「ブタメン焼そば おとなアレンジ キムチ味フレーク付き」を食べてみました。(2024年4月29日発売・エースコック)
この商品は、駄菓子でお馴染み“ブタメン”の“とんこつ味”を“カップ焼そば”にアレンジしたもので、香味油×シーズニングの2パック仕様によってポークを活かした調理感のある豚骨味に仕上げ、香ばしい“ごま”を加えた“焼そば”だけでなく、別添されている“キムチ味フレーク”を加えることによってピリッと辛い“ブタキム風”の味までもが楽しめる一杯、“ブタメン焼そば おとなアレンジ キムチ味フレーク付き”となっております。(値段:税別295円)
ご覧の通り、パッケージには“この商品は“株式会社おやつカンパニー”とエースコックのロゴが掲載されているように、これまでも度々コラボによってカップ麺が発売してきたわけですが、今回は“ブタメン焼そば とんこつ味(2021年9月27日再発売)”に続く“焼そば”タイプのフレーバーで味変なんかも楽しめるため、気になっている方も多いのではないでしょうか?(四角い容器から大きな“どんぶり型”へ変更されています。)
一方こちらには、“半分食べてちょっぴり辛いお手軽ブタキム風におとなアレンジ!”と記載され、仕上げシーズニングや香味油を加えることによって豚骨味が食欲そそるお馴染みの味わいが焼そばにアレンジされた仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…シンプルに“ごま”のみが使用されているようです!(“キムチ味フレーク”は別添仕様です。)
また、こちらにはブタメンのオリジナルキャラクターである“ブタメンくん”が大きく記載されているように、この“ブタメン”とは上記の通り具材はシンプルに“ごま”のみとなっているんですが、駄菓子感・ジャンク感があって美味しいんですよね!
そういったこれまで食べ慣れ親しんだ味わいが“カップ焼そば”としてうまくアレンジ・再現されているようで、しかも今回は味変付きですから…これはこれで期待できるのではないでしょうか?
他にも特徴として…麺はほんのり味付けされた角刃の中細麺といったところで、ほどよい弾力と滑らかな食感を兼ね備えたすすり心地の良い仕様となっていて、ポークの旨味をベースに仕上げシーズニングに含まれる粉末醤油やオニオンパウダーの旨味がクセになる“とんこつ味”をうまく再現、具材は“ごま”だけにもかかわらず決して物足りなさを感じさせないクセになるボリューム感でお馴染みの味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです!
あのミニサイズだからこそ具材がなくても楽しめるのでは?と思っていたんですが…仕上げシーズニングと香味油に含まれる旨味成分が想像以上に調理感のある豚骨味を再現し、ちょうど良い塩気と香味野菜の旨味が絶妙にマッチし、ポークをベースにしたことで厚みのある美味しさやジャンク感がクセになる満足度の高い一杯となっていました!
ブタメン焼そば おとなアレンジ キムチ味フレーク付き
今回ご紹介するカップ麺は、1993年の発売以来誰もが一度は食べたことがあると思われる駄菓子“ブタメン(とんこつ)”の味わいをボリューム感のある“焼そば”にアレンジしたもので、あの食べ慣れた味を仕上げシーズニングと香味油で再現したことによって風味豊かな味わいがしっかりとお腹を満たし、味変用のピリッとした辛みの“ふりかけ”なんかも楽しめる食べ応え抜群な一杯、“ブタメン焼そば おとなアレンジ キムチ味フレーク付き”となっています。
ご覧の通り…あのミニサイズのカップ麺で慣れ親しんでいるせいか、“カップ焼そば”としてアレンジされた一杯はそのパッケージだけでも十分なインパクトがありますね!赤を基調に馴染み深いブタメンのキャラクター(発売28年の2021年4月にようやく“ブタメンくん”と命名されました…笑)が中央に大きく掲載されていてかなり目立っていましたから、あの味をたっぷりと“焼そば”で楽しみたいという方なら見逃せません!
ちなみにこの“ブタメン”シリーズは、これまでも“おやつカンパニー”とのコラボによって以下のようなフレーバーが期間限定で発売されていましたが、“カップ焼そば”としてアレンジしたフレーバーは割と久しぶりの登場となっています!
- ブタメン激辛とんこつ味(2017年6月13日発売)
- おそ松さんブタメン ハイブリットおでん味(2017年9月25日発売)
- ブタメン わさビーフ味(2018年9月24日発売)
- ブタメン焼そば とんこつ味(2021年9月27日再発売)
- ブタメンBIGとんこつ味(2023年5月2日発売)
また、“おやつカンパニー”の公式サイトによると…現在のラインアップとしては以下4商品のフレーバーが発売されているようです。このミニマムサイズの一杯はおやつ感覚で未だに食べたくなるんですよね!
- ブタメン(とんこつ)
- ブタメン(しょうゆ)
- ブタメン(タン塩)
- ブタメン(カレー)
それでは、今回の“ブタメン焼そば おとなアレンジ キムチ味フレーク付き”がどれほどポークの旨味を凝縮した仕上がりとなっているのか?仕上げシーズニングと香味油による調理感のある味わいや“ふりかけ”による“ブタキム風”の味変との兼ね合いはもちろん、なんと言ってもほどよく味付けされた角刃の中細麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り489kcalとなっております。(塩分は5.7g)
カロリーは、汁なしカップ麺(カップ焼そば)の割にそこまで高い数値ではないようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり105g、麺の量は90gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
添付調味料と記載されているソースには、植物油脂やポークエキスをはじめ…
- 乳化油脂
- 食塩
- 香味調味料
- 粉末しょうゆ
- ポーク調味料
- オニオンパウダー
- 香辛料
- 香味油
- チキンパウダー
といった前作とほぼ同等の仕様で、ポークの旨味をベースに香味野菜の旨味や香辛料が“仕上げシーズニング”に含まれ、まさにブタメンらしいジャンク感のある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:エースコック株式会社 東京工場(埼玉県)
また、麺の項目を見てみると…植物油脂や食塩、さらに“しょうゆ”などが確認でき、さり気なく味付けが施されていることが伝わってきます!
JANコード | 4901071403966 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、添付調味料(植物油脂、ごま、ポークエキス、乳化油脂、食塩、香味調味料、粉末しょうゆ、砂糖、ポーク調味料、デキストリン、オニオンパウダー、香辛料、香味油、チキンパウダー)/かやく入り添付調味料(味付コーンフレーク、唐辛子、キムチパウダー)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、香料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、酸味料、ベニコウジ色素、カロチノイド色素、香辛料抽出物、乳化剤、甘味料(スクラロース)、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (105g) 当たり]
熱量 | 489kcal |
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たん白質 | 9.9g |
脂質 | 21.4g |
炭水化物 | 64.2g |
食塩相当量 | 5.7g |
カルシウム | 368mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“仕上げシーズニング”、ふりかけ、香味油といった3つの調味料などが入っています。
そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に“仕上げシーズニング”に関してはやや量も多く、“麺ほぐし香味油”を入れた後に混ぜ合わせるとのことで、この香味油はちょうど良いポークの旨味・コクを加えるだけでなく麺をほぐす役割も担っているようですので、二段階に分けて混ぜ合わせていきましょう!(“ふりかけ”にはピリッと辛い“キムチ味フレーク”が入っています。)
また、麺はご覧の通り角刃・中細のフライ仕様で、食塩や醤油で味付けされているようですが…若干色が付いている程度で、香りが楽しめるすすり心地の良い仕上がりに期待できそうです!
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:680ml)
その後、しっかりと湯切りしたところがこちら!
先ほどまでの麺がふっくらとした仕上がりとなり、お馴染み“ブタメン(とんこつ)”同様に具材は一切入っていませんが、フライ麺特有のジャンク感のある風味が香り立ち、シンプルながらもやみつきになるボリューム感たっぷりな一杯…といった印象の出来上がりです。
続いて“仕上げシーズニング”をしっかりと馴染ませるための香味油を加えて麺をほぐしていきます!…するとご覧の通りほぼ無色透明な油分となっていて、特に特徴的な風味もなく、あくまでポークの旨味や風味の良さを引き立て、後ほど加えるシーズニングを絡みやすくさせるためのもののようです!
そして上記の香味油が全体に馴染んだら、先ほどの仕上げシーズニングを加えていきます!
するとこちらには粉末醤油やオニオンパウダーといった粉末がたっぷりと含まれており、ジャンク感・スナック感のある“ブタメン”らしい味わいが“焼そば”としてうまくアレンジ・表現されていることが伝わってきます!(中には香ばしい“ごま”が入っています。)
さらに“仕上げシーズニング”が全体に馴染むと…風味としては豚骨というよりも“ブタメン(とんこつ)”らしい塩気のある香味野菜や香ばしさが印象的で、香味油で調理感はあるものの当然濃厚な仕上がりというわけではありませんので、“ブタメン”を“焼そば”にアレンジした味わいが最後までじっくりと楽しめそうです!
ただ、今回はあくまで“焼そば”にアレンジされていますから、食べ慣れ親しんだ“ブタメン(とんこつ)”とはひと味違ったテイストであることに間違いなく、ポークをベースに“仕上げシーズニング”による香味野菜や香辛料がやみつき感を引き立て、豚骨テイストにもぴったりな香りなんかもうまく再現されています!
食べてみた感想
一口食べてみると…特製の“仕上げシーズニング”が駄菓子感やジャンク感を表現し、香味油が“焼そば”としての調理感をプラス、それによって“ブタメン (とんこつ)”の味わいがうまくアレンジされていて、ポークの旨味にしっかりとした塩気もあってちょっとした“つまみ”にもなりそうな仕上がりとなっています!
特に“仕上げシーズニング”に含まれる香味野菜や香辛料などがちょうど良い旨味やアクセントを引き立て、ポークの旨味によって物足りなさといった感じは一切なく、香味油が意外とオイリーで、まさしく“ブタメン”らしいジャンク感のある味わいを表現しているようです!
この辺りに関しては具材に“ごま”しか使用されていないのにも関わらず、やみつき感のある“ブタメン”らしさが感じられ、食欲そそる香味野菜やメリハリを付ける塩気が特に印象的で思っていた以上に美味しく、そもそも“カップ焼そば”だけはミニサイズにできませんから…通年扱い、または定期的に発売してほしいくらいの一杯と言えるでしょう!
麺について
麺は、ご覧の通り角刃の中細フライ仕様で、細めながらもしっかりとしたコシがあり、そもそも香味油がコーティングされていますから、仕上げシーズニングによるパサつきを感じさせることもなく、ほどよく味付けされたことによって噛むほどに旨味も増していきます!
そんな麺には…ポークをベースに仕上げシーズニングでジャンク感を演出した焼そばソースとも言える味わいがよく絡み、豚骨味というよりも…香味野菜をポークが下支えした厚みのある旨味などが口いっぱいに広がっていき、フライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます!
では別添されている“ふりかけ”を加えてみます!
こちらには…味付コーンフレーク・唐辛子・キムチパウダーが使用されていて、そこまで量はないんですが、適宜お好みで調整してみてください!これによって子どもから大人まで楽しめるわけですね!
そして軽く馴染ませて味わってみると…ピリッと辛い“ブタキム風”な味わいに変化し、これはこれで箸が進みます!ただ、辛みが加わる程度で旨味が際立つわけではないので、部分的に味の違いを楽しんでみても良いかと思われます!
トッピングについて
トッピングにはまず…とは言ってもこのさり気なく使用された細かな“ごま”のみとなっているんですが、使用されている数は意外にも多く、たまに口の中で感じられる食感や風味豊かな香ばしさが心地良く、ポークや香味野菜の旨味と相性良く馴染み、風味の良さをほどよく引き立てているようです!
ソースについて
ソースは、仕上げシーズニング・香味油によってポークや香味野菜の旨味が相性良く馴染み、調理感のある油分やキリッとした口当たりが印象的で、駄菓子ならではのやみつき感のある美味しさが表現されています!
また、ポークをベースに…とは言っても濃厚感・こってり感はなく、あくまでジャンク感のある“ブタメン(とんこつ)”らしいすっきりとしたした後味が特徴的で、使用されている具材は“ごま”だけでも十分楽しめる飽きの来ないテイストで、“つまみ”に合いそうなしょっぱさが単調に感じさせることもありません!
そしてミニタイプのスープタイプも夜食なんかにぴったりなんですが…今回のフレーバーも塩気がちょうど良く、さらに“ふりかけ”を加えることでひと味違った味わいなんかも楽しむことができ、お好みによっては豚骨と相性抜群な“おろしにんにく”辺りをちょい足ししてみても良いでしょう!
まとめ
今回「ブタメン焼そば おとなアレンジ キムチ味フレーク付き」を食べてみて、馴染み深いミニサイズの“ブタメン(とんこつ)”をボリューム感のある“カップ焼そば”にアレンジした一杯には…ポークをベースに香味野菜や香辛料を合わせたやみつき感のある味わいに仕上がり、別添されている“ふりかけ(キムチ味フレーク)”を加えることでひと味違ったピリ辛な味変なんかも楽しめるジャンク感のある一品となっていました!
そして香味油仕立てのオイリーな感じが調理感もあって良かったですね!それによって変なパサつきもありませんしコクも引き立っていた点が好印象といったところ!さらに今回も再販や通年扱いされてもおかしくないフレーバーでしたので、スナック感のあるカップ麺が好みの方にとってはかなりハマる一杯と言えるのではないでしょうか?
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