「あつあつ牛すきうどん」を食べてみました。(2016年11月7日発売・2022年9月19日リニューアル発売・東洋水産)
この商品は、マルちゃんの“和風丼カップ麺”シリーズの新商品ということで、今回は2016年11月7日から毎年発売されている秋から冬にかけて寒くなる季節にぴったりな体温まるこの時期定番の一杯が再登場です!
それも…甘辛い割り下といった“すき焼き”の味わいをイメージした“つゆ”には、ポークの旨味をベースに濃厚な味わいに仕上がり、単純に再販売というわけではなく、旨味たっぷりな牛肉が添えられた具材はもちろん、今年は“ねぎ”の種類を見直し、さらに“きざみ揚げ”を増量して満足度が増した一杯、“あつあつ牛すきうどん”となっております。(税抜き193円)
ご覧の通り、パッケージには“牛すき”といった商品名がパッケージの約半分を占めるほど大きく記載されていて、他にも“あつあつ”、“うどん”といった牛の旨味が詰まった“すき焼き”ならではの甘辛く濃厚な“つゆ”が熱々のままもっちりとした“うどん”と楽しめるとあって、まさしく寒くなるこれからの季節にもぴったりな温まる味わいのようですね!
そして、こちらには今回の特徴である“すき焼きをイメージした濃厚感のある甘辛つゆ”と端的に記載されていて、すき焼きと聞くとややしょっぱいといった意味での濃さをイメージさせるんですが…この辺りは旨味の利かせ具合など仕上がりの“つゆ”なんかも気になるところではないでしょうか?
一方こちらにはまさに“すき焼き”の味わいをイメージした“つゆ”が弾力のある“うどん”に絡む仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付牛肉・味付油揚げ・ねぎが使用されているようです!
また、濃厚な“つゆ”とのことでしたが、パッケージを見たところ…ややさらっとした仕上がりにも見え、ぐつぐつと煮詰まった“すき焼き”ならではの味わいが後味すっきりとした“つゆ”に旨味としてしっかりと溶け込んでいるようですね!
しかもこの商品、上記でもお伝えした通り2016年11月に新商品として登場していて…その際は、別容器に溶き卵を用意して出来上がった“つゆ”を加えることによる“つゆたま”に麺や具材を付けていただくといった記載がパッケージに訴求してあったんですが…、2018年以降のパッケージには“つゆたま”に関する説明は記載されていないようですね。。
このように今回の一杯は、そういった“すき焼き”風な食べ方なんかも楽しめるようで、これはぜひ試してみたいところ!!(手間がかかるなどの理由でなくなったのでしょうか??後ほど詳しくご紹介しますが…かなり美味しいです!)
他にも特徴として…麺には、東洋水産ならではのつるっと滑らかな食感が印象的な強いコシと弾力のある太めの“うどん”が採用されていて、濃厚な“すき焼き”の味わいを表現した甘辛く旨味が凝縮された“つゆ”が絶妙にマッチし、“つゆたま”とともに満足度の高い一杯が楽しめるというわけです!
まさに“すき焼き”を食べているかのように感じられる甘辛く濃厚な“つゆ”には、ポークによって厚みのある旨味が表現されており、そこに具材として使用された味付牛肉によってうまく“すき焼き”の味わいが表現され、旨味と風味から楽しめる満足度も非常に高く、寒くなるこれからの季節にもぴったりな体温まる味わいとなっていました!
これは特に、“すき焼き”ならではの甘辛く濃厚な味わいをもっちりとした“うどん”とともに気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は、初となる縦型ビッグの容器で2020年1月13日に改めて発売されており、2020年8月31日・2021年8月30日には“どんぶり型”として再発売され、2022年9月19日には野菜の旨味を加えてリニューアル発売されています!
また、同テイストの汁なし版となる“汁なし牛すきうどん”が2020年3月2日に発売されています!詳しくはこちらの記事もぜひご覧ください!
あつあつ牛すきうどん
今回ご紹介するカップ麺は、マルちゃんの“和風丼カップ麺”シリーズの新商品ということで、2016年から毎年この時期に発売され、寒くなるこれからの季節にぴったりな甘辛く濃厚な“すき焼き”ならではの味わいが表現された恒例の一杯、“あつあつ牛すきうどん”となっています。
そしてこの“マルちゃん”と言えば…ご存知“赤いきつねうどん”や“緑のたぬき天そば”でお馴染みのように、出汁をうまく活かした一杯が非常に美味しいですからね!今回のような甘辛く濃厚な“すき焼き”をイメージさせる仕上がりなんかも気になるところ。。
…というか先ほどもお伝えした通り、今回の一杯はぜひ溶き卵を別容器に用意しておき、仕上がった濃厚な“つゆ”を加えた“つゆたま”といったひと味違った味わいなんかも楽しみたいですね!これは今となってはパッケージにも記載されていませんから…ご存知ない方も多いのではないでしょうか?(個人的にも知りませんでした。。)
ちなみに、今回は2018年9月10日にも発売されていた“あつあつ豚汁うどん”といったこちらも寒くなるこれからの季節にぴったりな一杯が今年も登場!ということで“あつあつ牛すきうどん”と同時発売されています!
それでは、これからの寒い季節向けのメニューといったコンセプトにぴったりな“すき焼き”の味わいをイメージした毎年大変好評の“あつあつ牛すきうどん”がどれほど濃厚な仕上がりとなっているのか?甘辛い“すき焼き”ならではの濃さがどう“つゆ”に旨味として反映されているのか?そしてなんと言っても、もっちりとしたコシのある“うどん”とのバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り392kcal(めん・かやく325kcal / スープ67kcal)となっております。(塩分は5.3g)
カロリーは、濃厚な仕上がりの割にやや低めにも感じられる数値のようで、塩分も平均的といったところでしょうか?甘辛くしょっぱめなイメージでしたが…塩加減はほどほどに調整されているようです!
ちなみに1食当たり102g、麺の量は66gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープが67kcalと若干高めにも感じられるため、やはりポークを利かせた濃厚感が“すき焼き”の旨味をうまく引き立てているようにも見えますね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、砂糖や“しょうゆ”をはじめ…
- ラード
- 香味油脂
- こんぶエキス
- ポークエキス
といった、“すき焼き”の割り下を思わせる甘みとポークの旨味によって濃厚かつ甘辛い味わいを想像させる材料がシンプルに並びます。また、それ以外にも昆布やラードといった旨味なんかも味わいを引き立てているようですね!これは仕上がりの方も楽しみです!
JANコード 4901990364102 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、乾燥酵母、卵白)、添付調味料(砂糖、しょうゆ、ラード、食塩、香味油脂、こんぶエキス、たん白加水分解物、ポークエキス、酵母エキス)、かやく(味付牛肉、味付油揚げ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、リン酸塩(Na)、炭酸カルシウム、レシチン、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・牛肉・大豆・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (102g) 当たり]
熱量 392kcal
めん・かやく: 325kcal
スープ: 67kcalたんぱく質 8.2g 脂質 16.8g 炭水化物 52.1g 食塩相当量 5.3g
めん・かやく: 1.7g
スープ: 3.6gビタミンB1 2.14mg ビタミンB2 0.36mg カルシウム 133mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、かやくといった2つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの2パックとなっていて、特に液体スープは触った感じだと若干さらっとした様子でしたが、ポークの旨味なんかも含まれているようでしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
また、ご覧の通り具材のひとつとして“味付油揚げ”がすでに入っています!
さらに、麺はご覧の通り厚みのある幅広な“うどん”(油揚げ麺)が採用されているようで、見るからにもっちりとした弾力ある食感を思わせる仕上がりを想像させますね!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- 味付牛肉
- ねぎ
が入っています。
この味付牛肉に含まれる旨味と味付けがどれほど“すき焼き”の味わいを引き立てているのか?この辺りに関してもひとつのポイントとなりそうです!
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの“うどん”にもっちりとした弾力やほどよいコシが加わり、液体スープを入れる前ですが、甘辛い“すき焼き”ならではの濃厚な“つゆ”とともにしっかりとした食べ応えなんかも楽しめそうな一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを注いでいきます!
すると…調理中にしっかりと温めておいたせいか“つゆ”自体は非常にさらっとした仕上がりのようで、まさに“すき焼き”ならではの甘辛い味わいを彷彿とさせる旨味を含む風味豊かな香りが一気に広がっていきます!
そして、ご覧の通りスープ表面にはポークの旨味と思われる上質な油分が浮き、これによって甘辛い“すき焼き”らしい味わいに深みや濃厚感が生まれ、“くどさ”のないこってり感なんかもバランス良く旨味として溶け込んでいるようですね!!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…濃厚ではありますが、“つゆ”自体はパッケージの仕上がりイメージ通り非常にさらっとした状態となっていて、甘辛さと濃い目の味わいが想像以上に美味しくマッチしているようです!とにかく風味は“すき焼き”そのものといったところ!
ただ、再現されているのは“つゆ”として表現するには濃い味わいをイメージさせる“すき焼き”ですからね!この辺りの濃厚感や再現性、口当たりに感じさせるしょっぱさや旨味・油分がどれほどのバランスとなっているのか気になるところではありますね。。
また、甘辛い“つゆ”にはポークの旨味が濃厚感を表現しているとのことで、この具材に使用されている味付牛肉が“すき焼き”ならではの風味を引き立てているようにも感じられます!
食べてみた感想
一口食べてみると…まさしく仕上がりの味わいは甘辛い“すき焼き”ならではの“つゆ”ですね!若干甘みが際立っているようにも感じられますが…そこがまた“すき焼き”の割り下をイメージさせ、具材として使用された味付牛肉からも良い旨味が滲み出しています!
また、やはり“すき焼き”の味わいを“つゆ”として再現しているため、食べ進めていくに連れて若干濃さが気になってくるかもしれません。。ただ、この辺りに関しては後にご紹介する“つゆたま”で味変を楽しんでみると良いでしょう!(ぜひ別容器に溶き卵を用意しておいてください!)
麺について
麺は、ご覧の通りもっちりとした弾力が印象的なほどよくコシのある“うどん”となっていて、つるっと滑らかな食感が非常に印象的なすすり心地の良い食べ応えのある仕上がりとなっています!
そんな“うどん”には…甘辛くポークの旨味によって濃厚感が増した“すき焼き”ならではの味わいが表現された“つゆ”がよく絡み、一口ずつに醤油ベースに旨味が凝縮された味わいが口いっぱいに広がっていき、旨味たっぷりと含んだ味付牛肉の香りが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付牛肉が入っていて、味付けはしっかりとされていたものの…食べはじめはまだ若干湯戻りが十分ではないようにも感じられましたので、まずはしっかりと旨味を滲み出してもらうためにもスープ底に沈めておくと良いでしょう!
この辺りに関しては…もっちりとした弾力が印象的な“うどん”を“すき焼き”の味わいが表現された甘辛い味わいとともにじっくりと楽しんだ後でも十分、牛肉の旨味が堪能できるかと思われます!
また、こちらの味付油揚げは使用さている数やサイズ感に対して全く申し分なく、そもそも甘辛い“つゆ”をしっかりと吸っているため、噛むとほどよい味付けがじゅわっと油揚げ特有の旨味とともに滲み出てくる相性の良い具材となっています!
“つゆ”について
“つゆ”は先ほどもお伝えした通り若干甘さが際立った“すき焼き”特有の味わいがうまく表現されていて、ポークの旨味によってほどよく濃厚感・コクが加わり、醤油ベースのキレのある口当たりと甘辛さ、そして良い意味での脂っこさが絶妙なバランスとなって仕上がっています!
ただ、やはり“すき焼き”の味わいを表現しているため、食べ進めていくに連れて若干しょっぱさや甘さが気になってくるかもしれませんね。。
そのため、今回の“あつあつ牛すきうどん”は、あくまで“つゆ”を付けダレのような感覚で楽しんでみるとちょうど良いのかもしれません!
ご覧の通り“すき焼き”ならではの甘く濃厚な味わいが飲みやすくうまく表現されてはいるものの…この“つゆ”の味わいをじっくりと楽しんでいると、そのうち若干“くどさ”が目立ってしまうのは“すき焼き”ならでの味わいを表現しているからにはしょうがないとも言えるでしょう!
“つゆ”を加えた「つゆたま」について
そこでこれです!!先ほどご紹介したように別容器に溶き卵を用意して、“あつあつ牛すきうどん”の“つゆ”を少し加えた“つゆたま”です!!(“すき焼き”らしく長ねぎなんかも加えてみました!)
そして、こちらに“うどん”を付けて食べてみると…強烈に美味いっ!!!!
“すき焼き”の甘辛い味わい…まるで割り下のような甘みが際立った“つゆ”を絡め、それをこの溶き卵を含んだコク深い“つゆたま”にくぐらせて食べてみることによって、味の濃さや甘み、そしてなんと言っても“くどさ”が全くありません!これはぜひ試してみるべきでしょう!
※味変として、卵黄だけをそのまま“あつあつ牛すきうどん”に追加してみても良いかもしれません!
この溶き卵によって、まさに“すき焼き”そのものの味わいに変わりますね!
先ほどの味付牛肉を絡めて食べてみても相性は抜群です!これこそまさに“すき焼き”の味!
そのため、はじめは途中から味変で楽しもうと思っていましたが…こちらがメインとなってしまいました。。これはもっと認知されるべきでしょう!
もし面倒なら…温泉卵を加えるだけでも十分味がマイルドとなって“すき焼き”ならではの味わいがより臨場感を増して楽しむことができるかと思われます!
しかし、別皿で用意した“つゆたま”はクセになりますね。。一気にカップ麺のクオリティを超えて来ます!パッケージから“つゆたま”に関する情報を記載しなくなった理由がわかりませんね。。
このように、今回の“あつあつ牛すきうどん”は、これかの寒い季節にぴったりな“すき焼き”らしい割り下のような甘辛い味わいにポークが濃厚感を引き立て、もっちりとした食感が印象的な“うどん”とともに楽しむ“つゆ”として非常にバランス良く仕上がっていたため、お好みによってはぜひ溶き卵を用意し、さらにクオリティの高いリアルな“すき焼き”の味わいを楽しんでみると良いでしょう!
まとめ
今回「あつあつ牛すきうどん」を食べてみて、“あつあつ”と記載されているだけあって、これからの寒くなる季節にぴったりな体温まる“すき焼き”ならではの甘辛い味わいをキレのある口当たりとポークを利かせたことによる濃厚感によってうまく“つゆ”として表現し、もっちりとした食感が印象的な“うどん”と美味しくマッチした仕上がりとなっていました!
そして、今回再現されていたのは…あくまで“すき焼き”の味わいでしたので、ぜひ溶き卵を用意して交互に“うどん”やその他具材を一緒に付けて食べてみると、より満足度も増して楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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