「山田うどん食堂監修 赤パンチ味ラーメン」を食べてみました。(2025年5月26日発売・サンヨー食品)
この商品は、関東や埼玉県を中心に店舗展開を行う創業90年の老舗人気チェーン店“山田うどん食堂”の名物メニュー“赤パンチ(もつ煮込み)”をカップ麺にアレンジしたもので、ポークの旨味に豆板醤や唐辛子の辛みを利かせた若干“とろみ”のあるスープに仕上げ、味付けを施した中細フライ麺が食欲を満たす一杯、“山田うどん食堂監修 赤パンチ味ラーメン”となっております。(値段:税別236円)
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入

ご覧の通り容器側面には…ポークをベースに各種香辛料を利かせ、味噌や醤油で味を調えた旨辛なスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…メンマ・玉ねぎ・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は角刃の中細フライ仕様で、ポークをベースに豆板醤や唐辛子・花椒などを利かせた旨辛な味わいが気軽に楽しめるというわけです!
ちなみに今回は、“山田うどん食堂”の人気メニュー“たぬきうどん”をイメージした“山田うどん食堂監修 たぬきうどん”も同時発売されています!
ポークの旨味を活かしたピリ辛なスープは…まさに後引く辛さがクセになるコク深い味わいで、味噌や醤油で味を調え、まさに幅広い層に好まれるピリ辛程度の一杯となっていました!
「山田うどん食堂監修 赤パンチ味ラーメン」とは?
そもそもここ“山田うどん食堂”の創業は1935年、“山田 量輔”氏が所沢市日吉町に手打ちうどん専門店をオープンさせたのがはじまり。
その後1965年1月に“山田うどん一号店開店”をオープン、1990年7月には“山田うどん”の直営店が100店舗を達成、2018年7月には屋号を“山田うどん”から現在の“ファミリー食堂 山田うどん食堂”へ変更し、公式サイトによると2024年3月末の時点で154店もの店舗展開を行っています。
また、こちらによると…“「赤パンチ」とは山田うどん食堂名物のもつ煮込みのことです。”とのことで、ラーメンだけでなく蕎麦や“うどん”、他にもご飯ものなど様々なメニューが取り揃えられ、ファミリー層にも人気のチェーン店であり、主にセントラルキッチンで製造されているため、関東や埼玉県を中心に店舗展開を行っているようです!

カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り283kcal(めん・かやく229kcal / スープ54kcal)となっております。(塩分は4.7g)
カロリーは、ポークや豆板醤を利かせたコク深くピリ辛なスープでありながらもレギュラーサイズということもあってかなり低めな数値のようで、塩分も同じくやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり65g、麺の量は50gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、糖類や食塩をはじめ…
- ポークエキス
- ポーク調味料
- 豆板醤
- みそ
- 香辛料
- しょうゆ
- にんにく調味料
- メンマパウダー
- 鶏レバーパウダー
といった、ポークをベースに豆板醤や唐辛子を利かせたことでコク深くもメリハリの付いた“赤パンチ”を彷彿とさせるテイストを再現、他にも“にんにく”や鶏レバーパウダーを使用したことで辛みと旨味が調和し、最後まで飽きの来ないピリ辛な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)

JANコード 4901734058458 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、野菜エキス、しょうゆ、粉末卵)、スープ(糖類、食塩、ポークエキス、ポーク調味料、豆板醤、みそ、香辛料、たん白加水分解物、しょうゆ、にんにく調味料、酵母エキス、メンマパウダー、鶏レバーパウダー、発酵調味料、調味油脂)、かやく(メンマ、たまねぎ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、加工でん粉、炭酸カルシウム、パプリカ色素、カラメル色素、かんすい、香料、甘味料(カンゾウ)、クチナシ色素、重曹、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (65g) 当たり]
熱量 283kcal たんぱく質 6.0g 脂質 10.7g 炭水化物 40.7g 食塩相当量 4.7g
めん・かやく: 1.4g
スープ: 3.3gビタミンB1 0.82mg ビタミンB2 0.31mg カルシウム 131mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、調味料などは別添されていません。
そして、かやくには…
- メンマ
- 玉ねぎ
- ねぎ
が入っています!

さらに麺は、角刃の中細フライ仕様で、スープと合うように味付けを施し、麺量50gとやや少なめなので、ちょっと小腹が空いた時にぴったりです!

調理してみた
では熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:310ml)
そして出来上がりがこちら!

では、よーくかき混ぜていきます!
そして全体が馴染むと、思ったよりスープはサラッとしているものの、ピリッとした辛さがクセになる“赤パンチ”をカップ麺にアレンジ・再現しているようで、お好みによっては唐辛子をさらに加えて味を調整してみても良さそうです!

「山田うどん食堂監修 赤パンチ味ラーメン」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…味噌や“にんにく”を使用したことでクセになる旨味が際立ち、サラッとしているものの、特に物足りなさを感じさせることもなく、香辛料によるキレの良さが全体をうまく調和したピリ辛な味わいとなっています!
また、“赤パンチ”には欠かせない辛さに関しては、豆板醤や唐辛子によるピリッとした程度の辛みで、原材料の一番最初に“糖類”と記載されていたので若干心配でしたが、変な甘みはありません!
そのため、ポークをベースにした安定感のある仕上がりで、個人的にはもう少し“赤パンチ”ならではの特徴やクセがあっても良いような気もしましたが…これはこれで万人受けしそうな一杯と言えるでしょう!
麺について
麺は、角刃の中細フライ仕様で、ほどよい弾力とコシを併せ持ち、麺量50gということもあって、ちょっと小腹を満たしたい時にぴったりです!
そんな麺には…ポークをベースに豆板醤や唐辛子などをバランス良く利かせたピリ辛なスープがよく絡み、コク深くも旨辛な味わいや香味野菜の旨味などが口いっぱいに広がっていき、豆板醤や味噌の風味やフライ麺ならではの香ばしさが後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、若干小ぶりなメンマが入っていて、コリコリとした食感が心地良く、メンマ特有の味付けはもちろん、素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされています!

また、かなり細かくカットされた“玉ねぎ”は、使用されている数はかなり少なく…シャキシャキとした食感が時折感じるちょっとしたアクセントとなっているようです!

他にも、細かくカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキ感にも期待できませんし、ちょっとした薬味にもなっていないので、無理に使用しなくても良かったような気がします!

スープについて
スープは、ポークをベースに豆板醤や唐辛子をバランス良く合わせ、他にも“にんにく”や味噌を利かせたピリ辛でサラッとした状態で、そこに具材として使用されたメンマや“玉ねぎ”による食感がちょっとしたアクセントとなっています!
また、基本的に“赤パンチ”をイメージしたピリ辛でクセになる味わいがカップ麺に再現されているため、万人受けするかのような味わいに間違いなく、良くも悪くもシンプルな仕上がりと言えるでしょう!

まとめ
今回の「山田うどん食堂監修 赤パンチ味ラーメン」は…ポークをベースに豆板醤や唐辛子などをバランス良く利かせた後味の良いラーメンスープに仕上げ、そこにすすり心地の良い中細フライ麺が絶妙にマッチし、具材に使用されたメンマや“玉ねぎ”の食感がちょっとしたアクセントとなった旨辛な一杯となっていました!
また、“赤パンチ”とは言え…そこまでインパクトのあるわけでもなく、素材の旨味を活かした飲みやすいピリ辛スープだったため、思いのほか幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
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