「中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺」を食べてみました。(2018年12月31日発売/2021年6月21日リニューアル発売・明星食品)
この商品は、クオリティの高い味わいで定評の“中華三昧”シリーズの新商品ということで、今回は横浜中華街・四川料理の老舗店「重慶飯店(じゅうけいはんてん)」監修のもと、人気メニューである“麻婆豆腐”をカップ麺にアレンジした“中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺”となっております。(税抜き205円)
特徴として、ポークをベースにした味噌スープは麻婆豆腐らしく“とろみ”を付けたことによって濃厚なスープに仕上がり、唐辛子・花椒による麻辣のクセになる刺激的な辛みがバランス良く合わさったことで、重慶飯店の人気メニュー“麻婆豆腐”を美味しくカップ麺に表現しているようです!
またパッケージには、ご覧の通り“しなやかなノンフライ麺”と記載され、麻婆豆腐を思わせる“とろみ”が付いたスープがしっかりと麺に絡みつく仕上がりイメージなんかも掲載されていますね!
これを見る限り、想像以上に濃厚な仕上がりとなった麻婆麺のスープには、満足度の高い旨味や痺れる辛みがしっかりとカップ麺に再現されているものと思われます!
一方、こちらには“小さなお子様や辛味が苦手な方は十分ご注意ください。”といった辛みの強い商品でよく見かける注意書きが記載されていることから、唐辛子・花椒による痺れる辛みは、老舗店らしい本格的とも言える味わいに伴って、辛いもの好きにも納得の辛さに仕上がっていることを期待させますね!
その他にも、濃厚なスープにはガーリック・ジンジャーなどの香味野菜が加えられたことで旨味そのものに深みが増して感じられ、さらに別添されている調味油に含まれる花椒ならではの爽やかな風味が香ることで、“重慶飯店”の人気メニュー“麻婆豆腐”の味わいを再現しているとのこと!
本格四川料理の老舗店が監修した麻婆麺ということで、花椒が強めに利いている仕上がりを想像していましたが、意外にも旨味とのバランスが非常に心地よく感じられる程度のもので、痺れる辛みがむしろ食欲そそる良い刺激となったことで、麻辣の味わいが表現された麻婆麺を最後まで堪能することができる一杯となっていました!
これは特に、クオリティの高い麻辣味を手軽に楽しみたい時におすすめの一杯と言えるでしょう。
【追記】この商品は2021年6月21日にリニューアル発売されています!
中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺について
今回ご紹介するカップ麺は、四川料理の老舗店“重慶飯店”で人気No.1だというメニュー“麻婆豆腐”を同店監修のもとカップ麺にアレンジ・再現したもので、濃厚とも言えるスープに唐辛子・花椒による麻辣といった痺れる辛みがバランス良く仕上がった“中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺”となっています。
ご覧の通り、パッケージには“重慶飯店”の簡単な紹介文が実店舗写真とともに記載されていますね!
こちらによると…“重慶飯店”は1959年に開業し、本場中国の花椒や唐辛子など様々な香辛料を使用した風味・コク・辛みが特徴的な本格四川料理店とのことで、特に痺れる辛みの中にもしっかりと表現された“麻婆豆腐”の味わいが長年愛され続けているとのこと。
また、この中華の名店とのコラボは他にも以前ご紹介した以下の商品がありましたね!こちらも本格的とも言える味わいがクオリティ高く仕上がっていたので、今回の一杯にも期待できそうです!!
それでは、この麻婆麺がどれほどの辛さ・味わいに仕上がっているのか?この辺りについてじっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り369kcal(めん・かやく311kcal / スープ58kcal)となっております。(塩分は6.4g)
濃厚な仕上がり・ビッグサイズにもかかわらず、そこまでカロリーは高い数値ではないようですが、塩分はやや高めといったところ。
ちなみに1食95g、麺の量は70gとなっています。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、香辛料やポークエキスをはじめ…
- 豚脂
- とろみ粉末(でん粉、デキストリン、植物油脂)
- みそ
- 香味油
- 植物油脂
- 香味調味料
といった、ポークをベースに様々な調味料が使用されたことで、濃厚にも感じられる“とろみ”が付いたスープにはコク深い旨味が表現され、“重慶飯店”の麻婆豆腐をカップ麺に再現したというクオリティの高い仕上がりを想像させる材料が並びます。
原材料名めん(小麦粉、植物油脂、食塩、卵粉、乳たん白)、スープ(デキストリン、食塩、糖類、香辛料、たん白加水分解物、ポークエキス、豚脂、とろみ粉末(でん粉、デキストリン、植物油脂)、みそ、香味油、植物油脂、酵母粉末、酵母エキス、香味調味料)、かやく(豆腐、豚・鶏味付肉、ねぎ)/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、カラメル色素、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、リン酸塩(Na)、セルロース、乳化剤、微粒二酸化ケイ素、酸味料、カロチノイド色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、香辛料抽出物、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
引用元:明星 中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺: 明星食品
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り麻婆豆腐には欠かせない豆腐はもちろん、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“調味油”と記載された調味料が別添されています。
そして、具材には…
- 豆腐
- 豚・鶏味付肉
- ねぎ
が入っています。
特に豆腐にはこだわっているようで、サイズも申し分なく、数も多くゴロゴロと入っていますね!
また、麺はご覧の通りやや細めにも見えるつるっとした食感を思わせるノンフライ麺が採用され、細いながらもノンフライ麺らしいコシなんかにも期待できそうです!
調理してみた
では熱湯を注ぎ4分待ちます。
そして出来上がりがこちら!
ほどよくお湯を吸ったことで、豆腐らしい張りのある食感なんかを思わせるふっくらとした仕上がりで、粉末スープは容器底に溜まっているのでしょうか?まだこの時点では濃厚さを計り知ることのできない状態です。
では、ここに先ほどの“調味油”を注いでいきます!
この調味油はややどろっとした状態でしたので、調理中はしっかりとフタの上で温めておきましょう!
すると…ラー油も含んでいることを思わせる赤みを帯びた油がスープに広がり、これを入れることで一気に花椒ならではの爽やかな風味が漂い、麻婆麺には欠かせない唐辛子・花椒による痺れる辛みがプラスされます!
では、よーくかき混ぜてみましょう。
ちなみに…パッケージにも記載されていたように、しっかりと容器底から混ぜることでスープには“とろみ”が付くとのことでしたので、濃厚な味わいを楽しむためにも底からよくかき混ぜてください!
そして、スープが全体に馴染むと…ほんのりと“とろみ”が付いたものの、とろっとろな仕上がりではないようですが、原材料に“とろみ粉末”と記載されていたので、これは恐らく食べ進めていくに連れて“とろみ”も増して感じられるものと思われます!
とは言え、見た目からも濃厚な仕上がりを思わせるスープには、旨味が凝縮されているような厚みがあり、そこに爽やかに香る花椒による痺れる辛みがバランス良く刺激的な香辛料として溶け込んだことによって、麻婆麺としてはインパクトの非常に強い一杯といったところ!
食べてみた感想
一口食べてみると…重慶飯店の人気メニュー“麻婆豆腐”をカップ麺にアレンジというだけあって、ほんのりと“とろみ”を付けたことで、ぶ厚い旨味となって満足度の高い味わいが楽しめる仕上がりとなっています!
また、気になる唐辛子と花椒による痺れる辛みは、そこまで強烈に利いているわけではなく、辛いものが苦手な方でも食べられるのでは?といった程度の辛みで、花椒の痺れに関しても心地よく感じられる程度で、旨味と痺れる辛みのバランスが非常に良い一杯といった仕上がりではないでしょうか?
さらに、ジンジャーもけっこう利いていますね!食べ進めていくうちに体が温まるような香味野菜の旨味なんかも確認することができます!
麺について
麺は、やや細めにも感じられる仕様ですが、食感は決して頼りない仕上がりではなく、ノンフライ麺ならではのコシのあるなめらかな麺に仕上がっています!
そんな中細麺には、ポークをベースに濃厚な麻婆味が再現されたスープがよく絡み、一口ずつにコク深い味噌・香味野菜などの味わいが口に広がり、花椒による爽やかな風味が後味良く抜けていきいます!
トッピングについて
トッピングにはまず、何と言っても麻婆豆腐には欠かせないこちらの豆腐が入っていて、表面には豆腐ならではの張りがあり、これによって型崩れすることもなく、さらに噛んだ時の食感はカップ麺とは思えないほどの仕上がりとなっています!
そして、当然味付けはありませんから、濃厚なスープと一緒に絡めて楽しむと良いでしょう!
また、こちらの豚・鶏味付肉は、特に味付け自体はされていないようですが、肉本来の旨味がしっかりと表現されていて、今回の麻婆味の濃厚なスープをよく吸っているため、噛むと肉の旨味も加わり、満足度が増して感じられる肉汁がじゅわっと滲み出てくる美味しい具材となっています!
スープについて
スープは、味噌ならではのキレとコクが相性抜群なポークと合わさったことで、旨味を凝縮したかのように満足度の高い濃厚なスープに仕上がり、ほんのりと“とろみ”が付いたことによって、コク深くガツンと味濃い麻婆味を楽しむことができます!
そして、唐辛子と花椒による痺れる辛みが麻婆麺ならではの美味しさをより引き立て、濃厚ではありますが、脂っこさが全くないため、意外と“くどさ”といった感じもなく、後味すっきりとした印象の仕上がりとなっているようです!
また、すっきり濃厚、さらに痺れる辛みが爽やかに香る仕上がりということで、パンチのある麻婆麺が表現されたスープからは濃厚な旨味だけでなく、痺れる辛みがクセになりそうな味わいとなって美味しく再現されているように感じられます!
そして、食べ進めていくと…やはり食べはじめと比べて“とろみ”は強くなってきた印象で、麺にも絡みやすくなり、一口ずつに感じる味わいは旨味がより増して感じられるのではないでしょうか?
痺れる辛みはそこまで強烈なものではありませんでしたが、もし気になるようであれば、別添されている“調味油”の量で調整しながら味を確かめてみると良いでしょう!
まとめ
今回「中華三昧タテ型ビッグ 重慶飯店 麻婆麺」を食べてみて、ポークをベースに“とろみ”を付けたことで“麻婆豆腐”らしい濃厚な味わいを表現し、そこに唐辛子と花椒による麻婆味との相性抜群な痺れる辛みが利いたことで、本格中華の味わいを手軽に楽しめる満足度の高い一杯となっていました!
個人的にもこの“中華三昧”シリーズは、本格中華を再現したクオリティの高い仕上がりといったイメージがあったんですが、今回もまた美味しい麻婆麺が表現されていて、痺れる辛みに爽やかな風味が香り立つこの濃厚な仕上がりからは、満足度の高い味わいが最後までじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
ということで、気になる方はぜひ食べてみてくださいねー!それでは!
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