「一度は食べたい名店の味 べんてん 特製濃厚塩ラーメン」を食べてみました。(2019年5月27日発売・エースコック)
この商品は、東京・練馬区の人気有名店「中華そば べんてん」で人気のメニュー“塩ラーメン”の味わいをカップ麺に再現したもので、以前は人気の“ラーメン”の味わいを見事に再現したカップ麺で発売されておりましたが…今回も同じくエースコック人気シリーズのひとつ“一度は食べたい名店の味”からの濃厚な一杯が登場です!!
それも…鶏と豚などの動物系の旨味だけでなく、“あさり”などをはじめとする魚介の染み渡るような出汁の旨味を合わせたWスープといった動物系×魚介系の旨味が織りなす濃厚かつコク深い塩スープに仕上がり、さらにアクセントに生姜を利かせたことでメリハリの効いた後味の良さが引き立つ臨場感抜群な一杯“特製濃厚塩ラーメン”となっております。(税抜き220円)
ご覧の通り、パッケージには“中華そば べんてん”の看板がそのままイメージとしてデザインされているのが印象的で、ここ“べんてん”での人気メニューは“らーめん”や今回再現となった“塩ラーメン”以外にも“伝説のつけ麺屋”との呼び声高いラーメン店ということもあって“つけ麺”なんかも非常に有名・人気のようですね!
また、ここ“中華そば べんてん”の創業は1995年ということで、元々はラーメン激戦区である高田馬場にて営業されていたようですが、2014年に惜しまれつつも閉店し、2016年“成増”に場所を移し電撃復活となった名店なんですよね!
こちらパッケージにも“2016年9月〜成増で再出発!!”と記載されているように、元々営業されていた高田馬場は2014年6月で閉店している旨がしっかりと確認できます!
ちなみに2014年に一度閉店した理由としては…店舗の老朽化や店主“田中 光勝”氏の体調不良などが主な原因のようで、電撃復活までに若干の間はあったものの…歴史あるラーメン店とのことで、現在では息子さんである“田中 邦彦”氏とともに人気有名店“べんてん”の語り継がれる味を親子2人体制で切り盛りしているとのことで、“べんてん”ファンはもちろん常連さんなどのリピーターの方にとっては一安心といったところでしょうか?
そして“べんてん”の人気メニュー“塩ラーメン”を再現した今回のカップ麺の特徴として、まず着目するべきは商品名で、“特製濃厚塩ラーメン”となっていますね!
そして“鶏豚の旨みに魚介がしっかり利いた濃厚スープ”とのことで、動物系・魚介系のWスープ仕様によって、塩スープであることすら忘れてしまうほどのコク深い濃厚さが表現された一杯のようです!
ご覧の通り、背景に掲載された濃厚さを物語るコク深い仕上がりイメージからも、その凝縮された旨味を思わせる茶褐色の塩スープが再現されていることが伝わってきます!
一方こちらには“熱湯5分で行列回避!?”と記載されているように、ここ“べんてん”の営業時間はなんと11:30~14:30と昼のみとなっていて、スープがなくなり次第終了はもちろんのこと、平日でも大行列ができる超人気店ならではの格別な味がどこまで再現されているのか…この辺りもまた気になるところではないでしょうか?
他にも特徴として…濃厚なスープに負けじとしっかりとした食べ応えを感じさせる角刃使用の太麺が採用されていて、それによって濃厚な塩スープをもっちりとした弾力ある食感の麺とともにじっくりと楽しめる一杯というわけです!
動物系×魚介系のWスープ仕様の塩スープということで、非常に厚みのあるコク深い仕上がりではありましたが、脂・出汁のどちらかに際立った味わいというわけではなく、むしろ互いの旨味を引き立てた万人受けすると言っても過言ではないストレートに旨味が楽しめる後味すっきりとした塩テイストならではの余韻なんかも楽しめる味わいとなっていました!
これは特に、旨味溢れる濃厚な塩ラーメンをカップ麺で気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
「べんてん」のカップ麺“特製濃厚塩ラーメン”
今回ご紹介するカップ麺は、東京・練馬区の名店“中華そば べんてん”の人気メニューを再現したもので、鶏豚×魚介のWスープによる濃厚な塩スープがクセになる一杯“一度は食べたい名店の味 べんてん 特製濃厚塩ラーメン”となっています。
ご覧の通り、パッケージには今回の“特製濃厚塩ラーメン”の特徴なんかも簡単に記載されていて、これによると…2016年9月に「成増(東京都練馬区旭町3-25-2)」で電撃復活を果たした人気有名店「中華そば べんてん」の人気メニューをイメージした一杯とのことです!
また、動物系と魚介系を煮込んだ濃厚スープに香味野菜を合わせたことで、力強い素材の旨さがクセになるようで、連日長蛇の列を作っているそうですね!これはぜひ実店舗の方でも味わってみたいものです。。
ちなみにこの“中華そば べんてん”といえば…以前ご紹介したことのある“一度は食べたい名店の味 べんてん 特製濃厚中華そば(2018年2月12日発売)”といった商品もありましたが、その際も動物系と魚介系の濃厚なWスープが特徴的だったように、今回の“特製濃厚塩ラーメン”の方にも同じくWスープによって濃厚な塩スープが表現されているようでその仕上がりには期待したいところではないでしょうか?
それでは今回の“一度は食べたい名店の味 べんてん 特製濃厚塩ラーメン”が動物系×魚介系のWスープ仕様によってどれほどの濃厚な味わいが表現されているのか?塩ラーメンならではの後味の良さとの兼ね合いや、もっちりとした弾力のある太麺との相性などなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り377kcal(めん・かやく306kcal / スープ71kcal)となっております。(塩分は6.9g)
カロリーは、動物系×魚介系のWスープ仕様の割に…塩ラーメンということもあってやや低めにも感じられる数値のようで、塩分の方は若干高めな数値のようですね!
ちなみに1食当たり92g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープに締める数値が塩スープにしては若干高めにも感じられるため、やはりWスープによる濃厚な塩スープといったコク深い仕上がりとなっているようですね!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩やポークエキスをはじめ…
- 植物油脂
- 香味油
- チキンエキス
- 魚介エキス
- しょうゆ
- チキン調味料
- でん粉
- ポーク調味料
- 魚介パウダー
- ポークコラーゲン
- 香味調味料
- 香辛料
- 野菜エキス
といった、鶏豚×魚介のWスープということで鶏や豚の旨味はもちろん、カツオやイリコ、アサリなど…実に様々な材料が使用されたことによって想像以上にコク深い塩スープに仕上がり、香味野菜の旨味も後押しして風味豊かな後味なんかも期待させる味わいを想像させる材料が並びます。
JANコード 4901071246334 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、砂糖)、スープ(食塩、ポークエキス、植物油脂、たん白加水分解物、糖類、香味油、チキンエキス、魚介エキス、しょうゆ、チキン調味料、でん粉、ポーク調味料、魚介パウダー、おからパウダー、ポークコラーゲン、香味調味料、発酵調味料、香辛料、野菜エキス、全卵粉)、かやく(焼豚、ねぎ、メンマ、しょうが)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、炭酸カルシウム、増粘剤(増粘多糖類、加工でん粉)、カラメル色素、香料、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、微粒二酸化ケイ素、香辛料抽出物、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン・ごまを含む)
栄養成分表示 [1食 (92g) 当たり]
熱量 377kcal たんぱく質 9.3g 脂質 14.3g 炭水化物 52.7g 食塩相当量
(めん・かやく/スープ)6.9g
(1.4g/5.5g)ビタミンB1 0.33mg ビタミンB2 0.35mg カルシウム 268mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、“液体スープ”と記載された調味料がひとつ粉まみれとなった状態で入っています。。笑
そして具材には…
- 焼豚
- ねぎ
- メンマ
- しょうが
が入っています。
特に“しょうが”はかなり細かくカットされたものが使用されているようで、これによって香味野菜の旨味も引き立ち、後味の良さなんかも期待できそうですね!
また、麺はご覧の通り粉末スープで若干確認しにくいんですが…角刃仕様の太麺ということで、エースコックらしい歯応えのある麺が採用され、“べんてん”らしい食べ応えのある麺を再現しているようです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
先ほどまでの太麺がさらにふっくらと仕上がり、弾力とコシを併せ持った強い食べ応えなんかも楽しめる一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに先ほどの液体スープを注いでいきます!
ちなみにこの液体スープは若干“とろみ”が付いた状態で、そこまで量も多くはないようでしたが調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
すると…塩ラーメンとは思えないほどの旨味が凝縮されたスープが広がっていき、“べんてん”の人気メニュー“塩ラーメン”の特徴でもある茶褐色の塩スープをうまく再現しているようです!
また、この液体スープの方には、生姜やネギといった旨味も加わり、Wスープをさらに風味豊かに引き立てる絶好のスープとなっているようですね!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…塩ラーメンらしいさらっとした仕上がりではありますが、カツオやイリコ、アサリといった染み渡るかのような魚介の旨味が鶏・豚の旨味によってコク深く引き立ち、それによって商品名にあるような“特製濃厚塩ラーメン”といったイメージにぴったりな味わいが表現されているようですね!
ちなみに鶏・豚による脂といった油分はスープ表面を見る限りそこまで浮いてはいないようで、魚介とのバランスが良い後味の良さがうまく調和され、さらに香辛料や具材にあしらわれた“しょうが”によって最後まで飽きの来ないスープが楽しめそうです!
食べてみた感想
一口食べてみると…鰹や煮干しの出汁を合わせたWスープとのことでしたが、特に苦味やえぐみといった感じもなく、“あさり”ならではの貝出汁もバランス良く鶏・豚の旨味と合わさったことで非常にクセのない食べやすいコクがストレートに塩スープに溶け込んでいますね!
ただ、良くも悪くも非の打ち所がないとも言える仕上がりとなっているため、個人的にはもう少し動物系・魚介系どちらか際立った“らしさ”が欲しかったところではあります!
しかしそういったバランスの良い塩スープだからこそ箸が止まらなくなり…最後まで飽きることもなく何度でも食べたくなるような連日長蛇の列を作る秘訣でもあるんでしょう!これは仕上がりの再現性としてはどうなんですかね?この辺りに関しても気になるところ。。
麺について
麺は、ご覧の通りエースコックらしいもちっとした弾力とほどよいコシのある太麺に仕上がり一本一本に存在感の強い芯があり、良い意味でまとまりのなさは非常に強い食べ応えを感じさせてくれますね!
そんな太麺には…鶏・豚、そしてイリコや鰹、“あさり”など…動物系と魚介系とのWスープ仕様によって旨味溢れる味わいに仕上がった後味の良い塩スープがよく絡み、一口ずつに染み渡るかのような魚介の出汁が動物系の旨味によって厚みがプラスされたガツンと来る味わいが口いっぱいに広がっていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの焼豚が入っていて、若干細かくカットされてはいるものの…使用されている数自体はそこまで少ないわけではなく、動物系の旨味もしっかりと利かせた濃厚な塩スープにもぴったりです!
さらに、こちらのメンマはご覧の通りやや大きめで使用されている数も多く、メンマらしいコリコリとした食感に仕上がり、それによって今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようですね!
そしてこれです!かなり細かくカットされた“生姜”なんですが、これがまたじっくりと味わってみると…しっかりと素材本来の味が表現されていて、香味野菜の旨味を利かせたこく深い塩スープに香辛料とともにキリッとした味に締まりが加えられ、このさりげない具材によって後味の爽快感が楽しめるのかもしれませんね!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り鶏・豚といった動物系の旨味に加え、イリコや鰹、“あさり”といった魚介系とのWスープ仕様となり、さらに別添された液体スープによって香味野菜の風味なんかも加わり、より一層コク深い厚みのある塩スープが楽しめるのではないでしょうか?
そして、何と言ってもWスープならではの濃厚感が塩スープらしい後味の良さとうまく調和し、飽きる要素がどこにも見当たりませんね!そのせいで…ついついスープが止まらなくなってしまいます。。
また、食べ進めていくうちに“生姜”や香辛料が利いていくるようで、ほんのり汗ばんでくるのがわかりますね!
このキレの良い飲み口、そして十分過ぎる動物系×魚介系とのWスープによる出汁の旨味を最大限に引き立てたコク深い塩スープはクセになりますね!強烈な特徴がない分、幅広い層に愛される味とも言え、再現性のほどは定かではありませんが…旨味の詰まった塩ラーメンをカップ麺で楽しみたいならおすすめの一杯ではないでしょうか?
このように、今回の“一度は食べたい名店の味 べんてん 特製濃厚塩ラーメン”は動物系・魚介系のWスープ仕様によって非常にコク深い旨味溢れる後味すっきりとした塩スープに仕上がっていたため、お好みによってペッパー類の香辛料をちょい足ししてアレンジしてみても良いかもしれません!
まとめ
今回「一度は食べたい名店の味 べんてん 特製濃厚塩ラーメン」を食べてみて、同店の人気メニュー“塩ラーメン”の味わいを再現したベースとなる旨味には鶏・豚といった魚介の旨味を引き立てるWスープ仕様となったことで、塩スープとは思えないほどのコク深い仕上がりとなり、アクセントに生姜が利いたことで最後まで飽きの来ない飲み応えのある一杯となっていました!
人気行列店の味わいを再現した一杯ということで、旨味の詰まった塩ラーメンを楽しむには十分過ぎるほどの美味しさが表現され、満足度の方もかなり高いのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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