「名代(なだい)富士そば冷したぬきそば」を食べてみました。(2023年6月5日発売・ヤマダイ)
この商品は、東京を中心に店舗展開する老舗有名店“富士そば”でお馴染み“名代(なだい)富士そば”の人気メニュー“冷したぬきそば”の味わいを同店監修によって“どんぶり型”のカップ麺に再現したもので、鰹節などの魚介出汁に“みりん”や醤油をバランス良く合わせた“つゆ”にオリジナルの紅生姜入り揚げ玉を使用し、“そば粉”を練り込んだコシの強い蕎麦が相性良くマッチした涼しげな一杯が登場です!
それも…熱湯で湯戻しした後に冷水で3回しっかりと麺を冷やすことで暑い日にもぴったりなフレーバーで、鰹節をはじめ、宗田鰹節やイワシ削り節など染み渡る節系の旨味をしっかりと利かせた醤油ベースの“つゆ”に仕上げ、具材として使用されたサクサク食感の紅生姜入り揚げ玉からも食欲そそる旨味や香ばしさが滲み出し、全体をしっかりと混ぜながらいただくと…本格感のある美味しさが気軽に楽しめる一杯、“名代富士そば冷したぬきそば”となっております。(値段:税別255円)
ご覧の通り、パッケージには白を基調に力強い文字で“名代 富士そば”と記載されていて、“名代 富士そば”自体、1966年(昭和41年)の創業から実に半世紀を超える老舗人気チェーン店であり、24時間営業(一部店舗の除く)ということもあって飲んだシメなどで馴染み深い方も多いのではないでしょうか?しかもメニューは豊富・リーズナブルな価格設定なんかも魅力のひとつ!
一方こちらには…“冷したぬきそば”、“紅生姜揚げ玉付き”と記載されているように、実店舗で提供されている“冷したぬきそば”は通常の揚げ玉なんですが、今回のカップ麺には紅生姜入りの揚げ玉が使用されたことによって食欲そそる紅生姜のピリッとしたアクセントが加わり、サクサクとした食感とともに冷たい蕎麦が楽しめるようですね!
また、こちらには鰹節などの旨味に“みりん”や醤油をバランス良く合わせた“つゆ”に、“そば粉”を練り込んだ瑞々しい蕎麦や各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…紅生姜入り揚げ玉・わかめ・“ねぎ”が使用されているようです!そもそも“紅生姜入り揚げ玉”が豊富に使用されている点が良いですね!この“揚げ玉”が最後まで飽きの来ないちょうど良いアクセントにもなり、涼しげで染み渡る味わいを想像させます!
他にも特徴として…麺は上記の通り“そば粉”が練り込まれたすすり心地の良い蕎麦が採用されていて、ノンフライ仕様によって本格感のある食感を表現、さらに湯戻しした後に冷水でしっかりと冷やしたことで蕎麦に締まりが加わり、そこに鰹節など節系の旨味に“みりん”や醤油をバランス良く合わせた“つゆ”が絶妙にマッチし、紅生姜入り揚げ玉や“わかめ”とともに染み渡る出汁の旨味や心地良い食感などが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
鰹節などの旨味に濃い目の醤油が相性良く馴染んだ出汁染みる“つゆ”をしっかりと付けながら味わってみると…コシの強い冷たい蕎麦が臨場感高く楽しめるのはもちろん、サクサク食感の紅生姜入り揚げ玉からも食欲そそる良い旨味や油分が滲み出し、暑い日だけでなく飲んだシメにもちょうど良い後味さっぱりとした味わいが楽しめるフレーバーで、香辛料は特に使用されていませんが、紅生姜入り揚げ玉がちょっとしたアクセントとなったことで最後まで飽きることもありませんし、何よりヒンヤリとした“たぬきそば”をカップ麺で気軽に味わえる清涼感抜群な一杯となっていました!
これは特に、出汁の利いた濃いめの“つゆ”に紅生姜入り揚げ玉のアクセントを加えた“名代 富士そば”の人気メニュー“冷したぬきそば”をカップ麺として気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
名代富士そば冷したぬきそば
今回ご紹介するカップ麺は、“ニュータッチ”の“ご当店”シリーズの新商品ということで、創業1966年の歴史ある立ち食いそば・うどんチェーン店“名代富士そば”の人気メニュー“冷したぬきそば”の味わいをカップ麺に再現したもので、鰹節など数種類の節を使用したことで染み渡る“つゆ”に仕上がり、そこにサクサク食感の紅生姜入り揚げ玉を豊富に使用し、“そば粉”をしっかりと練り込んだ風味豊かな蕎麦が絶妙にマッチしたヒンヤリ冷たい実店舗さながらの一杯、“名代富士そば冷したぬきそば”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ご覧の通りパッケージには…白を基調に“あなたのおそばに名代富士そば”、“冷したぬきそば”といった店舗ロゴや今回の商品名などが記載され、出汁染みる“蕎麦つゆ”に“そば粉”を練り込んだ蕎麦や食感の良い紅生姜入り揚げ玉、“わかめ”などが添えられた仕上がりイメージが印象的で、そもそも冷たい蕎麦と言えば…本来なら“つゆ”を別の器に入れてズルズルッと楽しみたいところではありますが、“名代富士そば”でもはじめから“つゆ”を加えたスタイルで提供されているようです!
ちなみに“名代富士そば(なだい ふじそば)”とは、運営するダイタングループの創業者でもある“丹 道夫(たん みちお)”氏によって1966年(昭和41年)に創業、東京の“渋谷店”からはじまり、これまで首都圏の駅前や繁華街を中心に国内100店舗を超える店舗展開を行い、海外にも出店している人気の立ち食いそば・うどんチェーン店です!(走り出しは“立ち食い蕎麦”のようでしたが、現在では改装されているとのこと。)
※創業当時の店名は“そば清”、1972年に現在の“名代 富士そば”に変更。
また、フタの裏面には“名代富士そば”について簡単な説明文が記載されていて、こちらによると…“昭和41年より、関東、首都圏を中心に手軽で美味しいそばの販売を24時間営業にて行っております。演歌が流れる駅前のおそば屋さん、また各店が独自の店作り、店舗限定メニュー等で老若男女、幅広い層のお客様にご利用頂いております。そんな名代 富士そばで提供されている「冷したぬきそば」に新しく紅生姜揚げ玉を加えて商品化致しました。”とのことで、以前ご紹介した“名代富士そば紅生姜天そば(2019年11月18日発売)”のフタ裏を参考にすると、2019年11月1日の時点で国内には133店舗、さらに2013年からは海外にもこれまで17店出店しているとのことで、幅広い層に好まれる立ち食いそば・うどんチェーン店のようですね!
さらに、“名代富士そば”では創業者の“丹 道夫”氏自身が作詞した曲(作詞家名“丹 まさと”)など、演歌が店内に流れる蕎麦屋としても有名で、ゆっくりとくつろげる雰囲気作りに重きを置いているところが50年以上も長く愛され続ける秘訣なのかもしれません!
このように“名代富士そば”の“冷したぬきそば”は、鰹節をはじめ複数の節を“みりん”や醤油などと合わせ、さらに実店舗では通常の揚げ玉のところ…“紅生姜入り揚げ玉”を使用したことでちょうど良いアクセントが加わり、最後まで飽きの来ない染み渡る店の味をカップ麺に再現しているようで、その仕上がりには期待したいところ!
それでは、今回の“名代富士そば冷したぬきそば”がどれほど鰹節などの旨味を醤油と合わせた染み渡る仕上がりとなっているのか?具材に使用されたサクサク食感の紅生姜入り揚げ玉との兼ね合いはもちろん、なんと言っても“そば粉”を練り込んだ風味豊かな蕎麦との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り316kcalとなっております。塩分は3.3g
カロリーは、鰹節などの旨味を“みりん”や醤油と合わせた“つゆ”、そして湯戻しした後に冷水で冷たくしていただくタイプということもあって非常に低めな数値のようで、塩分も同じくかなり低めな数値となっています!今回は“ぶっかけ蕎麦”のような一杯ですから、蕎麦もノンフライ仕様ということで納得の数値と言えるでしょう!
ちなみに1食当たり141g、麺の量は72gとのこと。
そしてこの商品にはカロリーの内訳は記載されていませんが、上記のように“つゆ”以外は蕎麦、そして各種具材が大半を占めることから、恐らく“めん・かやく”の数値が高めな一杯であることが予想されます!
原材料について
では原材料も見てみます。
“つゆ”には、“しょうゆ”や鰹節をはじめ…
- 鰹節エキス
- みりん
- 食塩
- 宗田鰹節
- イワシ削り節
といった、“和風つゆ”のイメージにぴったりな鰹節などの旨味を丁寧に利かせた染み渡るような味わいに仕上げ、そこに“紅生姜入り揚げ玉”がちょうど良いメリハリとなり、シンプルながらもヒンヤリとした蕎麦が心地良い後味さっぱりとした飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。
また、麺の項目を見てみると…しっかりと“そば粉”といった材料が確認できることから、蕎麦ならではの風味豊かな香りなんかも表現されているようです!
JANコード 4903088016542 原材料名めん(小麦粉、そば粉、植物性たん白、食塩、大豆食物繊維)、つゆ(しょうゆ、糖類、鰹節、鰹節エキス、たん白加水分解物、みりん、食塩、宗田鰹節、イワシ削り節)(国内製造)、かやく(紅生姜入り揚げ玉、わかめ、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、酸味料、紅麹色素、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦・そば・大豆を含む)
栄養成分表示 [1食 (141g) 当たり]
熱量 316kcal たん白質 11.9g 脂質 2.3g 炭水化物 61.9g 食塩相当量 3.3g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体つゆ、後入れかやく、“かやく”といった3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料など3パックとなっていて、特に“液体つゆ”は鰹節などの旨味を利かせた醤油ベースの“つゆ”というだけあって非常にサラッとした状態となっており、今回は“冷したぬきそば”なので調理中にフタの上で温めておく必要はありません!
また、“かやく”に関しては先入れタイプと後乗せタイプに分かれているのでご注意ください。特に“後入れかやく”には紅生姜入り揚げ玉が豊富に使用されていますから、せっかくのサクサク食感を楽しむためにも仕上がりに加えていただきましょう!
さらに、麺はご覧の通りしっかりと“そば粉”が練り込まれていることが確認できる“そば殻”なんかも含まれた濃い目の蕎麦となっていて、湯戻りする以前からすでにノンフライ仕様ならではの強いコシとすすり心地の良さに期待できそうです!
調理してみた
では、調理してみましょう!
調理方法は、ご覧の通りパッケージ側面に記載されています!
- フタを開けて3種類の小袋を取り出す。かやくを入れて熱湯を注ぎフタをする。5分後フタを完全剥がさずに麺をよくほぐす。
- 湯切り口からお湯を捨てる
- 湯切りしたカップに冷水を注ぎ、湯切り口から水を捨てる(2〜3回繰り返す)。フタを全て開けて“後入れかやく”を入れ、最後に“液体つゆ”をかけてよく混ぜて完成
これを見る限りやはり冷水を加え、湯切り口から水を捨てる行程を3回繰り返すことがちょっと面倒に感じるかもしれませんが…ここは冷やせば冷やすほど蕎麦にも心地良いコシが際立つため、なるべく冷たい水を使用した方が良いかと思われます。
まず、“かやく”を入れてみます。
こちらのかやくには、シンプルに“わかめ”のみが入っています!
この辺りに関しては実店舗で提供されている“冷したぬきそば”と同じ仕様のようですね!鰹節などの旨味を利かせた“つゆ”をさらに美味しく引き立てるかのような具材が使用されたことで、より一層風味豊かなテイストが楽しめそうです!
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:540ml)
そして出来上がりに麺をほぐし湯切り口からお湯を捨て、冷水を加えては水を捨てる工程を3回繰り返したところがこちら!(冷水を加えて若干横に振ると麺がよく冷えます。)
先ほどまでの麺にほどよい弾力と冷水で締めたことで強いコシが加わり、“わかめ”から香るほんのりとした磯の風味がほんのりと香り立ち、まだ別添されている“液体つゆ”や“後入れかやく”を加える前の状態ではありますが、冷たい蕎麦ならではの瑞々しい味わいが出汁の利いた染み渡る“つゆ”やサクサク食感の紅生姜入り揚げ玉とともに楽しめる臨場感の高い一杯…といった印象の出来上がりです。
続いて“後入れかやく”を加えています!
こちらには…紅生姜入り揚げ玉と“ねぎ”が入っているんですが、想像以上に量が多く、サクサク食感や薬味としての“ねぎ”がしっかりと楽しめそうです!
そして最後に先ほどの“液体つゆ”を注いでいきます!
すると…“蕎麦つゆ”というだけあって、非常にサラッとした状態ではありますが、鰹節などの旨味や“みりん”、醤油などがバランス良く合わさったことで染み渡る美味しさが際立ち、鰹節ならではの食欲そそる風味がほんのりと広がっていきます!
こうして完成となるわけですが、シンプルながらも“つゆ”の旨味や紅生姜入り揚げ玉による食感やちょうど良いアクセントなどがコシの強い蕎麦と絶妙にマッチし、もちろん“わかめ”からも良い旨味が滲み出しますから、実際いただく際は全体をしっかりと混ぜていただきましょう!ただ、香辛料が使用されていませんから、お好みによっては一味や七味辺りを別途用意しておいても良いかもしれません!
そして“わかめ”やサクサク食感の紅生姜入り揚げ玉などをコシの強い蕎麦と絡めていただくと、より一層旨味・風味が際立って楽しめるものと思われ、“ねぎ”も後入れ仕様なので“つゆ”と馴染ませておいた方が良さそうです!とは言え、スープなし・“ぶっかけ”タイプの一杯だと見た目としてはやはりボリューム感に若干欠けますね。。そのため、今回のフレーバーは食欲が出ない暑い日や飲んだシメなどにちょうど良い一杯と言えるでしょう!(大盛り仕様だと良かったんですが…)
また、具材に使用された紅生姜入り揚げ玉は、単純にサクサクとした食感だけでなく、紅生姜特有のピリッとしたアクセントにもなり、よく全体を馴染ませながら食べ進めていくと、より一層メリハリの付いた味わいが堪能できるかと思われますので、しっかりと混ぜながら味わってみた方が良さそうです!(“つゆ”はしっかりと混ぜても容器底にたっぷりと残っているので、途中で蕎麦がパサつくといった感じにはなりません。)
そして何より冷水で3回しっかりと冷やした蕎麦には強いコシが加わっていますから、噛むほどに美味い蕎麦が堪能でき、鰹節などの旨味や“わかめ”や紅生姜入り揚げ玉による旨味や風味なんかも満足度を引き立て、ついつい箸が止まらなくなる…そんな幅広い層に好まれる“冷したぬきそば”が想像以上にクオリティ高く再現されているようです!ただ、蕎麦を思い切りすすっていただくので、“つゆ跳ね”だけはご注意ください。
食べてみた感想
一口食べてみると…鰹節など複数の旨味を“みりん”や醤油とバランス良く合わせた“つゆ”には、醤油ならではのキレの良い口当たりが印象的で、そのすぐ後からはじんわりと染み渡る節系の旨味が広がっていき、ヒンヤリとした蕎麦や“紅生姜入り揚げ玉”が絡むことでコシの強い噛み応えやサクサク食感が入り交じり、清涼感溢れる爽やかな味わいがじっくりと楽しめることと思われます!これは定番の“名代富士そば紅生姜天そば”とともに季節商品として来年も登場するかもしれませんね!
そして、出汁の旨味をしっかりと利かせた一杯ではありますが、鰹節などの旨味だけが突出しているわけではなく、“みりん”による甘みや“蕎麦つゆ”特有のほんのり感じる酸味などがバランス良く融合したことで本格感のある味わいに仕上がり、“冷したぬきそば”とは言っても物足りなさといった感じは一切なく、特にこの“紅生姜入り揚げ玉”の食感や旨味が加わったことによってちょうど良いアクセントが加わった飽きの来ない一杯と言えるのではないでしょうか?
そのため、湯切りした後に行う冷水を加えて捨てる工程はしっかりと行った方が蕎麦も冷たくなって美味しさも増しますし、何より締まりが加わったことで強いコシが引き立って楽しめます!この食感はカップ麺とは思えないほどの仕上がりで、実店舗さながらの“冷したぬきそば”が気軽に味わえる一品に間違いありません!ただ、この一杯で税別255円ですから、値上がりしたとは言え若干コスパが悪いようにも感じられるかもしれません。。
とは言っても仕上がりの美味しさ自体に関しては全く申し分ありませんので、総合して満足できるかと思います!(特にこの商品はコンビニ流通ではないので、スーパーなどで割引されているかもしれません。)
そして、やはり紅生姜入り揚げ玉によるちょっとしたアクセントは利いているものの、香辛料は使用されていないので、お好みによっては一味や七味辺りをちょい足ししてピリッとした辛みを際立たせても良いでしょう!
蕎麦について
蕎麦は、ご覧の通りすすり心地の良い若干細めの仕様となっており、冷水でしっかりと冷たくしたことで強いコシや歯切れの良さが際立ち、そもそもノンフライ仕様ということもあって食感に関して申し分なく、さらに“そば粉”を練り込んだことによって蕎麦本来の瑞々しい風味なんかも楽しむことができ、鰹節などの旨味を利かせた“蕎麦つゆ”との相性も抜群です!
そんな蕎麦には…鰹節など複数の旨味を“みりん”や醤油と合わせたことで、じんわりと染み渡る後味さっぱりとした“つゆ”がよく絡み、一口ずつに鰹節などの旨味や具材に使用された“紅生姜入り揚げ玉”から滲み出る旨味や紅生姜ならではのアクセントなどが口いっぱいに広がっていき、鰹節ならではの風味や紅生姜入り揚げ玉の香ばしさが後味良く抜けていきます!…というか、この“つゆ”は鰹節だけでなく、宗田鰹節やイワシ削り節などを使用したことで思いのほか深みがあり、シンプルながらも物足りなさといった感じは一切ありません!
トッピングについて
トッピングにはまず、見た目も鮮やかなこちらの“紅生姜入り揚げ玉”が豊富に入っていて、じっくりと味わってみると…はじめはサクサクとした心地良い食感、そして“つゆ”としっかりと馴染ませることによって揚げ玉ならではの油分とともに紅生姜のキリッとしたアクセントが感じられるので、しっかりと全体を混ぜながら食べ進め、“つゆ”の美味しさを引き立てた後、コシの強い蕎麦と一緒に絡めていただくと、より一層旨味も増して楽しめるかと思われます!
また、こちらの“わかめ”は、湯戻ししたことによって思ったより量も多く、そもそも厚みもあって素材自体が美味しく仕上がり、しっかりと鰹節の旨味を引き立てる相性の良い具材となっていて、ほどよい磯の風味がまた染み渡る“つゆ”を際立たせているようです!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、後入れ仕様ということもあってシャキシャキ感こそありませんが、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の“つゆ”の美味しさを引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
“つゆ”について
“つゆ”は、先ほどもお伝えした通り鰹節をはじめ…宗田鰹節やイワシ削り節などの旨味を“みりん”や醤油とバランス良く合わせ、キレも良くしょっぱすぎず、じんわりと染み渡る“蕎麦つゆ”に仕上がり、“そば粉”を練り込んだ瑞々しい蕎麦との相性も非常に良く、具材に使用された紅生姜入り揚げ玉から滲み出す旨味やアクセントが加わったことで、臨場感の高い仕上がりとなっています!
そのため、“蕎麦つゆ”らしいサラッとした仕様ではありますが、“紅生姜入り揚げ玉”から滲み出るほどよい油分や生姜の辛みがちょうど良いアクセントとなり、メリハリが付いた美味しさによって最後まで飽きることもありませんし、そもそも想像以上にクオリティの高い味わいがじっくりと楽しめのではないでしょうか?ただ、基本的に“冷したぬきそば”ということもあって、万人受けするかのようなテイストとなっているので、庶民的な美味しさというか誰もが好む一杯と言えるでしょう!
また、食べ進めて行くに連れて“紅生姜入り揚げ玉”から滲み出る油分やアクセントによってメリハリが際立っていき、“蕎麦つゆ”に揚げ玉を入れたあの感じがうまく再現されていて、コシの強い蕎麦との絡みも増していき、ひと口ずつに感じられる満足度は一際大きく感じられます!これは暑い日に良いですね!後味さっぱりとした感じはもちろん、ほんのりとした酸味が清涼感を際立たせているようにも感じられます!
強いて言えば…この一杯だけだと若干ボリューム的に物足りなく感じられるかもしれませんので、大盛り仕様にしてほしかったところ。。他にも“そば湯”が別添されていれば面白かったですね!もちろんデフォルトでもしょっぱすぎるわけではありませんので、そのまま“つゆ”の美味しさを味わってみても全く問題なく、むしろ紅生姜入り揚げ玉から滲み出す旨味によって申し分のない味わいが堪能できるほどの塩加減です!
このように、今回の“名代富士そば冷したぬきそば”は、鰹節など複数の旨味を“みりん”や醤油とバランス良く合わせた“蕎麦つゆ”に仕上げ、具材には紅生姜入り揚げ玉や“わかめ”、“ねぎ”が使用されたことでちょうど良いメリハリが付き、じんわりと染み渡る味わいを再現、さらに一旦熱湯で湯戻しした後に冷水で蕎麦をしっかりと冷やしたことによって強いコシが加わり、“そば粉”を練り込んだ瑞々しい蕎麦の美味しさが気軽に楽しめる満足度の高い一杯となっていたため、お好みによっては相性抜群な一味や七味などをちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「名代富士そば冷したぬきそば」を食べてみて、東京を中心に店舗展開する老舗有名店“名代富士そば”の人気メニュー“冷したぬきそば”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現した一杯には…鰹節などの旨味をしっかりと利かせた染み渡る“つゆ”に仕上げ、具材の中でも特に紅生姜入り揚げ玉から滲み出す油分やアクセントが相性良く馴染み、そこに冷水でしっかりと冷やした締まりのあるノンフライ仕様の蕎麦が絶妙にマッチし、最後まで飽きの来ない後味さっぱりとしたテイストとなっていました!
そしてなんと言っても“名代富士そば”から“冷したぬきそば”が登場するとは思ってもいませんでしたから、まずその点が驚きでしたね!しかも“つゆ”・具材・蕎麦どれをとっても申し分のない仕上がりで、特に暑い日にもぴったりな清涼感・ヒンヤリした蕎麦が味わえるため、今後の商品展開なんかも気になるところではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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