「Lab Q かけ醤油らぁ麺」を食べてみました。(2025年4月15日発売・東洋水産/ファミリーマート限定)
この商品は、札幌の名店“Japanese Ramen Noodle Lab Q(ラーメン キュウ)”の味をカップ麺に再現したもので、鶏と豚の旨味を利かせた芳醇な醤油スープに仕上げ、特にこのスープに拘ったことで調味料は3パック仕様、それによってお店さながらの味に近付け、食感滑らかな丸刃の中細麺が相性良くマッチした本格的な一杯、“Lab Q かけ醤油らぁ麺”となっております。(値段:税別258円)
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ご覧の通りパッケージには、素材や醤油にも拘った複雑で繊細な醤油スープに東洋水産お馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”によるもっちりとした中細ノンフライ麺がしっかりと馴染む仕上がりイメージが掲載されていて、今回はスープを微調整されています!

他にも特徴として…麺は一見丸刃の中太麺にも見えますが、ほんの少し平たくしたことでスープとの絡みも非常に良く、“Lab Q”の自家製麺ならではのつるっとした食感や小麦の風味にも拘り、鶏や豚の旨味をしっかりと利かせた芳醇で奥行きのある味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
丁寧に利かせた鶏や豚の旨味にほんのり感じる魚介出汁やキリッとした“かえし(醤油ダレ)”をバランス良く合わせたことによって優しくも深みのある味わいに仕上がり、特製油で仕上げることによって調理感をプラス、スープに拘ったというだけあって複雑で繊細な一杯となっていました!
「Lab Q かけ醤油らぁ麺」とは?
そもそもここ“Japanese Ramen Noodle Lab Q”の創業は2014年6月、店主“平岡 寛視(ひらおか ひろし)”氏が名店“一風堂”で13年間もの修行経験を経た後にオープンしたのがはじまり。当時の店舗名はシンプルに「Q(QualityとQuestの頭文字)」でしたが、3周年を機に“Japanese Ramen Noodle Lab Q”に変更、それと同時に麺も自家製麺へと変更しています!
また、鶏出汁に拘った“醤油らぁ麺”でピンと来た方もいらっしゃるかもしれませんが、神奈川県湯河原の行列店「らぁ麺 飯田商店」に強い影響を受けたラーメン店のひとつで、札幌にて鶏出汁を使用した“醤油らぁ麺”を看板メニューにしたことで創業当初はかなり苦労したそうです!

カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り394kcal(めん・かやく306kcal / スープ88kcal)となっております。(塩分は6.5g)
カロリーは、鶏や豚の旨味を凝縮させた清湯系の醤油スープということもあって割と低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり125g、麺の量は75gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”やチキンエキスをはじめ…
- ポークエキス
- 植物油
- 鶏脂
- 香味油脂
- 食塩
- 魚介エキス
- りんご酢
- こんぶエキス
といった、鶏や豚の旨味を丁寧に凝縮させたスープに魚介の旨味やキリッとした“かえし(醤油ダレ)”をバランス良く合わせ、シンプルながらも特製油で仕上げたことで調理感のある脂が広がっていき、深みのある拘りの味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東洋水産株式会社 関東工場(群馬県)

JANコード | 4901990380294 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、植物性たん白、こんにゃく、大豆植物繊維、植物油脂、乳糖)、添付調味料(しょうゆ、チキンエキス、ポークエキス、植物油、鶏脂、豚脂、香味油脂、食塩、魚介エキス、りんご酢、酵母エキス、こんぶエキス)/加工でん粉、酒精、調味料(アミノ酸等)、かんすい、カラメル色素、炭酸カルシウム、レシチン、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、増粘多糖類、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
栄養成分表示 [1食 (125g) 当たり]
熱量 | 394kcal |
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たん白質 | 12.3g |
脂質 | 10.8g |
炭水化物 | 63.1g 糖質:60.6g 食物繊維:2.5g |
食塩相当量 | 6.5g めん・かやく:2.1g スープ:4.4g |
ビタミンB1 | 0.32g |
ビタミンB2 | 0.40g |
カルシウム | 148mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り2種類の液体スープ、特製油といった3つの調味料などが入っています。

さらに麺は、つるっとした食感や小麦が香るノンフライ仕様で、若干平たくしたことでスープとの絡みも良く、麺量75gとボリューム感に関しても申し分ありません!

調理してみた
では熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!

続いて2つの液体スープを加えてよーく混ぜていきます!
そして最後に特製油を回しかけて完成です!
すると、2種類の液体スープと特製油による仕上がりは一見シンプルですが、上質な油分が調理感や味に深みをプラスしているようで本格感があり、もちろん醤油ならではの芳醇な風味が食欲を掻き立て、じんわりと染み渡る魚介の出汁が繊細さを引き立てているようにも感じられます!

「Lab Q かけ醤油らぁ麺」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…基本的に鶏出汁のコク深い味わいなんですが、豚の旨味やさり気なく使用された魚介の出汁などが繊細さをプラスし、シンプルで王道だからこそ難しいテイストを醤油の旨味と動物系・魚介系でうまく再現しているようです!
そして上質な脂・油分とキリッとしたシャープな口当たりが絶妙にマッチしたことで最後まで飽きることもなく、想像以上に手の込んだスープは安定感もあり上品な仕上がりとなっています!
そのため、特別何かに突出したテイストというわけではありませんが…鶏の旨味や特製油がしっかりと下支えし、店主拘りの厳選したブレンド醤油ダレなどがうまく溶け込み、名店ならではの一杯と言えるでしょう!
麺について
麺は、若干平たくしたことでスープと絡みの良い独自製法によるノンフライ仕様で、細いながらも弾力のある食感とほどよいコシを兼ね備え、麺量75gと食べ応えに関しても申し分ありません!
そんな麺には…鶏や豚の旨味を丁寧に利かせた芳醇な醤油スープがよく絡み、ブレンド醤油ならではの繊細な旨味をはじめ、じんわりと染み渡る魚介の旨味などが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の風味が後味良く抜けていきます!

スープについて
スープは、鶏や豚の旨味をベースに数種類の醤油をブレンドしたかのような“かえし(醤油ダレ)”や魚介の旨味が絶妙にマッチしたことで口当たり優しくも深みのある仕上がりとなっています!
そしてなんと言ってもスープ表面に浮かぶ特製油仕立てによる上質な脂がコクをプラスし、醤油ダレとバランス良く合わせたことで繊細さが引き立つ本格的な味わいとなっているため、シンプルながらも最後まで飽きが来ません!

まとめ
今回の「Lab Q かけ醤油らぁ麺」は…鶏や豚の旨味をしっかりと利かせた芳醇でコクのある醤油スープに仕上がり、まろやかなテイストながらも醤油や魚介の旨味がスープ全体の美味しさを引き立て、そこにもっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つ中細ノンフライ麺が食欲を満たす臨場感の高い一杯となっていました!
そしてなんと言ってもここまでスープに拘っていれば麺とスープの“かけラーメン”でも物足りなさといった感じは一切なく、王道の醤油ラーメンがカップ麺で気軽に楽しめますから、リピーターはもちろん…かなり幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
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