「かつおとソーキ味沖縄風そば」を食べてみました。(2024年5月7日発売・東洋水産/ファミリーマート限定)
この商品は、沖縄県の郷土料理“沖縄そば”を縦型ビッグサイズのカップ麺に再現したもので、ポークやチキンをベースに鰹の旨味をバランス良く合わせたことで、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない味わい深い美味しさが際立ち、そこに“沖縄そば”らしいもっちりとした幅広で太い麺が相性良くマッチした一杯、“かつおとソーキ味沖縄風そば”となっております。(値段:税別198円)
ご覧の通りパッケージには晴れ渡る沖縄の青空をイメージさせる色調を背景に、“かつおとソーキ味沖縄風そば”といった今回の商品名が記載されており、意外とこの“沖縄そば”を再現したカップ麺は定期的に発売されていることから…割と多くのシェアを誇るテイストであり、今回は特定のお店の味というわけではありませんが、“沖縄そば”ならではの味わいがリーズナブルに楽しめるものと思われます!
一方こちらには…ポークやチキンをベースにじんわりと染み渡る鰹の旨味を淡口醤油とバランス良く合わせた透明度の高い醤油スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されていて、これを見る限り具材には…味付豚肉・卵・ねぎ・紅生姜が使用されているようです!
特に今回は“沖縄そば”ということでベーシックな三枚肉をイメージさせる味付豚肉が使用されています!(“沖縄そば”には三枚肉が使用され、他にも豚肉のスペアリブを使用した“ソーキそば”と呼ばれるメニューもあるんですが…今回は“ソーキ味”ということで、どういった意図なのか若干曖昧なところではあります。)
他にも特徴として…麺は厚みもあり幅の広いフライ麺が採用されており、もっちりとした弾力としっかりとした強いコシを兼ね備えた食べ応えのある仕様となっていて、ほどよく“ちぢれ”を付けたことでスープとの絡みも非常に良く、それによってポークやチキンをベースに鰹の旨味をバランス良く合わせたシンプルながらも深みのある“沖縄そば”ならではの味わいが最後までじっくりと楽しむことができるというわけです!
“沖縄そば”らしく非常にシンプルなんですが、あっさりとした中にも鰹ならではの染み渡る旨味がポークやチキンによって深みのある美味しさに引き立てられ、決して何かに突出したテイストというわけではないものの…何度食べても飽きの来ない味わいが縦型ビッグサイズとしてたっぷりと楽しむことができ、もっちりとした幅広な太麺とともにたっぷりと食欲を満たしてくれる食べ応え抜群な仕上がりとなっていました!
かつおとソーキ味沖縄風そば
今回ご紹介するカップ麺は、沖縄のご当地グルメのひとつ“沖縄そば”の味わいを再現したもので、ポークやチキンをベースに鰹や昆布などの魚介出汁をバランス良く合わせ、淡口醤油や香辛料で味を調え、縦型ビッグサイズらしくボリューム感たっぷりと楽しめる…あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない素材の旨味を存分に活かした風味豊かな一杯、“かつおとソーキ味沖縄風そば”となっています。
※売っている場所:今回はファミリーマートで購入
ご覧の通りフタの方には…容器側面と同じく晴れ渡った沖縄の青空をイメージさせる背景に“かつおとソーキ味沖縄風そば”といった商品名が大きく掲載され、他にもファミリーマートのPB“ファミマル”のロゴなんかも表記されたことで税別198円とコスパに優れたフレーバーであることが伝わってきます!
ちなみに今回の製造は東洋水産なんですが、実は以前ご紹介した“縦型ビッグ 沖縄そば(2021年5月3日発売/2024年3月25日リニューアル発売)”とほぼ同等の仕様となっており、本商品はファミリーマートのPBとしてのフレーバーなので、かなり割安感がありますね!(“かまぼこ”が使用されていない程度の違いです…)
また、ファミリーマートのPB“ファミマル”から発売されているカップ麺は現在以下の通り豊富なラインアップとなっています!(フレーバーによってサイズが異なります。)
- かつおとソーキ味沖縄風そば
- 横浜家系 豚骨醤油ラーメン
- ねぎどっさり 豚骨ラーメン
- 背脂風中華そば
- 濃厚札幌味噌
- コク旨博多豚骨
- 海鮮ちゃんぽん
- 濃厚旨辛担々麺
- 小海老天ぷらそば(西日本)
- 濃口つゆきつねうどん
- 小海老天ぷらそば(東日本)
- 関西風きつねうどん
- うま味の和風だしカレーうどん
- 6種の野菜を使用旨辛味噌
それでは、今回の“かつおとソーキ味沖縄風そば”がどれほどポークやチキンをベースに鰹の旨味をバランス良く合わせた“沖縄そば”らしい染み渡る味わいに仕上がっているのか?具材に使用された味付豚肉から滲み出す旨味やピリッとしたアクセントを加える紅生姜との兼ね合いはもちろん、なんと言っても厚みもありかなり幅広な太い麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り387kcal(めん・かやく347kcal / スープ40kcal)となっております。(塩分は6.3g)
カロリーは、あっさり系の“沖縄そば”らしく縦型ビッグサイズながらも割と低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると平均的といった数値となっています。
ちなみに1食当たり83g、麺の量は70gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけで40kcalとやはり“沖縄そば”ということもあって…淡口醤油を使用したかのような品のあるスープにはポークやチキン、鰹といった素材の旨味をうまく活かしたことで、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない深みのある仕上がりをイメージさせます!
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や魚介エキスをはじめ…
- 香辛料
- ポークエキス
- しょうゆ
- こんぶエキス
- チキンエキス
- 植物油
といった、ポークやチキンをベースにじんわりと染み渡る鰹の旨味が淡口醤油のような透明感のある“かえし(醤油ダレ)”とバランス良く溶け込み、“沖縄そば”らしくあっさりとした中にも奥深い味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:株式会社酒悦 房総工場(千葉県)
また、“沖縄そば”とは言っても“そば粉”は使用していません。
JANコード | 4901990377836 |
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原材料名
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、卵白)、添付調味料(食塩、魚介エキス、香辛料、ポークエキス、しょうゆ、こんぶエキス、チキンエキス、植物油)、かやく(味付豚肉、卵、ねぎ、紅生姜)/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、炭酸カルシウム、増粘多糖類、かんすい、レシチン、カラメル色素、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチン色素、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (85g) 当たり]
熱量 | 387kcal めん・かやく: 347kcal スープ: 40kcal |
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たんぱく質 | 9.4g |
脂質 | 17.9g |
炭水化物 | 48.1g 糖質:46.0g 食物繊維:2.1g |
食塩相当量 | 6.3g めん・かやく: 1.9g スープ: 4.4g |
ビタミンB1 | 0.33mg |
ビタミンB2 | 0.32mg |
カルシウム | 148mg |
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、かやくには…
- 味付豚肉
- 卵
- ねぎ
- 紅生姜
が入っています。
※別添されている調味料などは一切入っていません。
そして麺は、ご覧の通り厚みもありかなり幅広な太めなフライ仕様で、湯戻りする以前からすでにもっちりとした弾力やほどよいコシを兼ね備えた食べ応え抜群なボリューム感をイメージさせ、縦型ビッグサイズということもあってしっかりと食欲も満たしてくれそうです!
調理してみた
では熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:460ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの太麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺にはもっちりとした弾力とほどよいコシが加わり、まだ全体を混ぜ合わせる前の状態ではありますが、“沖縄そば”ならではの染み渡る旨味がボリューム感たっぷりと楽しめる風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。
では、よーくかき混ぜてみましょう。
そしてスープが全体に馴染むと…ふんわりと鰹の風味が香り立ち、動物系の旨味はあくまで鰹や昆布など魚介系の美味しさを引き立てるためのものであって、仕上がりは非常にサラッとしているんですが、じんわりと染み渡る“沖縄そば”の美味しさを臨場感高く再現しているようで、原材料にも記載されていた通り香辛料で味を調えたメリハリのある一杯といったところ!
また、具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんなやみつき感のあるテイストに期待できるため、こういった各種具材はスープにしっかりと馴染ませておき、後ほど食べ応えのある平打ち仕様の太麺とともに絡めていただくと良いでしょう!
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…鰹や昆布など魚介系の旨味をポークやチキンがコク深く引き立て、じんわりと染み渡るキリッとしたシャープな飲み口が絶妙にマッチし、“沖縄そば”ならではの美味しさがしっかりと再現され、もちろんあっさりとは言っても決して薄味というわけではなく、透明度の高い品のある醤油ベースのスープには物足りなさを感じさせない旨味がバランス良く凝縮されています!
また、口の中ではほんの僅かながらも魚介系の粉末といったざらつきが感じられ、この軽やかなスープと全く飽きの来ない美味しさはかなり幅広い層に好まれる一杯に間違いなく、“沖縄そば”自体1年を通して取り扱いしている商品がありませんから…今回の商品を機にぜひ“ファミマル”としてレギュラー化してほしいですね!
ちなみにたっぷりと使用された具材の中でも特に紅生姜のアクセントが心地良く、ただでさえキレ・後味の良さが印象的なんですが、“沖縄そば”と相性抜群な具材のひとつでもあり、この具材によってより一層メリハリが加わり、ついついスープが止まらなくなってしまいます!ただ、若干薄味にも感じられましたので、よく混ぜながらいただくか調理時の熱湯を若干少な目にしても良さそうです!
麺について
麺は、ご覧の通り厚みもあり・かなり幅広な太麺仕様で、見た通りもっちりとした弾力とガシッとした強いコシを兼ね備え、すすり心地も大変良く、つるっと滑らかな食感が表現された食べ応えのある仕上がりで、個人的にはもう少し“沖縄そば”らしく幅も狭めで厚みを出して欲しかったところ…
そんな平打ち仕様のフライ麺には、ポークやチキンをベースに鰹など魚介の旨味をキリッとした“かえし(醤油ダレ)”とバランス良く合わせたスープがよく絡み、じんわりと染み渡るかのような魚介系の旨味が口いっぱいに広がっていき、鰹ならではの食欲そそる風味が後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、こちらの味付豚肉が使用されていて、若干小さめにカットされた仕様ではありますが、肉質もしっかりと感じられる噛み応えもあり、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出て来る仕上がりでしたので、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
また、こちらの紅生姜は、非常に小さくカットされた状態ではありますが…想像以上に素材本来のピリッとしたアクセントが心地良く、スープにもその味が馴染んだことで、ちょうど良いメリハリの付いたスープに引き立ち、“沖縄そば”には欠かせない具材としてさり気なく添えられているようです!
そしてこちらの卵は、見た通りふっくらと柔らかな食感に仕上がり、味付け自体はそこまで感じられませんでしたが、今回の一杯に色鮮やかな見た目のアクセントがプラスされ、そもそも本場の“沖縄そば”にはこういった卵は使用されていないので、個人的にはなくても良かったような気はします!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されており、割と大きめにカットされたことでシャキシャキとした食感が心地良く、何よりちょうど良い薬味にもなったことで今回の“沖縄そば”ならではの美味しさを引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっているようです!
スープについて
スープは、ポークやチキンをベースに鰹や昆布など魚介出汁を合わせ、キリッとした“かえし(醤油ダレ)”や香辛料で味を調えたことで、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない“沖縄そば”ならではの味わいがカップ麺にうまく再現されていて、じんわりと染み渡る素材本来の優しい旨味が口いっぱいに広がっていきます!
そしてこの“沖縄そば”というジャンルは決して単純・単調なテイストというわけではなく、動物系・魚介系をうまく合わせたWスープによって物足りなさを感じさせない奥深い味わいで、後味さっぱりとした飽きの来ないシンプルなテイストや美味しさをカップ麺に再現、もちろん満足度の高い染み渡る美味しさが特徴的ですから…もしあればコーレーグースで味を調整してみても良いでしょう!
また、具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出していき、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんなさり気ない旨味を活かした醤油ベースのスープだからこそ最後まで飽きることなく堪能でき、魚介系の染み渡る美味しさをポークやチキンがコク深く引き立て、ついつい箸もスープも止まらなくなるような安定感・やみつき感があり、“沖縄そば”が好みの方ならハマる方も多いかもしれません!
まとめ
今回「ファミマル かつおとソーキ味沖縄風そば」を食べてみて、沖縄を代表とするご当地グルメのひとつ“沖縄そば”を縦型ビッグサイズのカップ麺に再現した一杯には…ポークやチキンをベースに鰹や昆布など魚介の旨味をバランス良く合わせ、さらに具材に使用された味付豚肉からも良い旨味が滲み出していき、紅生姜なんかもピリッとしたちょうど良いアクセントとなったことでシンプルながらも飽きの来ない…じんわりと染み渡る美味しさがたっぷりと楽しめるボリューム感のある一杯となっていました!
やはり“沖縄そば”はたまに食べたくなりますね!このあっさりとしたテイストの中に素材本来の旨味を凝縮させた仕上がりは想像以上に秀逸で、特別何かに突出しているわけでもなく、動物系×魚介系の互いを引き立て合うかのような深みのある美味しさは他にはない美味しさとしてたっぷりと堪能できるのではないでしょうか?
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