ麺に再現した一杯には…豚骨の旨味をしっかりと利かせた非乳化の豚骨醤油スープに仕上げ、具材に使用された“鶏・豚味付肉そぼろ”やフライドガーリックからも良い旨味が滲み出し、そこにワシワシとした噛み応え抜群な極太麺が絡む食べ応え抜群な一品となっていました!
ただ、食べはじめは容器底に溜まっている粉末スープの馴染みが悪いせいか完全に溶けきっていない様子でしたので、しっかりと混ぜながら食べ進めていくと全体に旨味が広がっていき、“野郎ラーメン”らしいパンチの強い味わいがじっくりと楽しめるフレーバーであり、パッケージデザインほどの脂こってり濃厚で“にんにく”も強烈といった仕上がりではなく、二郎系の雰囲気が良く再現された一杯でしたので、幅広い層に好まれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
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