「極どろ 海老味噌味そば 麺大盛り」を食べてみました。(2024年7月1日発売・エースコック)
この商品は、カップ麺の調理法としては当然の“まぜる”に着目し、混ぜるほど“どろうまスープ”に変化するフレーバーで、海老出汁に味噌のコクを合わせ、別添されている後入れ粉末スープと特製ペーストを加えて混ぜることによって…みるみるうちに“どろ系スープ”に仕上がり、そこにほどよい弾力とコシを合わせ持つ大盛り仕様のノンフライ麺がしっかりと絡む濃厚過ぎる一杯、“極どろ 海老味噌味そば 麺大盛り”となっております。(値段:税別318円)
ご覧の通り、パッケージには“どろうまスープを食べ尽くす”と記載されているように、基本は海老出汁に味噌のコクを利かせた旨味溢れるスープなんですが、別添されている後入れ2パックと加えて混ぜることによってドロドロなテイストへと際立ち、こってりながらも濃厚な味わいとキリッとした“かえし(味噌ダレ)”によってインパクトのある味わいに仕上がっているものと思われます!
一方こちらには、“極どろ”、“海老味噌味そば”と記載され、特にドロドロとした“とろみ”に際立っていることが伝わり、パッケージ背景には“どろ系スープ”が太めのノンフライ麺に絡む仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…紅生姜入り揚げ玉、鶏・豚味付肉そぼろ、ねぎ、唐辛子が使用されているようです!
他にも特徴として…麺は若干幅広で黄色みを帯び、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた角刃のノンフライ仕様となっていて、海老の出汁に味噌のコクをバランス良く合わせ、後入れタイプの2パックを加えてよく混ぜることでドロドロ・濃厚な味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
デフォルトでも十分濃厚な海老味噌スープに別添されている2パックを加えることによってさらにドロドロなテイストへ際立ち、香ばしさや旨味の強い海老出汁の利いた味噌スープがしっかりと麺に絡み、“極どろ”のイメージ通り非常に粘度が高く、まさに麺がスープを持ち上げるかのような“スープを食べ尽くす”濃厚な仕上がりとなっていました!
極どろ 海老味噌味そば 麺大盛り
今回ご紹介するカップ麺は、“まぜる”ことに着目し、別添されている後入れ粉末スープと特製ペーストを加えて混ぜることによって“どろうまスープ”に変化する調理工程なんかも楽しめるフレーバーで、海老の出汁に味噌のコクをバランス良く合わせ、そこにもっちりとした弾力とほどよいコシを合わせ持つ角刃のノンフライ麺が相性良く馴染み、スープを食べているかのような感覚に陥るほど濃厚な一杯、“極どろ 海老味噌味そば 麺大盛り”となっています。
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
こういったどのシリーズにも属さないエースコックのフレーバーと言えば…以前ご紹介した“背脂チャッチャ風 こってり豚骨醤油ラーメン 麺大盛り(2023年10月9日発売)”や“セアブラの星 W背脂豚骨醤油ラーメン(2021年8月23日発売)”があり、割とインパクトの強い商品でしたから、何らかの関係性があればシリーズ化しても面白かったような気もします…
それでは、今回の“極どろ 海老味噌味そば 麺大盛り”がどれほど臭みのない海老出汁に味噌のコクを合わせた旨味溢れるスープに仕上がっているのか?後入れ仕様の2パックを加えて混ぜることによる粘度感やドロドロ感との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもほどよい弾力とコシを合わせ持つ角刃のノンフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り342kcal(めん・かやく287kcal / スープ55kcal)となっております。(塩分は5.9g)
カロリーは、麺大盛り・“極どろ”な海老味噌スープの割にノンフライ麺が使用されているせいか思ったよりかなり低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり98g、麺の量は78gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと55kcalとやはり“どろうまスープを食べ尽くす”というのは脂っこさ・こってりしているわけではなく、単純に“とろみ”を付ける材料でドロドロな質感を表現しているようで、最後まで飽きることのない濃厚な仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“粉末みそ”や植物油脂をはじめ…
- 乳化油脂
- 食塩
- 香辛料
- 魚介調味料
- エビパウダー
- 香味油
- 蝦醤
- ポーク調味料
- エビエキス
- チキン調味料
- コラーゲン
といった、臭みのない海老の出汁に味噌のコクや動物系の旨味がバランス良く馴染み、別添されている後入れ仕様の2パックによって粘度の高いドロドロなスープに仕上げ、まさしく“スープを食べ尽くす”といったイメージに相応しいドロッと濃厚な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:エースコック株式会社 関西滝野工場(兵庫県)
JANコード 4901071404765 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維、卵白粉)、スープ(粉末みそ、糖類、植物油脂、乳化油脂、食塩、香辛料、魚介調味料、酵母エキス、エビパウダー、香味油)、かやく入りスープ(紅しょうが入りえび揚げ玉、蝦醤、ポーク調味料、食塩、砂糖、おからパウダー、香辛料、エビエキス、チキン調味料、鶏・豚味付肉そぼろ、コラーゲン、乳化油脂、ねぎ、たん白加水分解物)/加工でん粉、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、炭酸Ca、カラメル色素、重曹、ソルビット、カロチノイド色素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、ベニコウジ色素、甘味料(カンゾウ)、微粒二酸化ケイ素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (98g) 当たり]
熱量 342kcal たんぱく質 8.3g 脂質 3.8g 炭水化物 68.8g 食塩相当量 5.9g
(めん・かやく3.5g/スープ2.4g)ビタミンB1 0.35mg ビタミンB2 0.40mg カルシウム 290mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく入り粉末スープ”、後入れ粉末スープ、特製ペーストといった3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に特製ペーストは文字通りペースト状のトロッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り若干幅広で黄色みを帯び、太めのノンフライ仕様で、角刃に切り出したことで生麺さながらの滑らかさとコシの強さが際立ち、大盛り仕様によってボリューム感に関しても申し分ありません!(濃厚な海老味噌スープに“ちぢれ”を付けた太めの卵麺…何となく勘ぐってしまいます。)
調理してみた
ということでまず、“かやく入り粉末スープ”を入れてみます。
そしてかやくには…
- 紅生姜入り揚げ玉
- 鶏・豚味付肉そぼろ
- ねぎ
- 唐辛子
が入っています。
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:340ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている後入れ粉末スープと特製ペーストを加える前の状態ではありますが、海老の出汁に味噌のコクや動物系の旨味が合わさったことで深みのあるスープに仕上がり、ドロッとした粘度感によって麺との絡みも非常に良く、まさに“スープを食べ尽くす”極どろな一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに後入れ粉末スープを加えていきます!
すると…単純にドロドロになる材料だけでなく粉末味噌やエビパウダーなんかも含まれているようで、先に加えた“かやく入り粉末スープ”と合わせて濃厚なテイストに期待できそうです!
続いて特製ペーストも加えていきます!
こちらにも同じく旨味が凝縮されているようで、若干色の付いたペーストが少量ながらも出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、粉末仕様ということもあって海老特有の変な臭みなどは一切ありません!
ではよーくかき混ぜていきます!
そして全体が馴染むと…イメージ通りスープはドロッとした粘度感の高い仕上がりで、混ぜるほどにドロドロ感が増していくわけですが、実際には脂っこく濃厚感が際立っているわけではなく旨味も伴った“とろみ”で、カロリーもそこまで高いわけでもありませんので、変に飽きるような“くどさ”はなさそうです!
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…海老味噌らしいコク深い口当たりに“かえし(味噌ダレ)”やポークの旨味、そしてドロっとしたスープに仕上がったことで税別318円といった高めの価格帯に伴った味わいが印象的で、海老の旨味や喉越しの良さに関しても申し分なく、“極どろ”の文字通りドロドロな一杯に間違いありません!
そして、ドロドロ感は単純に“でん粉”などで付けた不自然な感じではなく、コラーゲンなどの工夫が施されているようで、食べ進めていくに連れて“紅生姜入り揚げ玉”や“鶏・豚味付肉そぼろ”からも良い旨味が滲み出していき、大盛り仕様ということもあってボリューム感たっぷりと楽しめることと思われます!
ただ、“極どろ”といったイメージに相応しいドロドロ感なんですが、こういった“とろみ”を期待している方っているんでしょうか?個人的には普通に素材の旨味を活かしたことで濃厚・こってりとした海老味噌スープの方が魅力的ですし、キリッとした“かえし(味噌ダレ)”とバランス良く調和したことで最後まで飽きることなく味わえるような気がします…
麺について
麺は、若干幅広で角刃に切り出されたコシの強いノンフライ仕様で、ほどよい弾力とコシを合わせ持ち、なんと言っても大盛り仕様によってボリューム感に関しても抜群です!
そんな麺には…海老出汁や味噌を合わせたコク深くもドロッとしたスープがよく絡み、深みのある海老の旨味や味噌のコクなどが口いっぱいに広がっていき、海老特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、紅生姜入り揚げ玉が使用されていて、揚げ玉らしい香ばしさは感じられるものの…紅生姜ならではのピリッとしたアクセントは若干弱く、食べ進めていくに連れてスープの風味を引き立てていたため、よく混ぜながらいただくと良いでしょう!
また、こちらの“鶏・豚味付肉そぼろ”は、“肉そぼろ”というだけあってかなり小ぶりで、やはりそこまで肉の旨味も感じられませんでしたので、全体をよく馴染ませながらいただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
スープについて
スープは、臭みのない海老出汁に味噌のコクをバランス良く合わせ、さらにチキンの旨味や海老エキスなどで深みのある海老感を強調し、さらに後入れタイプの2パックによってドロドロ感が際立ち、まさに“極どろ”という名に相応しい仕上がりが印象的で、塩気もちょうど良いので飽きることのないメリハリがあり、食べ終える頃にはほとんどスープが残ってないほど麺との絡みが凄いことになっています…
そのため、まさにパッケージに記載されていた通り“どろうまスープを食べ尽くす”といった仕上がりで、個人的に単純に不自然な“とろみ”を付けただけのフレーバーかと思いきや、素材の旨味をうまく活かしたねっとり感が驚きで、そこに“紅生姜入り揚げ玉”や“鶏・豚味付肉そぼろ”からも良い旨味が滲み出し、思う存分素材の旨味が堪能できることと思われます!(もちろん最後に残ったスープに追い飯しても相性抜群だと思います。)
まとめ
今回「極どろ 海老味噌味そば 麺大盛り」を食べてみて、カップ麺の調理方法の“まぜる”に着目し、混ぜるほどに“どろうまスープ”に際立たせた一杯には…海老出汁に味噌のコク、チキンの旨味などを豊富に使用したことで深みのある味わいとなり、さらに後入れ仕様の2パックを加えることでドロドロな粘度が強調され、そこにもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えたノンフライ麺がしっかりとスープに絡む食べ応え抜群な一杯となっていました!
そしてこの商品はスープだけでなく麺にも拘っていて、若干幅広で角刃のノンフライ仕様によって生麺さながらの食感を表現、濃厚な海老味噌スープとしっかり絡むことで一口ずつに感じられる満足度は一際大きく、麺大盛り仕様ということもあってスープと一緒に食べ尽くすといったコンセプトらしく価格相当の満足感が得られるのではないでしょうか?
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