「サッポロ一番 中国ラーメン揚州商人監修 酸辣湯麺」を食べてみました。(2025年3月10日発売・サンヨー食品)
この商品は、首都圏を中心に店舗展開を行う人気店“中国ラーメン 揚州商人(ようしゅうしょうにん)”の注文ランキング1位のメニュー“酸辣湯麺”をカップ麺に再現したもので、ポークをベースに醤油をはじめ黒酢の酸味と胡椒の辛みを利かせ、ラー油や“ごま油”を配合した調味油を加えることでコク深いスープに仕上げた一杯、“サッポロ一番 中国ラーメン揚州商人監修 酸辣湯麺”となっております。(値段:税別258円)
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入

ご覧の通り容器側面には“お店の人気細麺「柳麺」の食感を再現!”と記載され、その背景にはポークの旨味に酸味と辛みを利かせた酸っぱ辛いスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付卵、鶏・豚味付肉そぼろ、しいたけ、“ねぎ”が使用されているようです!
※“柳麺(りゅうめん)”とはモチモチした食感の低加水麺です。

他にも特徴として…麺は丸刃の細いフライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、豊富に使用された各種具材からも良い旨味が滲み出し、コク深くも酸味・辛みがバランス良くマッチした酸辣湯麺ならではの味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
まさに王道を行く酸辣湯麺といった印象で、ポークをベースに黒酢の酸味や香辛料で酸っぱ辛さを表現、そこにラー油や“ごま油”を配合した調味油を加えることによってコクのある味わいに際立ち、すすり心地の良い細目のフライ麺とも相性良くマッチした本格派も納得の仕上がりとなっていました!
「サッポロ一番 中国ラーメン揚州商人監修 酸辣湯麺」とは?
そもそもここ“中国ラーメン揚州商人”の創業は1990年7月、創業者である“三好 比呂己(みよし ひろみ)”氏が1988年2月に“活力ラーメン元氣一杯”をオープン、さらに1990年4月に“株式会社ホイッスル三好”を設立し、同年7月に“中国ラーメン揚州商人目黒本店”をオープン、現在は4代目の“三好 一太朗”氏がその味を受け継ぎ、直営店とFC店を展開しています!

カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り417kcal(めん・かやく331kcal / スープ86kcal)となっております。(塩分は5.7g)
カロリーは、コク深くも後味の良い酸辣湯麺ということもあってやや低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり92g、麺の量は70gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や植物油脂をはじめ…
- 豚脂
- ポーク調味料
- しょうゆ
- 粉末黒酢
- 香辛料
- ポークエキス
- 魚醤(魚介類)
- しいたけ調味料
といった、ポークをベースに黒酢の酸味や香辛料などを合わせたことで酸辣湯麺らしい酸っぱ辛い本格的な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)

JANコード 4901734057710 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、粉末卵)、スープ(糖類、食塩、植物油脂、豚脂、ポーク調味料、しょうゆ、粉末黒酢、香辛料、酵母エキス、ポークエキス、発酵調味料、魚醤(魚介類)、しいたけ調味料)、かやく(味付卵、鶏・豚味付肉そぼろ、しいたけ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、加工でん粉、酸味料、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、香料、重曹、クチナシ色素、微粒二酸化ケイ素、パプリカ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチン色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・魚醤(魚介類)を含む)
栄養成分表示 [1食 (92g) 当たり]
熱量 417kcal たんぱく質 10.0g 脂質 17.7g 炭水化物 54.4g 食塩相当量 5.7g
めん・かやく: 2.2g
スープ: 3.5gビタミンB1 0.35mg ビタミンB2 0.32mg カルシウム 172mg
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上に“仕上げの小袋”と記載された調味料が別添されています。

また、かやくには…
- 味付卵
- 鶏・豚味付肉そぼろ
- 椎茸
- ねぎ
が入っています。

さらに麺は、丸刃の細フライ仕様で実店舗の“柳麺”を再現し、細いながらもほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量70gとボリューム感も申し分ありません!

調理してみた
では熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!

続いて“仕上げの小袋”を加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと…酸辣湯麺らしくサラッとした状態で、容器底からしっかり混ぜることでほんのり“とろみ”が付き、表面に浮かぶラー油のような油分が調理感あって食欲そそります!

「サッポロ一番 中国ラーメン揚州商人監修 酸辣湯麺」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…ちょっとしたアクセント程度の辛みと黒酢の酸味によって酸辣湯麺らしい酸っぱ辛さが再現され、ポークの旨味がコクをプラスした定番の味ではありますが、魚醤や椎茸などを合わせたことで思ったより繊細な味わいとなっています!
そして、しっかりと混ぜることでほんのりとした“とろみ”が付き、このトロッとした感じによって麺との絡みも非常に良く、ひと口ずつに感じられる満足度は一際大きく、雰囲気あるスープが堪能できるはずです!
そのため、王道を行く酸辣湯麺ではありますが、実際本格的な仕上がりなので物足りなさといった感じは一切なく、実店舗の人気細麺“柳麺”を再現したフライ麺がしっかりと食欲を満たしてくれると思われます!
麺について
麺は、丸刃の細フライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを兼ね備え、麺量70gとボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな麺には、ポークの旨味に黒酢の酸味や胡椒の辛みなどを合わせたコクのあるスープがよく絡み、酸辣湯ならではの酸っぱ辛さが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る黒酢の香りや調理感のある“ごま油”の風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、若干小ぶりな“鶏・豚味付肉そぼろ”が使用されていて、じっくりと味わってみると、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、こちらの椎茸は、使用されている量が若干少ないものの…良い旨味が滲み出す具材なので、やはりしっかりと混ぜながらいただいた方が良さそうです!

そして、“かきたま”をイメージさせるふんわりと柔らかな味付卵は、それほど味付けは感じられませんが、酸っぱ辛いスープにほどよいマイルド感をプラスし、彩り良く添えられています!

他にも“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキ感こそそこまで期待できませんが、ちょっとした薬味として酸辣湯を美味しく引き立てているようです!

スープについて
スープは、混ぜるほどにほんのり“とろみ”が付き、コク深くも後味の良い酸辣湯ならではの酸っぱ辛さが印象的で、辛さも控えめで旨味が強いせいか、喉越しも良く万人受けしそうな仕上がりとなっています!
そして、ラー油や“ごま油”を配合した調味油を加えたことで調理感・本格感のあるテイストで、ポークの旨味がしっかりと利いているので物足りなさといった感じもありませんし、クセも強くないので飲みやすいスープと言えるでしょう!

まとめ
今回の「サッポロ一番 中国ラーメン揚州商人監修 酸辣湯麺」は…酸っぱ辛さがクセになる酸辣湯麺をカップ麺に再現、黒酢の酸味や各種香辛料のピリッとした辛み、そしてほんのりとした“とろみ”が本格感のある味わいに際立ち、実店舗の細麺“柳麺”をイメージさせるフライ麺が絡む雰囲気のある仕上がりとなっていました!
また、名店“中国ラーメン 揚州商人”拘りの味が気軽に味わうことができ、ラー油や“ごま油”の風味が品良く香り立ち、コク深くも飽きるような“くどさ”はありませんから、思ったより幅広い層に好まれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
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