「ペヤング ディアーヌードル カレー味」を食べてみました。(2024年2月5日発売・まるか食品)
この商品は、リーズナブルな価格で楽しめるお馴染み“ディアーヌードル”の定番“しょうゆ味”・“みそ味”・“しお味”に加わる新規フレーバーとして登場したもので、マイルドな味わいのカレースープに仕上げ、麺にはラードや醤油、ポークやビーフなどでしっかりと味付けを施し、全体を馴染ませることによって旨味が増していく…そんなシンプルながらもクセになる風味豊かな一杯、“ペヤング ディアーヌードル カレー味”となっております。(値段:オープン価格)
ご覧の通り、パッケージには今回の商品名である“ペヤング DEARNOODLE(ディアーヌードル)”、“カレー味”といった文字が大きく掲載されており、ペヤングのヌードルタイプとしてはこれまでも1973年7月に初登場した“ペヤングヌードル”をはじめ…シーフードや味噌などいくつかのフレーバーが発売されており、それらの廉価版とも言える商品となっていて、どれほどマイルドなカレー味のスープに仕上がっているのか非常に気になるところ!
ちなみに今回のパッケージには特に仕上がりイメージなどは掲載されていません。そのため原材料をチェックしてみると具材には…キャベツ、にんじん、鶏・豚味付ひき肉が使用されているようです!そして今回は“カレー味”ということでマイルドな味わいを表現、そこにしっかりと味付けされた麺から滲み出す旨味や香ばしさ、さらに具材に使用された“鶏・豚味付ひき肉”からも旨味を引き立て、恐らくシンプルながらもジャンク感のあるカップ麺らしい味わいが楽しめることでしょう!
このように今回の“ペヤング ディアーヌードル カレー味”は後味すっきりとした味わいといった万人受けするかのようなストレートに素材の旨味を活かしたフレーバーで、コク深くマイルドな口当たりに相性抜群なスパイスがちょうど良いメリハリとなり、そこにラードを使用した油で揚げた麺から滲み出す旨味や香ばしさが絶妙にマッチしているようです!
また、“ペヤング”シリーズのスープタイプには主にヌードルとラーメンの2種類が登場しているんですが、大きな違いは油揚げ麺かノンフライ麺かの違いとなっており、ヌードルの方には香ばしさが食欲そそる味付けされた油揚げ麺が採用され、ラーメンの方にはノンフライ麺が採用されています!ただ、ノンフライ仕様の商品を製造委託していた“加ト吉水産”が他社へ譲渡されてしまいましたから、今後どうなるのかわかりません。。
※ペタマックスの“辛味噌ラーメン”と“醤油ラーメン”は油揚げ麺を使用しています。
さらに、ご覧の通りこれまでもヌードルとしては意外にも数多く発売されており、一応“ペヤングヌードルは”2023年で50周年を迎えています!
- ペヤング ヌードル(1973年発売 / 2016年10月10日再発売)
- ペヤング ワンタンヌードル しょうゆ味(1997年4月発売)
- ペヤング ワンタンヌードル しお味(1997年4月発売)
- ペヤング シーフードヌードル(2002年5月発売)
- ペヤング ヌードルみそ味(2002年10月発売)
- ペヤング ディアーヌードル しょうゆ味(2003年4月発売)
- ペヤング ディアーヌードル みそ味(2003年4月発売)
- ペヤング ディアーヌードル しお味(2003年4月発売)
- ペヤング ヌードルカレー(2004年5月発売)
- ペヤング シーフードヌードル(2008年5月発売)
- ペヤング シーフードカレーヌードル(2010年7月発売)
- ペヤング ヌードル みそ(2011年9月発売)
- ペヤング ベジタブルヌードル(2012年4月発売)
- ペヤング 刺激ヌードル(2013年1月発売)
- ペヤング 塩あさりヌードル(2013年5月発売)
- ペヤング ヌードルみそ(2017年1月23日発売)
- ペヤング ヌードル シーフード(2017年5月15日発売)
- ペヤング ジンジャーヌードル(2018年2月26日発売)
- ペヤング 魚介MAXラー油ヌードル(2019年8月5日発売発売)
- ペヤング 辛口味噌ヌードル(2019年9月23日発売)
- ペヤング 濃厚みそヌードル(2020年12月14日発売)
- ペヤング 豚骨ヌードル(2022年8月22日発売)
- ペヤング ディアーヌードル しょうゆ味(2023年4月10日発売)
- ペヤング ディアーヌードル みそ味(2023年4月10日発売)
- ペヤング ディアーヌードル しお味(2023年4月10日発売)
他にも特徴として…麺は“ペヤング”シリーズお馴染みのラードを使用した油で揚げた中細麺なんですが、醤油や食塩、香辛料やポーク、さらに魚介やビーフなど様々な材料による味付けが施されたフライ麺が採用されていて、しっかりと混ぜながら食べ進めていくことによってラードの旨味・香ばしさがマイルドなカレー味のスープに滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな最後まで飽きの来ない味わいがじっくりと楽しめるというわけです!
ヌードルタイプのど定番の廉価版とも言える“ディアーヌードル カレー味”ということで、しっかりと味付けされた麺から滲み出す旨味やラードの香ばしさが食欲を掻き立て、塩気もあり他の旨味も利いているんでしょうけど、あくまで“おやつ”感覚で味わうジャンク感のあるテイストとなっており、具材に使用された“鶏・豚味付ひき肉”からも良い旨味が滲み出し、最後まで飽きの来ないヌードルらしい風味豊かなスープが気軽に楽しめる一杯となっていました!
ペヤング ディアーヌードル カレー味
今回ご紹介するカップ麺は、お馴染み“ペヤング”シリーズの新商品ということで、ポークの旨味をベースに各種香辛料を利かせた後味の良いマイルドなカレー味のスープに仕上げ、具材に使用された“鶏・豚味付ひき肉”からも良い旨味が滲み出し、醤油や食塩、香辛料やポーク、さらに魚介やビーフなど様々な材料によって味付けされたフライ麺が絶妙にマッチし、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…ジャンク感のある風味豊かな一杯、“ペヤング ディアーヌードル カレー味”となっています。
というか今回の商品は2004年5月に発売された“ペヤング ヌードルカレー”の廉価版に当たり…ここ最近でいうと、“ペヤング 辛口味噌ヌードル(2019年9月23日発売)”や“ペヤング 濃厚みそヌードル(2020年12月14日発売)”、“ペヤング 豚骨ヌードル(2022年8月22日発売)”、そして2023年4月10日に復活した3種のフレーバーに続く久しぶりの一杯となっており、マイルドでジャンク感のある“ペヤングヌードル”らしい香ばしい仕上がりを予想させます!
ちなみに“ペヤング”シリーズから発売されているヌードルタイプのフレーバーは容器が他のカップ麺と比較して一回り小さめな仕様となっていて、1食当たりの重量はそれぞれ異なるものの…麺量は総じて76gと決して物足りなさを感じさせるボリュームというわけではありません!
このように“ペヤング”シリーズにはレギュラーサイズとして激辛なテイストから突拍子もない企業・メーカーとのコラボだったりと様々なフレーバーが発売されており、他にもボリューム感のある“超大盛”シリーズや“GIGAMAX”・“ペタマックス”シリーズなど…その種類は非常に多岐に渡り、2023年も様々なフレーバーが登場したように発売49年を迎える2024年にも期待したいところ!
※“ペヤング ソースやきそば”は1975年(昭和50年)3月に発売されました。
他にも、ここ数年の“ペヤング”シリーズ一覧は下記の記事にもまとめてありますので、ぜひご覧ください!やはり“ペヤング”は改めて見ると多種多様なフレーバーが数多く登場していて面白いですね!
それでは、今回の“ペヤング ディアーヌードル カレー味”がどれほどポークをベースに各種スパイスを利かせたマイルドなスープに仕上がっているのか?具材に使用された“鶏・豚味付ひき肉”から滲み出す旨味との兼ね合いはもちろん、なんと言っても実に様々な材料で味付けが施され、シリーズらしいラードを使用した油で揚げたことによって混ぜるほどに旨味が増していくすすり心地抜群な中細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り404kcalとなっております。(塩分は5.1g)
カロリーは、マイルドなカレー味のスープということもあってかなり低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食当たり89g、麺の量は76gとのこと。
※参考までに“ペヤングヌードル”は1食当たり373kcal(塩分6.1g)
また、今回の“ディアーヌードル カレー味”に関してはカロリーの内訳が記載されていないんですが、この1食当たりの塩分を考慮すると…麺に味付けがしっかりと施されているようなので、割とスープは低めな気もしますね!そして味付けされた麺から滲み出す旨味や香ばしさが相性良くマッチしたことでメリハリのある仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩やカレー粉をはじめ…
- オニオンパウダー
- ガーリックパウダー
- スパイスミックス
- 粉末しょうゆ
- ポークエキスパウダー
といった、ポークをベースにカレー特有のスパイスを利かせた後味の良いマイルドなスープに仕上げ、具材に使用された“鶏・豚味付ひき肉”から滲み出す旨味はもちろん、ラードを使用した油で揚げたシリーズならではの香ばしい中細麺からも実に様々な旨味や香ばしさがスープを美味しく引き立てたことで、食欲そそるジャンク感がたまらない味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:まるか食品株式会社 赤堀工場(群馬県)
また、麺の項目を見てみると…ラードといった材料がしっかりと記載されていることが確認できます!これによって風味豊かな香ばしさとラードの旨味が滲み出し、さり気なく美味しさそのものを底上げするんですよね!
それ以外にも“しょうゆ”や食塩、香辛料やポークエキスパウダー、さらに魚介エキスパウダーやビーフパウダーといった実に様々な材料が記載されており、思ったよりもしっかりと味付けが施されていることが確認できます!
JANコード 49 02885 01056 2 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、糖類、香辛料、たん白加水分解物、ポークエキスパウダー、魚介エキスパウダー、酵母エキスパウダー、ビーフパウダー)、添付調味料(糖類、食塩、カレー粉、オニオンパウダー、ガーリックパウダー、スパイスミックス、粉末しょうゆ、ポークエキスパウダー)、かやく(キャベツ、にんじん、鶏・豚味付ひき肉)/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(グァーガム)、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、粉末セルロース、カラメル色素、甘味料(カンゾウ)、ビタミンB₂、香料、(一部に小麦・卵・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (89g) 当たり]
熱量 404kcal たん白質 8.3g 脂質 16.1g 炭水化物 56.4g 食塩相当量 5.1g
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り特製スープ、“かやく”といった2つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特にスープの方は量も多く粉末仕様ということもあって後味すっきりとしたテイストであることがよーく伝わってきます!そのため、調理中はフタの上で温める必要はありません!
また、麺はご覧の通りラードを使用した油で揚げたシリーズお馴染みの仕様となっているんですが、ぱっと見としては味付けがマチマチな気がします。。(“ディアーヌードル”は同等の麺が使用されています。)
調理してみた
ではまず、特製スープと“かやく”を入れてみます。
そして、かやくには…
- キャベツ
- 人参
- 鶏・豚味付ひき肉
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:400ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの中細麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっちりとした弾力やほどよいコシが加わり、少しずつ味付けされた旨味が滲み出しているようにも感じられ、まだ全体を馴染ませる前の状態ではありますが、マイルドで後味すっきりとした風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…やはり粉末仕様ということもあって非常にサラッとした状態で、ポークをベースに香味野菜や各種香辛料を利かせたマイルドなスープに仕上がり、具材として使用されている“鶏・豚味付ひき肉”からも旨味が滲み出し、想像以上にまろやかさに際立ったカレー味のスープとなっているようです!
また、今回のフレーバーは麺そのものと各種具材からも良い旨味が滲み出していくため、しっかりと混ぜながら味わっていくと良いでしょう!この辺りに関しては混ぜるほどに旨味も増して楽しめそうです!ただ、本格感のある味というよりもジャンク感・“おやつ”的な感じで味わうことをおすすめします!というか湯戻りしたことで割と麺の量が多いですね…
食べてみた感想
一口食べてみると…やはり廉価版である“ディアーヌードル”というだけあって味自体は非常にシンプルなテイストで、原材料を見る限り実に様々な味付けが施された麺やスープといった印象ですが、実際には割とマイルドな仕上がりとなっていて、正直素材本来の旨味はかなり弱いですね…!とは言っても特に薄味というわけでもなくジャンク感のある“おやつ”感覚で味わうとちょうど良く、麺量も75gあるので食欲もしっかりと満たされます!
また、スープは粉末仕様ということもあって脂っこさといった“くどさ”は一切なく、個人的にはもう少し動物系の脂・油分が欲しかったところではありますが…誰もが好むマイルドなカレー味に突出しており、あくまでスープの旨味を下支えするかのような利かせ具合となっているため、最後まで飽きることもありませんし、パッケージのイメージ通り非常にシンプルなテイストが表現されているようです!
ただ、麺の仕上がりが悪いですね…ラードを使用した油で揚げたことによるラードの旨味・香ばしさはもちろん、味付けがしっかりと施されたことによって少しずつジャンク感のある美味しさが広がっていき、ヌードルならではと言うんでしょうか?カップ麺らしい香ばしさをうまく活かしているんですが、伸びやすくもっちり感しかありません…
麺について
麺は、ご覧の通り若干幅広で角刃の中細麺となっていて、シリーズらしくラードを使用した油で揚げたフライ麺から滲み出るラードの旨味・香ばしさがスープの美味しさをより一層引き立て、さらにほどよく味付けが施されているため、食べ進めていくに連れて深みも増していき…まさに“ラーメン”とは全く異なる“ヌードル”といったイメージにぴったりな仕上がりです!
そんな中細麺には…ポークや香味野菜、各種スパイスを利かせたマイルドなスープがよく絡み、麺から滲み出す繊細な味わいや具材に使用された“鶏・豚味付ひき肉”の旨味などが口いっぱいに広がっていき、ラードの香ばしい風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“鶏・豚味付ひき肉”が入っていて、“ひき肉”という割にやや大きめで、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずは全体を馴染ませながら食べ進め、後ほど香ばしい麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらのキャベツは、やや小さめにカットされたことでシャキシャキ感こそありませんが、今回の一杯にちょうど良いアクセントをプラスしているようです!ただ、カレー味に合わないような気もします…
他にもこちらの人参が使用されており、長細くカットされている割に硬めの食感が印象的で、小さいなりに素材の味わいがしっかりと感じられ、カレー味のスープと相性良く馴染む色鮮やかな具材となっています!
スープについて
スープは、ポークの旨味をベースに香味野菜や各種スパイスを利かせたことでマイルドな仕上がりとなっていて、そこにしっかりと味付けされたフライ麺からも良い旨味が滲み出し、コク深くもキレの良い口当たりが印象的で、全体を混ぜるほどに旨味が増していき、具材に使用された“鶏・豚味付ひき肉”からも良い旨味が滲み出し、ジャンク感や香ばしさといったカップ麺ならではの特徴を活かしたことで物足りなさを一切感じさせません!
そして、粉末仕様ということもあって動物系の旨味に関しては脂っこさといった“くどさ”は一切なく、個人的に調味油や香味油も別添してもう少し深み・コクのある仕上がりだともっと本格感のある味わいが楽しめたような気もするんですが…これはこれで後味すっきり・香ばしい風味がジャンク感を引き立て、味付けされた麺からも良い旨味が滲み出すことによって美味しさそのものが際立っていく…そんな最後まで飽きの来ない“ディアーヌードル”らしい構成となっています!
また、上記の通りスープ自体は非常にシンプルな仕様となっており、しっかりと味付けされた麺を馴染ませながら味わってみると…それなりに旨味が感じられるわけですが、そもそも香ばしさやほどよいコクが際立っていたので、お好みによってはカレーと相性の良いガラムマサラやチリペッパーなどの香辛料で辛さを調整してみても良いかもしれません!
まとめ
今回「ペヤング ディアーヌードル カレー味」を食べてみて、久しぶりの登場となった“ペヤングヌードル”の新フレーバーは…ポークをベースに香味野菜や各種スパイスを利かせたことでマイルドなカレー味のスープに仕上げ、粉末仕様ということもあって後味の良いテイストではありましたが、ラードを使用した油で揚げた麺から滲み出す旨味や香ばしさによってクセになる味わいを表現し、もちろん物足りなさといった感じは一切なく、全体を馴染ませながら食べ進めていくことによって満足度も増していくボリューム感のある一杯となっていました!
また、久しぶりのスープタイプということで、たまにはこういったシンプルなスープで味わうフレーバーも良いですね!個人的にもう少しラインアップを充実させてほしいところですので、今後の商品展開にも期待したいところではないでしょうか?
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