「ロカボNOODLES(ヌードル)おいしさプラス 豚旨カレー」を食べてみました。(2024年3月4日発売・明星食品)
この商品は、以前発売されていた“ロカボNOODLES”に備わっていた適正糖質・食物繊維の価値に“おいしさ”と“PFCバランス”・“高たんぱく”をプラスしたもので、豚の旨味とスパイスが利いた豚旨カレースープに仕上げ、食物繊維配合で糖質を抑えつつ旨味が練り込まれたノンフライ麺が絶妙にマッチし、まさしく普通に美味しいのにPFCバランスが考えられ、高たんぱくで食物繊維も摂取できてしまうという…体にも嬉しいヘルシーな一杯、“ロカボNOODLESおいしさプラス 豚旨カレー”となっております。(値段:税別236円)
それも…“おいしさ”は“難消化性でんぷん”の配合比率の見直しや旨味成分を練り込んだ“うまみねり込み麺”を採用したことで通常のカップ麺と変わらない美味しさに進化、さらに“PFCバランス”は厚生労働省の“日本人の食事摂取基準(2020年版)”で推奨されているたんぱく質(P)・脂質(F)・炭水化物(C)の三大栄養素のエネルギーに対する構成比率に収め、“高たんぱく”に関しては、たんぱく原料を配合したスープと大豆由来の植物性たんぱくに旨味成分を練り込んだ新具材“プロテインキューブ”により実現した至れり尽くせりな一杯のようです!
一方、こちらには…
- 糖質30%オフ
- 高たんぱく10g
- たっぷり食物繊維13g
と記載されているように、健康志向の高い方に好評のシリーズらしく適正糖質・食物繊維の価値に“おいしさ”と“PFCバランス”・“高たんぱく”をプラスし、今回もまた糖質が抑えられ、そもそもこのシリーズは若干全体量が少なめということもありますが…カロリーが176kcalに抑えられているのも特徴のひとつで、好みのフレーバーを買い溜めしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
さらに、こちらには“豚旨カレー”と記載されているように、スープに関してはカレースープらしく豚の旨味とスパイスをしっかりと利かせたことで物足りなさといった感じは一切なく、他にも喉越しの良いスパイシーなスープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…大豆加工品(プロテインキューブ)・人参・“ねぎ”が使用されているようです!
ちなみに今回具材に使用されている大豆加工品は新具材“プロテインキューブ”となっており、こちらには大豆由来の植物性たんぱくに旨味成分を練り込んだことによって高たんぱくを実現しているようで、豚の旨味とスパイスをバランス良く合わせた豚旨スープとよく馴染ませながらいただくと、互いに旨味を引き立て合い、より一層肉の旨味として楽しめるのではないでしょうか?
なお、こちら容器側面にも記載されている通り、PFCバランスとは…三大栄養素であるたんぱく質(P)・脂質(F)・炭水化物(C)のエネルギーに対する構成比率のことを指し、以下のバランスが推奨されているようです。
- たんぱく質13〜20%
- 脂質20〜30%
- 炭水化物50〜65%
これら栄養素のバランスを意識することが大切なわけですね!正直カップ麺にそこまで求めているとは思えませんが…栄養面に気を付けている方、美味しさと健康価値を両立させ、栄養バランス・たんぱく質を気にしている方がターゲット層ですので、そういった方にはハマるのかもしれません!
他にも特徴として…麺は難消化性でんぷんの配合比率を見直し、食物繊維を配合したことで糖質を抑え、つるっと滑らかな食感で旨味が練り込まれたノンフライ仕様となっており、それによって豚の旨味やスパイスをしっかりと利かせたカレースープがよく絡み、通常のカップ麺と変わらない美味しさが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
PFCバランスが考えられたり高たんぱくで食物繊維も摂取できる仕上がりなんでしょうけど、実際には通常のカップ麺よりも旨味やコクが控えめで、ほどよくライトな美味しさがちょうど良いサイズで楽しむことができ、さり気なく利かせたスパイスが絶妙にマッチしたことによって最後まで飽きの来ないメリハリが付き、なんと言っても食物繊維を練り込んだことで糖質を抑えたノンフライ麺が食欲を満たすヘルシーな一杯となっていました!
ロカボNOODLESおいしさプラス 豚旨カレー
今回ご紹介するカップ麺は、糖質やカロリーが気になる方に最適な低糖質麺のカップ麺シリーズ“ロカボNOODLES”に備わっていた適正糖質・食物繊維の価値に“おいしさ”と“PFCバランス”・“高たんぱく”をプラスしたもので、豚の旨味とスパイスをしっかりと利かせたカレースープに仕上げ、食物繊維を練り込んだことで糖質を抑えたノンフライ仕様の“うまみねり込み麺”が絶妙にマッチした栄養面のバランスを考慮したヘルシーな一杯、“ロカボNOODLESおいしさプラス 豚旨カレー”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入
一方こちら容器側面には…辛さレベルが記載されており、これによると今回の“豚旨カレー”に関しては辛さレベル5段階中「2」ということで、まさにちょっとしたアクセント程度の辛さが利いているようです!
また、今回の一杯は糖質17.4g、カロリー176kcalに抑えられていて、そもそもこの“ロカボNOODLES”とは…糖質・カロリーを気にする女性をターゲットに2015年から発売されている低糖質に拘った人気のシリーズということで、ご覧の通り容器側面にも“おいしく楽しく健康に”といった極端な糖質抜きではなく、適正な糖質摂取を推奨とする“ロカボプラスマーク”が記載されています!
ロカボプラスマークとは、「食・楽・健康協会」のロカボ商品の新基準です。既存の「ロカボマーク」で規定された糖質量の条件に加え、たんぱく質や食物繊維の含有量など、5つの条件のうち1つ以上を満たした商品に対し表示することができるマークです。
引用元:ロカボ NOODLES | Smart on/off | 明星食品
こちらによると“ロカボとは、食・楽・健康協会が推奨するゆるやかな糖質制限のことです。”とのことで、特に厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」食物繊維の食事摂取目標量(男性18~64歳)によると1日の摂取目標量は21g以上とされていることから、今回の一杯だけで1日の半分以上の食物繊維が摂取できるというわけです!
ちなみに今回は新フレーバーの“ロカボNOODLESおいしさプラス コク旨ソース焼そば”も登場、さらに“ロカボNOODLESおいしさプラス こってり醤油”や“ロカボNOODLESおいしさプラス 濃厚鶏白湯”、“ロカボNOODLESおいしさプラス 濃厚鶏白湯”がリニューアルされ同時発売されています!
他にも、今回のように低糖質・低カロリー、さらに食物繊維なんかも摂取できてしまうといったダイエット中にもおすすめのカップ麺について詳しくは、ぜひこちらの記事もご覧ください!
それでは、今回の“ロカボNOODLESおいしさプラス 豚旨カレー”がどれほど豚の旨味やスパイスをしっかりと利かせたカレースープに仕上がっているのか?具材に使用された大豆加工品(プロテインキューブ)との兼ね合いはもちろん、なんと言っても食物繊維や旨味を練り込んだことで糖質を抑えつつも通常のカップ麺と変わらない美味しさを実現した“うまみねり込み麺”との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り176kcal(めん・かやく159kcal / スープ17kcal)となっております。(塩分は4.1g)
カロリーは、“ロカボNOODLES”シリーズらしく176kcalといったかなり低い数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的といったところ。
ちなみに1食当たり56g、麺の量は40gとのこと。(やはり麺自体も少なめです。)
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと17kcalと豚の旨味やスパイスを利かせた“豚旨カレー”という割にかなり低めな数値となっていることから、難消化性でんぷんの配合比率の見直しや香辛料で味を調えたことによって物足りなさを感じさせないスープを表現、最後まで飽きの来ない深みのある仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、コラーゲンペプチドや食塩をはじめ…
- カレー粉
- 植物油脂
- 難消化性デキストリン
- 香味調味料
- カレー調味料
- 乳等を主要原料とする食品
- ポークエキス
- ローストオニオン粉末
- 油脂加工品
- 豚脂
といった、ヘルシーさが特徴的な“豚旨カレー”の割に豚の旨味や各種スパイスが加えられたことで物足りなさを感じさせない深みのある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県)
JANコード 4902881456814 原材料名めん(小麦粉(国内製造)、植物性たん白、植物油脂、食塩、香辛料(ガーリック)、大豆加工品、たん白加水分解物)、スープ(コラーゲンペプチド、食塩、カレー粉、植物油脂、難消化性デキストリン、香味調味料、カレー調味料、乳等を主要原料とする食品、たん白加水分解物、ポークエキス、植物性たん白、ローストオニオン粉末、油脂加工品、豚脂)、かやく(大豆加工品、人参、ねぎ)/加工デンプン、調味料(無機塩等)、増粘剤(増粘多糖類、アルギン酸エステル)、カラメル色素、かんすい、香料、環状オリゴ糖、リン酸塩(Na)、乳化剤、くん液、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、酸味料、甘味料(スクラロース)、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (56g) 当たり]
熱量 176kcal
めん・かやく: 159kcal
スープ: 17kcalたんぱく質 10.9g 脂質 6.0g 炭水化物 30.5g
糖質: 17.4g
食物繊維: 13.1g食塩相当量 4.1g
めん・かやく: 2.4g
スープ: 1.7gカリウム 362mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“豚旨オイル”と記載された調味料が別添されています。
そして、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、豚の旨味などを含む非常にサラッとした状態となっていましたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
また、具材には…
- 大豆加工品
- 人参
- ねぎ
が入っています。(麺に隠れて見えませんが…)
さらに麺は、ご覧の通り食物繊維をたっぷりと練り込んだことで糖質を抑えたヘルシーなノンフライ仕様となっていて、旨味も練り込んだことによって通常のカップ麺と変わらない美味しさとのことでしたが、つるっとした食感やコシにも注目したいところ!(この手の麺は若干頼りない印象ですからね…)
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:310ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、改良されたという“うまみねり込み麺”にはほどよい弾力とコシが加わり、まだ別添されている“豚旨オイル”を加える前の状態ではありますが、豚の旨味やスパイスを利かせた後味すっきりとしたカレースープに仕上がり、美味しさと“PFCバランス”・“高たんぱく”が考えられていることを一切感じさせない満足度の高い一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“豚旨オイル”を加えていきます!
すると…かなり少量ではありますが、豚の旨味やカレー調味料などを凝縮したオイルが出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!ただ、カレーならではのスパイシーな風味は控えめなようです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…カレースープの割にサラッとした状態で、やはり高たんぱく・たっぷり食物繊維・PFCバランスが考えられたことによって旨味としては若干頼りない仕上がりといった印象が強く、カレー風味の後味さっぱりとした一杯といったところ!(容器底からしっかりと混ぜてもダメでした…)
また、具材に使用された大豆由来の植物性たんぱくに旨味成分を練り込んだ新具材“プロテインキューブ”から良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんなあっさりとした中にも深みのある美味しさを表現しているようで、食物繊維を練り込んだ“うまみねり込み麺”との相性も良さそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…スープが弱いですね。。恐らく高たんぱく・食物繊維・PFCバランスなどを考慮しているんでしょうけど、そのおかげで旨味・コクともに物足りない仕上がりとなっていて、カレースープといったイメージで味わうとかなり肩すかしを食らうと思われますので、調理する際の熱湯をかなり少なめにした方が良さそうです!その分ヘルシーな一杯に間違いなく、食べる時間を気にすることなく楽しめるのは良いですね!
そして、辛さに関してもほぼ皆無でカレーに由来する香辛料(スパイス)をほんのり利かせたことで食欲そそる風味が僅かに感じられ、カロリーや糖質を抑えていながら様々な工夫によって従来のカップ麺と同じ美味しさを表現しているんですが、後味さっぱりとしたライトな印象が強く、カレースープで物足りないのはかなり致命的なので…個人的にはもうひと工夫欲しかったところではあります!
そのため、“プロテインキューブ”を使用し、食物繊維をたっぷりと練り込んだ麺、さらにスープに関しては17kcalと低めの数値ですし、PFCバランスを推奨されている構成比率に収めていますから、かなりの制限の中でカレースープを表現するのは難しいというか…テイスト的にうまくハマらないのかもしれません!他のフレーバーはそれなりの味が表現されていたんですが、どうも“豚旨カレー”だけはしっくり来ません!
麺について
麺は、ご覧の通り若干幅広で“ちぢれ”を付け、食物繊維だけでなく旨味をたっぷりと練り込んだノンフライ仕様となっていて、つるっとした食感やほどよいコシが心地良く感じられるものの…まだ独特な密度感のない感じは否めません。。ただ、そこまで気になるほどの食感ではなく、この麺によって糖質・カロリーを大幅に抑え、さらに食物繊維もたっぷりと摂取できるとあれば、これはこれで申し分ない仕上がりと言えるでしょう!
そんな麺には、豚の旨味とスパイスをしっかりと利かせたライトなカレースープがよく絡み、カレーならではの旨味は弱いものの…ほどよい味わいが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香るスパイシーな風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの“プロテインキューブ”が入っていて、大豆由来の植物性たんぱくに旨味成分を練り込んだことで高たんぱくを実現し、じっくりと味わってみると…そこまで濃い目の味付けではありませんが、しっかりとした肉質を感じさせる食感が心地良く、ほどよい肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がり具合となっていたため、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほど食物繊維をたっぷりと練り込んだ“うまみねり込み麺”と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの人参は、やや小ぶりではありますが、コリコリとした食感が印象的で、素材本来の味わいなんかも感じられ、カレースープにぴったりな具材としてちょうど良いアクセントをプラスしているようです!
他にも、こちらの“ねぎ”が使用されていて、小さめにカットされたことでシャキシャキ感こそありませんが、ちょうど良い薬味にもなったことで今回のスープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、豚の旨味とスパイスを利かせたシンプルな仕上がりで、もちろん脂っこさや“くどさ”といった感じは一切なく、むしろ美味しさと“PFCバランス”・“高たんぱく”を実現したヘルシーなテイストによってライトな印象が強く、やや物足りなさを感じさせる後味さっぱりとした味わいを表現しています!
そのため、味の濃さは調理時の熱湯で調整するべきで、特に塩気が強いわけでもなく、良く言えばスパイスを利かせたことで食欲そそる味わいにも感じられ、なんと言ってもスープとしての旨味やコクが足りていない状態で、最後まで飽きることもありませんが、明らかにヘルシー感だけが際立っているようです!
また、食べ進めていくに連れて具材に使用された“プロテインキューブ”から良い旨味が滲み出していき、徐々に旨味も際立っていくため、容器底からしっかりと混ぜながら食べ進めていくと良いでしょう!そもそも麺にも旨味が練り込まれていますからね、そうすることで様々な旨味が滲み出して多少は満足度も増していくことと思われます!
さらに、この“ロカボNOODLES”シリーズ自体、ただでさえ食物繊維をたっぷりと練り込んだ麺によってヘルシーさに際立った一杯なんですが、1食当たりの量も若干少なめということもあって夜食はもちろん、ちょっと小腹が空いた時なんかにもちょうど良い一杯で、まさに罪悪感を感じることもありません!
まとめ
今回「ロカボNOODLESおいしさプラス 豚旨カレー」を食べてみて、ヘルシーさが特徴的なシリーズから新たに登場した一杯は…従来のフレーバーに備わっていた適正糖質・食物繊維の価値に“おいしさ”と“PFCバランス”・“高たんぱく”をプラス、豚の旨味やスパイスを利かせたカレースープに仕上げ、そこに旨味や食物繊維をたっぷりと練り込んだ“うまみねり込み麺”が絶妙にマッチし、1食当たりが若干少なめということもあって夜食なんかにもぴったりな一杯で、糖質やカロリーも大幅にカットしたことで若干物足りなさは感じますが、ライトな味わいが楽しめる深みのあるテイストとなっていました!
そのため、実際に味わってみると…どこかあっさりとした感じはありますが、ここまでヘルシーな一杯なら食べる時間を気にすることなく楽しむこともでき、なおかつ栄養面のバランスもしっかりと考慮されているので、健康意識の高い方にはハマる一杯と言えるのではないでしょうか?
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