「ペヤング 塩もやしタンメン風やきそば」を食べてみました。(2025年5月12日発売・まるか食品)
この商品は、塩ベースに野菜の旨味を凝縮させたタンメン風のソースに仕上げ、“後入れかやく”によるシャキシャキとした食感、そしてシリーズらしい香ばしいフライ麺が相性良くマッチした一杯、“ペヤング 塩もやしタンメン風やきそば”となっております。(値段:税別214円)
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通りパッケージには“塩もやしタンメン風”、“具材後崖で再現する野菜のシャキシャキ感!?”と記載され、特に仕上がりイメージは掲載されていないんですが、原材料を見る限り具材には…もやし・人参・ピーマンが使用されているようです!

他にも特徴として…麺は“ペヤング”シリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたフライ仕様で、塩ベースに野菜の旨味を利かせたタンメン風の味わいが“焼そば”として気軽に楽しめるというわけです!
“後入れかやく”によって野菜のシャキシャキ感を再現しているんでしょうけど、特別仕様ではなく単純に“後入れ”したことで期待していたほどの食感ではなく、後味すっきりとしたタンメン風の味わいが香ばしいフライ麺とも相性良くマッチした風味豊かな一杯となっていました!
「ペヤング 塩もやしタンメン風やきそば」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り530kcalとなっております。(塩分は3.3g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)ということもあって若干高めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり110g、麺の量は90gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
ソースには、食塩や“しょうゆ”をはじめ…
- 植物油脂
- 香味油
- チキンエキス
- ポークエキス
- 香辛料
- 玉ねぎエキス
- キャベツエキス
- こんぶ粉末
といった、塩ベースに各種野菜の旨味を凝縮したことで後味さっぱりとしたタンメン風のソースに仕上げ、最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 本社工場(群馬県)

JANコード 49 02885 01208 5 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩)、添付調味料(糖類、食塩、しょうゆ、植物油脂、香味油、果糖ぶどう糖液糖、チキンエキス、ポークエキス、香辛料、玉ねぎエキス、キャベツエキス、こんぶ粉末)、かやく(もやし、にんじん、ピーマン)/調味料(アミノ酸等)、酒精、香料、増粘剤(グァーガム)、かんすい、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、(一部に小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (110g) 当たり]
熱量 530kcal たん白質 7.6g 脂質 30.0g 炭水化物 57.5g 食塩相当量 3.3g
開封してみた
フタを開けてみると…後入れかやく、ソースといった2つの調味料などが入っています。

また、麺は“ペヤング”シリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げたやや細めな仕様で、これによってラードの旨味と香ばしさが広がり、ソースの旨味をさり気なく際立たせているため、今回のフレーバーとの相性も良さそうです!

調理してみた
では熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
その後しっかりと湯切りをしたところがこちら!

続いてソースを加えてよーくかき混ぜていきます!
そして全体が馴染んだら最後に“後入れかやく”を加えて完成です!
すると、塩タンメンらしくソースに色味はほぼなく、食欲そそる野菜の風味や香ばしさが広がっていき、後味さっぱりとした味わいが気軽に楽しめそうです!

「ペヤング 塩もやしタンメン風やきそば」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…ソースの構成は非常にシンプルなんですが、塩ダレや野菜の旨味がしっかり利いているせいか物足りなさを感じさせない味わいで、ほどよい香辛料がちょうど良いアクセントとなって後味の良さに際立っています!
また、チキンやポークのエキスが使用されたことによって麺がパサつくこともなく“焼そば”らしいオイリーな調理感もあったので、お好みによっては相性の良い“おろしにんにく”を足してみても良いでしょう!
そして見た目とは裏腹に味も濃いめなので、ちょっとした“つまみ”にもぴったりです!そしてもちろん香辛料とは言ってもペッパー系のアクセント程度ですから、幅広い層に好まれることに間違いありません!
麺について
麺は、シリーズらしいやや細めのフライ仕様で、すすり心地も非常に良く、ラードの旨味・香ばしい風味が今回のソースに滲み出しているようです!
そんな麺には、塩ベースに野菜の旨味を凝縮したタンメン風の焼そばソースがよく絡み、キリッとした塩ダレの旨味や香辛料のアクセントなどが口いっぱいに広がっていき、ラードの香ばしさに加え、炒め野菜の風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず…やや小さくカットされた“もやし”が入っていて、単純に“後入れ”しただけなのでシャキシャキ感は期待できませんので、全体をよーく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、こちらの人参も同じく湿気っているような食感で、素材本来の旨味なんかも微妙なので、やはりタンメン風の味を引き立てるためにもよく混ぜた方が良さそうです!

他にも食感が微妙なピーマンが入っていて、そもそもタンメンに合わないような気もするんですが、一応…野菜の旨味を引き立てているようです!

ソースについて
ソースは、塩ベースに野菜の旨味を凝縮したことでタンメンらしい味わいを再現し、思ったよりしっかりとした塩気や旨味に際立ち、香辛料も利いたことで割とパンチのある仕上がりとなっています!
とは言え、単純にしょっぱいわけではなく、しっかりと野菜と動物系の旨味エキスが利いたことで深みもあり、定番ながらもついつい箸が止まらなくなる…クセになるテイストが好印象といったところ!

まとめ
今回の「ペヤング 塩もやしタンメン風やきそば」は…具材を後入れ仕様にしたことでシャキシャキとした食感を再現しているようでしたが、実際には期待していたほどの食感ではなく、塩ベースに野菜の旨味を利かせたタンメン風の味わいに際立ち、そこにシリーズらしいフライ麺が相性良くマッチした後味の良い仕上がりとなっていました!
そのため、要はタンメンを“焼そば”にアレンジしたものであって、具材にひと工夫したことで特徴を付けたかったんでしょうけど…後入れ仕様にしただけで、野菜の旨味を活かしたタンメン風の“焼そば”ということもあって、思いのほか幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
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