「山田うどん食堂監修 たぬきうどん」を食べてみました。(2025年5月26日発売・サンヨー食品)
この商品は、関東や埼玉県を中心に店舗展開を行う創業90年の老舗人気チェーン店“山田うどん食堂”の人気メニュー“たぬきうどん”をカップ麺に再現したもので、鰹節や“うるめ節”、昆布の旨味を醤油とバランス良く合わせ、つるっとした食感の太い“うどん”が食欲を満たす一杯、“山田うどん食堂監修 たぬきうどん”となっております。(値段:税別236円)
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入

ご覧の通り容器側面には…鰹節や“うるめ節”、昆布の旨味を利かせた“うどんつゆ”に各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付揚げ玉・ねぎ・“わかめ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺はつるっと滑らかな“うどん”が採用されていて、鰹節や“うるめ節”、昆布の旨味などをバランス良く合わせた優しい味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
※2024年4月発売品と比較して麺が10%増量されています。
ちなみに今回は、“山田うどん食堂”の名物“もつ煮込み”をイメージした“山田うどん食堂監修 赤パンチ味ラーメン”も同時発売されています!
出汁を活かした安定感のある“うどんつゆ”には…甘めの味わいが印象的で、落ち着いた雰囲気のテイストに太い“うどん”が絶妙にマッチし、各種具材からも旨味・油分などが滲み出す安定感のある一杯となっていました!
「山田うどん食堂監修 たぬきうどん」とは?
そもそもここ“山田うどん食堂”の創業は1935年、“山田 量輔”氏が所沢市日吉町に手打ちうどん専門店をオープンさせたのがはじまり。
その後1965年1月に“山田うどん一号店開店”をオープン、1990年7月には“山田うどん”の直営店が100店舗を達成、2018年7月には屋号を“山田うどん”から現在の“ファミリー食堂 山田うどん食堂”へ変更し、公式サイトによると2024年3月末の時点で154店もの店舗展開を行っています。
また、こちらによると…“創業90年の埼玉県民のソウルフード「山田うどん食堂」”とのことで、“うどん”だけでなく蕎麦やラーメン、他にもご飯ものなど様々なメニューが取り揃えられ、ファミリー層にも人気のチェーン店であり、主にセントラルキッチンで製造されているため、関東や埼玉県を中心に店舗展開を行っているようです!

カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り317kcal(めん・かやく271kcal / スープ46kcal)となっております。(塩分は4.6g)
カロリーは、レギュラーサイズ・出汁の旨味を活かした染み渡る“うどんつゆ”ということもあって低めな数値のようで、塩分も同じくやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり72g、麺の量は55gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
“つゆ”には、糖類や食塩をはじめ…
- しょうゆ
- 魚介調味料
- かつお節粉末
- 粉末酒
- こんぶ粉末
- 植物油脂
といった、鰹節や“うるめ節”、昆布の旨味などをバランス良く合わせた安定感のある“うどんつゆ”に仕上げ、醤油感のあるキリッとした口当たりが絶妙にマッチしたことでちょうど良いメリハリが付き、最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)

JANコード 4901734058434 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維)、スープ(糖類、食塩、しょうゆ、魚介調味料、酵母エキス、かつお節粉末、粉末酒、こんぶ粉末、たん白加水分解物、植物油脂)、かやく(味付揚げ玉、ねぎ、わかめ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、レシチン、リン酸塩(Na)、甘味料(カンゾウ)、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・大豆・魚醤(魚介類)を含む)
栄養成分表示 [1食 (72g) 当たり]
熱量 317kcal たんぱく質 6.0g 脂質 12.2g 炭水化物 45.7g 食塩相当量 4.6g
めん・かやく: 1.6g
スープ: 3.0gビタミンB1 0.39mg ビタミンB2 0.36mg
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、今回は別添調味料などは一切入っていません。
そして、かやくには…
- 味付揚げ玉
- ねぎ
- わかめ
がすでに入っています。

さらに麺は、厚みもあり幅広なフライ仕様の“うどん”が採用されていて、ほどよい弾力とコシを合わせ持ち、麺量55gとやや少なめなので、ちょっと小腹が空いた時や夜食にもぴったりです!

調理してみた
では熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:310ml)
そして出来上がりがこちら!

続いてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと、魚介出汁をうまく活かした定番とも言うべき“うどんつゆ”で風味も非常に良く、満足度の高い味わいが太めの“うどん”とじっくりと楽しめそうです!

「山田うどん食堂監修 たぬきうどん」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…鰹節や“うるめ節”、昆布の旨味など魚介出汁をしっかりと利かせたことで繊細で染み渡り、若干の甘みが気になるところではありますが、醤油感の強いキレの良さが全体をうまく調和した優しい味わいです!
また、先入れ仕様の揚げ玉はサクサク感こそありませんが、味付けが施されたことによって揚げ玉ならではの旨味・油分が広がっていき、食べ進めていくに連れて調理感のある香ばしさが際立っていきます!
そのため、魚介出汁を活かしたじんわりと染み渡る“うどんつゆ”に仕上がっていて、甘みのあるどこか優しい味わいがもっちりとした太い“うどん”と相性良く馴染み、つるっと滑らかな食感が楽しめることと思われます!
麺について
麺は、厚みもあり幅広な“うどん”が採用されていて、もっちり感やほどよいコシを兼ね備え、麺量55gと若干少なめなので、ちょっと小腹が空いた時にぴったりです!
そんな“うどん”には…醤油をベースに鰹節や“うるめ節”、昆布の旨味などを利かせた定番の“うどんつゆ”がよく絡み、じんわりと染み渡る魚介出汁やキリッとした醤油の旨味などが口いっぱいに広がっていき、芳醇な醤油の風味や出汁感のある香りが後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“わかめ”が入っていて、魚介系を活かした“うどんつゆ”に良い旨味が滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめは全体を馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、こちらの味付揚げ玉は、サクサクとした食感こそないものの…味付けが施されているため、後半になるほど味濃い“つゆ”が際立ち、“たぬきうどん”には欠かせない具材となっています!

他にも、小さくカットされた“ねぎ”が使用されていて、シャキシャキ感こそありませんが、ちょっとした薬味として今回の“うどんつゆ”を美味しく引き立てているようです!

“うどんつゆ”について
“うどんつゆ”は、鰹節や“うるめ節”、昆布の旨味などの魚介出汁を活かした深みがあり、割と濃いめ・塩気の強い仕様となっていて、揚げ玉や“わかめ”からも良い旨味が滲み出すことで物足りなさといった感じはありません!
また、若干の甘みが気になるところではありますが、基本的にじんわりと染み渡る魚介出汁をうまく活かした安定感のある“うどんつゆ”となっているため、子どもから大人まで幅広い層に好まれそうです!

まとめ
今回の「山田うどん食堂監修 たぬきうどん」は…醤油をベースに魚介出汁などを丁寧に利かせた“うどんつゆ”に仕上げ、そこにもっちりとした太い“うどん”が絶妙にマッチした埼玉県民のソウルフードらしい安定感のある一杯となっていました!
また、今回のフレーバーは特にクセもなく安定感のある“うどんつゆ”を再現、インパクトのあるテイストというよりも素材の旨味を存分に活かした染み渡る“つゆ”にもっちりとした“うどん”がマッチした一杯だったため、幅広い層に好まれるのではないでしょうか?
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