「むすびの一杯 宿六監修 あさりだし味噌らーめん」を食べてみました。(2023年1月8日発売・サンヨー食品)
この商品は、東京の老舗おにぎり専門店“浅草 宿六(やどろく)”監修によって“おにぎり”に合う“味噌ラーメン”をカップ麺限定で再現したもので、味噌の旨味をベースに“あさり”の出汁やポークのコクを合わせ、風味豊かな味噌味のラーメンスープに仕立て上げ、そこにほどよく味付けを施した丸刃の中太フライ麺が絶妙にマッチした出汁染みる一杯、“むすびの一杯 宿六監修 あさりだし味噌らーめん”となっております。(値段:税別198円)
ご覧の通り、容器側面には“浅草 宿六監修”、“むすびの一杯”、“あさりだし味噌らーめん”といった店舗ロゴや今回の商品名などが記載され、“おにびり”に合う一品ならカップスープでも良かったような気もしますが…“あさり”ならではの出汁染みる味噌スープがもっちりとしたフライ麺に絡み、さらに具材に使用された“あさり”からも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな味わい深い仕上がりに期待できそうです!
一方こちらには味噌をベースに“あさり”の出汁やポークの旨味を聴かせたコク深く風味豊かな味噌スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…あさり・“ねぎ”が使用されているようです!というか貝って良い出汁が出ますし、味噌味ということもあって味噌ラーメンというよりも味噌汁に近いかもしれませんね!とにかく“おにぎり”と合うことに間違いありません!
また、こちら容器側面には…“創業昭和二十九年おにぎり専門店 浅草 宿六監修”と記載されているように、ここ“浅草 宿六”は1954年創業の東京で最も古い歴史ある“おにぎり”専門店であり、ちょうど2024年で70周年を迎え、実店舗では味噌汁として“わかめ”・なめこ・“しじみ”が提供されているようですが、さすがに味噌ラーメンはカップ麺限定メニューとなっています!
他にも特徴として…麺はスープと合うように野菜エキスや醤油で味付けされ、もっちりとした丸刃の中太フライ仕様となっており、それによって味噌をベースにじんわりと染み渡る“あさり”の出汁やポークの旨味などをバランス良く溶け込ませ、“おにぎり”にぴったりなコク深く風味豊かな味噌スープが最後までたっぷりと楽しめるというわけです!
味噌をベースに“あさり”の出汁やポークの旨味を利かせた五臓六腑に染み渡る味噌味のスープなんですが、やはりイメージしていたような味噌ラーメンのスープとはひと味違って味噌汁の方がしっくり来るテイストとなっており、具材に使用された“あさり”からも良い出汁が滲み出したことによって万人受けするかのような仕上がりで、そこにほどよく味付けを施した丸刃の中太麺が相性良く馴染む風味豊かな一杯となっていました!
むすびの一杯 宿六監修 あさりだし味噌らーめん
今回ご紹介するカップ麺は、東京の老舗おにぎり専門店“浅草 宿六”監修によって“おにぎり”に合う“あさり”の風味豊かな味噌ラーメンを考案したもので、味噌をベースに染み渡る“あさり”の出汁にポークの旨味をバランス良く合わせ、具材に使用した“あさり”からも良い旨味が滲み出し、そこにほどよく味付けを施した丸刃の中太麺が相性良くマッチした風味豊かな一杯、“むすびの一杯 宿六監修 あさりだし味噌らーめん”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
ちなみにここ“浅草 宿六”の創業は白いご飯(銀シャリ)がご馳走だった1954年(昭和29年)、現在の3代目“三浦 洋介”氏の祖母が遊び人だった祖父を見かね、専門的な知識がなくてもできる“おにぎり”専門店を浅草観音裏の地にオープンさせたのがはじまり。その後、母親が2代目を継ぎ、さらに“三浦 洋介”氏へと受け継がれ、“ミシュランガイド東京2019”ではビブグルマンに掲載されるほどの名店です!
また、こちらには“浅草 宿六”の店主“三浦 洋介”氏や簡単な説明書きが記載されており、これによると…“昭和29年創業、東京の老舗おにぎり専門店「浅草 宿六」監修のおにぎりのお供にベストならーめんです。”とのことで、“おにぎり”と一緒に食べたくなる味に調整しているようですね!もちろん単品でいただいても良いと思いますが…
それでは、今回の“むすびの一杯 宿六監修 あさりだし味噌らーめん”がどれほど味噌をベースに“あさり”の出汁やポークのコクを利かせた風味豊かな仕上がりとなっているのか?“おにぎり”にも合うという味の濃さや出汁の利かせ具合との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもほどよく味付けを施した丸刃の中太仕様による食感滑らかなフライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り279kcal(めん・かやく234kcal / スープ45kcal)となっております。(塩分は5.0g)
カロリーは、若干少なめのレギュラーサイズ・“おにぎり”に合う“あさり”の出汁を活かしたコクのある味噌スープということもあって低めな数値のようですが、塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり63g、麺の量は50gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと45kcalとコク深い割に低めな数値をで、味噌や“あさり”の出汁、ポークの旨味など活かした後味すっきり・“おにぎり”にも合う風味豊かな仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“みそ”や食塩をはじめ…
- ポーク調味料
- 貝調味料
- こんぶエキス
- にんにく調味料
- かにがら粉末
といった、味噌をベースに“あさり”の出汁やポークの旨味だけでなく、香味野菜や魚介系の旨味なんかも使用されていて、具材に使用された“あさり”からも良い出汁が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんなやみつき感のある味わいがじっくりと楽しめる“おにぎり”にぴったりな味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:太平食品工業株式会社 本社工場(群馬県)
JANコード 4901734052593 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、野菜エキス、しょうゆ)、スープ(みそ、食塩、糖類、ポーク調味料、貝調味料、こんぶエキス、にんにく調味料、発酵調味料、たん白加水分解物、酵母エキス、かにがら粉末)、かやく(あさり、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、香料、クチナシ色素、微粒二酸化ケイ素、かんすい、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にかに・小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (63g) 当たり]
熱量 279kcal たん白質 6.7g 脂質 11.3g 炭水化物 37.5g 食塩相当量 5.0g
めん・かやく 1.2g
スープ 3.8gビタミンB1 0.31mg ビタミンB2 0.31mg カルシウム 109mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、特に調味料などは別添されていません。
そして、かやくには…
- あさり
- ねぎ
が入っています。
さらに、麺はご覧の通りスープと合うようにほどよく味付けされた丸刃の中太フライ仕様となっていて、もっちりとした弾力やほどよいコシを兼ね備え、麺量50gながらもしっかりとした食べ応えなんかもあり、サンヨー食品としては見慣れた麺ではありますが…歯切れの良い食感に期待できそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:320ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでのフライ麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺には丸刃仕様ならではのほどよい弾力やコシが加わり、まだ全体を混ぜ合わせる以前の状態ではありますが、味噌をベースに“あさり”の出汁やポークの旨味などをバランス良く利かせたコク深いテイストによって最後まで飽きることもなく、まさに“おにぎり”に合う風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…非常にサラッとした仕上がりではありますが、味噌をベースに“あさり”の出汁やポークの旨味を利かせ、具材に使用された“あさり”からも良い出汁が滲み出し、コク深くも後味すっきりとしたテイストで、やはりイメージしていた味噌ラーメンというよりも味噌汁に近いものの、これはこれで和風テイストの味噌スープとしてじっくりと楽しめそうです!
また、スープの構成は非常にシンプルで、出汁染みる味噌汁のようなスープにポークがコクを引き立て、さり気なく利かせた香味野菜や魚介系の旨味が繊細な味わいを表現し、しっかりと混ぜ合わせることによって満足度も増していく…そんな“あさり”の出汁を存分に活かした“おにぎり”に合う風味豊かな一杯に仕上がっていることに間違いありません!…というかこの時点で魚貝出汁特有の風味が広がっていきます!
食べてみた感想
一口食べてみると…味噌をベースに“あさり”特有の染み渡る貝出汁がポークによってコク深く引き立てられ、イメージしている味噌ラーメンというよりも品のある味噌汁といった印象が強く、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない素材の旨味を存分に活かし、まさしく“おにぎり”に合うというのも納得の仕上がりとなっており、食べはじめは若干違和感あるものの、幅広い層に好まれる風味豊かな一杯と言えるでしょう!
そして、“おにぎり”に合うというだけあって塩気は若干強めで、旨味としてはやはり“あさり”を全面に押し出し、何より香味野菜や魚介系の旨味が後押ししたことによって物足りなさといった感じも一切なく、個人的にカップスープで通年扱いしても良いような気もしますね!とは言え、もちろん“おにぎり”にも合いますし、ちょっと小腹が空いた時や夜食なんかにもぴったりかもしれません!(飲んだシメにも良いかも?)
また、味噌が“あさり”の出汁と絶妙にマッチしたことで品のある味噌汁のような味わいに仕立て上げ、そこにポークの旨味がコクをプラス、下手に出汁を利かせた濃厚な味噌ラーメンを表現するよりも素材を活かした後味の良い味わいが個人的には好印象で、しっかりと混ぜながらいただくと、より一層出汁の旨味が際立って楽しめるかと思われます!なので、若干賛否分かれるフレーバーとも言えますね!
麺について
麺は、ご覧の通りほどよく味付けを施した丸刃の中太仕様となっていて、もっちりとした弾力やほどよいコシ、そして50gながらもしっかりとした食べ応えもあり、スープとの馴染みも良い歯切れの良い仕上がりとなっていて、すすり心地に関しても抜群です!
そんな中太麺には…味噌をベースに“あさり”の出汁やポークの旨味などバランス良く利かせた染み渡る味噌スープがよく絡み、出汁の利いた味噌の旨味やコク、香味野菜や魚介系の旨味などが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる“あさり”ならではの風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“あさり”が入っていて、若干少なめではありますが、じっくりと味わってみると…じんわりと染み渡る貝出汁ならではの旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープとよく馴染ませながら麺を優先して食べ進め、後ほどもっちりとした中太麺と一緒に絡めていただくと、より一層“あさり”の旨味が際立って楽しめるかと思われます!(こちら希に砂を含んでいる場合があります。ジャリっとしました…)
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、やや小さくカットされたことでシャキシャキとした食感とまではいきませんが…ちょうど良い薬味にもなったことで今回の“むすびの一杯 宿六監修 あさりだし味噌らーめん”の美味しさを引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材として彩り良く添えられています!
スープについて
スープは、味噌をベースに“あさり”の出汁やポークのコクなどをバランス良く合わせ、さり気なく利かせた香味野菜や魚介系の旨味が繊細な味わいをプラス、さらに具材として使用された“あさり”からも良い旨味が滲み出し、濃厚な味噌スープというよりも品のある味噌汁といった“おにぎり”にぴったりなテイストとなっています!(“おにぎり”専門店が手掛けるカップ麺限定メニューというのも納得です。)
また、上記の通り非常にサラッとしたスープではあるんですが、見た目以上に味噌や“あさり”の旨味・出汁が利いたことでじんわりと染み渡る深みがあり、飽きる要素が一切ありませんから、最後までじっくりと素材を活かした味わいが楽しめることと思われ、味噌ラーメンとは言っても和風テイストの一杯ということで、丁寧に作り込まれた味噌汁と言えるでしょう!そのため、この味の方向性を理解するまで若干時間がかかるかもしれません…
ちなみに今回の“あさりだし味噌らーめん”には特に辛みがなく、キリッとした口当たりがちょうど良いメリハリをプラスしたことで割と塩気が強く、それによって“おにぎり”に合うテイストを表現しているようで、後味すっきりとした味噌スープを“あさり”の出汁がさらに美味しく引き立てる風味豊かな仕上がりですから、まさしく素材の旨味を活かした味わいが存分に楽しめることと思われます!
まとめ
今回「むすびの一杯 宿六監修 あさりだし味噌らーめん」を食べてみて、東京の老舗おにぎり専門店“浅草 宿六”監修によって“おにぎり”に合う“あさり”の出汁を利かせた風味豊かな一杯には…味噌をベースに“あさり”の出汁やポークのコクなどをバランス良く合わせ、サラッとしたスープでありながらも物足りなさを感じさせない深みがあり、具材に使用された“あさり”からも良い出汁が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな“おにぎり”にぴったりな美味しさがじっくりと楽しめる風味豊かな仕上がりとなっていました!
また、イメージしていた味噌ラーメンとはひと味違ったテイストだったものの、これはこれで手の込んだ品のある味噌汁といった印象が強く、なんと言っても“あさり”の出汁がじんわりと染み渡るテイストということもあって“おにぎり”に合うのも納得で、そもそも食欲そそる貝出汁の旨味によってコク深くもメリハリの付いた飲みやすいスープでしたから、思いのほか幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
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