「珍々亭 油そば」を食べてみました。(2019年9月9日発売/2020年11月9日再発売・東洋水産)
この商品は、東京都武蔵野に店を構える“油そば”発祥の老舗有名店“珍々亭”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、毎年発売されているんですが、今年は“珍々亭”実店舗で“油そば”を注文すると一緒に付いてくる“ラーメンスープ”を再現した“特製カップスープ”が別添されての登場です!
それも…ポークやチキンを利かせた濃厚な“醤油だれ”に仕上げ、“油そば”にぴったりなお酢とラー油をバランスよく利かせたことによって脂っこさを感じさせない濃厚感と後味の良さが非常にバランス良く表現された食べ応え抜群な一杯、“珍々亭 油そば”となっております。(税抜き220円)
ご覧の通り、パッケージには“珍々亭 油そば”といった商品名が大きく記載されており、その背景には“油そば”らしい食べ応えのある麺量130gのボリューム感満点のイメージ写真が非常に印象的ですね!!!
そしてこちらには…“濃厚なタレを絡めて食べる汁なしラーメン!”と記載されているように、ポークやチキンを利かせた濃厚なタレがよく絡む食べ応え抜群な仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・メンマ・なるとが使用されているようです!
また、こちら“昭和29年創業 東京・武蔵野”と記載されているように、ここ“珍々亭”とは…創業1957年の老舗店ということもあって、今となってはお馴染みのスープがないラーメンをメニューとして1958年に発案した「油そば」発祥のラーメン店であり、麺がなくなり次第閉店となる行列店の味わいがカップ麺として気軽に楽しむことができるようですね!!
一方、こちらには“特製カップスープ付”と記載されているように、“特製カップスープ”(粉末スープ)を別のカップに入れ、熱湯150mlを注ぐことで「珍々亭」の“油そば”に付く“ラーメンスープ”の味わいが楽しめるとのことで、“ねぎ”入りの仕上がりイメージなんかも掲載されています!
ちなみに今回別添されている“特性カップスープ”は、チキンの旨味をベースにした比較的あっさりとした醤油味のスープに仕上がっていて、魚介系の旨味(ホタテ・鰹・昆布)を利かせ、さらに生姜等を利かせたことで、飲むとじんわりと染み渡り、濃厚な“醤油だれ”が印象的な“珍々亭”の“油そば”とも相性ぴったりな味わいを楽しませてくれます!
※湯切りするお湯を利用するわけではないようですね。
他にも特徴として…太麺・角刃仕様の食べ応え抜群な油揚げ麺が採用され、それによってもっちりとした弾力と強いコシが加えられ、“油そば”の老舗行列店ならではの濃厚な“醤油だれ”にも負けじと強い食べ応えをじっくりと楽しむことができる一杯に仕上がっているというわけです!
“油そば”らしい濃厚な“醤油だれ”は、良い意味での脂っこさが醤油ならではのキレと絶妙なバランスとなったことで思ったよりも“くどさ”といった感じはなく、むしろガツンとした旨味が押し寄せてくる口当たりに感じられ、噛み応えのある太い角刃仕様の麺とともに最後までじっくりと“油そば”発祥の老舗行列店の味わいが堪能できる一杯となっていました!
これは特に、濃厚な“醤油だれ”を絡めて食べる“油そば”が好みの方はもちろん、老舗行列店“珍々亭”ならではの濃厚かつ食べ応え抜群な一杯を気軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は2020年11月9日に再発売されています!
珍々亭 油そば
今回ご紹介するカップ麺は、東京都武蔵野に店を構える“油そば”発祥の老舗有名店“珍々亭”の味わいを同店監修によって再現したもので、太く噛み応えのある角刃仕様の麺が濃厚な“醤油だれ”に絡む食べ応え抜群な一杯であり、今年は“特製カップスープ”が別添となったことで、より一層“珍々亭”実店舗の臨場感が楽しめる一杯、“珍々亭 油そば”となっています。
ご覧の通り、パッケージには老舗店らしい雰囲気ある“珍々亭”の実店舗写真なんかも掲載されていて、“ラー油とお酢をバランス良く利かせました。”と記載されているように、“油そば”は濃厚であるがゆえにたっぷりとお酢を加えても意外と合うんですよね!これはお好みで追加するために前もって用意しておいても良いかもしれません!
ちなみに、以前発売されていた“珍々亭 油そば”には、ご覧の通り店主“小谷 修一”氏の名前はもちろん、本人写真とともに“監修”といった文字がしっかりと記載されていました!
しかし、今回発売された“珍々亭 油そば”には、ご覧の通り“三代目店主 小谷 修一 監修”との文字がしっかりと記載されていて、カップ麺の監修も世代交代されているようです!
この辺りは、以下を参考にしてみると…今後の“珍々亭”のカップ麺に関しては3代目である“小谷 修一”氏による監修になるのかもしれませんね!
穏やかな人柄の店主は二代目の小谷桂一さん。先代が考案した油そばの味を守り続けている。三代目・修一さんも厨房に立つ。
引用元:番組ラインナップ | バイタルTV
また、この毎年発売されている“珍々亭”監修の“油そば”以外にもラー油による辛みを利かせたアレンジ商品“珍々亭 旨辛油そば(2018年7月9日発売)”なんかも登場していましたから、東京都武蔵野市周辺の方だけでなく、全国的に“油そば”発祥の老舗有名店として“珍々亭”をご存知の方も多いのではないでしょうか?
他にも“油そば”発祥の老舗人気店ということもあってインスパイアされたラーメン店も多いようですね!“油そば”で有名な“ぶぶか”もそのひとつと言われています!
そして“油そば”と言えば…ラー油やお酢はもちろん、さまざまなトッピングをお好みで追加し、しっかりと混ぜて食べることによって旨味が増しますからね!ラー油とお酢の追加も考慮した上で、卵黄なんかも後々の味変として用意しておいても良いかもしれません!
それでは、今回の“珍々亭 油そば”がどれほど濃厚な仕上がりとなっているのか?“油そば”らしいこってり感・脂っこさと醤油ならではのキレの良さとの兼ね合い、そしてなんと言っても太麺・角刃仕様による食べ応え抜群な大盛り仕様の麺とのバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り725kcalとなっております。(塩分は7.4g/スープ1.4g)
カロリーは、汁なしカップ麺・大盛り仕様ということもあって非常に高めの数値のようで、塩分もまた同じくかなり高めな数値のようですね!これはかなりの食べ応えを思わせます!
ちなみに1食当たり169g、麺の量は130gとのこと。
また、以前発売されていたものと比べてみると…カロリー自体は若干低めとなっているようですね!この辺りは素材の旨味を活かしているのでしょうか?原材料の違いなんかも気になるところ。。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や豚脂をはじめ…
- 植物油
- チキンエキス
- 香味油脂
- 醸造酢
- ポークエキス
といった、“油そば”らしくポークやチキンを利かせた濃厚な“醤油だれ”に仕上がっているようで、パッケージにはラー油を利かせたと記載されていたものの…原材料には直接そういった材料は見当たらないようですが。。ラー油とお酢をバランス良く加えた濃厚かつ後味の良い力強い味わいを想像させる材料がシンプルに並びます。
また、麺の項目を見てみると…“精製ラード”といった材料や、“しょうゆ”や香辛料、粉末野菜といった多少味付けが施された仕上がりを想像させます!
ちなみにこちらも前回発売されていたものと比べてみると…使用されている材料はもちろん、どうやら並び順までもが全て同じようですね!なので、そこまで劇的に改良されているようではなさそうです!
ただ、今回の一杯には“特製カップスープ”が別添されていますから、その辺りが大きな違いと言えるでしょう!
JANコード 4901990364164 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、食塩、しょうゆ、香辛料、粉末野菜、卵白)、液体スープ(しょうゆ、豚脂、植物油、チキンエキス、香味油脂、醸造酢、ポークエキス、デーツ果汁)、かやく(味付豚肉、メンマ、なると、ねぎ)、粉末スープ(食塩、しょうゆ、野菜エキス、デキストリン、魚介エキス、チキンエキス、ねぎ、香辛料、発酵調味料、粉末こんぶ)/加工でん粉、トレハロース、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、酒精、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、増粘多糖類、香辛料抽出物、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、香料、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (169g) 当たり]
熱量 725kcal たんぱく質 15.9g 脂質 34.6g 炭水化物 87.6g 食塩相当量 7.4g
スープ: 1.4gビタミンB1 0.71mg ビタミンB2 0.95mg カルシウム 254mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通りかやく、液体スープ、特製カップスープといった3つの調味料などが入っています。
そしてこちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に液体スープは“油そば”らしい濃厚な仕上がりの割に意外とさらっとした状態となっているようでしたが、豚脂などポークやチキンの旨味がたっぷりと含まれているようなので、調理中はフタの上でしっかりと温めておくと良いでしょう!
また、麺はご覧の通り原材料にもいくつかの材料が使用されていたように若干味付けが施されていることが伝わって来る色の付いた極太とも言える仕様となっていますね!
そして、見ると角刃のようで噛み応えのある強いコシと弾力が濃厚な“醤油だれ”ともぴったりな仕上がりを思わせる麺量130gの存在感抜群・ボリューム感のある麺が採用されているようです!
調理してみた
ではまず、かやくを入れてみます。
かやくには、
- 味付豚肉
- メンマ
- なると
- ねぎ
が入っています。
そして、このタイミングで先ほどの“特製カップスープ”と記載された粉末スープも別のマグカップなどに入れておきます!
では続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。
特に今回は“特製カップスープ”用のお湯150mlもあるので少し多めに用意しておくと良いでしょう!
そして出来上がりにしっかりと湯切りをしたところがこちら!
先ほどまでの麺に弾力のあるコシが加わり、“油そば”らしいしっかりとした食べ応えが楽しめる力強い一杯…といった印象の出来上がりです。
では、ここに先ほどの液体スープを注いでいきます!
すると…しっかりと温めておいたおかげで、濃厚な“醤油だれ”は比較的さらっとした状態となっていて、豚脂やチキン・ポークの各エキスなどが旨味としてちょうど良く溶け込んでいるようです!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
ご覧の通り“醤油だれ”は濃厚ではありますが、決して脂っこいドロッとした状態ではなく、旨味を十分に引き立てた太麺にもすっと馴染む仕上がりとなっていて、そもそも液体スープの量も多いため130gの大盛り仕様ですが非常に混ぜやすいですね!
そして、濃厚な“醤油だれ”が全体に馴染むと…若干味付けが施されたことで濃い目の色をしていた太麺がさらに濃厚な“たれ”がコーティングされ、やや香ばしく醤油ならではのコクのある食欲そそる風味が香り立ちます!
また、原材料には前回の商品との違いは見られませんでしたが…具材に使用されている味付豚肉はかなり改良されているようですね!量もさることながら、しっかりとした肉質が見てわかるほどの厚みもあり、この辺りの具材に関しても“油そば”らしいガッツリ食べたい食欲を十分に満たしてくれそうな仕上がりとなっています!!
そして、こちら“特製カップスープ”にもお湯を注ぎ、軽く混ぜて用意しておきましょう!
食べてみた感想
一口食べてみると…“油そば”らしい濃厚な“醤油だれ”には、豚脂をはじめ動物系の旨味によって食べ応えのあるこってり感がちょうど良いバランスとなって表現されていて、醤油ならではのキレとコクがぶ厚い旨味・味わいとなって押し寄せてきます!
これは美味いですね!原材料を見る限り以前発売されていたものと同じでしたので、ちょっと心配でしたが…味の調整・改良などはしっかりと見直されているようにも感じられ、濃厚感とキレのある口当たりがたまりません!3代目となる“小谷 修一”氏も先代の味をしっかりと引き継いでいるのでしょう!実店舗の方も非常に気になるところです。。
“油そば”って、このこってり感とキレのある濃い目に仕上がった醤油ベースの味が特徴的で、スープなしにもかかわらず…しっかりとしたコクなんかも楽しめるんですよね!
さらにラー油やお酢をバランス良く利かせたとのことで、後味は想像以上に“くどさ”もなくすっきりとしていて、ガツンとした口当たりが太麺とともに力強く感じられ、麺量130gの大盛り仕様でも全く飽きることもありません!
麺について
麺は、ご覧の通り太麺・角刃仕様の食べ応え抜群な仕上がりとなっていて、ほどよい弾力もありつつ…この角刃によって強いコシなんかも楽しめる“油そば”にぴったりな噛み応えのある食感となり、濃厚な“醤油だれ”にもぴったりです!
そんな太麺には、豚脂をはじめ動物系の旨味が利いた濃厚な“醤油だれ”がよく絡み、一口ずつにガツンとした“油そば”発祥の風格ある“珍々亭”ならではの濃厚な味わいが口いっぱいに広がっていき、ラー油やお酢はそこまで際立ってはいませんが、後味の良さとして風味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が入っていて、先ほどもお伝えした通り前回よりもしっかりとした肉質を感じさせる仕様となり、若干甘めな味付けなんかもされており、噛むと豚肉ならではの旨味が滲み出る美味しい具材となっています!
そのため、“油そば”発祥の“珍々亭”らしい濃厚な“醤油だれ”を引き立てるかのような肉の旨味が感じられるため、麺と一緒に絡めて食べてみるとより一層旨味が増して感じられるでしょう!
また、こちらのメンマも以前よりも厚みのある仕上がりとなっていて、食感はコリコリとしたちょうど良いアクセントとなり、こちらもまた今回の一杯にぴったりな具材のひとつとなっています!
さらに、こちらの“なると”は、“珍々亭”実店舗の方にも使用されているものが再現されていて、味付け自体はないものの…この大きめなサイズによって濃いめな“醤油だれ”にもぴったりな、ほどよい彩りが添えられているようです!
“醤油だれ”について
“醤油だれ”は、豚脂をはじめポークやチキンなどのエキスがしっかりと利いたことによって濃厚な味わいが表現された“たれ”となっていますが、脂っこさと醤油のキレ、そしてラー油・お酢とのバランスが非常に良いせいか…不思議とこってりとした“くどさ”はなく、むしろ濃厚な旨味としてガツンとした旨味が口いっぱいに広がっていきます!!
では、さらにラー油とお酢を追加していきます!
この“油そば”の良さがイマイチわからない…という方は特に“珍々亭”のような“油そば”専門店に行ってみることをおすすめします!!(札幌にも油そば専門店“たおか”があります!)
“油そば”は、割とこってりとした“醤油だれ”に仕上がっているんですが、こういったラー油やお酢をやや多めに加えてしっかりと混ぜていくことで旨味も増していくんですよね!ぜひぜひお試しください!!
すると…濃厚な“醤油だれ”の味わいに後味の良さがより一層引き立ち、これがまた美味いんです!!
さらに…“珍々亭”実店舗の方でもトッピングメニューとして“味付ゆで玉子”や“生玉子”が提供されているように、卵黄なんかを加えてみると…もうたまりませんね。。
そして今回の“珍々亭 油そば”には“特製カップスープ”が別添されていますから、それがまたちょうど良い口直しにも感じられるあっさりとした醤油ベースの味わいにしっかりと旨味が凝縮され、交互に食べ進めていくに連れて満足度も増していきます!!
このように、今回の“珍々亭 油そば”は、“油そば”発祥の老舗人気有名店の味わいを再現したというだけあって、豚の旨味が利いた非常に濃厚な“醤油だれ”となっているんですが、ラー油やお酢がバランス良く利いているせいか、後味は想像以上にすっきりとしていてガツンとした旨味が楽しめる割に飽きの来ない絶妙な仕上がりとなっていたため、お好みによってラー油やお酢をさらに追加してみても良いでしょう!
また、個人的には最後の追い飯用に液体スープを若干残しておくのもありかと思われます!
まとめ
今回「珍々亭 油そば」を食べてみて、ポークの旨味を利かせた濃厚な“醤油だれ”には、こってり感と醤油ならではのキレ、そしてラー油やお酢がバランス良く表現されたことによって、“油そば”発祥の老舗行列店“珍々亭”らしい飽きの来ない厚みのある旨味がガツンと楽しめるインパクトある仕上がりとなっていました!
そしてなんと言っても“珍々亭”実店舗でも提供されているラーメンスープの味わいを再現した、“特製カップスープ”が別添されたことによって、老舗有名店で味わう“油そば”をよりリアルに感じることができ、非常に満足度の高い一杯と言えるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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