「カップヌードル 抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯」を食べてみました。(2020年7月6日発売・日清食品)
この商品は、「日本が誇る“和”の味わいで今こそ気分を盛り上げよう」ということで、まさに“和”を感じさせるフレーバー3種が同時発売された“日清 じゃぱん♥ぬーどるずトリオ”のひとつ、お馴染み“カップヌードル”シリーズの“抹茶”をテーマにコク深い鶏白湯スープを合わせた風味豊かな一杯が登場です!
それも…鶏の旨味を利かせたクリーミーでコク深い鶏白湯スープに品のある“抹茶”風味が相性良く香り立ち、つるっと滑らかな食感の幅広な麺とマッチした抹茶テイストとしては2回目の登場となる一杯、“カップヌードル 抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯”となっております。(税抜き193円)
ご覧の通り、パッケージには日本文化ならではの風景や浮世絵風のイラストなどがあしらわれ、まさに今回のトリオシリーズにふさわしい“じゃぱん”を全面に押し出したデザインとなっていますね!しかも地味に富士山までもが抹茶をイメージさせる緑系の色調に施されています!
ちなみに今回のサイズはレギュラーサイズとなっていて、ちょうど良いボリュームではありますが、シリーズとしては大変珍しい“抹茶仕立ての鶏白湯”ということで、“和”を感じさせる日本文化ならではのテイストをコク深くクリーミーな鶏白湯と合わせたことによってスープとの相性も良く、風味豊かな一杯としてかなり期待できそうなフレーバーです!
敢えて“じゃぱん♥ぬーどるず”が平仮名で記載されている点なんかも今回のコンセプトにぴったりではないでしょうか?
このように今回のパッケージには日本特有の“和”をイメージしたイラストが多く配置されているため、特に仕上がりイメージなどは掲載されていないんですが…原材料を見る限り具材には…味付鶏ミンチ・ねぎ・人参・コーンが使用されているようです!
また、そもそもこの“日清 じゃぱん♥ぬーどるずトリオ”とは…2017年1月23日にも発売されており、当時は以下の3フレーバーが同時発売され、特に“カップヌードル 抹茶”はシリーズの変わり種として大変話題となったことを覚えています!
- カップヌードル 抹茶 抹茶仕立てのシーフード味
- どん兵衛 すき焼き 肉汁の旨みたっぷりすき焼き風うどん
- U.F.O. 梅こぶ茶 梅こぶ茶の旨み広がる塩焼そば
他にも特徴として…麺はフレーバーごとに厚み・幅の仕様を変更していることでお馴染みの“カップヌードル”シリーズらしく、今回は厚みもなく幅も若干狭いすすり心地に際立った食感滑らかな仕上がりとなっていて、鶏の旨味を利かせたコク深くまろやかな鶏白湯スープとともに風味豊かな抹茶風味が香り立つ味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
鶏白湯ならではのコク深いスープではありますが、割とさらっとしたスープが印象的で、ほどよいキレもある後味の良い口当たりに抹茶ならではの渋みが鶏白湯とうまく調和したことで上品にも感じられる香りへと際立ち、以前発売されていた“抹茶仕立てのシーフード味”よりも遥かに相性良くマッチした一杯となっていました!
これは特に、抹茶好きはもちろん、コク深くまろやかな鶏白湯に上品な抹茶風味が香る変わり種ながらも意外と相性の良い味わいを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
カップヌードル 抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯
今回ご紹介するカップ麺は、日本文化らしい“和”をテーマに登場した“日清 じゃぱん♥ぬーどるずトリオ”3商品のひとつで、お馴染み“カップヌードル”シリーズの新商品でもあり、鶏の旨味をしっかりと利かせたコク深くまろやかな鶏白湯スープに品のある抹茶風味が香り立つ意外にも相性抜群な一杯、“カップヌードル 抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯”となっています。
ご覧の通りパッケージには“抹茶仕立ての鶏白湯”と記載されているように、今回は抹茶とは言え…単純に抹茶味というわけではなく、ベースとなる旨味には鶏の旨味がスープの美味しさをしっかりと下支えし、深みのある味わいに抹茶風味が絶妙にマッチした一杯であり、そのバランスは意外性のあるテイストに仕上がっていることから、今回もまたかなり話題となりそうな一杯です!
ちなみに今回は“日清 じゃぱん♥ぬーどるずトリオ”ということで、日本ならではの“すき焼き”らしい甘めの割り下に肉汁の旨みを利かせた“日清のどん兵衛 すき焼き 肉汁の旨みたっぷりすき焼き風うどん”や、梅の酸味と昆布の旨味を利かせた“梅こぶ茶”の味わいをイメージした塩焼そば“日清焼そばU.F.O.梅こぶ茶 梅こぶ茶の旨み広がる塩焼そば”も同時発売されています!
これは冒頭でもお伝えした通り、以前発売されていた3商品と比べて“カップヌードル”以外のテイスト・商品名は全く同じく、再度“カップヌードル 抹茶”だけが新たなフレーバーとしてリニューアル・再発売された形のようです!
しかも今回はシーフードではなく鶏白湯ですから、相性の良さで言うと…こちらの方が美味しくマッチしているような気がします!そしてこの商品展開は個人的にも予想できませんでしたから…もしかすると数年後にまた同じく“日清 じゃぱん♥ぬーどるずトリオ”が発売され、抹茶テイストのみリニューアルされて登場するのかもしれませんね!
以前発売されていた“カップヌードル 抹茶 抹茶仕立てのシーフード味”については、ぜひこちらの記事もご覧ください!
それでは、今回の“カップヌードル 抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯”がどれほど鶏の旨味をコク深く凝縮した仕上がりとなっているのか?上品に香る抹茶風味との兼ね合いはもちろん、なんと言っても“カップヌードル”シリーズらしいつるっと滑らかな幅広な麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り376kcal(めん・かやく323kcal / スープ53kcal)となっております。(塩分は4.5g)
カロリーは、コク・深みのある鶏白湯ではありますが…レギュラーサイズということもあってやや低めな数値のようで、塩分も同じくやや低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり78g、麺の量は60gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで53kcalと、このサイズを考慮すると割と高めにも感じられるため、鶏白湯らしい旨味溢れるコク深い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、チキン調味料やクリーミングパウダーをはじめ…
- 植物油脂
- 糖類
- でん粉
- 食塩
といった、鶏の旨味を利かせたコク深くまろやかな鶏白湯をベースに日本ならではの上品な抹茶風味が奥行きを際立たせたクリーミーな味わいを想像させる材料がシンプルに並びます。
また、こちらにも記載されているように抹茶風味としては…抹茶香料を使用しているとのこと。
JANコード | 4902105263532 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料)、スープ(チキン調味料、クリーニングパウダー、植物油脂、糖類、でん粉、小麦粉、食塩)、かやく(味付豚ミンチ、にんじん、ねぎ、コーン)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、クチナシ色素、増粘多糖類、フラボノイド色素、香料、カロテン色素、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (78g) 当たり]
熱量 | 376kcal |
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たんぱく質 | 8.1g |
脂質 | 17.5g |
炭水化物 | 46.4g |
食塩相当量 | 4.5g めん・かやく: 2.1g スープ: 2.4g |
ビタミンB1 | 0.91mg |
ビタミンB2 | 0.21mg |
カルシウム | 131mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、別添されている調味料などは一切ありません。
また、かやくには…
- 味付鶏ミンチ
- ねぎ
- 人参
- コーン
が入っています。
思ったよりも具材の量が多く、お馴染みの“謎肉”は鶏白湯との相性を考慮した上で“味付鶏ミンチ”が採用されているようです!
さらに、麺はご覧の通り厚みも若干薄く、幅も狭めな仕様となっており、抹茶風味を感じさせるすすり心地の良さを際立たせているものと思われます!このシリーズはフレーバーによって麺の厚み・幅を調整していますから、スープとの相性や馴染み具合なんかを考慮しているのでしょう!
他にも、以前は“抹茶加工品”が使用されたことによって緑色の麺となっていたんですが、今回は通常の仕様となっているようですね!(見た目として不評だったのかもしれません。。)
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:310ml)
そして出来上がりがこちら!
レギュラーサイズとは言え…先ほどまでの麺が見えないほど各種具材がしっかりとお湯を吸ったことでふっくらとした仕上がりとなり、抹茶風味がほんのりと香り立つ品の良い一杯…といった印象の出来上がりです。
やはりこの辺りは以前のシーフードよりも相性が良さそうですね!
クリーミーでありつつもキレのある、後味すっきりとした喉越しの良いスープにも期待できるのではないでしょうか?
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…さほど“とろみ”はないものの、鶏白湯らしいコク深く厚みのある仕上がりといったところで、白濁とした鶏白湯スープには、ほんのりと抹茶風味を思わせる緑がかった色合いとなり、抹茶×鶏白湯といった異色の組み合わせは思った以上に相性が良いようです!!
また、各種豊富に使用された具材からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、特に“味付鶏ミンチ”なんかは鶏白湯ならではのコク深くクリーミーな旨味を引き立てるものと思われるため、食べはじめはスープ底に沈めておいた方が良いかもしれません!
他にも、この商品は“カップヌードル 抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯”ということで“抹茶”を全面に押し出したテイストにも感じられるかもしれませんが、実は前回と同じくベースとなる味わいが突出しており、今回もまた同じく鶏白湯の旨味が際立ち、ほんのりと香り立つ抹茶の風味が上品さを表現しているようですね!
なので、想像しているほど奇抜なフレーバーというわけではなく、むしろ幅広い層に好まれるテイストとも言えるのではないでしょうか?
食べてみた感想
一口食べてみると…コク深くクリーミーな鶏白湯スープにはほんのりと抹茶風味が香り立ち、鶏白湯の割に比較的さらっとした仕上がりではありますが、キレもあり後味すっきりとした仕上がり具合となっていて、この抹茶の香りが主張しすぎていない点が上品さをうまく表現しているように感じられますね!
そのため、抹茶味などに期待していただくと肩透かしを食らうかもしれません…とは言え、その分鶏白湯ならではの旨味が凝縮されたコク深くもキレの良い味わいに仕上がっている点が個人的には好印象といったところで、ベースとなる鶏白湯にほんのりと香る抹茶風味、この組み合わせが絶妙にマッチしているようです!
やはり抹茶と聞くとかなり奇をてらった奇抜なテイストをイメージさせるわけですが…意外にも鶏白湯の旨味がベースとしてしっかりとした美味しさを表現していますから…その辺りを理解しながらいただくと、より今回目指した味わい・美味しさに対しても納得できるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通りいつもよりも厚みがなく若干幅の狭い仕様となっており、すすり心地の良い分、抹茶仕立ての上品な風味が活きてきますね!そして幅の狭いしなやかな仕様の割に途中で切れることのない伸びの良さが印象的!
そんな麺には…コク深くまろやかな鶏白湯スープがよく絡み、一口ずつに濃厚とも言える鶏白湯ならではの旨味が口いっぱいに広がっていき、品のある抹茶の風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“味付鶏ミンチ”が使用されており、じっくりと味わってみると…鶏ならではの淡白な旨味がじゅわっと滲み出てくる美味しい仕上がりとなっていましたので、やはり単品で楽しむというよりも食べはじめはスープ底に沈めて旨味をしっかりと滲み出してもらい、その後麺と一緒に絡めていただくとより一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのコーンは素材本来の旨味・甘みがしっかりと表現されており、今回の濃厚な鶏白湯スープの味わいを損なうことなく彩りの良い具材として華やかさを演出しているようです!
さらに、こちらの人参はやや小さくカットされていたため、そこまで素材の旨味が感じられるほどではありませんが、上記のコーンと同じく彩りの良さを考慮しているのかもしれません!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、やや小さめにカットされていたため、シャキシャキとまではいきませんが…ほどよい薬味にもなったことで、濃厚な鶏白湯スープにメリハリが付き、旨味・後味を引き立てる相性の良い具材となっています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通りベースは濃厚とも言える鶏白湯スープとなっているんですが、決して“くどさ”を感じさせるようなこってり感やドロッとした印象は一切なく、キレの良い口当たり・後味の良さが際立つ非常にバランスの良い仕上がりで、ほんのりと香り立つ抹茶ならではの上品な風味が相性良くマッチしています!
というのも、原材料には香辛料といった文言が一切記載されていなかったんですが、このシャープな飲み口は濃厚な鶏白湯にもかかわらず塩加減がちょうど良く、それによって最後まで飽きさせないキリッとした印象のスープに仕上がっているようですね!
恐らく今回の一杯はこの鶏白湯スープにそこまで“とろみ”を付けなかったことがポイントで、しっかりと麺にも馴染むものの、キレと後味の良さが際立ったことで最後まで飽きることなく濃厚な味わいが楽しめるのでしょう!
また、食べ進めていくに連れて豊富に使用された各種具材からも良い旨味が滲み出すことで鶏白湯の旨味が際立っていき、同時に満足度も増していく…そんな納得の味わいに仕上がっていて、前回よりもかなり抹茶との整合性が取れているスープは単なる奇抜なテイストではなく、これはこれで季節限定で定番化しても良いくらいの高い支持を獲得できるのではないでしょうか?これはもし今後の商品展開なんかもあれば期待したいところ。。
ただ、強いて言えば…やはり今回も抹茶風味としての香りはかなり弱く、あくまでほんのりと香る品の良さを表現しているんでしょうけど、個人的にはもう少し抹茶を全面に出しても良いような気もしますね!
スープに抹茶を合わせると変に苦味が際立ってしまうのかもしれませんが…抹茶味って意外と人気のテイストですし、抹茶をうまく旨味として押し出したテイストでも面白かったのかもしれません!
このように、今回の“カップヌードル 抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯”は、濃厚な鶏白湯をベースに日本ならではの“和”を感じさせる抹茶風味を上品に加え、濃い目ではあるんですが、キレと後味の良さも考慮されたことによって最後まで飽きの来ないテイストに仕上がっていたため、お好みによっては鶏白湯と相性の良いペッパー系の香辛料をちょい足ししてキレの良さをより際立たせてみても良いでしょう!
まとめ
今回「カップヌードル 抹茶 抹茶仕立ての鶏白湯」を食べてみて、まさか再度登場するとは思ってもみなかった“じゃぱん♥ぬーどるずトリオ”のひとつ、この“カップヌードル”シリーズのみリニューアルとなって発売された一杯は、濃厚でクリーミーな鶏白湯の旨味が非常にバランス良く仕上がり、そこに抹茶の香りがふんわりと漂う相性の良い上品な一杯となっていました!
しかも前回よりも美味しさがうまくまとまっているように感じられ、抹茶の風味も存分に活かされたコク深うまろやかなスープは、思ったよりも幅広い層に好まれるテイストといえるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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