「満足の極み 旨豚ニンニクしょうゆラーメン」を食べてみました。(2023年10月24日発売・東洋水産/セブン-イレブン限定)
この商品は、ガッツリ系でお馴染み二郎系をイメージしたパンチのある味わいをカップ麺に再現したもので、豚の旨味に“にんにく”をガツンと利かせ、濃いめの醤油ダレを合わせたことによって濃厚な味わいが際立ち、東洋水産でお馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”の若干幅広で角刃の太麺が絶妙にマッチした臨場感溢れる一杯、“満足の極み 旨豚ニンニクしょうゆラーメン”となっております!(値段:税別348円)
ご覧の通り、パッケージには“満足の極み”と記載されているように、東洋水産でこの名前を冠したフレーバーは初となっており、シリーズ第1弾と言いたいところですが…お問い合わせしてみたところ、今のところシリーズ化するのか?など不明とのことで、商品自体はセブン-イレブン限定商品に“マルちゃん”のマークが掲載されているため、PB商品ではなく留め型と呼ばれる商品です!
そしてこちらには“シャッキリもやし入り”と記載されているように、東洋水産ではお馴染みの低温殺菌製法によるレトルト具材が使用され、二郎系を彷彿とさせるシャキシャキの食感をプラス、しかも麺量も85gの大盛り仕様となっており、“にんにく”をガツンと利かせたパンチのある豚骨醤油スープがたっぷりの麺や野菜とともにじっくりと味わえそうです!…というかボリュームのある一杯なので容器もひとまわり大きな仕様となっています!
また、こちらには“豚の旨みにニンニクが利いたパンチのある豚骨しょうゆスープ”と記載され、その背景には…もっちりとした弾力と強いコシを併せ持つ太麺や非乳化による醤油感・パンチの強い豚骨醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…もやし・味付豚肉・キャベツが使用されているようです!
そもそも二郎系・二郎インスパイアの乳化感は店舗によって様々なんですが、今回のように非乳化によるパンチの強い豚骨醤油スープはキリッとした口当たりや後味の良さが際立っていますから、最後まで飽きの来ないテイストが食感の良い具材やもっちりとした太麺とともにガツンと食欲を満たしてくれることに間違いありません!
他にも特徴として…麺は特に記載されていませんが、お馴染み“生麺ゆでてうまいまま製法”によって厚みもあり若干幅広で角刃のノンフライ太麺(麺量85g)が採用されており、調理時間5分によってもっちりとした弾力とほどよいコシを合わせ持つ本格感のある食感に仕上がり、豚の旨味をベースに“にんにく”をガツンと利かせた非乳化の豚骨醤油スープがよく絡み、シャキシャキ食感が心地良い低温殺菌製法の“シャッキリもやし”やキャベツ、味付豚肉とともに二郎系らしいパンチの強い味わいが最後までたっぷりと楽しめるというわけです!
臭みのない豚の旨味を利かせた豚骨醤油スープには…“にんにく”の旨味が控えめに利いていて、非乳化ということもあってキリッとした口当たりが印象的、ただし塩気は若干弱めなので美味しいんですが、二郎系のインパクトとしてはやや弱く、そこに別添された低温殺菌製法の“シャッキリもやし”や本格感のあるもっちりとした太麺が馴染む食べ応え抜群な一杯となっていました!
満足の極み 旨豚ニンニクしょうゆラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、豚の旨味や“にんにく”、キレの良い醤油ダレなどをバランス良く合わせたことで二郎インスパイアをイメージした味わいを再現したもので、臭みのない豚の旨味をベースに“にんにく”を利かせ、キリッとした醤油感・パンチの強い豚骨醤油スープに仕上げ、別添されている低温殺菌製法の“シャッキリもやし”のシャキシャキとした食感や太くもっちりとしたノンフライ麺が食欲をガツンと満たすパンチのある一杯、“満足の極み 旨豚ニンニクしょうゆラーメン”となっています。
※売っている場所:今回はセブン-イレブンで購入
また、上記の通りパッケージは、二郎系の看板をイメージさせる黄色を基調に“満足の極み”、“豚の旨みにニンニクが利いたパンチのある豚骨しょうゆスープ”、“旨豚ニンニクしょうゆラーメン”といった今回の商品名や特徴などが記載され、その背景には…豚の旨味に“にんにく”を利かせた非乳化の豚骨醤油スープに東洋水産ではお馴染みの“シャッキリもやし”や本格感のある太いノンフライ麺が馴染む仕上がりイメージが掲載され、セブン-イレブンと東洋水産との共同開発によって二郎系のガツンとしたテイストを再現しているようです!
それでは、今回の“満足の極み 旨豚ニンニクしょうゆラーメン”がどれほど豚の旨味をベースに“にんにく”をガツンと利かせた豚骨醤油スープに仕上がっているのか?別添された低温殺菌製法の“シャッキリもやし”のシャキシャキとした食感との兼ね合いはもちろん、なんと言っても東洋水産が誇る生麺さながらのもっちりとしたノンフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り486kcal(めん・かやく392kcal / スープ94kcal)となっております。(塩分は7.2g)
カロリーは濃厚というよりも豚の旨味を利かせた非乳化の豚骨醤油スープに“にんにく”をしっかりと利かせたパンチのある仕上がりということもあって思ったより低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮しても高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり170g、麺の量は85gとなっています。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだとと94kcalと割と高めな数値を占め、後味すっきりとした非乳化の豚骨醤油スープでありながらも豚の旨味がしっかりと下支えし、決して脂っこさといった“くどさ”は一切なく、メリハリの付いたパンチのあるテイストに際立ち、最後まで飽きの来ないボリューム感のある仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”やポークエキスをはじめ…
- 豚脂
- 香辛料(にんにく)
- 植物油
- 食塩
といった、豚の旨味をベースに“にんにく”を利かせたパンチのある豚骨醤油スープに仕上げ、非乳化による醤油感・パンチの強いキレの良い味わいを想像させる材料が並びます。…というか以前ご紹介した“若武者外伝 ガッツリラーメン いち豚(2022年12月27日発売)”とほぼ同等の仕様で製造工場も同じという点が若干気になります。。
※製造工場:東洋水産株式会社 関東工場(群馬県)
JANコード | 4901990376402 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、植物油脂、植物性たん白、こんにゃく、乳糖、大豆食物繊維)、かやく(もやし、味付豚肉、キャベツ)、添付調味料(しょうゆ、ポークエキス、豚脂、香辛料(にんにく)、植物油、デキストリン、砂糖、たん白加水分解物、食塩、ねぎ)、/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、炭酸カルシウム、レシチン、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE、ローズマリー抽出物)、カラメル色素、酸味料、pH調整剤、甘味料(ソーマチン)、クチナシ色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (170g) 当たり]
熱量 | 486kcal |
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たんぱく質 | 14.3g |
脂質 | 13.8g |
炭水化物 | 76.2g |
食塩相当量 | 7.2g めん・かやく 2.9g スープ 4.3g |
ビタミンB1 | 0.33mg |
ビタミンB2 | 0.36mg |
カルシウム | 221mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープ、液体スープ、低温殺菌製法のシャッキリもやし、“かやく”といった4つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの4パックとなっていて、特に液体スープは豚の旨味を凝縮させているものの…想像よりサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で“シャッキリもやし”と一緒に軽く温めておく程度で十分かと思われます!
また、麺はご覧の通り若干幅広で角刃の太麺(ノンフライ麺)が採用されており、湯戻りすることでもっちりとした弾力やほどよいコシを兼ね備え、まさに二郎系らしいワシワシとした食感を表現、他の人気シリーズで使用されている麺とはまた異なる仕様のようで、麺量も85gありますから…これひとつでガツンと食欲を満たすボリューム感抜群な一杯となっています!
調理してみた
ではまず“かやく”を加えてみます!
その中には…
- 味付豚肉
- キャベツ
が入っています。
この時点ではかなり物足りなさを感じさせる状態ですが、仕上げに低温殺菌製法の“シャッキリもやし”がたっぷりと加わりますので、そこまで気にすることもありません!
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:450ml)
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に調理時間5分ということもあって麺にはもっちりとした弾力が加わり、まだ液体スープや粉末スープを加える前の状態ではありますが…豚の旨味に“にんにく”を利かせ、醤油感の強いキリッとした豚骨醤油スープに仕上がり、メリハリの付いた後引く旨味がクセになるボリューム感抜群な一杯…といった印象の出来上がりです。(ちょっと麺がゴワ付いた印象でしたので、先に軽くほぐした方が良いかもしれません。)
ではまず粉末スープから加えていきます!
すると…香辛料などを多く含んでいるんでしょうか?ほんのりと“にんにく”の風味が広がっていき、そもそも粒子の細かな仕様のようで、細かくカットされた“ねぎ”も入っています!
続いて液体スープも加えていきます!
すると…醤油ダレや豚の旨味を含む非常にサラッとした状態で、こちらもまた量がやや多めとなっているので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
ご覧の通りこの液体スープは割とサラッとした状態でしたので、すぐに容器底へと沈んでいき、風味としては二郎系らしい“にんにく”臭や獣臭などはほとんどなく、表面にはうっすらと油分が広がっていき、脂・油分に関してもそこまで強くはなく、決してギトギト系のテイストというわけでもなさそうです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染んだら最後に“シャッキリもやし”を加えて完成となります!
特に今回は豚の旨味に“にんにく”をガツンと利かせた二郎系の豚骨醤油スープとのことですが、非乳化といったキレの良さ・醤油感を全面に出したパンチの強いテイストのようで、ここに“にんにく”の旨味が溶け込み、表面にはほどよい油分が広がっていくものの…期待していたよりかなりライトな二郎系といったところ!
また、具材に使用した味付豚肉からも良い旨味が滲み出しているようでしたので、まずは二郎系らしく天地返しで麺と具材をひっくり返して各種具材にスープを染み込ませておいても良いでしょう!ただ、“にんにく”と豚骨のクセがもっと強ければ臨場感の高い二郎系が際立っていたと思います!(この辺りに関してはお好みで“おろしにんにく”や醤油そのものをちょい足しして味を調整してみても良いかもしれません。)
食べてみた感想
一口食べてみると…美味しいんですけど惜しいですね。。豚の旨味も“にんにく”も中途半端で、そもそも醤油のキレもバランス良く溶け込んだことでライトな二郎系といった印象が強く、全体のクオリティは高いのかもしれませんが、二郎系が好みの方が食べたら恐らく納得できないと思います!…というかカップ麺だとこれが限界なのかもしれませんね。。なのでお好みで味の調整は必須かもしれません!
しかも、“シャッキリもやし”と麺の仕上がり具合が良かっただけあってスープとのバランスが悪く感じられます!これが醤油感・にんにく・豚の旨味それぞれをもっと強調していればインパクト抜群な二郎系がたっぷりと楽しめたと思われ、個人的にも二郎インスパイアは好みのテイストなので割と期待していたんですが、税別348円でこの程度か…というのが正直な感想です!
とは言え…決して“不味い”わけではなく、二郎系の再現性が低めというだけであって安定感のある豚骨醤油スープが楽しめることに間違いありません!特に具材として使用されている“シャッキリもやし”には二郎系を意識して“もやし”のみが使用され(通常は人参も使用されています。)、キャベツとの割合もちょうど良く、メリハリの付いたテイストが本格感のある太麺とともにボリューム感たっぷりと楽しめることでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り厚みもあり若干幅広・角刃のノンフライ麺が採用されていて、調理時間5分によってもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、ずしっとした密度感の高い本格的な仕上がりとなっています!ただ、この辺りに関してもオーションを使用した低加水のワシワシとした食感とは異なります。。
そんな麺には…臭みのない豚の旨味に“にんにく”を合わせた非乳化の豚骨醤油スープがよく絡み、一口ずつに醤油ならではのキリッとした口当たりやほんのり感じる香味野菜などの旨味が口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の香りが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、カップ麺でよく見かける薄くカットされたチープな仕様ではなく、じっくりと味わってみると…しっかりとした肉質を感じさせ、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープとしっかり馴染ませながら食べ進め、後ほど本格感のある太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が楽しめるかと思われます!
また、こちらの低温殺菌製法の“シャッキリもやし”は、調理済みの状態でシャキシャキがたまらなく、今回の一杯にちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているように感じられますが、二郎系をイメージしているなら2倍以上あっても良かったような気はしますね。。個人的には人参が入っていない点とキャベツとの割合が好印象といったところ!
そしてこちらは低温調理によって殺菌しているんですが、保存するための調味液で若干味付けしている(これがやや酸っぱい)のでパック中に含まれる水分は台所などで絞ってから盛り付けた方が良さそうです!
他にもこちらのキャベツが使用されていて、ほどよいサイズにカットされているものの…シャキシャキというよりもやや柔らかな食感となっている点が残念ではありますが…“もやし”とともに野菜の旨味を引き立てるちょうど良い具材として彩り良く添えられています!
スープについて
スープは、豚の旨味に“にんにく”を利かせたパンチのある豚骨醤油スープに仕上がっているものの、全体的に言うと“にんにく”感や豚骨臭ともに弱く、非乳化ということもあってキリッとした口当たりが印象的で、二郎系とは若干かけ離れているような気もしますが、後味すっきりとした最後まで飽きの来ないテイストとなっており、決して脂っこさといった“くどさ”は一切なく、正直もう少し頑張ってほしかった微妙な味わいです!
また、非乳化のせいか深み・厚みといった濃厚感が見た目ほどではなく、それ以外の麺と“シャッキリもやし”の仕上がりが非常に良いため、やはり肝心のスープだけが残念ですね!とにかく二郎系をイメージするには“にんにく”も豚骨の旨味・脂も物足りなく感じられましたので、別途様々な香辛料・調味料、または追加トッピングを加えて味わってみると良いでしょう!(“もやし”が加わる分、調理時の熱湯は若干少なめでも良いかもしれません。)
まとめ
今回「満足の極み 旨豚ニンニクしょうゆラーメン」を食べてみて、突如セブン-イレブン限定で2023年10月24日から順次発売された一杯には…豚の旨味に“にんにく”をガツンと利かせた豚骨醤油スープに仕上がっていたものの、全体的にはまだまだ“にんにく”感や豚の旨味が弱く、二郎系として楽しむには物足りなさを感じさせ、非乳化による醤油感が際立つキレの良いテイストが印象的で、そこに本格感のある角刃のノンフライ麺が食欲をガツンと満たす食べ応え抜群な一杯となっていました!
ただ、どうしてもスープだけはもう少し頑張ってほしかったですね。。パンチのある豚骨醤油スープなのはわかるんですが、二郎系ともなるとインパクトのある味わいであるべきなので、非乳化で豚の旨味を利かせているとは言え…まだ物足りなさを感じられましたから、お好みに合わせて様々な香味野菜や調味料、さらに各種具材を追加トッピングして味わってみるべきでしょう!
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