「推しの一杯 魁龍 どトンコツ」を食べてみました。(2025年8月25日発売・東洋水産)
この商品は、福岡の人気行列店“魁龍 博多本店”の味をカップ麺に再現したもので、熟成した香りが特長の荒ぶるクサさと旨さの濃厚ど豚骨スープに仕上げ、柔らかめに茹でた麺(ずんだれ)をイメージさせる独自製法のノンフライ麺が絶妙にマッチした一杯、“推しの一杯 魁龍 どトンコツ”となっております。(値段:税別333円)
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
ご覧の通りパッケージには“荒ぶるクサさと旨さの濃厚ど豚骨ラーメン!”と記載され、その背景には、豚骨臭香る濃厚な豚骨スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…焼豚・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は東洋水産お馴染み“生麺ゆでてうまいまま製法”による太めのノンフライ仕様で、コク深くも豚骨臭・旨味の強い味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
濃厚とはいえドロドロな豚骨スープというわけではなく、獣臭がむしろ食欲を掻き立てる素材の旨味を活かした味わいに際立ち、そこにやや柔らかめな食感のノンフライ麺が相性良くマッチした臨場感溢れる一杯となっていました!
「推しの一杯 魁龍 どトンコツ」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り432kcal(めん・かやく304kcal / スープ128kcal)となっております。(塩分は7.2g)
カロリーは、豚骨の旨味を凝縮した濃厚スープという割にそこまで高い数値ではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると高めな数値となっています!
ちなみに1食当たり124g、麺の量は75gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、ポークエキスや植物油をはじめ…
- しょうゆ
- 豚脂
- 食塩
- 香辛料
といった久留米ラーメンらしい“呼び戻し”による深みのある豚骨スープに仕上げ、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”が相性良く馴染み、濃厚ながらも後味すっきり・本格的な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東洋水産株式会社 関東工場(群馬県)

JANコード 4901990381741 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、植物性たん白、こんにゃく、大豆食物繊維、植物油脂、乳糖)、添付調味料(ポークエキス、たん白加水分解物、植物油、しょうゆ、豚脂、でん粉、デキストリン、食塩、香辛料、砂糖、酵母エキス)、かやく(焼豚、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、増粘多糖類、炭酸カルシウム、レシチン、カラメル色素、香料、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、香辛料抽出物、ビタミンB2、ベニコウジ色素、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (124g) 当たり]
熱量 432kcal
めん・かやく: 304kcal
スープ: 128kcalたんぱく質 12.8g 脂質 12.3g 炭水化物 67.5g 食塩相当量 7.2g
めん・かやく: 2.6g
スープ: 4.6gビタミンB1 0.27mg ビタミンB2 0.30mg カルシウム 546mg
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープ、液体スープ、“かやく”といった3つの調味料などが入っています。

さらに麺は、独自製法による滑らかさとコシの強さを併せ持つ太めのノンフライ仕様で、“ずんだれ”と呼ばれる柔らかめに茹でた麺を再現、麺量も75gと申し分ありません!

調理してみた
ではまず、“かやく”を加えてみます。
そして具材には…
- 焼豚
- メンマ
- ねぎ
が入っています!

続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりがこちら!

次に粉末スープと液体スープを加えてよーくかき混ぜていきます!
そして全体が馴染むと…豚骨ならではの臭みが広がっていき、“とろみ”はそこまでなく、コク深くもキレの良い豚骨スープに仕上がり、思った以上に調理感のある味わいが楽しめそうです!

「推しの一杯 魁龍 どトンコツ」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…臭みは割と強いんですが、濃厚というより後味の良さが際立つ飲みやすい豚骨スープで、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”がちょうど良いアクセントをプラスしているため、仕上がりは想像以上に本格的です!
そして、乳化感のある白濁としたスープはシンプルながらも素材の旨味を活かしたことでコク深く飽きる要素は一切なく、実店舗の柔らかめな麺“ずんだれ”を再現したノンフライ麺とも相性良くマッチしています!
また、豚骨本来の旨味が強いため、デフォルトでも物足りなさといった感じはありませんが、お好みによっては“おろしにんにく”や紅生姜で味を調整してみると、より一層満足できることでしょう!
麺について
麺は、東洋水産お馴染み“生麺ゆでてうまいまま製法”によるもっちりとした弾力とほどよいコシを合わせ持ち、麺量75gとボリューム感は申し分ありません!
そんな麺には…久留米ラーメンらしい“呼び戻し”を再現した獣臭の強い豚骨スープがよく絡み、豚骨のコクが際立つ繊細な味わいやキリッとした“かえし(醤油ダレ)”の旨味などが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる豚骨ならではの風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、薄くカットされた焼豚が入っていて、ややチープな印象も受けますが、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、食べはじめはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、ほどよいサイズにカットされたメンマは、コリコリとした食感が心地良く、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!

他にも大きめにカットされた“ねぎ”が使用されていて、ちょっとした薬味となったことで今回の豚骨スープを美味しく引き立ています!

スープについて
スープは、乳化感のあるベーシックな豚骨スープにも見えますが、実際には獣臭が強く・呼び戻し製法によるじっくりと炊き出した深みのある味わいを再現し、変に“とろみ”を付けずコク深く繊細な仕上がりとなっています!
そしてキリッとした“かえし(醤油ダレ)”を合わせたことによってメリハリのあるアクセントがプラスされ、最後まで飽きることもなく、思ったより本格感のある味わいと言えるでしょう!(この獣臭が逆に食欲そそります…)

まとめ
今回の「推しの一杯 魁龍 どトンコツ」は…福岡の名店“魁龍 博多本店”の味わいをカップ麺に再現、豚骨特有の臭みは多少あるものの、コク深く繊細でメリハリの付いた喉越し抜群な仕上がりとなっていました!
さらに実店舗の柔らかめに茹でた“ずんだれ”を東洋水産の独自製法で表現し、濃厚なスープとも相性良くマッチしていたため、本格感のある久留米ラーメンが好みの方なら…最後まで飽きることなく楽しめるのではないでしょうか?
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