「一度は食べたい名店の味 べんてん 塩ダレ油そば」を食べてみました。(2020年6月8日発売・エースコック)
この商品は、東京・練馬区の人気有名店“中華そば べんてん”で知る人ぞ知る裏メニュー“油そば”の味わいをカップ麺に再現したもので、以前は人気の“塩ラーメン”の味わいを見事に再現したカップ麺が発売されておりましたが…今回も同じくエースコックの人気シリーズのひとつ“一度は食べたい名店の味”から濃厚な一杯が登場です!!
それも…チキンの旨味を利かせた塩ダレに食欲そそるガーリックオイルやネギオイルを合わせ、さらに別添されているブラックペッパーや唐辛子を含む“スパイス”を加えることによってメリハリの利いたガツンとした味わいが再現された一杯、“一度は食べたい名店の味 べんてん 塩ダレ油そば”となっております。(税抜き240円)
ご覧の通り、パッケージには“知る人ぞ知る裏メニュー”、“塩ダレ油そば”と大きく記載されているように、ここ“べんてん”での人気メニューは“らーめん”や“塩ラーメン”、“つけ麺”なんかも非常に有名・人気のようですが、食券機にはない“油そば”も密かな人気のようですね!(これを機に一気に広まりそうですが…)
その裏メニューに関しては、こちら“お店での注文方法”と記載されているように、券売機には“油そば”というメニューはないため、食券を渡す際に一言必要となるわけですね!(某レビューサイトを見ても“油そば”を注文している方がほぼ見当たりませんでしたから…本当に知る人ぞ知る裏メニューのようです。)
- 券売機で「塩ラーメン」を購入
- 食券を渡す際に「油そば」と伝える
一方こちらには、チキンをベースにスパイスがキレの良さを際立たせる塩ダレにもっちりとした太麺が絡む仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…ねぎ・メンマ・唐辛子が使用されています!これは…“油そば”ならではのちょうど良い脂っこさと後味の良い塩気がバランス良くマッチしたガッツリ系のテイストを予想させますね!
また、エースコックの人気シリーズのひとつ“一度は食べたい名店の味”のロゴなんかもしっかりと掲載されています!
そして今回は、“塩ダレ油そば”ということで容器は“バケツ型”にも近い大きなサイズの“どんぶり型”となっていて、ご覧の通り湯切りするための“湯切り口”が搭載されています!(湯切り忘れに注意です!)
ちなみにここ“べんてん”の営業時間はなんと11:30~14:30と昼のみとなっていて、スープがなくなり次第終了はもちろんのこと、平日でも大行列ができるということで、超人気店ならではの裏メニューがどこまで美味しく再現されているのか…この辺りの再現性なんかも気になるところではないでしょうか?
他にも特徴として…麺は太麺・角刃仕様ということで、食べ応えのある弾力とコシを兼ね備え、“にんにく”を利かせた濃厚な塩だれにも負けじと力強い食感に仕上がり、それによって“塩ダレ油そば”らしい後味の良いテイストにもかかわらず濃厚感のある味わいが最後まで思う存分楽しめるというわけです!
塩テイストということで、やはり後味の良さは別添されているスパイスも後押しして非常にすっきりとした印象なんですが、そこは“油そば”らしくポークやチキンなど動物系の脂・油分によってちょうど良いこってり具合が表現されており、食欲そそる“にんにく”の旨味がクセになるメリハリの付いた食べ応え抜群な一杯となっていました!
これは特に、“中華そば べんてん”ファンはもちろん、動物系の旨味をしっかりと利かせた濃厚とも言える塩ダレにブラックペッパーや唐辛子が後引く旨味を引き立てるガツンとした“油そば”をたっぷりと楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
一度は食べたい名店の味 べんてん 塩ダレ油そば
今回ご紹介するカップ麺は、東京・練馬区の名店“中華そば べんてん”の券売機にはない裏メニューである“油そば”の味わいをカップ麺に再現したもので、“にんにく”を利かせた濃厚な塩ダレがもっちりとした弾力のある太麺に絡む食べ応え抜群な一杯、“一度は食べたい名店の味 べんてん 塩ダレ油そば”となっています。
ご覧の通りパッケージには“べんてん”といった店舗名が大きく記載され、こってり感・濃厚感を感じさせるツヤのある塩ダレが太麺に絡む食べ応え抜群な仕上がりイメージが何とも食欲をかき立て、さりげなく実店舗の写真なんかも掲載されているのが確認できます!
そしてこちら容器側面には、“お好みでたまごを入れてもおいしい!”と記載されているように、この“油そば”と言えばお好みの具材を追加トッピングして思い切り混ぜていただくのが通例となっているため、相性抜群なお酢やラー油なんかも事前に用意しておいても良いかもしれませんね!
そのひとつ、卵なんかも合わないわけがありませんから…これはぜひ試してみたいと思います!!
ちなみにここ“中華そば べんてん”の創業は1995年ということで、元々はラーメン激戦区である高田馬場にて営業されていたようですが、2014年に惜しまれつつも閉店し、2016年9月に「成増(東京都練馬区旭町3-25-2)」で電撃復活を果たした名店なんですよね!
その2014年に一度閉店した理由としては…店舗の老朽化や店主“田中 光勝”氏の体調不良などが主な原因のようで、電撃復活までに若干の間はあったものの…歴史あるラーメン店とのことで、現在では息子さんである“田中 邦彦”氏とともに人気有名店“べんてん”の味わいを親子2人体制で切り盛りしているとのことで、“べんてん”ファン・常連さんなどのリピーターの方にとっては一安心といったところでしょうか?
他にも“中華そば べんてん”といえば…以前ご紹介したことのある“一度は食べたい名店の味 べんてん 特製濃厚塩ラーメン(2019年5月27日発売)”といった商品も登場していて、その際も動物系と魚介系の濃厚なWスープが特徴的だったように、今回の“塩ダレ油そば”の方にも同じく動物系・魚介系によって濃厚な塩ダレが表現されているようなので、食べ応えのある仕上がりには期待したいところ!!
それでは、今回の“一度は食べたい名店の味 べんてん 塩ダレ油そば”がどれほど旨味を凝縮した仕上がりとなっているのか?後味すっきりとした塩テイストにブラックペッパーや唐辛子を加えた“スパイス”を加えたキレの良さとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても若干幅広な太麺・丸刃仕様の食べ応え抜群な麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り662kcalとなっております。(塩分は6.1g)
カロリーは、汁なしカップ麺ということもあってかなり高めな数値のようで、塩分も同じくやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり151g、麺の量は120gとのこと。
ただ今回はこってりとした“油そば”ではありますが、塩ベースということもあって後味の良さとのメリハリが最後まで飽きさせない美味しさをバランス良く表現していると思われるため、ガツンとした食べ応えとキレの良さに注目したいですね!
原材料について
では原材料も見てみます。
タレには、植物油脂や動物油脂をはじめ…
- チキンエキス
- 香味油
- ポークエキス
- 魚介エキス
- 香辛料
- 魚介風味調味料
- 食塩
といった、“中華そば べんてん”らしく動物系・魚介系をバランス良くマッチさせた濃厚でありながらも深みのあるタレに仕上げ、そこに別添されたブラックペッパーや唐辛子を含む“スパイス”によってちょうど良いアクセントがクセになる…旨味溢れる味わいを想像させる材料が並びます。
JANコード 4901071207793 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩)、たれ(植物油脂、たん白加水分解物、動物油脂、チキンエキス、香味油、発酵調味料、ポークエキス、砂糖、魚介エキス、香辛料、魚介風味調味料、食塩)、かやく(ねぎ、メンマ、香辛料、ぶどう糖、唐辛子)/加工でん粉、ソルビット、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、酒精、香料、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、増粘多糖類、酸味料、ビタミンB2、香辛料抽出物、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (151g) 当たり]
熱量 662kcal たんぱく質 11.5g 脂質 29.0g 炭水化物 88.8g 食塩相当量 6.1g ビタミンB1 0.58mg ビタミンB2 0.74mg カルシウム 427mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、調味だれ、スパイスといった3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に中央の“調味たれ”は“塩ダレ”ではありますが、やや量も多く、ポークやチキンの旨味がたっぷりと凝縮されているようでしたので、調理中はフタの上で温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り太麺・丸刃仕様となっていて、見るからにずしっとした重量感を思わせる食べ応え抜群なボリューム感、そしてつるっと滑らかな食感や噛み応えのある強いコシを兼ね備えているようです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- ねぎ
- メンマ
- 唐辛子
が入っています。
続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:650ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
すると先ほどまでの太麺にもっちりとした弾力が加わり、ボリューム感もさることながら…ガシガシとした噛み応えなんかも兼ね備えた食べ応え抜群な“油そば”…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの“調味たれ”を加えていきます!
すると…まずはこってり感を演出すると思われるポークの旨味成分である無色透明な脂が流れ出してきます!
そしてそのすぐ後からは動物系・魚介系の旨味や“にんにく”が凝縮された濃厚な塩ダレがドロッとした状態で出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!
そして、重みのある“調味たれ”はすぐに容器底へと沈んでいき、風味としてはそこまで強烈な“にんにく”の香りがするわけではなく、あくまで塩ダレの旨味としてうまく融合しているようですね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
ご覧の通り塩ダレということもあって動物系の旨味となる油分なんかも確認できますが、割とさらっとした状態でしたので、すんなりと太麺にも馴染んでいきます!
そして塩ダレが全体に馴染んだら、最後にスパイスを加えて完成となります!
ちなみにこちらにはブラックペッパーや唐辛子などが含まれているようで、使用されている量も想像以上に多く、具材に使用された輪切り唐辛子とともにピリッとしたアクセントがちょうど良いメリハリを表現しているようですね!
こうして完成となり、塩ダレの割にこってりとした動物系の旨味がしっかりと太麺に絡み、魚介出汁とうまく調和された濃厚感と後味の良さが際立ったがっつり系の“油そば”が表現され、これは食べ応えもありつつも最後まで飽きの来ないテイストに仕上がりに期待できそうな一杯!!
ちなみにこの別添されている“スパイス”に含まれるブラックペッパーと唐辛子は思ったよりもピリッとした辛みが利いているので、気になる方は少しずつ味の様子を伺いながら加えていくと良いでしょう!
食べてみた感想
一口食べてみると…塩ダレということでほぼ透明なタレとなっているので仕上がり具合が気になっていたんですが、動物系×魚介系の旨味が非常に濃く感じますね!絶妙なバランスでストレートに“美味い”と思わせる味わいはカップ麺ながらも非常に良い出来かと思われます!
しかも若干こってりとした印象すら受ける仕上がりですが、塩味・スパイスならではのキリッとした口当たりや後味の良さが相性良くマッチしたことによって飽きの来ないガツンとした味わいを表現している点が好印象といったところ!
そして何より“油そば”と言えば…通常ポークを利かせた濃厚な醤油ダレが容器底に溜まり、お好みの具材と合わせて思いきり混ぜていただくのが定説となっているんですが、今回の一杯は、ここ“中華そば べんてん”の渾身の一杯“塩ラーメン”の旨味がうまく“油そば”に詰め込まれているようですね!
麺について
麺は、ご覧の通り幅広な太麺・丸刃仕様によって、もっちりとした弾力とコシの強い噛み応え抜群な仕上がりとなっていて、見た通りずしっとした重量感がしっかりとした食べ応えを演出しています!
そんな太麺には、動物系×魚介系の旨味がバランス良く溶け込んだ濃厚な塩ダレがよく絡み、一口ずつに塩気・スパイスの利いたガツンとした旨味となって口いっぱいに広がっていき、後味すっきりとしたブラックペッパーや食欲そそる“にんにく”の風味が後味良く抜けていきます!この旨味が凝縮された上にメリハリの利いた味わいは良いですね!
また、別添されているスパイスをちょっと多めに付けていただいてみると…意外にもしっかりとした辛みが表現されていて、ブラックペッパーと唐辛子を組み合わせた塩ダレにもぴったりな香辛料が後味の良さを際立たせてくれます!(その後しっかりと混ぜ込んで食べてみると良いでしょう。)
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらのメンマが入っていて、使用されている数やサイズ感には全く申し分なく、コリコリとした食感がしっかりと表現され、さらにメンマならではの味付けや素材本来の味わいなんかも感じられる美味しい具材となり、今回の一杯にちょうど良い食感としてのアクセントがプラスされているようです!
他にも、輪切り唐辛子はピリッとした辛みによって塩ダレの後味を引き立て、若干細かくカットされた“ねぎ”もさっぱりとした味わいを後押しし、ポークやチキンを利かせたこってり感をうまく調和させているようにも感じられます!
タレについて
タレは、塩ダレということで見た通りどんな味わいなのか想像も付かないかもしれませんが…ポークやチキンといった動物系の旨味、そして魚介出汁が絶妙なバランスとなって厚みのある美味しさとして表現、そこにガーリックオイルやネギオイル、さらに塩味ならではのキレの良さやブラックペッパー・唐辛子を含むスパイスによってメリハリのある名店ならではの手の込んだ仕上がりとなっています!
このこってり感もありつつ深みもある、そしてスパイスや塩ダレによるバランスが非常に心地良く、ガツンとした味わいにもかかわらず最後まで飽きの来ないテイストはお好みの追加トッピングで色々と試してみたくなりますね!
では、パッケージにも記載されていた通り、途中から卵を追加してみたいと思います!“油そば”は他にもお酢やラー油、海苔や“白髪ねぎ”など様々なトッピングが合いますから、ぜひお好みの具材と追加して楽しんでみてください!
ということで卵を追加してみると…ご覧の通りまろやかな旨味が加わり強烈に美味いです!!キリッとした塩ダレにコク深さがより強調され、満足度も増していくばかり。。
このように、今回の“一度は食べたい名店の味 べんてん 塩ダレ油そば”は、チキンの旨味をベースに“にんにく”を利かせ、ほどよい魚介の旨味が深みのあるコクを表現、さらに別添されているブラックペッパーや唐辛子によるピリッとしたアクセントが最後まで飽きさせない…旨味溢れる後味すっきりとした食べ応え抜群な一杯となっていたため、今回のように卵を加えてみたり、様々なトッピングでご自身のお好みによる“油そば”をじっくりと楽しんでみても良いでしょう!
まとめ
今回「一度は食べたい名店の味 べんてん 塩ダレ油そば」を食べてみて、“油そば”らしい食べ応えのあるもっちりとした太麺に絡む塩ダレには…チキンをベースに“にんにく”やガーリックオイル・ネギオイル、さらに“べんてん”らしい魚介の出汁がさりげなく深みを演出し、濃厚でありながらも塩味ならではの後味すっきりとした味わいがブラックペッパーや唐辛子を加えた“スパイス”によってメリハリの付いた旨味溢れる一杯となっていました!
そしてこの一杯は名店の知る人ぞ知る裏メニューということもあって、安定感のある味わいはもちろん、お好みの具材を追加トッピングしてみると…ちょっと贅沢な“つまみ”にもなりそうなクオリティの高い仕上がりとも言え、カップ麺とは思えないほどの美味しさが楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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