「ペヤング 甲子園カレー味やきそば」を食べてみました。(2024年3月11日発売・まるか食品/万代限定)
この商品は、甲子園球場100周年を記念して名物“甲子園カレー”を“ペヤング”流にアレンジしたもので、ビーフとチキンをベースに野菜の旨味や各種スパイスを利かせたコク深く濃厚なカレーソースに仕上げ、そこにラードを使用した油で揚げた麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさが相性良く馴染み、後引くスパイス感と旨味がクセになる満足度の高い一杯、“ペヤング 甲子園カレー味やきそば”となっております。(値段:税別214円)
秘伝の15種類以上のスパイスをオリジナルブレンドで調合!
誕生は球場開設時の1924年。球場職員の手作りで提供されていたころからの秘伝のスパイスで初めて食べる人にも懐かしい気持ちにしてくれる味が食べる人を虜に!
引用元:甲子園カレー | 元祖甲子園の名物、甲子園カレーの通販(オンラインショップ)
ご覧の通りパッケージには…実際に発売されている“甲子園カレー”と同じ商品名が掲載され(「味」が追加されています。)、そもそも“甲子園カレー”とは甲子園球場が開設された大正13年(1924年)から球場職員手作りで提供されていたカレーであり、今では名物として商品化され、2024年の100周年を記念して“ペヤング”とコラボしたわけです!
また、こちらには甲子園球場100周年記念のロゴや球場のイラストイメージが掲載され、今回のパッケージには特に仕上がりイメージが掲載されていないんですが、原材料を見る限り具材には…キャベツ・牛肉・人参が使用されているようです!ただ、“甲子園カレー”をご存知ない方だと、なぜ甲子園球場とコラボしたのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
他にも特徴として…麺は“ペヤング”シリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ麺となっていて、それによってラードの旨味・香ばしさが“甲子園カレー”を再現した焼そばソースに加わり、ビーフやチキンの旨味に野菜や香辛料を利かせたコク深くスパイシーな味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
ビーフやチキンの旨味を含むたっぷりの液体ソースが使用されたことによって最後まで麺がパサつくこともなく、想像以上に味も濃い目でスパイス感もあり、旨味溢れるカレー味が香ばしいフライ麺と絶妙にマッチしたことで幅広い層に好まれそうな“カレー味焼そば”に仕上がり、実際の“甲子園カレー”の再現性まではわかりませんが…濃い目のカレー味が“焼そば”としてじっくりと楽しめる満足度の高い一杯となっていました!
ペヤング 甲子園カレー味やきそば
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、2024年で100周年を迎える甲子園球場とコラボによって名物“甲子園カレー”を再現したもので、ビーフやチキンの旨味をベースに野菜や各種スパイスを利かせたことによって本格感のある味わいに際立ち、シリーズらしくラードを使用した油で揚げた麺から滲み出すラードの旨味や風味が相性良くマッチした一杯、“ペヤング 甲子園カレー味やきそば”となっています。
そして上記の通り今回の新商品はぱっと見だと、“甲子園カレー”とは何なのか?なぜ甲子園球場とコラボしたのか?わからないかもしれませんが…実際には“甲子園カレー”といった実在するカレーをペヤング流にアレンジしたもので、素材本来の旨味を存分に活かした王道とも言える濃い目のカレーソースに仕上げ、食欲そそるラードの旨味や風味が食欲を掻き立て、最後まで飽きることのない本格的な一杯と言えるでしょう!
※詳しくは“阪神甲子園球場100周年記念サイト|阪神甲子園球場”もご覧ください。
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は多岐に渡り、2023年も様々なフレーバーが登場したように発売49年を迎えた2024年にも期待したいところ!
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年(昭和50年)3月に発売されました。
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いです!
それでは、今回の“甲子園カレー味やきそば”がどれほどビーフやチキンをベースに野菜の旨味やカレーに由来する各種スパイスを利かせた濃厚なソースに仕上がっているのか?具材に使用された牛肉との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもシリーズらしいラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味・香ばしい風味が香り立つ歯切れの良いフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り554kcalとなっております。(塩分は3.6g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)で濃厚なテイストということもあってレギュラーサイズながらも若干高めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり130g、麺の量は90gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、食塩や植物油脂をはじめ…
- カレー粉
- りんご
- ソテーオニオンペースト
- 玉ねぎエキス
- ウスターソース
- チキンエキス
- ビーフエキス
- 香辛料
といった、ビーフやチキンをベースに野菜の旨味や各種スパイスを合わせたことによってコク深く繊細な味わいを焼そばソースに再現、コク深くもピリッとした辛みスパイスがちょうど良いメリハリとなって最後まで飽きさせることもなく、具材に使用された牛肉からも良い旨味が滲み出し、想像以上に満足度の高い味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 赤堀工場(群馬県)
また、麺の項目を見てみると…シリーズらしい“ラード”といった材料がしっかりと記載されていることが確認できます!これによってラードの旨味・香ばしさが滲み出し、じっくりと煮込んだ深みのあるソースの旨味も増すんですよね!
一方こちらには“甲子園承認”と記載されているように、“甲子園カレー”の製造に関わる方が監修しているようで、実際には甘口・中辛・辛口の3種類あるんですが、恐らく今回は中辛が再現されているものと思われます!
JANコード | 49 02885 01012 8 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(還元水あめ、糖類、食塩、植物油脂、カレー粉、りんご、ソテーオニオンペースト、玉ねぎエキス、ウスターソース、チキンエキス、ビーフエキス、香辛料)、かやく(キャベツ、牛肉、にんじん)/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、グァーガム)、カラメル色素、香料、加工デンプン、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、pH調整剤、酸味料、ビタミンB₂、(一部に小麦・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (130g) 当たり]
熱量 | 554kcal |
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たん白質 | 8.5g |
脂質 | 28.5g |
炭水化物 | 65.9g |
食塩相当量 | 3.6g |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、ソースといった2つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特にソースに関しては量も多くサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り“ペヤング”ならではのラードを使用した油揚げ麺が今回もまた同じく採用されているようで、これによって今回の“甲子園カレー”といった間違いないテイストに食欲そそる香ばしさなんかも引き立ち、素材の旨味際立つ相性抜群な仕様となっているようです!
調理してみた
ではまず、“かやく”を入れてみます。
そして、かやくには…
- キャベツ
- 牛肉
- 人参
が入っています。
では、熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺からは食欲そそるラードの香ばしさが漂い、まだ別添されているソースを加える前の状態ではありますが、ビーフやチキンをベースに野菜の旨味やスパイスを利かせ、濃厚ながらも飽きの来ないメリハリが心地良く、クオリティの高い“カレー味焼そば”がじっくりと楽しめる風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどのソースを加えていきます!
すると…ビーフやチキンの旨味などを凝縮した割にサラッとしたソースがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!そのため麺との馴染みは良さそうです!そしてカレー風味は思いのほか控えめといったところ!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてソースが全体に馴染むと、先ほどまでの濃い目の色味は落ち着き、たっぷりのソースと動物系の旨味エキスによって麺がパサつくこともなく、食欲そそるスパイシーな風味が広がっていき、恐らく中辛程度の辛さを再現していると思うんですが、お好みによってはガラムマサラや唐辛子辺りを予め用意しておいても良いでしょう!…とは言え、デフォルトでも十分素材の旨味を活かしたコク深い美味しさが楽しめるものと思われます!
また、今回のソースは粉末ではなく液体仕様となっているので、麺との馴染みも非常に良く、しっかりと全体を馴染ませて味わってみると、より一層ビーフやチキンの旨味、カレー特有のスパイス感などが際立って楽しめるものと思われ、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんなコク深くも素材の旨味を存分に活かした“甲子園カレー”ならではのクセになる味わいがじっくりと堪能できる一杯に間違いありません!
食べてみた感想
一口食べてみると…よくあるカレーテイストの“カップ焼そば”とは全く異なり、ビーフやチキンをベースに野菜の旨味や各種スパイスなどをバランス良く合わせた濃厚なソースがしっかりと麺に絡むことで本格派も納得の美味しさが再現されているようです!しかもビーフやチキンによる脂・油分がちょうど良い調理感を引き立て、香ばしい風味とも相性良くマッチし、辛さというよりも飽きの来ないちょっとしたアクセントといった感じでしたので、かなり幅広い層に好まれるフレーバーとなっています!
そのため、食べ進めていっても飽きることがなく、野菜の旨味もありながら香辛料がちょうど良いメリハリを付けていますから全体の味わいは想像以上に本格的で、カレー粉だけに頼ることなく素材の旨味やスパイスをうまく活かした上質なテイストがじっくりと堪能できることでしょう!…というか具材に使用された牛肉からも良い旨味が滲み出し、濃厚で深みのある一杯に間違いありません!
そしてもちろん、ラードを使用した油で揚げたフライ麺から滲み出す旨味や香ばしさとも絶妙にマッチしたことで調理感のある雰囲気が際立ち、脂っこさといった“くどさ”は一切ありませんから、動物系の旨味・コクに野菜の甘みなんかも一段と引き立って感じられ、カレーに由来する各種スパイスで味を調えた本格的なフレーバーということもあって後味の良さは抜群です!
麺について
麺は、ご覧の通りシリーズらしいフライ仕様となっていて、すすり心地も非常に良く、ラードを使用した油で揚げたことによってラードの旨味・香ばしい風味が調理感や臨場感を高め、今回の“甲子園カレー味やきそば”といったフレーバーにもぴったりです!
そんな麺には、ビーフやチキンをベースに野菜の旨味や各種スパイスを利かせた濃い目のカレーソースがよく絡み、動物系のコク深い旨味や後引く香辛料などが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香るスパイシーな風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのやや細かくカットされた牛肉が使用されていて、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた牛肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がり具合となっていたため、まずはしっかりと全体を馴染ませながら食べ進め、後ほど歯切れの良いフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層旨味が増して楽しめるかと思われます!
また、こちらのキャベツは、ほどよいサイズにカットされたことでシャキシャキとした食感を残した仕上がり具合となっていて、今回の一杯にちょうど良いアクセントをプラスしているようです!
他にも長細くカットされた人参が使用されていて、細いながらもコリコリと硬めの食感が印象的で、今回のようなカレーテイストにもぴったりな具材として彩り良く添えられています!
ソースについて
ソースは、ビーフやチキンをベースに野菜の旨味やスパイスをバランス良く合わせたコク深くもピリッとした辛みが利いた満足度の高い味わいで、構成としては肉や野菜の旨味をしっかりと利かせた上でスパイスによって味を調え、液体ソースのみで臨場感溢れるカレーテイストを再現、具材に使用された牛肉や香ばしい麺がしっかりと絡むことで満足度も非常に高く、麺から滲み出すラードの旨味や風味とも絶妙にマッチした安定感のあるフレーバーとなっています!
そして、何と言っても動物系の旨味エキスが“甲子園カレー”を再現した旨味溢れる焼そばソースの美味しさをよりコク深く引き立て、口に入れた瞬間からすでに旨味や甘み、それらをバランス良く調和させるスパイスが相性良く馴染んでいることが伝わり、本格派も納得のカレー味の“焼そば”がじっくりと楽しめるのではないでしょうか?(旨味も強く味が濃い目なので麺類なのに白飯が欲しくなります…)
まとめ
今回「ペヤング 甲子園カレー味やきそば」を食べてみて、甲子園球場100周年を記念して甲子園球場承認の元、名物“甲子園カレー”を“ペヤング”流にアレンジした一杯は…ビーフやチキンをベースに野菜の旨味やスパイスを利かせたことでコク深くも後味の良いカレー味の焼そばソースに仕上げ、具材に使用した牛肉からも良い旨味が滲み出し、さらにラードを使用した油で揚げた歯切れの良いフライ麺からも食欲そそる香ばしさが加わったことによって臨場感の高い味わいが気軽に楽しめる風味豊かな一杯となっていました!
また、カレーと言えばだいたい似通った味わいを想像させるんですが、今回の“甲子園カレー味やきそば”に関しては旨味や甘み、さらにカレー特有のスパイス感などがバランス良く馴染み、思っていた以上に味も濃い目で旨味も強く、想像以上に本格的な“カレー焼そば”が楽しめるフレーバーであることに間違いなく、麺から滲み出すラードの旨味や香ばしさとの相性抜群な仕上がりとなっていたため、本格派も納得の一杯と言えるのではないでしょうか?
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