「元祖スタミナ満点らーめん すず鬼 スタミナ醤油味」を食べてみました。(2024年1月30日発売・明星食品/ファミリーマート限定)
この商品は、東京・三鷹の人気ラーメン店“元祖スタミナ満点らーめん すず鬼(すずき)”の看板メニュー“スタ満ソバ”の味わいを同店監修によってタテ型ビッグサイズのカップ麺に再現したもので、豚の旨味や背脂の甘みなどを利かせた濃厚な甘辛い醤油スープに食欲そそる“にんにく”をガツンと加え、ペッパーで味を調えた食べ応え抜群な一杯、“元祖スタミナ満点らーめん すず鬼 スタミナ醤油味”となっております。(値段:税別239円)
ご覧の通り、パッケージには…“元祖スタミナ満点らーめん”、“すず鬼”といった店舗名などが大きく掲載されていて、商品名に相応しい豚の旨味をしっかりと利かせた濃厚な醤油スープにスタミナ感を際立たせる“にんにく”などの香味野菜、さらに香辛料によってパンチのある味わいに際立ち、豚肉の旨味が食欲そそるがっつり系の味わいが楽しめるテイストをイメージさせます!
※前作は“元祖スタミナ満点らーめん すず鬼(2023年2月7日発売)”
一方こちらには“ガツンとニンニク、濃厚背脂醤油スープ”と記載され、その背景には豚肉の旨味や背脂の甘みを利かせた濃いめの甘辛醤油スープに仕立て上げ、“にんにく”をガツンと利かせたスタミナ系の味わいを再現、そこに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・背脂加工品・ニラ・玉ねぎ・赤ピーマンが使用されているようです!
他にも特徴として…麺はほどよく味付けを施したことで噛むほどに旨味が感じられる食べ応え抜群な極太ノンフライ仕様となっていて、もっちりとした弾力やコシの強い食感を再現、それによって豚肉や香味野菜、香辛料などがたっぷりと使用された甘辛く濃厚な“元祖スタミナ満点らーめん すず鬼”らしいスタミナ感のある味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
臭みのない豚肉の旨味に食欲そそる“にんにく”を利かせた甘辛い醤油スープには、濃厚ながらも脂っこさといった感じは一切なく、メリハリの付いたスタミナ系のテイストに仕上がり、麺にもしっかりと味付けを施したことで一口ずつに感じられる満足度は一際大きく、さらに具材として使用された味付豚肉やニラ、背脂からも良い旨味が滲み出し、塩気の強く甘辛い濃厚感をバランス良く調和したことによってガツンとした食べ応えもありつつ…最後まで飽きの来ない旨味溢れる一杯となっていました!
元祖スタミナ満点らーめん すず鬼 スタミナ醤油味
今回ご紹介するカップ麺は、東京・三鷹の人気ラーメン店“元祖スタミナ満点らーめん すず鬼”の看板メニュー“スタ満ソバ”を再現したもので、豚肉の旨味をベースに香味野菜や香辛料をたっぷりと加えられた濃いめの甘辛い醤油スープに仕上げ、そこに具材として使用されている味付豚肉やニラからも良い旨味が滲み出し、しっかりと味付けが施されたノンフライ仕様の極太麺が絡むインパクト抜群な一杯、“元祖スタミナ満点らーめん すず鬼 スタミナ醤油味”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ご覧の通り、フタの上に別添されている調味料を剥がしてみると…店舗名や商品名以外に“ワシワシとした噛み応えのある極太麺に、豚の旨味と背脂の甘み、ニンニクが効いた甘辛醤油スープがガツンとくる一杯”などの特徴が記載され、アリラン×竹岡式×二郎系によるハイブリッドラーメンとして“スタ満”といった新たなジャンルを確立し、実店舗では背脂によって甘味を表現しているとのことでしたので、豚肉の旨味と香味野菜・香辛料をうまく掛け合わせたことによって濃厚かつ甘辛いテイストに仕立て上げているものと思われます!
ちなみにここ“元祖スタミナ満点らーめん すず鬼”の創業は2019年11月、店主である“すーさん”こと“鈴木 信介”氏によって東京・三鷹にオープンしたのがはじまりですが、そもそも2017年11月には同じ場所に“鶏こく中華 すず喜”が先にオープンしており、18:00からの夜の部に二毛作として“スタミナ満点らーめん すず鬼”が営業しています。(こちらの店長は修行時代からの同期・付き合いだという“西”氏に一任しているとのこと。)
※“鶏こく中華 すず喜”の営業時間は11:00~15:00
また、夜の部として営業する“元祖スタミナ満点らーめん すず鬼”では、アリラン・竹岡式・二郎系を取り入れた“スタ満”といった新ジャンルを確立し、ハイブリッドラーメンらしく強烈なインパクトを放つ味わいを豚肉の旨味や“にんにく”、さらにワシワシとした食べ応え抜群な太麺によって表現し、やみつき感のある漆黒の醤油スープに仕上げたことで瞬く間に大ブレイク・話題の人気店となっています!
※千葉県発祥の“にんにく”をたっぷりと加えた“アリランラーメン”や、同じく千葉県のご当地ラーメンとして有名な“竹岡式ラーメン”なんかもうまく取り入れているようです。
さらに、運営は“鈴木”氏が代表を務める“麺屋 とらのこグループ”が取り仕切り、2011年8月には“練馬ちゃんどん”をオープン(2013年4月に“麺酒やまの”にリニューアル)し、他にも様々な人気店を立ち上げているようです!
一方、こちらには“元祖スタミナ満点らーめん すず鬼”についての簡単な説明書き掲載されていて、これによると…“2019年に東京都三鷹市で鈴木店主により創業された「スタ満」というスタミナ系新ジャンルの元祖。お店で提供されるスタ満ソバは、豚肉と玉ねぎの旨みにニンニクとニラの香りと濃密な醤油のキレが合わさったスープと歯応えのある自家製極太麺がインパクト抜群の一杯。”とのことで、“スタ満”の元祖として“すず鬼インスパイア系”なんかも出現するほど全国区の人気を誇るラーメン店です!
それでは、今回の“元祖スタミナ満点らーめん すず鬼 スタミナ醤油味”がどれほど豚肉の旨味に背脂の甘みを合わせた甘辛で濃厚な醤油スープに仕上がっているのか?“にんにく”を利かせたスタミナ感溢れる旨味や香辛料との兼ね合いはもちろん、なんと言っても味付けを施し、ワシワシとした噛み応えのあるノンフライ仕様の極太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り384kcal(めん・かやく306kcal / スープ78kcal)となっております。(塩分は7.2g)
カロリーは、タテ型ビッグサイズ・豚肉の旨味をしっかりと利かせた濃厚な仕上がりの割にそこまで高い数値というわけではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもかなり高い数値となっています。
ちなみに1食当たり100g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと78kcalと高すぎず低すぎずといったところで、豚肉の旨味はこってり感を表現しているわけではなく、物足りなさを感じさせないコクとして下支えし、決してギトギト系の濃厚感というわけではなく、素材本来の美味しさ存分に活かしたスタミナ系のテイストをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、香辛料(ガーリック、赤唐辛子、ジンジャー、ペッパー)をはじめ…
- しょうゆ
- 豚脂
- 食塩
- ポーク調味料
- ポークエキス
- 香味調味料
といった、豚肉の旨味をしっかりと利かせた甘辛く黒い醤油スープに食欲そそる“にんにく”を合わせ、さらに具材に使用された味付豚肉やニラ、背脂からも良い旨味や甘みが滲み出し、新ジャンルとして確立した“スタ満”ならではの味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県)
また、麺の項目を見てみると…“しょうゆ”や香辛料(ガーリック)といった材料が確認でき、ほどよく味付けが施されていることが確認できます!
JANコード | 4902881487061 |
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原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、たん白加水分解物、植物性たん白、酵母エキス、香辛料(ガーリック))、スープ(香辛料(ガーリック、赤唐辛子、ジンジャー、ペッパー)、しょうゆ、豚脂、たん白加水分解物、食塩、ポーク調味料、デキストリン、糖類、ポークエキス、香味調味料)、かやく(味付豚肉、背脂加工品、ニラ、玉ねぎ、赤ピーマン)/加工デンプン、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、香料、増粘多糖類、微粒二酸化ケイ素、乳化剤、酒精、カロチノイド色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (100g) 当たり]
熱量 | 384kcal |
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たんぱく質 | 10.2g |
脂質 | 9.9g |
炭水化物 | 65.0g 糖質:62.2g 食物繊維:2.8g |
食塩相当量 | 7.2g めん・かやく: 2.5g スープ: 4.7g |
ビタミンB1 | 0.29mg |
ビタミンB2 | 0.38mg |
カルシウム | 121mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“液体スープ”と記載された調味料が別添されています!
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみたところ…非常にサラッとした状態となっていたため、調理中はフタの上で軽く温めておく程度で十分かと思われます!
また、かやくには…
- 味付豚肉
- 背脂加工品
- ニラ
- 玉ねぎ
- 赤ピーマン
が入っています。
さらに麺は、ご覧の通り湯戻しする以前からすでにもっちりとした弾力のある食感をイメージさせ、厚みもあり若干幅広な極太ノンフライ麺が採用されており、お店さながらのワシワシとした噛み応え抜群な食感が再現され、さらにほどよく味付けが施されたことによってスープだけでなく麺からもパンチのある“にんにく”の旨味が楽しめる仕上がりに期待できそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:400ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことで、先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっちりとした弾力やガシガシとした強いコシが加わり、カップ麺ながらも二郎系らしい噛み応え抜群な食感を再現、まさに“すず鬼”ならではのスタミナ満点・食べ応え抜群な一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…スープには醤油ダレや“にんにく”の旨味などが凝縮されているようで、少量ながらもしっかりと絞り込んで入れていきましょう!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そして液体スープが全体に馴染むと…アリランや竹岡式をイメージさせる濃褐色の醤油スープに仕上がり、甘辛くも醤油感のあるキレや香辛料によってちょうど良いアクセント・メリハリが加わったことで最後まで飽きることもなく、スタミナ感溢れる濃いめの味わいがたっぷりと楽しめる甘辛な一杯となっています!(そもそも味が濃い目なので生卵に付けて味わってみても良いかもしれません。)
また、具材に使用されている味付豚肉やニラからも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、“玉ねぎ”とともに食欲そそる香味野菜の旨味、そして背脂からは甘みが引き立つことによって食べ進めていくに連れて満足度も増していき、味付けが施されたワシワシとした食感のノンフライ仕様の極太麺が絶妙にマッチし、“スタ満ソバ”らしいスタミナ満点のテイストがガツンと楽しめそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…“スタミナ満点”とのことでガツンとした味わいに期待していたんですが、実際には甘辛く濃いめでありながらも“にんにく”だけが際立っているようですね。。そのため、思ったより単純な構成で万人受けする味に調整したんでしょうか?この辺りに関しては以前発売されていた“どんぶり型”の“スタミナ満点らーめん すず鬼監修 スタ満ソバ(2020年10月26日発売)”の方が遙かにクオリティ高かったのでちょっと期待外れでした…
とは言え、臭みのない豚肉の旨味をベースに香味野菜や香辛料を利かせた甘辛く濃いめの醤油スープには脂っこさなどが一切なく、各種具材から滲み出す旨味・甘みによってキレ・コクのある美味しさを引き立て、さらに麺にも味付けが施されていますから、噛むほどに旨味が増して感じられる食べ応え抜群な一杯に間違いなく、“にんにく”感だけが特に際立ち、旨味・コクが伴っていないといった印象です!
そして、ペッパーや赤唐辛子による辛さに関しては直接的に感じられるわけではなく、“アリランラーメン”のように醤油感のあるキレや香味野菜にちょうど良いアクセントを付ける程度で、背脂の甘みとうまく調和したことによって全体のバランスは良いんですが、個人的には“にんにく”だけがガツンと利いた単調な醤油ラーメンといった印象が強く、パッケージからイメージさせるスタミナ感よりも比較的落ち着いた仕上がりと言えるでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り厚みもあり幅広なノンフライ仕様の極太麺となっていて、もっちりとした弾力やワシワシとした強いコシを兼ね備えた食感を表現し、ほどよく味付けを施したことによって噛むほどに旨味が広がり、今回の甘辛く濃いめの醤油スープとも相性抜群な仕上がりとなっていて、麺の食感に関しては申し分ありません!
そんな極太麺には、豚肉の旨味をベースに背脂の甘みや“にんにく”などの香味野菜をしっかりと利かせた甘辛く濃厚な醤油スープがよく絡み、香味野菜ならではの旨味や醤油のコク、背脂の甘みなどが口いっぱいに広がっていき、食欲そそるスタミナ感のある風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、使用されている数・サイズともに申し分なく、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた豚肉の旨味がじゅわっと滲み出てくる仕上がりとなっていたため、食べはじめはスープとしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほど噛み応え抜群な極太麺と一緒に味わってみると、より一層肉の旨味が際立って楽しめるのものと思われます!
また、こちらのニラも豊富に使用されたことで香味野菜としての旨味が滲み出し、今回の甘辛く“スタミナ醤油味”にぴったりな具材として彩り良く添えられているようです!
さらにこちらの“玉ねぎ”は、やや小さめにカットされているにも関わらずシャキシャキとした食感が心地良く、じっくりと味わってみると…素材本来の旨味や甘みがしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようです!
そして、前作には使用されていなかったこちらの赤ピーマンは、若干小さめにカットされているものの、素材本来の味わいや苦みなどがしっかりと感じられ、今回の一杯に彩り良く添えられています!
他にも、こちらの背脂加工品が豊富に使用されていて、脂っこさというよりも今回の甘辛く濃いめの醤油スープにちょうど良いコクや甘みをプラス、それによって厚みのある旨味が際立っていくため、しっかりとスープと混ぜ合わせながら食べ進めていくと良いでしょう!
スープについて
スープは、味も濃い目でしょっぱいんですが、豚肉の旨味や背脂の甘み・コクが若干弱めで食欲そそる“にんにく”がガツンと利いた醤油スープといった印象が強く、スタミナ感溢れる仕上がりとなっているものの…“にんにく”だけが強調されているようで、“スタ満”と言う割に拍子抜けするようなテイストと言え、醤油感のあるキレやペッパー・赤唐辛子によって後味すっきりとした味わいとなっています!
そして、見るからに味の濃そうな濃褐色の醤油スープなんですが、思ったほど旨味が伴っていないせいか単調な仕上がりとなっていて、醤油感のあるキレ・塩気が背脂の甘みとうまく調和したことで甘辛い醤油スープに際立っているんでしょうけど、そもそも“にんにく”の主張が強めということもあって若干微妙ですね…ただ、味の濃いめの醤油スープなので白飯と一緒に味わってみたり残ったスープに追い飯してみても良さそうです!
また、食べ進めていくに連れて味付豚肉やニラ、背脂からも良い旨味が滲み出していくことで、パンチのあるテイストが際立っていくため、容器底からしっかりと混ぜ合わせながらいただくと良いでしょう!そうすることでダマになっている粉末スープも全体に馴染んでいくことで旨味も増していくでしょうし、“スタ満”ならではのジャンク感・スタミナ感のある醤油スープが最後まで飽きることもなく楽しめます!(スープの構成などは前作とほぼ同等なんですが、カップ麺だとこんな程度か…といった印象は否めません。。)
まとめ
今回「元祖スタミナ満点らーめん すず鬼 スタミナ醤油味」を食べてみて、東京・三鷹の人気ラーメン店“元祖スタミナ満点らーめん すず鬼”の看板メニュー“スタ満ソバ”を同店監修によってカップ麺に再現した一杯には…豚肉や“玉ねぎ”の旨味に背脂の甘みを加え、“にんにく”など香味野菜をガツンと利かせたスタミナ感溢れる甘辛な醤油スープに仕立て上げていたものの、思ったより“にんにく”の旨味だけが強調され、旨味・コクが伴っていない点が残念ではありましたが、ワシワシとした噛み応えのある極太ノンフライ麺によって食欲をガツンと満たすボリューム感抜群な一杯となっていました!
また、具材に使用された味付豚肉やニラ、背脂からも良い旨味や甘みが滲み出すことで満足度も増していく…そんなスタミナ感溢れる一杯でしたので、“にんにく”がしっかり利いた甘辛醤油スープを極太麺とともにガツンと味わいたい時におすすめのフレーバーと言えるのではないでしょうか?
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