「MEGAニボ ど煮干中華そば」を食べてみました。(2020年7月27日リニューアル発売・エースコック)
この商品は、素材の美味しさをとことん高めたブランド“MEGA”シリーズの第15弾となる新商品ということで、今回はシリーズ第1弾と第7弾に発売されたフレーバーが改めて煮干しの旨味をブラッシュアップし、素材本来の旨味・風味を思う存分楽しめる一杯となって登場です!
それも…ポークの旨味をベースに煮干しエキスや4種類もの煮干しパウダーをふんだんに加えた濃厚な醤油スープに仕上げ、前作よりさらに中毒性の高い煮干しスープにパワーアップし、商品名の文字通り煮干し本来の旨味・風味が存分に楽しめる一杯、“MEGAニボ ど煮干中華そば”となっております。(税抜き220円)
ご覧の通り、パッケージには“煮干しのウマさをとことん味わう一杯”と記載されているように、今回で3度目の登場となったフレーバーということもあってかなり煮干しの旨味に改良を重ねた一杯であることが伝わってきますね!(4種類の煮干しパウダー仕様など…その拘りは他のフレーバーと同じく毎回しっかりと手の込んだ仕上がりで、特にこの“MEGAニボ”は3度目の発売ともなると特別感すらありますね。)
一方こちらには“ど煮干し中華そば”と記載され、その背景には煮干しの旨味をふんだんに利かせた濃厚とも言える醤油スープに拘りの煮干しパウダーが盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…大豆そぼろ・メンマ・ねぎが使用されているようです!
前作も非常に煮干しの旨味を全面に押し出した旨味溢れる濃厚な仕上がりとなっていたんですが、さらにその上を行く“ど煮干し中華そば”へと改良されているだけあって煮干しらしい荒々しさやポークによる深みやコク、それらのバランスなんかにも注目してみたいと思います!
また、こちらには“ニボシ・イズ・グレイト!”と表記されているように今回のリニューアルされた一杯は、煮干しの素晴らしさを存分に表現し、それを十二分に堪能するには絶好の一杯であり、煮干し好き・ニボラーにとっては見逃せないフレーバーとも言えるでしょう!(シリーズの中でも特に好評なんでしょうか?これは今後の商品展開なんかも気になるところ。。)
このように今回の“MEGAニボ”には、煮干し本来の旨味が以下のような拘りによってしっかりと味濃く表現され、煮干しならではの荒々しさをポークが厚みのある旨味へと際立たせ、ガツンとしたスープに仕上がっているものと思われます!
- 煮干しから抽出したエキス
- 加工方法が異なる4種の煮干しパウダー
他にも特徴として…麺は細麺・丸刃仕様となっていて、それによってすすり心地も非常に良く、風味豊かな煮干しの香りが一口ずつに楽しむこともでき、なんと言っても煮干しの旨味に拘った煮干しエキス・4種類の煮干しパウダーによる“ど煮干中華そば”のイメージ通り、煮干し本来の旨味が思う最初から最後まで思う存分たっぷりと楽しめるというわけです!
幾度ものリニューアルを経てブラッシュアップされた今回の“MEGAニボ”は、口の中でざらつきを感じさせるような煮干しの節感などは一切なく、むしろ粒子の非常に細かい旨味が繊細に表現され、煮干しならではの荒々しさもありつつ…あくまで煮干しの旨味を際立たせるかのような臭みのないポークによって厚みのあるコクをプラス、キレ・後味ともにすっきりとした喉越しの良い一杯となっていました!
これは特に、煮干しの旨味に際立った荒々しくも品のある手の込んだフレーバーをじっくりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
MEGAニボ ど煮干中華そば
今回ご紹介するカップ麺は、ウマさ限界の“MEGA”シリーズの新商品ということで、ポークをベースに煮干しの旨味をエキス・パウダーによって深みのある濃厚な醤油スープに仕上げ、すすり心地抜群な丸刃仕様の細麺と絶妙にマッチしたことで、まさに“煮干し”本来の美味しさを全面に押し出した旨味溢れる一杯、“MEGAニボ ど煮干中華そば”となっています。
ご覧の通りフタの方にも今回の仕上がりイメージをはじめ…たっぷりと煮干しが使用されていることをイメージ付ける煮干しがびっしりとあしらわれ、煮干しの素晴らしさを堪能するにふさわしい“MEGAニボ ど煮干し中華そば”といった商品名にも名前負けすることのないガツンとした煮干しの旨味が詰め込まれていることが容易に想像付きますね!!
そして、こちら容器側面にも…“粉砕・エキス化した煮干しをスープに使用しています。”と記載されており、煮干しの旨味を粉末・エキスともに惜しげもなくたっぷりと利かせた一杯であることが確認できる文言が確認できます!
よく煮干しの旨味に拘ったテイストと言えば…口の中でざらつきを感じさせるほどの荒々しさをイメージさせるんですが、この“MEGAニボ”に関しては単純にニボニボしているだけでなく、煮干しの旨味をしっかりとスープに溶け込ませ、染み渡るかのような味わいをポークによって引き立てる…そんな絶妙なバランスによって素材本来の美味しさを表現しているようで、煮干しらしく“カルシウムたっぷり!!”といった文言なんかも印象的ですね!
ちなみにこの“MEGA”シリーズは、下記のように“メニューの持つおいしさの代表要素をとことん高めたブランド”として商品展開されているエースコックの人気シリーズのひとつで、これまでも様々な旨味に際立ったフレーバーが登場しており、リニューアル発売されているものもありますが、さすがに3回目の登場ともなると今回の“MEGAニボ”くらいですから…シリーズらしい濃厚な仕上がりには期待したいところ!!
- 第1弾 MEGAニボ ど煮干し中華そば(2015年7月13日発売)
- 第2弾 MEGAゴマ 担担麺(2016年7月25日発売)
- 第3弾 MEGA豚 どトンコツラーメン(2016年10月10日発売)
- 第4弾 MEGAカツオ 荒ぶる中華そば(2017年7月24日発売)
- 第5弾 MEGAきのこ蕎麦(2017年11月13日発売)
- 第6弾 MEGA豚 どトンコツラーメン(2018年3月26日発売)
- 第7弾 MEGAニボ ど煮干し中華そば(2018年7月23日発売)
- 第8弾 MEGA味噌 超濃厚味噌ラーメン(2018年10月15日発売)
- 第9弾 MEGA豚 どトンコツラーメン(2019年2月25日発売)
- 第10弾 MEGAゴマ 担担麺(2019年7月22日発売)
- 第11弾 MEGA背脂 濃厚醤油ラーメン(2019年10月28日発売)
- 第12弾 MEGA鶏 濃厚鶏まぜそば(2020年1月20日発売)
- 第13弾 MEGA辛 濃厚鬼辛麻婆麺(2020年3月16日発売)
- 第14弾 MEGA鰹 濃厚魚介まぜそば(2020年5月18日発売)
- 第15弾 MEGAニボ ど煮干し中華そば(2020年7月27日発売)
- 第16弾 MEGA鶏 濃厚鶏そば(2021年1月4日発売)
- 第17弾 MEGA辛 濃厚鬼辛キムチラーメン(2021年6月7日発売)
それでは、今回の“MEGAニボ ど煮干中華そば”がどれほど煮干しの旨味を凝縮した仕上がりとなっているのか?加工の異なる4種類もの煮干しパウダーとポークをベースとした醤油スープとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってもすすり心地抜群な丸刃ならではのつるっと滑らかな麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り411kcal(めん・かやく307kcal / スープ104kcal)となっております。(塩分は7.8g)
カロリーは、ポークをベースとしているわけですが、あくまで煮干しの旨味に際立った一杯ということもあって割と低めな数値のようで、一方で塩分はかなり高い数値となっています。(確かにカルシウムはたっぷり!!)
※参考までに前回の“MEGAニボ”は408kcal・塩分は6.8g
ちなみに1食当たり96g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで104kcalとタテ型ビッグサイズということもありますが、ポークをベースに濃厚なテイストに仕上がっていることに間違いなさそうです!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、魚介パウダーや動物油脂をはじめ…
- 食塩
- 魚介エキス
- 植物油脂
- しょうゆ
- 粉末しょうゆ
- 香味調味料
- でん粉
- ポークエキス
- カツオブシ
- しょうゆ加工品
- 香味油
- 香辛料
- ホタテ調味料
- ポーク調味料
といった、ポークの旨味をベースに煮干しの旨味を粉末・エキスによってふんだんに利かせ、荒々しくも繊細に…かつポークによって厚みを加えた味わいを想像させる材料が数多く並びます。
JANコード 4901071246877 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、植物性たん白、食塩、砂糖)、スープ(魚介パウダー、動物油脂、食塩、魚介エキス、植物油脂、しょうゆ、糖類、粉末しょうゆ、香味調味料、でん粉、ポークエキス、カツオブシ、たん白加水分解物、しょうゆ加工品、香味油、香辛料、ホタテ調味料、ポーク調味料)、かやく(大豆加工品、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、酒精、香料、増粘多糖類、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、微粒二酸化ケイ素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (96g) 当たり]
熱量 411kcal たん白質 14.3g 脂質 17.4g 炭水化物 49.3g 食塩相当量
(めん・かやく/スープ)7.8g
(2.2g/5.6g)ビタミンB1 0.40mg ビタミンB2 0.42mg カルシウム 468mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りすでに粉末スープなどが入っていて、他には液体スープ、“ふりかけ”といった2つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に液体スープは煮干しエキスをたっぷりと利かせたドロッとした状態のようでしたので、量はそこまで多くはないものの…調理中はフタの上で温めておくと良いでしょう!
また、具材には…
- 大豆加工品
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
若干量的に物足りなさを感じさせますが…今回のメインはなんと言っても煮干しの旨味を凝縮させた濃厚な醤油スープですから!そちらの仕上がりに期待しましょう!
さらに麺はご覧の通り細麺・丸刃仕様となっていて、エースコックらしい滑らかな食感が印象的で、すすり心地の良さによる煮干しの風味なんかも楽しめるようですね!(個人的にはもう少し歯切れの良い角刃仕様など、一工夫が欲しいところではあります。。)
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりがこちら!
すでに煮干し特有の食欲そそる風味が香り立ち、しっかりとお湯を吸ったことで先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、思う存分煮干し本来の美味しさが最後までたっぷりと楽しめる一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“ふりかけ”を加えていきます!
すると…こちらには加工方法が異なる4種類もの煮干しパウダーが使用され、さらに煮干し独特の香りが広がっていきます!
続いて液体スープも加えていきます!
こちらには、煮干しエキスがたっぷりと含まれた濃厚な醤油スープとなっていて、前回と調味料などの仕様は同じですが、濃厚感に際立った旨味溢れるテイストをイメージさせますね!
ご覧の通り、別添されている“ふりかけ”は非常に粒子の細かいタイプとなっていて、すんなりとスープにも馴染んでいき、口の中にざらつきを感じさせることなく口当り滑らかな仕上がりのようです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…思ったよりもドロッとした濃厚感はなく、むしろ割とさらっとした状態となり、色味からして煮干し特有の旨味・風味がたっぷりと溶け込んだ“ど煮干し中華そば”の文字通り煮干しに拘った一杯となっています!
そのため、ポークの旨味も後押ししたことで煮干し特有の荒々しさだけが強調されているわけではなく、品の良い旨味としてキレ・コクがバランス良く調和され、深みのある“ど煮干し中華そば”が楽しめそうです!!何にせよこの一杯は…煮干し好きにはたまらないフレーバーであることは確かです!
食べてみた感想
一口食べてみると…煮干しの旨味がエキス・4種類ものパウダーによってたっぷりと利いているんですが、商品名やパッケージのインパクトよりも落ち着いた雰囲気となっていて、煮干しならではの苦味や“えぐみ”なども一切なく、ポークの旨味がコク深さ・まろやかさをプラスし、煮干し特有の荒々しさと絶妙にマッチしたことによる品の良さと言うんでしょうか?深みもあり、かなり幅広い層に好まれるテイストに仕上がっています!
というのも…煮干しのパウダー(粉末)は完全にスープに溶け込み、それによって口当り滑らかなスープに感じられ、それによって荒々しさが控えめに感じられるのかもしれません!
ただ、煮干しの旨味自体はたっぷりと含まれていることに間違いありませんから…煮干しファンを裏切らないだけの濃厚感がしっかりと表現されており、醤油・煮干しのキレとポークによるまろやかさによって煮干しの甘みすら感じさせる非常にバランスの良い一杯と言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り細麺・中太仕様となっていて、つるっと滑らかな食感はもちろん、非常にすすり心地の良い軽やかな仕上がりとなっています!
そんな麺には、煮干しの旨味をしっかりと利かせた濃厚な醤油スープがよく絡み、一口ずつに煮干し特有の旨味・甘みが口いっぱいに広がっていき、後味にも煮干しの香りが心地良く抜けていきます!
ただ、すすった際に香る煮干しの風味を活かした麺だと思うんですが、個人的にはもう少しずしっとした食べ応えのある仕様の方が今回のフレーバーとしてはしっくり来るような気もしますね。。(前回は角刃仕様、味付けが施されたスープとの相性なんかも抜群な仕様でした。)
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの大豆加工品が入っていて、前回の“味付鶏肉そぼろ”よりも明らかに肉の旨味に欠ける仕様となり、サイズも非常に小ぶりということもあって…単品で楽しむというよりもスープ底に沈めておき、少しでも旨味を滲み出してもらうと良いでしょう!
この辺りはスープの改良に注力しすぎたんでしょうか?麺の味付けといい具材といい、そこまで気になるほどのものではありませんが…ちょっと物足りなさを感じさせますね。。
また、こちらのメンマは、小ぶりではありますが、コリコリとしたしっかりとした食感のある仕上がりとなっていて、煮干しの旨味をエキス・パウダーによって濃厚な味わいとして表現した醤油ベースの中華スープにもぴったりです!
さらに、こちらの“ねぎ”なんかもやや小さめにカットされていたため、シャキシャキとまではいかないものの…ほどよい薬味にもなったことで、煮干し・魚介の旨味を利かせた濃厚な醤油スープの旨味をより一層引き立て、後味すっきりとさせる具材となっています!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り、ポークをベースにしたコク深くまろやかな醤油スープに、煮干しエキスや加工方法の異なる4種類もの煮干しパウダーを利かせたことによって旨味そのものがさらに際立ち、節粉などのざらつきなどがない分、非常に丁寧なテイストにも感じられます!
また、他にも魚介の旨味がたっぷりと含まれていますから、スープ全体としては煮干しの旨味に際立った一杯に感じられるかもしれませんが、あくまで煮干しの旨味を引き立てるかのような魚介・ポークなどの旨味が下支えし、最後まで飽きることなく安定感のある醤油スープが楽しめるのではないでしょうか?
ただ、個人的にはもう少し煮干しならではの荒々しさを強調していても良かったような気もしますね!というのもやはり“MEGA”シリーズということもあって素材の旨味に際立ったテイストをイメージさせますから、多少の苦味や“えぐみ”があってもそれはそれで煮干しらしさでもありますので、今回のリニューアルではちょっと品良く落ち着きすぎているようにも感じられるかもしれません!
とは言え…煮干しの旨味がたっぷりと利いていることに間違いなく、濃厚で風味豊かなテイストが喉越し良く楽しめるのはこの“MEGAニボ”の醍醐味とも言えるでしょう!
このように、今回の“MEGAニボ ど煮干中華そば”は、ポークをベースに煮干しエキス・煮干しパウダーをしっかりと利かせたことで、煮干し本来の旨味が様々な材料によって美味しく引き立てられ、キレ・コクのある濃厚な一杯に仕上がり、最後まで飽きることのない旨味溢れる醤油スープを表現していたため、お好みによっては煮干し系“中華そば”と相性の良いペッパー系の香辛料をちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「MEGAニボ ど煮干中華そば」を食べてみて、文字通り煮干しの旨味をしっかりと利かせたことで、煮干し特有のキレの良い口当りを表現、そこにポークをベースにした醤油スープとバランス良くマッチし、コク深く濃厚でありながらも後味すっきりとした飽きの来ない手の込んだ一杯となっていました!
やはりこのシリーズはある意味安定感がありますね!素材が持つ本来の旨味をしっかりと表現した煮干し好きにはたまらない一杯はかなり幅広い層に好まれる仕上がりと言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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