「麺や福一 鶏白湯塩ラーメン」を食べてみました。(2019年5月6日発売/2021年5月17日リニューアル発売・東洋水産)
この商品は、千葉県成田市の名店“麺や福一”の看板メニュー“鶏白湯塩ラーメン”の味わいをカップ麺に再現したもので、鶏の旨味が凝縮された濃厚で“とろみ”が付いた鶏白湯スープに塩味といった後味すっきりとした口当たりが絶妙にマッチした一杯“麺や福一 鶏白湯塩ラーメン”となっております。(税抜き210円)
そして、ご覧の通りパッケージには“麺や福一”のロゴとともに“TRYラーメン大賞 名店部門 鶏白湯1位3連覇”(2016-19)と記載されているように、この商品は昨年“2連覇”と記載されて発売されていたんですが、3年連続で1位を獲得したようですね!これは味わいの方も確かなものと思われ、今回も再現となった一杯には期待できそうです!
また、鶏白湯ならではの真っ白い濃厚なスープといった仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…キャベツ・味付鶏挽肉・たまねぎ・きくらげ・ねぎが使用されているようです!
その特徴としては…こちらに“鶏の旨味を利かせた、濃厚鶏白湯塩ラーメン!”と記載されているように、鶏の旨味が凝縮されたまろやかな鶏白湯スープとのことですが、実店舗らしい“とろみ”を再現し、野菜の旨味を利かせたことで味に深みを加え、さらに塩ラーメンならではの後味の良さも後押したことで最後まで飽きの来ない一杯に仕上がっているわけです!
ちなみに、以前発売されていたパッケージと比べると、実店舗の方はリニューアルしていたんですね!これを見ると装い新たにスタイリッシュな“和”を思わせる外観となっています!
他にも特徴として…名店“麺や福一”ならではのポタージュのような“とろみ”を付けた濃厚まろやかな鶏白湯を塩スープに合わせたことで後味すっきりとしたメリハリが効き、まさにストレートに鶏の旨味が楽しめるコク深い味わいとなっています!
濃厚な鶏白湯スープではありますが、やはり塩ならではのキレのある口当たりによって不思議とこってり感や“くどさ”といった感じはなく、むしろガツンとした鶏の旨味が押し寄せ、シャキシャキとした食感の具材も後押ししたことで後味すっきりとした仕上がりとなっていました!
これは特に、飽きの来ない濃厚な鶏白湯スープを気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は、鶏の旨味をさらにアップして2020年5月4日にリニューアル発売し、2021年5月17日にはスープのクリーミーさをアップしてリニューアル発売されています!
麺や福一 鶏白湯塩ラーメン
今回ご紹介するカップ麺は、千葉県成田市の名店“麺や福一”の看板メニュー“鶏白湯塩ラーメン”の味わいを店主“石曽根 知宏”氏監修によって再現したもので、鶏の旨味を“とろみ”が付いた濃厚なスープに表現し、まろやかでありながらも塩ならではの後味の良さによって最後まで飽きの来ないクセになる味わいに仕上がった一杯“麺や福一 鶏白湯塩ラーメン”となっています。
ご覧の通り、パッケージには店主である“石曽根”氏の写真も掲載されています!
そして、ここ“麺や福一”はフランス料理での経験を持つということで、当時レストランで出していたラーメンが話題となり、2001年にラーメン専門店としてオープンしたという…なかなか珍しい経緯を持つ人気ラーメン店のようです!
それでは、今回の“麺や福一 鶏白湯塩ラーメン”がどれほど鶏の旨味が凝縮された仕上がりとなっているのか?“とろみ”の具合や塩スープとの兼ね合い、油分や濃厚感などなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り446kcal(めん・かやく321kcal / スープ125kcal)となっております。(塩分は7.9g)
カロリーは、濃厚・まろやかな一杯ではありますが、平均的といったところでしょうか?一方で塩分の方は希に見るかなり高い数値のようです!
ちなみに1食当たり103g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで125kcalもの数値となっているため、やはり鶏の旨味が凝縮されたことによる濃厚なポタージュスープとも言える“とろみ”が付いた仕上がりであることに間違いないようですね!
ちなみに前回のものと比べてみると、スープのカロリー・塩分がかなり違いますね!これを見る限り仕様がかなり変更されているものと思われ、鶏の旨味・濃厚感なんかもさらにアップした仕上がりを想像させます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、チキンエキスや鶏脂をはじめ…
- ポークエキス
- でん粉
- 香辛料
- しょうゆ
- 豚脂
- 植物油
- 乳等を主要原料とする食品
- こんぶエキス
といった、鶏の旨味をふんだんに利かせた濃厚な鶏白湯スープに仕上がり、その味わいを引き立てるかのようにポークや野菜の旨味を利かせ、後味すっきりとした塩スープに合わせたことで、最後まで飽きることのないメリハリの効いた味わいを想像させる材料が並びます。
また、こちらも以前の商品と比べてみると、スープの方はほぼほぼ同じ項目が並びますが、麺の仕様がかなり変更となっているようですね!
JANコード | 4901990363136 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、卵白)、添付調味料(チキンエキス、鶏脂、ポークエキス、食塩、でん粉、たん白加水分解物、香辛料、しょうゆ、豚脂、植物油、砂糖、乳等を主要原料とする食品、発酵調味料、こんぶエキス)、かやく(キャベツ、味付鶏挽肉、たまねぎ、きくらげ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、カラメル色素、酒精、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (103g) 当たり]
熱量 | 446kcal |
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たん白質 | 12.6g |
脂質 | 20.7g |
炭水化物 | 52.3g |
食塩相当量 | 7.9g めん・かやく: 3.2g スープ: 4.7g |
ビタミンB1 | 1.23mg |
ビタミンB2 | 0.40mg |
カルシウム | 216mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製スープ”と記載された調味料が別添されています。
そして、具材には…
- キャベツ
- 味付鶏挽肉
- たまねぎ
- きくらげ
- ねぎ
が入っています。
また、粉末スープがけっこう多めに入っているため、確認しにくいんですが…麺は若干厚みのある幅広な麺となっていて、角麺仕様によって歯切れの良いコシなんかも楽しめるようですね!
ちなみに、前回の商品も食べてレビュー済みだったんですが、以前はもっと太麺で“ちぢれ”の付いた仕様だったんですよね!これは濃厚な鶏白湯塩スープとのバランスなんかも気になるところ。。
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
ほどよくお湯を吸い、粉末スープがまだドロッとした状態で残っていましたが、この時点ですでに鶏の旨味が凝縮された濃厚な一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに先ほどの特製スープを注いでいきます!
ちなみにこの特製スープは、鶏の旨味が詰まった塩テイストのドロッとした状態でしたので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
そして、この特製スープを加えることによって鶏の旨味・濃厚感が増すのと同時にコク深く感じさせる鶏の油分がスープ表面に広がり、“麺や福一”の看板メニュー“鶏白湯塩ラーメン”の特徴である“とろみ”が付き、鶏白湯らしいこってり感が表現されているものと思われます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…ドロッというほどではありませんが、ほどよく“とろみ”が付いた仕上がりとなっていて、原材料にも“でん粉”といった記載があったため、恐らく食べ進めるに連れて“とろみ”は増していくのでしょう!
また、このスープ表面に浮かぶ鶏の旨味と思われる油分がこってり感を思わせますが、やはり“鶏白湯塩ラーメン”というだけあってシャープな飲み口や後味の良さなんかがバランス良く仕上がり、まろやか濃厚なスープの割に最後まで飽きることなく鶏の旨味を楽しめる味わいに期待できそうです!
そして、ここ“麺や福一”の店主はフランス料理店での修行経験もあるとのことでしたので、野菜の旨味や香辛料をうまく配合したことによって鶏の旨味を最大限に引き出していると思われ、濃厚な鶏白湯スープの中にもしっかりとした美味しさが凝縮されている同店の看板メニューを再現しているものと思われます!
食べてみた感想
一口食べてみると…鶏の旨味をベースにした濃厚なスープではありますが、塩ならではのキレのある口当たりが印象的で、そのすぐ後からは鶏の濃厚・まろやかな旨味が広がっていきます!
また、スープ表面に浮かんだ油分に関しては、この見た目ほどの油っこさといった感じは一切なく、鶏の旨味を上品・丁寧に表現したと思われる美味しさが凝縮されています!
そのため、鶏の旨味が詰まった濃厚感と、後味すっきりとした塩スープがマッチしたことで、“とろみ”の付いた鶏白湯スープの割に最後まで飽きの来ない味わいとなり、じっくりと鶏の旨味を楽しむことができるでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り中太といったところでしょうか?やや厚みがあり幅広の麺となっていて角麺ならではの歯切れの良さが印象的な仕上がりとなっています!
そんな麺には、鶏の旨味が凝縮された濃厚な鶏白湯スープがよく絡み、一口ずつに“くどさ”のないまろやかな味わいが口いっぱいに広がっていき、塩ベースというだけあって後味すっきりとした抜けの良さが心地良く感じられます!
また、スープに“とろみ”が付いたことで麺にも非常に絡みやすいといった特徴もあるようですね!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付鶏挽肉が入っていて、挽肉らしくやや小ぶりではありましたが…噛むと鶏肉らしい淡白な旨味が滲み出る仕上がりとなり、これによって濃厚な鶏白湯スープがより美味しく引き立っているため、食べはじめはスープ底に沈めておいた方が良いでしょう!
また、こちらの“玉ねぎ”は、シャキシャキとした食感と素材本来のさっぱり感が演出され、こによって濃厚な鶏白湯スープにちょうど良いメリハリにもなっているような気がします!
さらに、こちらのキャベツもシャキシャキとした食感が非常に心地良く、先ほどの“玉ねぎ”と合わせて今回の濃厚な一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようですね!
そして、こちらのキクラゲもまた同じくコリコリとした食感や歯応えのある弾力が表現され、濃厚な鶏白湯スープをこういった具材からもメリハリを効かせているようです!
スープについて
スープは、先ほどもお伝えした通り鶏の旨味が凝縮され、ほんのりと“とろみ”が付いた濃厚なスープではありますが、塩ならではのキレの良い口当たりによって後味すっきりと感じさせ、スープ表面に鶏の旨味と思われる油分や野菜の旨味も後押ししたことで思った以上に深みのある味わいが表現されています!
そのため、濃厚ながらも“くどさ”がなく、最後まで飽きることなく鶏の旨味を堪能することができるのではないでしょうか?
そして何と言ってもこの塩テイストとの味わいが非常に良くマッチしていますね!これによって濃厚感がうまく調和され、ストレートに鶏の旨味を楽しむことができるわけです!
ただ、スープの塩分濃度が高いという点が若干気にはなりますが…この鶏の旨味を濃厚な白湯スープとして表現し、油分・旨味などが塩味と絶妙にマッチしたこの仕上がりは、やはりフランス料理店での修行経験から活かされた味わいとも言え、それによってこのまろやかな舌触りが表現されているのでしょうね!
このように、今回の“麺や福一 鶏白湯塩ラーメン”は、鶏の旨味が凝縮されたコク深くも濃厚な仕上がりとなり、その割に飽きの来ない後味すっきりとしたスープが表現されていたため、お好みによってはペッパー系の香辛料などを追加してみても良いかもしれません!
まとめ
今回「麺や福一 鶏白湯塩ラーメン」を食べてみて、“麺や福一”店主監修によって看板メニューの味わいが再現された濃厚な鶏白湯スープには、文字通り鶏の旨味が凝縮され、まろやかでほんのり“とろみ”が付いた厚みのある仕上がりとなっていて、そこに香辛料や塩味が絶妙にマッチしたことで、不思議と“くどさ”などはなく、むしろ後味すっきりとしたキレのある口当たりが印象的な一杯となっていました!
これは「TRYラーメン大賞」の“名店部門 鶏白湯”で1位を3連覇しただけあって、飽きの来ない仕上がりによって何度でも味わいたくなる…そんな鶏の旨味がガツンと楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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