「ヴィーガンヌードル酸辣湯麺」を食べてみました。(2019年9月9日発売/2020年6月15日再発売・ヤマダイ)
この商品は、東京自由が丘の人気店“T’sレストラン”監修によるコラボ商品で、麺やスープはもちろん、具材にも肉・魚介類・卵・乳製品を一切使わないといったヴィーガン(完全菜食主義者)に対応したカップ麺が登場です!
それも…ピリッとした辛さと酸味が特徴的な酸辣湯麺(スーラータンメン)らしい仕上がりには、醸造酢やごま油を利かせたことで風味豊かな本格中華を思わせる味わいを表現し、さらに食欲そそる“にんにく”や生姜といった香味野菜や椎茸の旨味を加え、動物性食材などを一切使用しない一杯とは思えないほどの味わい深いスープに仕上がったヘルシーかつ非常に食べやすい一杯、“ヴィーガンヌードル酸辣湯麺”となっております。(税抜き190円)
ご覧の通り、パッケージには“VEGAN NOODLES(ヴィーガンヌードル)”といった商品名が大きく記載されていて、シンプルながらも非常にお洒落なパッケージとなっていることから、居心地の良い実店舗の雰囲気なんかも伝わってきますね!
ちなみに“ヴィーガン”とは…以下のように、“ベジタリアン”とはまた異なるようで、「食」だけでなくその他にも徹底したスタイルのことを意味するとのこと!
「Veganisimとは、可能な限り食べ物・衣服・その他の目的のために、あらゆる形態の動物への残虐行為、動物の搾取を取り入れないようにする生き方」
引用元:ヴィーガニズム – Wikipedia
そのため、ご覧の通りパッケージには“この商品は原材料に動物性食材・化学調味料・アルコールを使用していません”と記載されていて…酸味と辛み、そしてふんだんに利かせた野菜の旨味によって酸っぱ辛さが特徴的な酸辣湯麺の味わいをどのように表現しているのか?この辺りの仕上がりは非常に気になるところ。。
ちなみに“T’sレストラン”実店舗では“酸辣湯麺”といったメニューは提供されていないため、今回の一杯は完全にカップ麺限定のオリジナルメニューのようですね!(※カップ麺は実店舗でも発売されているとのこと。)
そしてその気になる特徴としては…原材料に動物性食材はもちろん、化学調味料やアルコールを一切使用せず、豆乳や大豆ミートなどの植物由来の食材を工夫を凝らして旨味を引き出し、酸辣湯麺ならではの酸味や辛みをしっかりと表現したことで、野菜と豆乳をたっぷりと使用した“T’sレストラン”らしいヴィーガンの方も食べられるヘルシーかつ優しい味わいとなっています!
一方、こちらには動物性食材などを一切使用していないことを全く思わせない酸っぱ辛さがクセになる酸辣湯麺ならではの仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…豆腐・コーン・チンゲン菜・唐辛子が使用されているようです!
また、今回監修となった東京自由が丘“T’sレストラン”の創業は2009年5月、自由が丘のベジレストランと言えば“T’sレストラン”!というほど有名なお店で、野菜と大豆ミートの植物性食材だけを使用した体に優しく美味しい料理をコンセプトにした人気店のようで、今回のパッケージもご覧の通り他のカップ麺とは仕様が異なり、外観にもこだわった雰囲気ある容器が印象的ですね!
他にも特徴として…麺は“大豆食物繊維”を練り込んだ細麺・ノンフライ仕様とのことで、添加物を極力使わないといった麺にまでヘルシーさを感じさせる酸辣湯麺に仕上がっていて、それによって動物性食材などを一切使用しない一杯でありながらも、酸味と辛みを利かせたクセになる味わいが気軽に楽しめるというわけです!
酸辣湯麺の特徴がそもそも濃厚な仕上がりではないということもあって、野菜や豆乳の旨味をたっぷりと使用したメニューが人気の“T’sレストラン”が監修したことによって、お酢の酸味とラー油の辛味が絶妙にマッチしたスープに野菜の旨味が物足りなさを全く感じさせない満足度の高い仕上がりとなっていました!
これは特に、ヴィーガンの方はもちろん、健康・ヘルシー志向の高い方にもおすすめの酸味と辛みがクセになる酸辣湯麺を気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は、2020年6月15日に再発売されています!
ヴィーガンヌードル酸辣湯麺
今回ご紹介するカップ麺は、体に優しい“T’sレストラン”監修によって動物性食材などを一切使用しないヴィーガンの方も食べられるヘルシー・健康志向の高い方にもおすすめの一杯で、酸味と辛みを利かせた後味すっきりとしたスープに香味野菜を利かせ、さらにごま油を加えたことで風味豊かなコクがバランス良く表現された一杯、“ヴィーガンヌードル酸辣湯麺”となっています。
ご覧の通り、パッケージ側面には“T’sレストラン”に関する簡単な説明文が記載されていて、これによると…“「おいしさ」にとことんこだわったヴィーガン料理のお店”とのことで、店舗名は太陽(Taiyo)や土(Tuti)など野菜に関する“T”からはじまる言葉が数多く集まったお店を意味するようです!
また、このヴィーガンカップ麺“酸辣湯麺”は“T’sレストラン”や姉妹店である麺料理をメインとする“T’s たんたん”の実店舗でも取り扱いされていて、公式オンラインショップでも購入することができるようです!(※先ほどもお伝えした通り実店舗では公式メニューとしては提供されていません。)
ちなみにこの商品は、2018年4月16日にも“T’s NOODLE酸辣湯麺”と“T’s NOODLE担担麺”といった若干異なる商品名で発売されていて、今回も同じく“ヴィーガンヌードル担担麺”も同時発売されています!
それでは、今回の“ヴィーガンヌードル酸辣湯麺”がどれほどの酸味と辛みが表現されているのか?“T’sレストラン”らしい野菜や豆乳をたっぷりと使用したことによる物足りなさを感じさせないスープの仕上がり、そしてなんと言っても食物繊維を練り込んだノンフライ麺との相性などなど…じっくりと確認していきたいと思います!
ちなみに、ヴィーガンというわけではありませんが…今回のような低カロリー・低糖質に際立ったダイエット中にもおすすめのカップ麺については、ぜひこちらの記事もご覧ください!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り200kcalとなっております。(塩分は4.3g)
カロリーは、動物性食材などを一切使用しない“T’sレストラン”らしくかなり低めの数値のようで、塩分も同じくかなり低めの数値となっています!
ちなみに1食当たり66g、麺の量は36gとかなり量的にも少なめということもあって、夜食なんかにもぴったりな一杯とも言えるでしょう!
また、カロリーだけでなく炭水化物も非常に低いため、カロリーそのものを気にしている方はもちろん、健康・ヘルシー志向の方にもおすすめですね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や醸造酢をはじめ…
- 植物油脂
- 味噌
- 香辛料
- ニンニクペースト
- 香味油
- シイタケエキス
- 昆布粉末
といった、酸っぱ辛い酸辣湯麺を“T’sレストラン”らしく野菜の旨味を中心に素材本来の旨味を最大限に引き出し、物足りなさを感じさせない深みのある味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目には“大豆食物繊維”と記載されているように、食物繊維をたっぷりと含んだことでカロリーを控え目に抑えられていることがわかります!
JANコード 4903088014296 原材料名めん(小麦粉、食塩、大豆食物繊維)、スープ(しょうゆ、糖類、醸造酢、食塩、植物油脂、味噌、香辛料、酵母エキス、ニンニクペースト、香味油、シイタケエキス、昆布粉末)、かやく(豆腐、コーン、チンゲンサイ、唐辛子)/増粘剤(グァーガム)、かんすい、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、トウガラシ色素、(一部に小麦・ごま・大豆を含む)
栄養成分表示 [1食 (102g) 当たり]
熱量 200kcal たん白質 4.9g 脂質 3.4g 炭水化物 37.5g 食塩相当量 4.3g
めん・かやく: 1.0g
スープ: 3.3g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやく、後入れ液体スープといった2つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料など2パックとなっていて、特に液体スープは酸辣湯麺ということもあって割とさらっとした状態ではありましたが、量も多く感じられたため、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り食物繊維を練り込んだ見るからに特殊な麺が採用されていて、若干細めのノンフライ麺によってカロリーは抑えられているものの、こういった食物繊維を練り込んだ麺は若干仕上がりがボソボソとした印象ですので、その辺りの仕上がり具合なんかも気になるところ。。
ただ、今回の麺は予めスープの跳ねを防ぐために短めにカットされているとのことでしたので、この当たりはそこまで気にするほどのものではなさそうです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- 豆腐
- コーン
- チンゲン菜
- 唐辛子
が入っています。
この“ヴィーガンヌードル”は、一杯当たりの量が少なめということもあって、若干具材は豊富に使用されているようにも見えますね!
では続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
先日ご紹介した“ヴィーガンヌードル担担麺”もそうでしたが…ご覧の通り、麺が容器底に固まっている状態で、この時点ではまだまだ野菜の旨味に際立ったヴィーガンらしい非常にヘルシーな一杯…といった印象の出来上がりです。
※麺は決してダマになっているわけではないので、軽くほぐせば大丈夫です。
では続いて先ほどの液体スープを注いでいきます!
すると…調理中に温めておいたおかげでスープは非常にさらっとした状態となっていて、酸辣湯麺ならではの醸造酢による酸味・酸っぱさといった風味が一気に広がっていきます!
そして、意外とスープの量は多く、すぐに容器底へと沈んでいき、ごま油でしょうか?ほどよい油分がスープ表面に確認できるように、風味なんかも思っていた以上に良いですね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…仕上がり自体は非常にさらっとした状態ではありますが、酸味と辛みがしっかりと表現された酸辣湯麺ならではの味わいが表現されているようで、動物性食材などを一切使用しないヴィーガンの方にも食べられる一杯とは思えないほどの本格的な仕上がりとなっています!
また、これまでも酸辣湯麺の味わいを再現したカップ麺は他社メーカーからも数多く発売されてきましたが、この香り立つ風味を確認する限り全く引けを取りませんね!
この辺りは、動物性食材やアルコールなどを一切使用しない、さらに無化調とは思えないほどの酸っぱ辛さが強めの風味からそういった仕上がり具合を感じ取ることができます!
とうか…そもそも酸辣湯麺は動物系の旨味が特徴的というわけではないので、野菜の旨味にこだわる“T’sレストラン”監修によって余計に旨味が増しているのかもしれません!
食べてみた感想
一口食べてみると…酸っぱ辛さが特徴的な酸辣湯麺らしい味わいがしっかりと表現されていますね!しかも動物性食材を一切使用しないヴィーガンの方向けといった一杯とは思えないほど濃い目に仕上がった味わいは全く物足りなさを感じさせないスープと言えるのではないでしょうか?
また、香味野菜や椎茸で味と整えたというだけあって、この酸味と辛みは肉の旨味というよりも野菜の旨味の方が相性良く溶け込んでいるようにも感じられ、“T’sレストラン”監修によってより繊細に再現されているようにも感じられます!
麺について
麺は、ご覧の通りやや細めのノンフライ仕様で、先ほどもお伝えした通り食物繊維をたっぷりと練り込んでいるため、全体のカロリーは控え目ではありますが、若干ボソボソとした食感に感じられるかもしれません!
ただ、細麺・すすり心地の良さ、そして予め短めにカットされたことによってそこまで気になるほどのものではなく、酸味と辛みを利かせたスープとともにその味わいを楽しめるものと思われます!
そんな細麺には、動物性食材・化学調味料・アルコール不使用の優しい味わいに仕上がった酸味と辛みが心地良い後味すっきりとしたスープがよく絡み、一口ずつに飽きの来ない酸味を利かせた風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの豆腐が入っていて、やや小ぶりではありますが、素材本来の張りのある食感がうまく表現されていて、本格中華を思わせる酸辣湯麺にもぴったりです!
また、こちらのチンゲン菜は、シャキシャキとした食感に仕上がっていて、素材本来の味わいや風味なんかもしっかりと感じられ、こちらもまた酸辣湯麺には欠かせない具材のひとつとして旨味を引き立てているように感じられます!
他には、こちらのコーンが入っていて、じっくりと味わってみると素材本来の甘みなんかも感じられるんですが、酸っぱ辛さが特徴の酸辣湯麺ならではのスープを損なうこともなく、野菜の旨味として美味しさを引き立てているようです!
スープについて
スープは、もちろん動物性食材などを一切使用せず醸造酢とごま油を利かせ、香辛料を加えることによって酸辣湯麺らしい酸味と辛みをバランス良く表現し、“にんにく”や生姜、椎茸など野菜の旨味を存分に活かした“T’sレストラン”らしい深みのある仕上がりとなっています!
そして、この見た目通りさらっとした仕上がりとなっているんですが、その割に濃い目な味に仕上がり、醸造酢らしい酸味といったキレのある口当たりのすぐ後からは、物足りなさを感じさせない野菜の旨味やコク深さを引き立てるごま油の味わいがふんわりとした香りとともに広がっていきます!
また、先ほどもお伝えした通り酸辣湯麺はそもそも野菜の旨味を活かし、そこに酢の酸味と唐辛子や胡椒の辛味を加えた酸っぱ辛さの中にもしっかりとした野菜の旨味が特徴的なスープとなっているんですが、植物性原料のみで仕上げたとは思えないほどの飲み応えのあるしっかりとした味わいに仕上がっているため、本格中華が好みの方でも十分満足できる一杯と言えるのではないでしょうか?
このように、今回の“ヴィーガンヌードル酸辣湯麺”は、動物性食材・化学調味料・アルコールを使用しないヴィーガンの方でも食べられるヘルシー・健康志向の高い方にもおすすめの一杯で、野菜の旨味をたっぷりと利かせたことで、酸味と辛みが特徴的な酸辣湯麺ならではの味わいの中にも満足できる深みが楽しめる一杯となっていたため、量やカロリーを考慮しても夜食なんかにもぴったりな一杯と言えるでしょう!
まとめ
今回「ヴィーガンヌードル酸辣湯麺」を食べてみて、酸っぱ辛さが心地良く、さらにキレのある口当たりのすぐ後から感じられるたっぷり野菜の“T’sレストラン”らしい旨味の出し方は、まさに動物性食材などを一切使用しない一杯とは思えないほどの本格中華といった仕上がりとなっていました!
また、食物繊維を練り込んだことで若干パサパサ感のある食感の麺ではありましたが、スープが跳ばないように敢えて短くカットすることで、そういったデメリットをうまく払拭し、醤油ベースの酸味と辛みが気軽に楽しめる一杯は、ヴィーガン対応とは思えないほど満足度の高い味わいに感じられるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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