「あいもり万歳!ワンタンチャーシュー麺 しょうゆ味」を食べてみました。(2024年9月23日発売・エースコック)
この商品は、本来なら主役級の具材ワンタンとチャーシューを両方同時に楽しめるカップ麺で、ポークやチキンをベースに香味野菜を利かせたコクのある醤油スープに仕上げ、別添されている調味油で鶏油の風味をプラス、そこに歯切れの良い丸刃のフライ麺が絶妙にマッチした一杯、“あいもり万歳!ワンタンチャーシュー麺 しょうゆ味”となっております!(値段:税別278円)
ご覧の通り容器側面には、“あいもり万歳!”といった今回のコンセプトとも言える文言が掲載され、その背景にはポークやチキンをベースにガーリックやジンジャーなどを利かせたコク深くもメリハリの付いた醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…焼豚・ワンタン・“ねぎ”が使用されているようです!(小ぶりながらもワンタンは4つ使用されています。)
他にも特徴として、麺は歯切れの良い丸刃の中細仕様で、動物系の旨味に香味野菜や鶏油を合わせた王道とも言える醤油スープにジューシーな焼豚ともっちりとしたワンタンが相性良く馴染み、コク深く飽きの来ない味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるというわけです!
一見シンプルにも感じられる醤油スープには、動物系の旨味がコクを引き立て、食欲そそる香味野菜や香辛料でちょうど良いメリハリをプラス、そして主役級とは言えチープな印象は否めませんが…チャーシューとワンタンからも良い旨味が滲み出し、歯切れの良い丸刃の中細フライ麺が食欲をガツンと満たす食べ応え抜群な一杯となっていました!
「あいもり万歳!ワンタンチャーシュー麺 しょうゆ味」とは?
今回ご紹介するカップ麺は、ワンタンとチャーシューといった主役級の具材を同時に味わえるフレーバーで、動物系や香味野菜、鶏油や香辛料で味を調えたコクのある醤油スープに仕上げ、豊富に使用されたチャーシューとワンタンからも良い旨味が滲み出し、歯切れの良い丸刃の中細フライ麺が絶妙にマッチした“あいもり”仕様の一杯、“あいもり万歳!ワンタンチャーシュー麺 しょうゆ味”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ちなみにこの“あいもり万歳!”はシリーズ名のように記載されていますが、これまでも発売された経歴はなく、そもそも“あいもり”する具材の組み合わせもかなり限られるので、恐らく今回だけのスポット商品となることでしょう!
それでは今回の“あいもり万歳!ワンタンチャーシュー麺 しょうゆ味”がどれほどポークやチキンをベースに香味野菜を利かせたコク深い醤油スープに仕上がっているのか?ワンタンとチャーシューといった主役級の具材との兼ね合いはもちろん、なんと言っても歯切れの良い丸刃の中細フライ麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認してみたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り383kcal(めん・かやく328kcal / スープ55kcal)となっております。(塩分は5.8g)
カロリーは、縦型ビッグサイズ・コクのある醤油スープ、そしてチャーシューとワンタンを具材に使用した“あいもり”仕様にも関わらず思ったより低めな数値のようで、塩分はこのボリュームを考慮すると平均的な数値となっています。
ちなみに1食87g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと55kcalとそこまで高い数値ではなく、やはりポークやチキンは濃厚感というよりもほどよいコクを引き立て、香味野菜や香辛料によってキリッとしたメリハリをプラス、具材として使用されたチャーシューやワンタンからも旨味が滲み出す味わい深い仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や植物油脂をはじめ…
- 鶏油
- 粉末しょうゆ
- オニオンパウダー
- カツオエキス
- 香辛料
- ポークエキス
- チキン調味料
- カツオブシパウダー
といった、ポークやチキンをベースに香味野菜や香辛料をバランス良く利かせたコクのある醤油スープに仕上げ、別添されている調味油を加えることによって鶏油の風味が広がる王道的な味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:エースコック株式会社 東京工場(埼玉県)
JANコード 4901071405311 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(食塩、植物油脂、鶏油、粉末しょうゆ、オニオンパウダー、デキストリン、でん粉、大豆たん白、砂糖、カツオエキス、たん白加水分解物、香辛料、ポークエキス、チキン調味料、カツオブシパウダー、酵母エキス、全卵粉)、かやく(焼豚、ワンタン、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、カラメル色素、香料、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、微粒二酸化ケイ素、酸味料、増粘剤(グァーガム)、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (87g) 当たり]
熱量 383kcal たんぱく質 8.7g 脂質 15.3g 炭水化物 52.5g 食塩相当量
(めん・かやく/スープ)5.8g
(めん・かやく1.6g/スープ4.2g)ビタミンB1 0.36mg ビタミンB2 0.46mg カルシウム 283mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“調味油”と記載された調味料が別添されています。
また、こちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、文字通り非常にサラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!
そして、“かやく”には…
- 焼豚
- ワンタン
- ねぎ
が入っています。
さらに麺は、ご覧の通り丸刃の中細フライ仕様で、細めながらもほどよい弾力とコシを併せ持ち、麺量も70gと食べ応えに関しても申し分ありません!
調理してみた
続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:450ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている調味油を加える前の状態ではありますが、ポークやチキンをベースに香味野菜や香辛料を利かせ、鶏油の香りが食欲そそる定番とも言える醤油スープに仕上がり、豊富に使用された焼豚とワンタンからも良い旨味が滲み出す贅沢な一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの調味油を加えていきます!
ご覧の通り無色透明な油分となっていて、一応…鶏油の香りが利いているようですが、特にクセのある風味というわけではありません!
では、よーくかき混ぜてみます。
そして全体にスープが馴染むと、割とシンプルな仕上がりではありますが、動物系や香味野菜の旨味、そして主役級の具材が加わったことで物足りなさといった感じは一切なく、安定感のある味わいがボリューム感たっぷりと楽しめそうです!ただ、パッケージに掲載されていたほどの具材量ではありません…
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…動物系の旨味にキリッとした“かえし(醤油ダレ)”や香味野菜が加わったことで安定感があり、香辛料で味を調えたことによってちょうど良いメリハリをプラス、そこに焼豚やワンタンからも良い旨味が滲み出し、定番にして王道とも言える仕上がりとなっています!
ただ、具材に関してはチープな焼豚、これといって特徴のないワンタンとなっているため、“あいもり”としては贅沢仕様かもしれませんが、数と質に関しては物足りなさを感じさせます…とは言え、スープに良い旨味が滲み出している点に置いては良い組み合わせと言えるでしょう!
そして歯切れの良い丸刃の中細フライ麺が加わったことで思ったよりボリューム感があり、これで税別278円は妥当なのかな?と若干疑問が残るところではありますね!これがもし“どんぶり型”で焼豚も大きめで枚数も多く、ワンタンもさらに量が多ければ申し分なかったと思われます!
麺について
麺は、丸刃の中細フライ仕様で細いながらもほどよい弾力とコシを兼ね備え、ほんのりと味付けを施したことによってスープとの馴染みも非常に良く、ジューシーな焼豚と食感滑らかなワンタンとともに食欲をしっかりと満たす密度感の高い仕上がりでボリューム感も申し分ありません!
そんな麺には…ポークやチキンをベースに食欲そそる香味野菜や香辛料などを合わせた定番の醤油スープがよく絡み、肉の旨味際立つコクや醤油本来の旨味などが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る鶏油の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、食感滑らかなワンタンが入っていて、若干小ぶりではありますが…使用されている数は4つで、中に包まれている餡からも良い旨味が滲み出しているものの、調理時間3分だと食べはじめは完全に湯戻りしていないようにも感じられましたので、まずは麺から食べ進め、後ほどじっくりと味わってみると良いでしょう!
そして、こちらの焼豚はカップ麺でよく見かけるベーコンのような質感で、細かくカットされたことによって若干チープな印象は否めないものの、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、上記のワンタンと同じくまずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした中細フライ麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、ほどよいサイズにカットされたことによってシャキシャキとした食感が心地良く、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の醤油スープを美味しく引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、ポークやチキンをベースに醤油や香味野菜などを利かせた定番とも言える味わいに際立ち、香辛料によるキレの良さやほんのり香る鶏油の風味が印象的で、シンプルながらもついついスープが止まらなくなるテイストとなっています!
そして動物系の旨味は特に脂っこさといった感じは一切なくほどよいコクを下支えし、サラッとしている割にまろやかな甘みなんかもあり、“あいもり”仕様の具材も併せて肉の旨味を活かした万人受けするかのようなフレーバーと言えるでしょう!
また、食べ進めていくに連れて具材に使用された焼豚やワンタンからも良い旨味が滲み出し、しっかりと全体を馴染ませながらいただくことによってコク深さ・厚みのある旨味が際立ち、麺・具材とともに食欲をしっかりと満たしてくれることに違いありません!
まとめ
今回「あいもり万歳!ワンタンチャーシュー麺 しょうゆ味」を食べてみて、ワンタンとチャーシューといった主役級の具材が両方同時に味わえる“あいもり”仕様のカップ麺として登場した一杯には…ポークやチキンをベースにガーリックやジンジャーの旨味を利かせたコク深い醤油スープに仕上げ、そこにジューシーな焼豚ともっちりとしたワンタンからも良い旨味が滲み出し、歯切れの良い中細フライ麺が相性良くマッチした食べ応えのあるフレーバーとなっていました!
ただ、この“あいもり”といった発想は良いんですが…それぞれの仕上がりは若干チープで、その辺りの期待感に肩すかしを食らうかもしれません!とは言え、素材の旨味を活かしたスープには各種具材やほどよく味付けしたフライ麺からも良い旨味が滲み出していたため、安定感のある味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるのではないでしょうか?
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