「ペヤング そばめし風やきそば」を食べてみました。(2024年11月25日発売・まるか食品)
この商品は、3分で湯戻りする“アルファ化米”と“焼そば”の組み合わせによって“そばめし”を再現したもので、本格的な“そばめし”の食感を表現するために液体ソースではなく粉末ソースを使用し、麺から香るラードの旨味や香ばしさが食感の良い“アルファ化米”と相性良くマッチした新感覚の一杯、“ペヤング そばめし風やきそば”となっております。(値段:税別236円)
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通り容器は“アルファ化米”が使用されているせいか底の厚い仕様となっていて、調理時の熱湯も670mlとレギュラー商品より多めに必要なのでご注意ください。
一方パッケージには“アルファ化米使用”、“そばめし風”といった今回の商品名や特徴などが記載され、その背景には香ばしく焼き上げた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…うるち米・キャベツ・豚肉が使用されているようです!
他にも特徴として…麺はシリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ仕様で、香味野菜や香辛料などを活かしたコク深くも味わい深いソースとも絶妙にマッチし、具材に使用された豚肉からも良い旨味が滲み出し、想像以上に本格感のある“そばめし”が楽しめるというわけです!
“そばめし”というからには麺も細かくカットされていると思いきや…従来の仕様と全く変わりないせいか、“そばめし”風の味付けで“アルファ化米”を加えた“焼そば”という点が個人的には残念なところで、味は確かに液体ではなく粉末にすることで調理感のある香ばしさが際立つ濃い目の味わいとなっていました!
「ペヤング そばめし風やきそば」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り551kcalとなっております。(塩分は4.8g)
カロリーは、レギュラーサイズながらも汁なしカップ麺(カップ焼そば)に“アルファ化米”を加えたフレーバーということもあって若干高めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり116g、麺の量は80gとこちらは他のレギュラー商品より若干少な目なボリュームのようです!
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、食塩やソースパウダーをはじめ…
- オニオンパウダー
- 香辛料
- ガーリックパウダー
といった、香味野菜や香辛料を利かせた“そばめし”に合う濃い目なソースに仕上げ、具材に使用されている豚肉からも良い旨味が滲み出し、“アルファ化米”と馴染ませることで本格感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 赤堀工場(群馬県)
JANコード 49 02885 01144 6 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(糖類、食塩、ソースパウダー、オニオンパウダー、香辛料、酵母エキス、ガーリックパウダー)、かやく(うるち米、キャベツ、豚肉)/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、増粘剤(グァーガム)、酸味料、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(ステビア)、加工デンプン、リン酸塩(Na)、ビタミンB₂、(一部に小麦・オレンジ・大豆・豚肉・りんごを含む)
栄養成分表示 [1食 (116g) 当たり]
熱量 551kcal たんぱく質 9.4g 脂質 24.5g 炭水化物 73.1g 食塩相当量 4.8g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、粉末ソースといった2つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に粉末ソースに関しては“そばめし”の食感を表現するために液体ではなく粉末仕様しているようで、調理中は特に温める必要はありません!
また、麺はシリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様で、ラードの旨味や香ばしい風味が“そばめし”をイメージしたソースにも相性良く馴染み、調理感のある香りに引き立った味わいがしっかりと楽しめそうです!
調理してみた
ではまず先ほどの“かやく”を入れてみます。
そして、“かやく”には…
- うるち米
- キャベツ
- 豚肉
が入っています!
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:670ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!(できればこの時点でまな板に麺だけを移して細かくカットしたいところ…)
では粉末ソースを加えてよーくかき混ぜていきます!
そしてソースが全体に馴染むと…“そばめし”らしい濃い目のソースには調理感のある香ばしさが広がっていくんですが、どうしても粉末仕様のおかげで麺はパサついた印象で、やはり麺が細かくカットされていない点に関しては違和感を覚えます…
「ペヤング そばめし風やきそば」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…香ばしいソースの旨味に香味野菜や香辛料がさり気なく加わったことで“アルファ化米”が加わっても決して味が薄くなることもなく、調理感のある香ばしさがなお食欲を掻き立て、“そばめし”ならではの味わいがしっかりと再現されています!
また、“アルファ化米”はふっくらとした食感で意外と量もあり、そもそも麺が細かくカットされていないことで絡みにくいという難点が気になるところ!とは言え味は濃いめで香ばしく、具材に使用された豚肉との相性も良かったので総評としては悪くないかな?といった印象です!
そのため、麺と“うるち米”によって物足りなさといった感じはなく、“そばめし”風の味付けなんですが、どうしても麺が細かくカットされていない点が気になってしまいますので、やはり湯切りした後にキッチンバサミで麺を細かく切ってスプーンで味わった方が良いかもしれません!
麺について
麺は、シリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様で、細めながらもほどよい弾力とコシを兼ね備え、すすり心地も非常に良い風味豊かな仕上がりとなっていて、“そばめし”を再現したソースとの相性も抜群です!
そんな麺には、香味野菜や香辛料を利かせた濃い目のソースがよく絡み、“アルファ化米”を加えても味が薄まることのないソースの味わいなどが口いっぱいに広がっていき、調理感のある香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず…“そばめし”には欠かせない“ご飯(アルファ化米)”が使用されていて、本格感のあるもっちりとした食感でしたので、“そばめし”らしく全体をしっかりと馴染ませて香ばしい麺と絡めていただくと良いでしょう!(麺が普通に長いので絡みにくいんですが…)
また、小さくカットされた豚肉は、特にチープな印象はなくほどよい脂身を含み、肉の旨味が際立つ仕上がりでしたので、やはり全体を混ぜながらいただきたいところ!
他にもキャベツが使用されていて、茹で野菜ほどの食感が印象的で、彩りとともに今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!
ソースについて
ソースは、定番とも言える味わいに香味野菜(オニオンやガーリック)や香辛料で味を調えた濃い目の仕上がりで、“アルファ化米”を加えても決して味が薄くなることもなく、液体ではなく敢えて粉末仕様にすることで“そばめし”ならではの食感まで考慮されているようです!
確かに粉末にすることで調理感のある香ばしさが際立って感じられるんですが、一方で麺がパサついた印象も否めなく…個人的には調味油と2パック仕様でも良かったかな?といった印象で、それによって“アルファ化米”と麺の馴染みも良くなっていたと思います!
まとめ
今回「ペヤング そばめし風やきそば」を食べてみて、3分で湯戻りする“アルファ化米”と“焼そば”を組み合わせたことによってB級グルメの“そばめし”を再現した一杯には…香味野菜や香辛料を利かせた粉末ソースがシリーズらしい香ばしい麺や“アルファ化米”に絡み、想像以上に“そばめし”ならではの調理感が際立つ風味豊かな仕上がりとなっていました!
ただ、麺が細かくカットされていない点に関しては残念でしたね…当初スプーンで食べるのか箸で食べるのか気になっていましたが、実際封を開けてみると麺はいつものフライ麺でしたので、お好みによっては湯切りした後に麺を一旦まな板に移して細かくカットしてみると、より一層本格的な“そばめし”が味わえるのではないでしょうか?
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