「東珍康監修 背脂醤油味」を食べてみました。(2024年11月12日発売・サンヨー食品/ローソン限定)
この商品は、広島県尾道市に店舗を置く“尾道ラーメン”で有名な老舗人気店“東珍康(とんちんかん)”の味わいをカップ麺に再現したもので、醤油のキレと背脂の風味を利かせたスープに仕上げ、そこにもっちりとした中太フライ麺が相性良くマッチした味わい深い一杯、“東珍康監修 背脂醤油味”となっております。(値段:税別267円)
※売っている場所:今回はローソンで購入
ご覧の通りパッケージには“尾道 東珍康”、“背脂醤油味ラーメン”と記載されているように、ポークやチキンの旨味に醤油や背脂でコクを引き立てたメリハリのある“尾道ラーメン”ならではの醤油スープに仕上がっているようで、幅広い層に好まれる一杯に期待できそうです!
一方こちらには“広島尾道の名店”と記載され、その背景にはコク深くもキレの良い背脂醤油スープにたっぷりの背脂が散りばめられ、もっちりとしたフライ麺や各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…背脂加工品・味付豚肉・“ねぎ”が使用されているようです!
他にも特徴として…麺はもっちりとした中太フライ仕様で、手揉み風の“ちぢれ”を付け、ポークやチキンをベースに醤油や背脂でメリハリを付けた深みのある“尾道ラーメン”ならではの味わいがカップ麺で気軽に楽しめるというわけです!
動物系の旨味をベースにキリッとした“かえし(醤油ダレ)”や背脂などをバランス良く合わせた“尾道ラーメン”らしい醤油スープに仕上がり、シンプルでありながらも安定感のある美味しさが印象的で、そこにもっちりとした中太フライ麺が食欲を満たしてくれる甘みのある一杯となっていました!
「東珍康監修 背脂醤油味」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り456kcal(めん・かやく348kcal / スープ108kcal)となっております。(塩分は6.6g)
カロリーは、縦型ビッグサイズ・動物系の旨味や背脂加工品などを使用したコク深い醤油スープの割にそこまで高い数値ではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり97g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと108kcalとのことで、サラッとした後味の良いスープには思ったよりもポークやチキンの旨味・コクが融合した深みのある仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、豚脂や食塩をはじめ…
- ポーク調味料
- しょうゆ
- 植物油脂
- 油脂加工品
- チキン調味料
- 煮干粉末
- たまねぎ加工品
- 香辛料
- 鶏脂
- 粉末酒
- ゼラチン
- メンマパウダー
といった、ポークやチキンをベースに魚介の旨味や背脂などを合わせたことで後味さっぱりとしていながら物足りなさといった感じは一切なく、コク深くメリハリの付いた万人受けしそうな味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)
JANコード | 4901734056812 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、粉末卵)、スープ(豚脂、糖類、食塩、ポーク調味料、しょうゆ、植物油脂、油脂加工品、チキン調味料、煮干粉末、たまねぎ加工品、香辛料、酵母エキス、たん白加水分解物、鶏脂、粉末酒、ゼラチン、メンマパウダー)、かやく(背脂加工品、味付豚肉、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、カラメル色素、炭酸カルシウム、トレハロース、かんすい、乳化剤、微粒二酸化ケイ素、増粘剤(アルギン酸、ナトリウム、増粘多糖類)、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (97g) 当たり]
熱量 | 456kcal |
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たん白質 | 8.7g |
脂質 | 22.4g |
炭水化物 | 54.8g |
食塩相当量 | 6.6g (めん・かやく 2.0g) (スープ 4.6g) |
カルシウム | 171mg |
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“仕上げの小袋”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、ポークやチキンの旨味が凝縮されているものの、非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう。
また、“かやく”には…
- 背脂加工品
- 味付豚肉
- ねぎ
が入っています。
さらに麺は、ほどよく“ちぢれ”を付けた中太フライ仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、背脂を加えたコク深い醤油スープとの馴染みも良さそうです!
調理してみた
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!
では、“仕上げの小袋”を加えてよーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…動物系の旨味はコクとして下支えし、煮干粉末や背脂加工品によってキレの良さと深みをうまく引き立て、まさに尾道ラーメンらしい安定感のある一杯といったところ!
「東珍康監修 背脂醤油味」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…あっさりとした中にも動物系の旨味や背脂のコクなどが凝縮したことで“尾道ラーメン”らしい落ち着いた味わいに仕上がり、特にクセもありませんから、万人受けしそうなメリハリの付いた醤油スープが印象的で、最後まで飽きの来ない一杯と言えるでしょう!
そのため、食べる時間を選ばないほど後味すっきり・優しい美味しさで、このほどよいコクがちょうど良いメリハリとなったことによって決して単調ではない繊細な味わいが際立ち、ほんのり感じる煮干し感など素材を存分に活かしたスープとなっています!
また、背脂や味付豚肉からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな定番の味わいということもあって、尾道ラーメン自体クセのない“中華そば”が特徴なので、お好みによっては各種香辛料で味を調整してみると良いかもしれません!
麺について
麺は、手揉み風の“ちぢれ”を付けた中太フライ仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを合わせ持ち、麺量も70gとボリューム感に関しても申し分ありません!
そんな麺には、ポークやチキンをベースにキレの良い醤油や背脂のコクなどを合わせた深みのある醤油スープがよく絡み、甘みのある味わいやほんのり感じる煮干し感などが口いっぱいに広がっていき、醤油の芳醇な風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、細かくカットされたチャーシューが入っていて、若干チープな印象ではありますが、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、最初のうちはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした中太麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が引き立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの背脂加工品はかなり小ぶりながらも使用されている量は割と多く、こってり感や脂っこさなどは一切なく、全体を馴染ませながら食べ進めていくことによってコク深さや風味が引き立つ相性抜群な具材となっているようです!
他にも、小さめにカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキとまではいきませんが、ちょうど良い薬味となったことで今回の醤油スープを美味しく引き立てています!
スープについて
スープは、コク深くも若干甘みがあり、醤油感のキレと背脂の風味が絶妙にマッチしたことで尾道ラーメンならではの安定感のある味わいを再現、サラッとしている割に旨味が凝縮されたことで物足りなさといった感じは一切なく、最後まで飽きの来ないどこか優しい仕上がりとなっています!
また、キリッとした口当たりと臭みのない動物系のコクや煮干粉末を合わせたことによってじんわりと染み渡るかのようなテイストが印象的で、背脂に関しても当然飽きの来るような“くどさ”はなく、むしろスープにほどよいコクを際立たせているようです!
まとめ
今回「東珍康(とんちんかん)監修 背脂醤油味」を食べてみて、広島県尾道市の人気店“東珍康”の味わいをカップ麺に再現した一杯には…動物系の旨味に煮干しや背脂などを合わせたことでシンプルながらも尾道ラーメンらしい醤油スープに仕上げ、そこにもっちりとした中太フライ麺が相性良くマッチした食べ飽きることのない安定感のある一品となっていました!
やはりこういった誰もが好む“中華そば”のような醤油ラーメンはキレ・後味の良さが際立っているものの…旨味を凝縮させたコク深いフレーバーということもあって間違いないですね!特に今回は醤油のキレと背脂の風味によって臨場感溢れる仕上がりでしたから、幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
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