「中華そば國松監修 シビレMAX」を食べてみました。(2019年6月17日発売・寿がきや食品)
この商品は、“広島汁なし担担麺”人気の火付け役との呼び声高い人気店“中華そば國松(くにまつ)”の人気メニュー“KUNIMAX”の味わいを同店監修によってカップ麺にアレンジしたもので、その名の通り“強いシビレ”が特徴的な一杯が登場です!
それも…担担麺らしい芝麻醤(練り胡麻)を使用しない醤油ベースの比較的さらっとした後味の良いタレに仕上がり、香り高い“ぶどう山椒”や2種類もの花椒をブレンドした痺れる辛みが心地良く、さらに五香辣油といった風味豊かなラー油を加えたことで、本格的な痺れる辛さが楽しめる一杯“中華そば國松監修 シビレMAX”となっております。(税抜き238円)
ご覧の通り、パッケージには“シビレMAX”といった燃えるようなイメージが力強く記載されているように…“広島汁なし担担麺”らしい痺れる辛みに際立った一杯であることがヒシヒシと伝わってきますね!
そして今回の特徴を知るには…まず“中華そば國松”実店舗の一番人気だというメニュー“KUNIMAX”について知る必要があるんですが。。
こちら“担担麺”には欠かせない芝麻醤(チーマージャン)といった練り胡麻を加工して作られる調味料を敢えて使わないことで、どちらかと言うと…こってり感やねっとりとした“担担麺”特有のコク深いタレというよりも、キレのある後味すっきりとした軽やかな醤油ベースの味わいに仕上がり、そこに唐辛子・花椒による痺れる辛みや爽やかな香りが際立った一杯が人気とのこと!
そんな人気メニュー“KUNIMAX”の味わいを同店監修によってアレンジした後味すっきりとした醤油ベースのタレには、本格中華の風味を表現するにはふさわしい五香辣油を加えたことで香り豊かな仕上がりとなり、何よりも“あとのせかやく”として別添されている“ぶどう”の房のように実るという風味の良い“ぶどう山椒”や2種類の花椒をブレンドしたことによる強い痺れと爽やかな香りがクセになる一杯のようです!
ちなみにこの“中華そば國松”の店主は元々信州で中華そば店を経営していたようですが、2009年に“中華そば國松”を創業、広島市中区に本店を置き、2017年5月には福岡の上川端町に、同じく10月には東京・神保町にも進出を果たした人気店とのこと!
また、こちらには後味すっきりとしたタレがしっかりと絡んだ仕上がりイメージとともに、“ぶどう山椒の痺れ ※香辛料に占める割合10%”や、“五香辣油の香り”と記載されていて、今回の“シビレMAX”には…痺れる辛さだけではなく、風味豊かな本格的な味わいが楽しめそうです!
他にも特徴として…芝麻醤を使用しない代わりに具材には“味付大豆ミート”といった担担麺との相性抜群な肉の旨味が美味しさを引き立て、麺の美味しさ・強いコシなんかにも定評のある“寿がきや食品”の麺は今回、低加水仕様の細いノンフライ麺が採用されていて、香り豊かなスープが絡みやすい一杯となり、それによってガツンとした痺れる辛みが歯切れの良い麺とともに楽しめる仕上がりというわけです!
商品名にあるような“シビレMAX”というほどの強烈なシビレではなかったものの…非常に風味の良い花椒ならではの爽やかな香りが印象的で、芝麻醤を使用していないというだけあって非常にすっきりとした後味が印象的な最後まで飽きの来ない一杯となっていました!
これは特に、“中華そば國松”ファンはもちろん、本格的な痺れる辛さを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
中華そば國松監修 シビレMAX
今回ご紹介するカップ麺は、広島だけでなく東京や福岡にも進出している芝麻醤を敢えて使用しな後味すっきりとした本格的な担担麺が人気のメニュー“KUNIMAX”を同店監修によってアレンジし、“ぶどう山椒”と2種類の花椒をブレンドした香辛料や、五香辣油といった香りの良さにまでこだわった強いシビレが楽しめる一杯“中華そば國松監修 シビレMAX”となっています。
ご覧の通り、パッケージには“汁なし担担麺くにまつ監修”と記載されているように、店舗名の正式名称は“中華そば國松”のようですが、東京・福岡に進出した際は“汁なし担担麺くにまつ”として出店されているようですね!(※元々“中華そば店”を営んでいたということもあって、本店のみ限定メニューとして“中華そば”が用意されているようです!)
また、“人気メニュー「KUNIMAX」をアレンジ”といった文字もしっかりと確認できますね!
ちなみに、この“広島汁なし担担麺”と言えば…以前ご紹介したことのある“キング軒 広島式汁なし担担麺”や“ニュータッチ 広島汁なし担担麺”といった商品も発売されていたように、どちらも濃厚さに際立った仕上がり…というよりも後味の良さに引き立った痺れる辛みが印象的な一杯だった記憶があります!
それでは、今回の“中華そば國松監修 シビレMAX”が芝麻醤を使用しないことによって、どれほどの後味の良さに仕上がっているのか?“シビレMAX”というだけあって、今回のアレンジによる“ぶどう山椒”や2種類の花椒をブレンドした香辛料、そして五香辣油を醤油ダレに加えたことによる香りの良さなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り424kcalとなっております。(塩分は3.7g)
カロリーは、汁なしカップ麺の割にやや低めにも感じられる数値のようで、塩分も同じくかなり低い数値のようですね!
ちなみに1食当たり105g、麺の量は75gとのこと。
このように、麺の量が若干汁なしカップ麺としては少なめということによってカロリー・塩分の低さを表現しているのかもしれませんね!
それにもかかわららず“シビレMAX”というだけの強いシビレが楽しめるということは…カップ麺にアレンジしたことによる“ぶどう山椒”やブレンドした花椒、さらに五香辣油など素材の風味をしっかりと活かした仕上がりに期待できそうです!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、香味油や“しょうゆ”をはじめ…
- 動物油脂
- 植物油脂
- チキンエキス
- ポークエキス
といった、醤油ベースの後味すっきりとしスープには、チキンやポークなど動物系の旨味がしっかりとしたコクを引き立て、“ぶどう山椒”や花椒、五香辣油によって香り高いシビレが楽しめる本格的な味わいを想像させる材料がシンプルに並びます。
JANコード 4901677082527 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、小麦たん白、植物油脂、大豆食物繊維、たん白加水分解物)、スープ(香味油、しょうゆ、動物油脂、植物油脂、糖類、チキンエキス、ポークエキス、食塩、たん白加水分解物)、かやく(大豆たん白加工品、ねぎ、香辛料(花椒、唐辛子、山椒))/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、増粘剤(アルギン酸エステル)、乳化剤、着色料(パプリカ色素、クチナシ、カラメル、カロチノイド)、香料、酸化防止剤(V.E)、酸味料、(一部に乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (105g) 当たり]
熱量 424kcal たんぱく質 7.6g 脂質 17.3g 炭水化物 59.4g 食塩相当量 3.7g カルシウム 200mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りあとのせかやく、液体スープといった2つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料など2パックとなっていて、特にこの“あとのせかやく”の方にはカップ麺としてアレンジしたことによる“ぶどう山椒”や2種の花椒がブレンドされている香辛料がたっぷりと含まれているようで、思ったよりも袋自体のサイズも大きめといったところ!
一方、液体スープの方はというと…芝麻醤を使用していないだけあって、汁なし担担麺の割に触った感じだと比較的さらっとした印象のスープとなっているようです!
また、麺はご覧の通り細麺仕様ではありますが、ノンフライ麺ということもあって、細いながらも“寿がきや食品”らしい強いコシのある食感が楽しめる麺が採用されているようです!
ちなみに冒頭でもお伝えした通り低加水仕様の麺となっているため、スープとも絡みやすいメリットがあるものの…若干伸びやすくもあるため、“シビレMAX”を熱々のうちに一気に楽しむのが美味しくいただくポイントとなりそうです!!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの細麺にほどよい弾力あるコシが加わり、今回の具材関係は全て“あとのせかやく”に含まれているのでスープも非常に混ぜやすく、ノンフライ麺ということもあって細麺ながらもしっかりとした噛み応えなんかも楽しめそうな一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに先ほどの液体スープを注いでいきます!
この液体スープは、先ほどもお伝えした通り練り胡麻ならではのドロッとした感じは一切なく、どちらかと言うとさらっとした仕上がりではありますが、汁なし担担麺らしい動物系の旨味・脂なんかもしっかりと含まれているようでしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
すると…醤油ベースのスープに加えられた“五香辣油”でしょうか?ラー油らしい赤みを帯びた油分なんかも確認でき、また“あとのせかやく”を入れる前ではありますが、汁なし担担麺らしい刺激的な味わいを想像させる香りが一気に広がっていきます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
ご覧の通り液体スープの量もやや多めとなっていて、低加水仕様ということもあって細い麺にもすんなりと濃いめのスープが馴染んでいきます!
そして、スープが全体に馴染んだら…先ほどの“あとのせかやく”を加えていきます!
ちなみにこの“あとのせかやく”には…
- 大豆たん白加工品
- ねぎ
- 香辛料(花椒、唐辛子、山椒)
が入っています。
特に香辛料には“ぶどう山椒”や2種類の花椒なども含まれていますからね!
この辺の刺激的な“シビレMAX”な味わいは気になるところ。。
すると…花椒ならではの爽やかかな香りが印象的な仕上がりではあるんですが、“ぶどう山椒”が利いているのでしょうか?明らかによく知る花椒の香りよりも深みというか様々な風味が複雑に加わっているようで、本格感に際立った汁なし担担麺が楽しめそうな仕上がりとなっています!
また、担担麺特有の練り胡麻を加工した芝麻醤を使用していないだけあって、液体スープは非常にさらっとしていますね!
さらに今回は“中華そば國松”監修によってアレンジされた“シビレMAX”というだけあって、強いシビレはもちろん、ブレンドした香辛料や五香辣油による後味に香る風味の良さはかなりのものと思われます!
食べてみた感想
一口食べてみると…芝麻醤が使用されていないとのことでしたが、その分チキンやポークといった動物系の旨味がしっかりとしたコクを表現し、比較的あっさりめにも感じられるかもしれませんが、全く物足りなさといった感じも一切なく、このドロッとした感じのない汁なし担担麺は飽きが来ませんね!
さらに、“ぶどう山椒”や2種の花椒をブレンドした香辛料、醤油ベースのソースに使用した五香辣油によってかなり爽やかな風味やラー油ならではの食欲そそる風味が香りますね!
麺について
麺は、ご覧の通り細麺仕様ではありますが、そこは麺の仕上がりにも定評のある“寿がきや食品”ですから、細いながらもしっかりとしたコシや歯切れの良い噛み応えのある仕上がりとなっています!
そんな麺には、芝麻醤を使用しない代わりにチキンやポークといった動物系の旨味がたっぷりと使用されたことによるコク深く後味すっきりとしたスープがよく絡み、一口ずつにほどよい絡みを加えた強い“シビレ”が花椒ならではの爽やかな風味とともに口いっぱいに広がっていき、“ぶどう山椒”によるひと味違った香り高い風味が後味良く抜けていきます!
そして、この“あとのせかやく”に含まれる“ぶどう山椒”や2種の花椒、唐辛子などを多めに付けて食べてみると…強い辛みと同時に商品名のような“シビレMAX”といった爽やかな風味を兼ね備えた花椒ならではの“シビレ”を楽しむことができます!
ただ、個人的には“シビレMAX”といったイメージほどの強烈な痺れという感じではなかったように思いますね。。それよりもこの後味すっきりとしたスープと相性抜群な痺れる辛みといった印象で、本格的な風味なんかも楽しめる刺激的な一杯といったところではないでしょうか?
トッピングについて
具材には、トッピングというか…“あとのせかやく”に含まれる“ぶどう山椒”や2種の花椒、唐辛子といった香辛料などが主で、その他には後味の良さをさらに引き立てる“ねぎ”や、“大豆たん白加工品”が使用されています。
特に“大豆たん白加工品”は、“あとのせかやく”仕様ということもあって、しっとりとした食感というよりは…“ふりかけ”のように肉の旨味を引き立てる具材となっているため、当然単体で楽しむというよりは、全体を混ぜ込んでソースの美味しさや香辛料による香りの良さを楽しんでみると良いでしょう!
そのため、この“あとのせかやく”は最初のうちに部分的に味の違いを楽しみ、一気に全体に混ぜ込んでいただくと、より一層旨味・痺れる辛みが楽しめるかと思われます!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り芝麻醤が使用されていない分、汁なし担担麺らしい練り胡麻によるねっとりとしたコク深さはないものの…チキンやポークなど動物系の旨味がしっかりとコク深さを表現していますから、全くもって物足りなさを感じさせる仕上がりではなく、むしろ後味すっきりとした味わいが好印象といったところではないでしょうか?
また、“あとのせかやく”に含まれる“ぶどう山椒”や2種の花椒、さらに唐辛子をブレンドした香辛料をたっぷりと加えることによって本格的とも言える花椒ならではの爽やかな風味や、“ぶどう山椒”の独特な香り高い風味が楽しめ、単純にシビレだけが強調された仕上がりというよりも、旨味・香りなんかも伴って本格仕様の味わいが楽しめる一杯となっています!
ただ、花椒ならではの後味に残る酸味なんかも感じられたため、“ぶどう山椒”はもちろん、恐らく2種の花椒の量も想像以上に使用されていることが予想されます!
このように、今回の“中華そば國松監修 シビレMAX”は、汁なし担担麺のイメージとしては欠かせない芝麻醤を使用しない後味の良いキレのある口当たりに仕上がり、その分チキンやポークといった動物系の旨味が濃厚さを引き立てる最後まで飽きの来ない味わいとなっていたため、後はさらに香辛料を追加してみて自分好みの“シビレMAX”を楽しんでみると良いでしょう!
まとめ
今回「中華そば國松監修 シビレMAX」を食べてみて、醤油ベースの後味すっきりとしたキレのあるスープには、風味の良い“ぶどう山椒”や2種の花椒をブレンドした香辛料がたっぷりと加わり、汁なし担担麺らしい強い辛みに加え、爽やかな風味が楽しめる刺激的な“シビレ”が心地良い飽きの来ない仕上がりとなっていました!
ただ、今回の“あとのせかやく”にはそういった香辛料以外にも“ねぎ”や“大豆たん白加工品”も一緒に含まれていたため、辛さ調整するために別々にしてほしかったところではありますが…“シビレMAX”といったイメージが気になる方は、少しずつ足して痺れる辛みを調整してみると、自分好みの“シビレMAX”が楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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