「トイ・ボックス 醤油ラーメン」を食べてみました。(2023年5月8日発売・東洋水産)
この商品は、“TRYラーメン大賞 2021-22・2022-23”の“TRY大賞 総合1位・2連覇”と“名店部門 しょう油1位・2連覇”に輝いた東京都荒川区の名店“ラーメン屋トイ・ボックス”の看板メニュー“醤油ラーメン”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、チキンの旨味をベースに数種類もの醤油をブレンドした拘りのスープに仕上げ、キレの良い醤油と鶏のコク深い旨味が絶妙にマッチした安定感のある一杯が登場です!
それも…実店舗では比内地鶏・山水地鶏・淡海地鶏など複数の地鶏や丸鶏をじっくりと炊いて作られるという出汁スープに10種類もの醤油を合わせた“かえし(醤油ダレ)”を合わせた味わいを液体スープと特製油によって再現、拘りの出汁と醤油をバランス良く合わせたことで風味豊かな香りや鶏の旨味が際立ち、“醤油ラーメン”として名を馳せる都内の名店“ラーメン屋トイ・ボックス”の看板メニューをカップ麺として気軽に味わえる“どんぶり型”の一杯、“トイ・ボックス 醤油ラーメン”となっております。(値段:税別288円)
ご覧の通り、パッケージには“TRYラーメン大賞 2021-22・2022-23”、“TRY大賞 総合1位・2連覇”、“名店部門しょう油1位・2連覇”と記載されているように、ここ“ラーメン屋トイ・ボックス”とは…あの湯河原の名店“飯田商店”の店主“飯田 将太”氏も推薦するほどの実力店であり、なんと“ミシュランガイド東京”のビブグルマンに9年連続(2015〜2023年)掲載されるほどの人気店のようですね!これはなかなか楽しみな一杯!
一方こちらには…“麺もスープもさらにおいしく!”と記載され、その背景には…拘りの鶏出汁に数種類もの醤油を組み合わせたことでコク深くも芳醇な風味が香り立つ醤油スープに東洋水産ではお馴染みの“生麺ゆでてそのまま製法”によるもっちりとした太麺や各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…焼豚・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!(2022年7月11日に発売された“トイ・ボックス 醤油ラーメン”と比較して、白く細めの麺に変更し、スープの鶏の旨味と醤油感を調整されています。)
このように今回の一杯に関しては…数種類もの醤油をブレンドした拘りの醤油スープ、そして実店舗では地鶏や丸鶏に拘り、鶏と水だけで作られるという…素材の旨味を存分に活かした味わいをカップ麺に再現していますから、なかなか再現性の高さという点では難しいジャンルかと思われますが、コク深く風味豊かな安定感のある醤油スープに仕上がっていることだけは間違いないでしょう!(鶏出汁って難しいんですよね。。)
さらに、こちらには“鶏の旨味を利かせた、芳醇でキレのある醤油ラーメン!”、“【調理のポイント!】特製油を最後にかけますと、一層香りが引き立ちます。”と記載されているように、特製油を最後に加えると、より一層香りが引き立つとのことで別添されている特製油は全体に混ぜないのが美味しさのポイントとなっており、以前商品化された際も公式Twitterで“なんとなくそれっぽくなります”とツイートされていた通り鶏油の芳醇な香りを活かしたことで実店舗のような仕上がりをうまく再現しているようですね!この辺りに関しては前作と同様です!
他にも特徴として…麺は東洋水産お馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”によるもっちりとしたフライ仕様の中細麺が採用されており、本格感のあるつるっと滑らかな食感と弾力が特徴的で、鶏の旨味とブレンド醤油に拘り抜いた淡麗系ながらもコク・深みのある醤油スープが最後までじっくりと堪能できるというわけです!
醤油感の強いキリッとしたシャープな飲み口のすぐ後からは鶏の旨味によって角を落としたかのような丸みを帯びたまろやかで優しいテイストが広がっていき、最後に加えた調味油(鶏油)から香り立つ風味豊かな香りが臨場感を高め、それによってカップ麺ながらも一口すする度に深みのある醤油スープと品のある香りが同時に楽しめる安定感のあるテイストとなっていました!ただ、後ほど詳しくご説明しますが…原材料には醸造酢が使用されており、酸味の主張がやや強いせいで後々後味悪く感じられるかもしれません。。
これは特に、東京都荒川区の名店“ラーメン屋トイ・ボックス”ファンはもちろん、鶏の旨味や数種類もの醤油をブレンドした深み・キレがバランス良く調和された芳醇な香りが漂う臨場感の高い味わいを本格感のある“生麺ゆでてうまいまま製法”による白い中細麺とともにじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
トイ・ボックス 醤油ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、都内でも屈指の人気ラーメン店“ラーメン屋トイ・ボックス”の看板メニューを“醤油ラーメン”の味わいを再現したもので、上質なチキンの旨味をベースに数種類もの醤油を合わせ、さらに別添されている特製油を最後に加えることによって臨場感溢れる風味豊かな香りが楽しむことができ、シンプルながらも非常に安定感のある旨味・風味が品良く再現された一杯、“トイ・ボックス 醤油ラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はローソンで購入
ご覧の通りパッケージには“TRYラーメン大賞 2021-22・2022-23”、“TRY大賞 総合1位・2連覇”と“名店部門 しょう油1位・2連覇”といった文言はもちろん、背景一面には…名店“トイボ”の看板メニュー“醤油ラーメン”を再現した鶏と醤油に拘った複雑で繊細なスープに本格感のある中細麺や各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが印象的といったところ!(今回はスタッフTシャツにもプリントされている“トイ・ボックス”をイメージ付けるキャラクターは掲載されていません。。)
そして、麺は東洋水産お馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”が採用されており、今回の容器には記載されていませんでしたが、前回を参考にしてみると…“生の麺をゆでて乾燥させ、乾燥麺でありながら生の麺本来の味となめらかでコシのある食感が楽しめます。”とのことで、他の製品にもよく使用されているこの麺は非常に本格感がありクオリティが高いんですよね!そんな麺が今回さらに改良されていますから、より一層臨場感の高い食感が楽しめるものと思われます!
また、名店“ラーメン屋トイ・ボックス”の実店舗や店主である“山上 貴典”氏も今回は掲載されていないんですが、そもそもここ東京都荒川区の三ノ輪に位置する有名店“ラーメン屋 トイ・ボックス”の看板メニュー“醤油ラーメン”は、地鶏や丸鶏を贅沢に使用し、なんと鶏と水だけで取った出汁スープに拘りの醤油ダレと黄金色に輝く鶏油を合わせたシンプルながらも鶏の重厚な旨味が楽しめる人気のラーメンであり、店舗名に関しても“おもちゃ箱を開ける時の様なワクワク感”をイメージしているようで、素材はもちろん、出汁の取り方や数種類ものブレンドされた醤油ダレに拘った味わいが人気のようで、飽きの来ない醤油ラーメンだからこそ何度も食べたくなるんでしょうね!
ちなみにここ“ラーメン屋トイ・ボックス”の創業は2013年、店主である“山上 貴典”氏が“ラァメン家69’N’ROLL ONE(現在の“ロックンビリーS1”)”の味わいに衝撃を受けたことを理由にラーメン業界へ転身、その後“浅草名代らーめん 与ろゐ屋”など複数の有名店で修行を経た後オープンしたのがはじまりで、2017年には鶏と水のみで作られる出汁の旨味に拘りメニューを刷新し、今もなお進化し続ける人気ラーメン店とのこと。(カップ麺で再現するには無理なような気もしますが…)
それでは、今回の“トイ・ボックス 醤油ラーメン”がどれほど鶏の旨味を丁寧に抽出したコク深く芳醇な風味が香る仕上がりとなっているのか?数種類もの醤油をブレンドした“かえし(醤油ダレ)”、そして別添されている特製油を最後に加える際の風味との兼ね合いはもちろん、なんと言っても東洋水産お馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”によるもっちりとした本格感のある白い中細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り406kcal(めん・かやく316kcal / スープ90kcal)となっております。(塩分は6.3g)
カロリーは、“どんぶり型”・地鶏や丸鶏に拘ったコク深くまろやかな醤油スープの割に思ったより低めな数値のようですが、一方で塩分に関してはやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり121g、麺の量は75gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと90kcalと前回の122kcalより低く、やはり透明度の高い清湯スープとは言え、丁寧に抽出した鶏の旨味をしっかりと利かせたコク深く芳醇な風味が香り立つ喉越しの良い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”やチキンエキスをはじめ…
- 植物油
- 鶏脂
- ポークエキス
- 香味油脂
- 醸造酢
といった、シンプルにチキンの旨味をベースにキレ・コクのある醤油ダレを合わせ、仕上げに別添されている特製油を加えたことで、芳醇な風味が香り立つシャープな口当たりの中にもどこかまろやかな舌触りを感じさせる優しい味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…“生麺ゆでてうまいまま製法”で使用されていた材料と全く同じ表記となっていて、やはり今回も本格感・重量感のある生麺のような食感が楽しめるようです!
JANコード 4901990374699 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、植物性たん白、こんにゃく、大豆食物繊維、植物油脂、乳糖)、添付調味料(しょうゆ、チキンエキス、植物油、鶏脂、ポークエキス、香味油脂、醸造酢、酵母エキス)、かやく(焼豚、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、酒精、かんすい、炭酸カルシウム、カラメル色素、レシチン、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、増粘多糖類、香辛料抽出物、香料、ビタミンB2、ベニコウジ色素、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (121g) 当たり]
熱量 406kcal
めん・かやく 316kcal
スープ 90kcalたん白質 12.6g 脂質 12.5g 炭水化物 60.7g 食塩相当量 6.3g
めん・かやく 1.9g
スープ 4.4gビタミンB1 0.28mg ビタミンB2 0.33mg カルシウム 194mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り特製油、液体スープ、“かやく”といった3つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、液体スープには鶏の旨味を凝縮させた醤油ダレなどが含まれており、非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます。
また、特製油も同じく芳醇な香りを引き立てる仕上げの鶏油がたっぷりと含まれているようで、こちらも液体スープと同じく軽く温めておくと良いでしょう。
さらに、麺はご覧の通り若干幅広にも見える東洋水産でお馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”による生麺さながらの本格的な滑らかさとコシの強い中細麺が採用され、今回は鶏出汁をしっかりと利かせた名店“ラーメン屋トイ・ボックス”の鶏出汁に拘った醤油スープとの馴染みも良く、今回もまたクオリティの高い食感が楽しめそうです!(実店舗では“大成食品”という製麺所の麺を使用しています。)
調理してみた
ではまず、先ほどの“かやく”を入れてみます。
そして、この“かやく”には…
- 焼豚
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
焼豚に関しては1枚ではありますが、サイズがやや大きめで脂身を含むジューシーな仕上がりをイメージさせ、他は醤油ラーメンと相性の良い具材が各種取り揃えられているようです!ただ、前回よりもチープな仕様となっているようです。。
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:450ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻しされたことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に本格感のある中細麺にはもっちりとした弾力やほどよいコシが加わり、まだ液体スープや特製油を加える前の状態ではありますが…鶏出汁をしっかりと利かせたコク深くもキリッとした醤油ダレが絶妙にマッチし、シンプルながらも素材の旨味を存分に活かした奥行きのある一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを加えていきます!(特製油はパッケージに記載されていた通り仕上げに加えます。)
すると…チキンの旨味を凝縮させた非常に濃いめでサラッとした醤油スープがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
そしてこの液体スープは量も多く非常にサラッとした状態でしたので、すぐに容器底へと沈んでいき、この時点ではまだそこまで鶏出汁や鶏油ならではの風味などは感じられません!しかも鶏の旨味エキスとなる脂・油分なども前作同様に確認できないようで、最後に加える特製油に含まれているのでしょうか?こちらは数種類もの醤油を合わせた拘りの液体スープとなっているようです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染んだら最後に特製油を加えて完成となります!(麺は割とゴワゴワしていたため、液体スープを加える前にほぐしておくと良いでしょう。)
すると…こちらには鶏油がたっぷりと含まれているようではありますが、やはりそこまでクセの強い風味というわけではないようです。。
そしてこの特製油は全体に馴染ませずにいただくのがおすすめとのことでしたので、この状態で完成となり、上記の通り鶏油の風味はそこまで強烈なクセがあるというわけではなく、あくまでチキンの旨味を品良く引き立たせ、コク深くまろやかな醤油スープにもぴったりな調理感のある香りを再現しているようです!
ちなみにスープは非常にサラッとした状態ではありますが、表面に浮かぶ上質な鶏の脂・旨味が印象的で(わかりにくいかもしれませんが、透明な油分が表面に広がっています。)、全体的にまとまりの良い仕上がりで思ったよりコク深く喉越しも良さそうな醤油スープとなっており、実店舗との再現性が非常に気になるところ。。
また、この鶏の旨味に拘った醤油スープは見た通り濃いめながらも淡麗系・清湯系らしく透明感があり、さらに具材に使用された焼豚からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな安定感のある味わいがカップ麺ながらもクオリティ高く再現されているようで、素材の旨味を存分に活かしたテイストは万人受けする一杯とも言えるのではないでしょうか?
食べてみた感想
一口食べてみると…醤油のキリッとした口当たりにはまろやかな鶏の旨味がバランス良く溶け込み、さらに別添されている特製油に含まれる鶏油が芳醇な風味を際立たせたことでコク深く優しい味わいが印象的で、やはりカップ麺ということもあって拘りの地鶏や丸鶏といった旨味までは再現しきれていないかもしれませんが…仕上げに加えた特製油が良い香りを付与したことによってシンプルながらも臨場感のある一杯といったところ!
ただ、非常に気になるのが原材料にも記載されていた通り醸造酢による酸味が割と強く、食べ進めていくに連れて後味に余韻として残るため、この辺りが若干賛否分かれるような気もしますね。。(ほんのりと酸味を加えるなら隠し味程度にしないと今回のように繊細な鶏出汁を扱うフレーバーだと直接味に影響しますので非常に気になりますね。ちょっと個人的にこの酸味は苦手です…)
というのも、この酸味はもしかすると最後に加えた特製油に含まれているかもしれませんので、一旦液体スープだけで味わってみて、様子を伺いながら少しずつ加えてみても良いかもしれません!というかこれ…本当に監修したんでしょうか?後味に残る酸味はかなりクセがあって、せっかくの鶏の旨味を台無しにしているように感じられます。。もしそうなら醸造酢だけ味変として別パックにして欲しかったところ!
一方で、鶏の旨味に関しては丁寧に抽出されているかのように変な臭みや“くどさ”は一切なく、とにかく鶏と水だけでじっくりと炊き出した地鶏の旨味をカップ麺に再現したテイストは、気軽に“トイボ”の看板メニュー“醤油ラーメン”の雰囲気程度を知るにはもってこいの仕上がりと言えるでしょう!ただ、上記の醸造酢による酸味は少し残念ではありますが…安定感もあって素材本来の旨味が存分に楽しめるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り東洋水産の特許製法“生麺ゆでてうまいまま製法”によるもっちりとした中細麺が採用されており、お店さながらの弾力と歯切れの良いコシを併せ持ち、つるっとした滑らかさや粘り気のある食感が心地良く、今回もまたクオリティの高い仕上がりとなっているようです!
そんな麺には…鶏の旨味をしっかりと利かせた醤油ベースのコク深くもまろやかなスープがよく絡み、一口ずつに醤油感のあるキレと鶏出汁の優しい味わいがバランス良くマッチした深みのある味わいが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る鶏油や芳醇な鶏の風味が後味良く抜けていきます!…というかどうしてもこの酸味だけは気になりますね。。中には“まずい”と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんので、少しずつ加えて味わってみたかったものです!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの焼豚が入っていて、前作とは異なりカップ麺でよく見かけるチープな仕様となっており、じっくりと味わってみると…それなりに味付けが施された肉の旨味が滲み出す仕上がり具合となっていたため、まずはスープとしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした中細麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのメンマは、使用されている数・サイズともに申し分なく、コリコリとした食感が心地良く、メンマならではの味付けや素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、鶏出汁を利かせたコク深い醤油スープとも相性抜群な具材となっているようです!
さらに、こちらの“ねぎ”は、サイズ感は若干小さめではありますが…思ったよりシャキシャキとした食感があり、ちょうど良い薬味にもなったことで鶏の旨味や醤油に拘ったコク深くまろやかな醤油スープの美味しさを引き立てるのはもちろん、後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通りチキンの旨味をベースに数種類の醤油をブレンドした“かえし(タレ)”や香辛料などがバランス良く融合したことで、コク深くもまろやかでキリッとした醤油感の強い口当たりがメリハリを付け、ほんのり香る鶏油や芳醇な鶏出汁の風味が香り立ち、シンプルながらも深みのある優しいテイストが再現されているようです!
そして、仕上げに加えた特製油によって鶏油やコク深さなどが際立っていくわけですが、どうしても醸造酢による酸味が後味に残り、このバランスをもう少し考慮してくれたらもっと洗練された醤油スープだったように感じられます。。
ただ、個人的にいつも言っているように地鶏や丸鶏の旨味だけはカップ麺で再現できないんですよね!どう拘ってみてもチキンスープにしかなりませんから…もっと醤油ダレに重きを置いたり、鶏油だったら足せば良いだけなので鶏油をもっと加えて鶏出汁ならではの雰囲気ある旨味や風味を引き立ててみても良かったのかもしれません!
また、食べ進めていくに連れて具材に使用された焼豚からも良い旨味が滲み出すことで深みのある鶏出汁・喉越しの良い厚みが際立っていき、コク深い醤油スープがじっくりと楽しめるかと思われ、そもそも意外とあっさりとしていて飲みやすく、品のある美味しさが印象的といったところ!というかスープは全体的にシンプルな構成となっているため、鶏の旨味を引き立てるためにも調理時のお湯は若干少なめにしてみても良いでしょう!
とは言え…この酸味だけは味変などではどうにもなりませんから、好き嫌いがかなり分かれるかもしれませんね!個人的には後味に残る酸味が気になってしまい…鶏本来の旨味が損なわれ、改めて考えてみると“鶏ガラスープの素”をたっぷりと加えてみても良かったのかもしれません。。
他にもスープ表面に輝く風味豊かな特製油が味の決め手とも言える芳醇な香りをプラス、それによって臨場感溢れる味わいがしっかりと楽しめる満足度の高い仕上がりとなっていて、カップ麺ながらも素材の旨味を活かした実店舗の雰囲気がイメージできることでしょう!
このように、今回の“トイ・ボックス 醤油ラーメン”は、地鶏や丸鶏など拘りの鶏ガラを使用し、鶏と水だけで作られるという拘りの出汁スープを再現、そこに数種類もの醤油をブレンドしたタレや香辛料などが融合し、最後に加える特製油による鶏油や芳醇な鶏出汁の風味が際立ち、若干醸造酢による酸味が気になったところではありますが…臨場感の高い名店ならではの雰囲気が気軽に楽しむことができ、そこに本格感のある“生麺ゆでてうまいまま製法”によるもっちりとした中細麺が絶妙にマッチした風味豊かな仕上がりとなっていたため、お好みによっては醤油ラーメンにぴったりなペッパー系の香辛料や“鶏ガラスープの素”などで味を調整してみても良いでしょう!
まとめ
今回「トイ・ボックス 醤油ラーメン」を食べてみて、東京都荒川区の名店“ラーメン屋トイ・ボックス”の看板メニュー“醤油ラーメン”を同店監修によってカップ麺に再現した一杯には…コク深いチキンの旨味をベースに数種類の醤油を合わせたタレや香辛料をバランス良く融合させたことで後味すっきりとした醤油スープに仕上がり、シンプルながらも素材の旨味を活かし、ほんのり香る鶏油の風味や芳醇な鶏出汁の香りが良く馴染み、そこに本格感のあるもっちりとした弾力やつるっと滑らかな食感が印象的な白い中細麺が絶妙にマッチした雰囲気のある一杯となっていました!
やはりカップ麺ということもあって、さすがに拘りの地鶏や丸鶏の旨味とまではいきませんでしたが、鶏と水だけで作られるというストレートに素材の旨味を活かしたテイストを再現、鶏の旨味をしっかりと活かし、ほんのり香る鶏油の風味が相性良く馴染んだ上品な一杯としてじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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