「千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 鶏塩白湯ラーメン」を食べてみました。(2025年10月13日発売・エースコック)
この商品は、八海醸造が展開する“千年こうじや”監修によって新潟の名酒“八海山”の酒粕を使用したカップ麺で、チキンをベースにペッパーやガーリック、鶏油のコクを利かせた鶏塩白湯スープに仕上げ、酒粕の風味を活かした味わい深い一杯、“千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 鶏塩白湯ラーメン”となっております。(値段:税別236円)
「米と麹と発酵」をテーマに、清酒八海山の蔵元が発酵文化の継承地である地元・新潟魚沼の豊かな食文化を伝える食品ブランド。
引用元:千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 濃厚味噌ラーメン/鶏塩白湯ラーメン 2025/10/13 新発売 | エースコック株式会社

ご覧の通りパッケージは“八海山”の酒粕”仕立てによる鶏白湯スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付鶏肉そぼろ・卵・ねぎ・唐辛子が使用されているようです!

他にも特徴として…麺は丸刃の中細フライ仕様で、チキンをベースに各種香辛料や鶏油などを合わせ、八海山の酒粕で仕上げた鶏白湯スープがじっくりと楽しめるというわけです!
ちなみに今回は同じく酒粕で仕上げた一杯、“千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 濃厚味噌ラーメン”も同時発売されています!
サラッと軽やかな鶏白湯スープに酒粕の風味が加わったことで独特なテイストとなり、この辺りに関しては相性良いのか…賛否分かれそうな印象で、具材に使用された“味付鶏肉そぼろ”や唐辛子によって旨味やメリハリが際立つひと味違った一杯となっていました!
「千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 鶏塩白湯ラーメン」とは?
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り282kcal(めん・かやく233kcal / スープ49kcal)となっております。(塩分は3.0g)
カロリーは、まろやかなイメージの鶏白湯とは言えレギュラーサイズということもあって低めの数値のようで、塩分も同じく低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり60g、麺の量は50gとのこと。

原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩やチキンパウダーをはじめ…
- 植物油脂
- チキンエキス
- 酒粕パウダー
- 乳化油脂
- 粉末みそ
- 鶏油
- コラーゲン
- 香辛料
- オニオンパウダー
- チキン調味料
といった、チキンをベースにガーリックや鶏油などを合わせ、八海山の酒粕で仕立てたことによってひと味違った後味の良い味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:エースコック株式会社 東京工場(埼玉県)

JANコード 4901071408411 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩)、スープ(食塩、チキンパウダー、植物油脂、チキンエキス、酒粕パウダー、乳化油脂、粉末みそ、おからパウダー、砂糖、鶏油、コラーゲン、香辛料、酵母エキス、たん白加水分解物、オニオンパウダー、チキン調味料、全卵粉)、かやく(味付鶏肉そぼろ、卵、ねぎ、唐辛子)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、香料、増粘多糖類、微粒二酸化ケイ素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、カラメル色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (60g) 当たり]
熱量 282kcal たんぱく質 5.8g 脂質 13.1g 炭水化物 35.3g 食塩相当量 3.0g
(めん・かやく1.0g/スープ2.0g)ビタミンB1 0.33mg ビタミンB2 0.27mg カルシウム 204mg
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“調味油”と記載された調味料が別添されています。

また、具材には…
- 味付鶏肉そぼろ
- 卵
- ねぎ
- 唐辛子
が入っています。

さらに麺は、丸刃の中細フライ仕様で、細いながらもほどよい弾力とコシを兼ね備え、麺量50gとやや少なめなので、ちょっと小腹が空いた時にぴったりです!

調理してみた
では熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:290ml)
そして出来上がりがこちら!

続いて調味油を加えてよーくかき混ぜていきます。
そして全体が馴染むと…チキンの旨味を活かした鶏白湯ながらサラッとした状態で濃厚というほどではなく、雰囲気はあっさり系の鶏白湯なんですが、酒粕の独特な風味が特徴的なテイストとなっています!

「千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 鶏塩白湯ラーメン」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…どうしても酒粕の味・風味ともに気になるところで、個人的には鶏白湯と全く合っていないような気がします!これがもっとバランス良く馴染んでいればまだ良かったものの、正直“まずい…”と思う方もいらっしゃるかもしれません!
そしてベースとなる鶏白湯スープも旨味そのものが弱く、具材に使用された“味付鶏肉そぼろ”からも良い旨味が馴染み出しているんでしょうけど、酒粕のクセが強いのが台無しにしています!
そのため、酒粕の味や風味が好みの方にはたまらない一杯に間違いなく、通常の鶏白湯とは一線を画する仕上がりと言え、酒粕を除けば後味すっきりとした仕上だったものの…もう少し全体のバランスを考慮してほしかったところ!
麺について
麺は、丸刃の中細フライ仕様で、つるっと滑らかな食感はもちろん細いながらもほどよい弾力やコシを兼ね備え、麺量50gとやや少なめなので、夜食や“おにぎり”のお供にぴったりです!
そんな麺には…チキンをベースにガーリックや鶏油を利かせ、八海山の酒粕で仕上げた鶏白湯スープがよく絡み、あっさりとしたチキンのコクや香辛料などが口いっぱいに広がっていき、酒粕の独特な香りが後味良く抜けていきます!

トッピングについて
トッピングにはまず、小ぶりな“味付鶏肉そぼろ”が入っていて、食感はパサパサでジューシーな感じはほぼないものの、僅かに肉の旨味が滲み出す仕上がりでしたので、最初のうちはスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう!

また、食感柔らかな卵は特に味付け自体感じられないものの、ちょっとしたマイルドさと彩りをプラスしています!

他にも小さくカットされた“ねぎ”が入っていて、シャキシャキ感や薬味にも期待できないので、ちょっとした彩り程度と思った方が良いでしょう!

スープについて
スープは、チキンをベースに各種香辛料などを利かせたあっさりとした鶏白湯に仕上げ、そこに八海山の酒粕を合わせたことによって甘酒のようなクセのある香りが際立ち、独特な味と風味によって賛否分かれる味わいとなっています!
ただ、日本有数の酒処・新潟の地が生んだ名酒“八海山”の酒粕で仕立てたことで贅沢と言えば贅沢なんでしょうけど、個人的には鶏白湯との相性は悪いと思います!そのため、酒粕の味・香りがたまらなく好きという方におすすめと言えるでしょう!

まとめ
今回の「千年こうじや監修 八海山酒粕仕立て 鶏塩白湯ラーメン」は…チキンをベースに香味野菜や鶏油を利かせた後味の良い鶏白湯スープに仕上げ、そこに八海山の酒粕を合わせたことによって独特の味と香りが際立つちょっとクセの強い一品となっていました!
この辺りに関しては…個人的に“酒粕仕立て”と記載されていたので薄々気付いてはいたんですが、やはり酒粕は味といい香りといい独特のクセがありますね!この風味によって賛否ありそうですが、ひと味違った鶏白湯が楽しめるので、酒粕好きな方は一度試してみても良いでしょう!
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