東洋水産

「船越」監修カップ麺 “塩中華そば” 行列店の看板メニューを再現したパンチのあるコク深い一杯

船越 塩中華そば
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船越 塩中華そば」を食べてみました。(2024年5月6日発売・東洋水産

この商品は、東京都杉並区の人気行列店“桜上水 船越(さくらじょうすい ふなこし)”の看板メニュー“塩中華そば”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、豚・鶏・牛・魚介の旨味や風味をバランス良く利かせた濃い目の塩スープに仕上げ、胡椒で味を調えたことでメリハリのある味わいが際立ち、そこに東洋水産お馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”による若干幅広で角刃のノンフライ麺が絶妙にマッチした旨味溢れる一杯、“船越 塩中華そば”となっております。(値段:税別322円)

ご覧の通りパッケージには、名店“桜上水 船越”の実店舗写真とともに“TRYラーメン大賞2023-24 TRY新店大賞総合1位”と記載されているように2023年1月15日の創業から急成長を遂げているようでかなり期待できそうです!他にも“ワンタンメン”なんかも人気のようですが…ここ“桜上水 船越”の看板メニューは“塩中華そば”ですから…各種動物系や魚介の旨味が後味の良い塩スープへどのように相性良く溶け込んでいるのか非常に気になるところ!

一方こちらには“豚・鶏・牛・魚介の旨味に胡椒を利かせたパンチのある塩味スープ!”と記載され、その背景には…各種動物系に魚介の旨味を丁寧に利かせたコク深くパンチのある塩スープに各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージが掲載されており、これを見る限り具材には…焼豚・チンゲン菜・メンマ・“ねぎ”が使用されているようです!あくまでイメージではありますが、各種具材が豊富に使用されている辺りが嬉しいですね!恐らくこちらからも良い旨味が滲み出し、食べ進めていくに連れて満足度も増していくものと思われます!

他にも麺は、ほどよい厚みと若干幅広な角刃のノンフライ仕様となっていて、すすり心地の良さや歯切れの良いコシが心地良く、麺量70gによるボリュームもあり、それによって豚・鶏・牛・魚介の旨味に胡椒をバランス良く合わせた濃い目でパンチのある塩スープが最後までじっくりと楽しめるというわけです!

実際に食べてみて…

塩スープと胡椒を合わせたキリッとした口当たりには、豚・鶏・牛・魚介の旨味を合わせたことでコク深くも繊細で旨味としての厚みがあり、全体のバランスが気になっていたものの、実際にはそれぞれの良さがうまく融合しているようで物足りなさといった感じも一切なく、しっかりと混ぜていくことによって容器底に溜まっている胡椒が全体に馴染んでいき、まさに素材の旨味を存分に活かした“桜上水 船越”らしい旨味溢れる喉越し抜群な仕上がりとなっていました!

ゆうき
ゆうき
では、今回は2024年5月6日に東洋水産株式会社から発売された「船越 塩中華そば」について実際に食べてみた感想を詳細にレビューしてみたいと思います!

船越 塩中華そば

今回ご紹介するカップ麺は、東京都杉並区に本店を構える人気行列店“桜上水 船越”監修によって看板メニュー“塩中華そば”を再現したもので、丁寧に抽出した豚・鶏・牛・魚介の旨味を利かせたコク深い塩スープに仕上げ、胡椒で味を調えたことでパンチのある味わいが際立ち、そこに生麺さながらの太麺がしっかりと絡む濃厚とも言える一杯、“船越 塩中華そば”となっています。
※売っている場所:今回はヨドバシの通販で購入

ご覧の通り、フタの背景一面には今回の仕上がりイメージが掲載されていて、あっさりとした塩スープかと思いきや…実際には様々な旨味を凝縮したことでコク深い旨味が引き立ち、さらに胡椒でメリハリを付けたことによってパンチのある味わいが楽しめるフレーバーであり、店舗名や今回の商品名や特徴などがシンプルに記載されています!

ちなみにここ“桜上水 船越”の創業は2023年1月15日、店主である“船越 節也(ふなこし せつや)”氏が高田馬場の名店“渡なべ”にて12年9ヶ月もの修行経験を積んだ後、東京都杉並区にオープンしたのがはじまり。オープン時は自身の味がなかなか定まらなかったようですが、現在は実店舗でもゼラチン質の脂を活かしたコク深い味わいが人気を博しているようです!

それによって“食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2023”にも選出、平日でもオープン前から行列を作る人気店へと急上昇、数時間待ちも珍しくなく、しかも営業日は月・火・木・金の11:00〜15:00(土・祝のみ二部制)で、水・日が定休日という…割とハードル高いラーメン店です!

それでは、今回の“船越 塩中華そば”がどれほど豚・鶏・牛・魚介の旨味を利かせた深みのある塩スープに仕上がっているのか?胡椒で味を調えたパンチのあるアクセントとの兼ね合いはもちろん、なんと言ってもほどよい弾力と強いコシを併せ持った若干幅広・角刃の太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!

カロリーなど栄養成分表について

では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り408kcal(めん・かやく307kcal / スープ101kcal)となっております。(塩分は6.3g)

カロリーは、様々な旨味を凝縮したコク深い仕上がりでありながらもノンフライ仕様・ベースが塩スープということもあってやや低めな数値のようですが、一方で塩分はこのボリュームを考慮すると若干高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり114g、麺の量は75gとのこと。

また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと101kcalと、やはり豚・鶏・牛・魚介の旨味を利かせたコク深い塩スープというだけあって動物系×魚介系のWスープ仕様による他にはない味わいを表現、胡椒によるキリッとした口当たりとコク深く繊細な美味しさが感じられる手の込んだ仕上がりをイメージさせます!

原材料について

では原材料も見てみます。

スープには、ポークエキスや植物油をはじめ…

  • 牛脂
  • チキンエキス
  • 食塩
  • でん粉
  • 豚脂
  • 魚介エキス
  • ゼラチン
  • こんぶエキス
  • 香辛料(こしょう)
  • 植物油脂

といった、丁寧に抽出した豚・鶏・牛・魚介の旨味をバランス良く利かせた塩味のスープにキリッとした“かえし(タレ)”や胡椒で味を調え、コク深くパンチが強く他には類を見ない独特な仕上がりとなり、塩味とは思えないほど深みのある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場:東洋水産株式会社 関東工場(群馬県)

また、麺の項目を見てみると…これまで“生麺ゆでてうまいまま製法”で使用されていた材料と全く同じ表記となっていて、やはり今回も本格感・重量感のある生麺のような食感が楽しめるようです!

JANコード4901990377898
原材料名

めん(小麦粉(国内製造)、でん粉、食塩、植物性たん白、こんにゃく、植物油脂、乳糖、大豆食物繊維)、添付調味料(ポークエキス、植物油、牛脂、チキンエキス、食塩、でん粉、豚脂、魚介エキス、ゼラチン、こんぶエキス、香辛料(こしょう)、植物油脂、酵母エキス)、かやく(焼豚、チンゲン菜、メンマ、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、酒精、炭酸カルシウム、レシチン、増粘多糖類、カラメル色素、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、香辛料抽出物、ビタミンB2、ベニコウジ色素、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

栄養成分表示 [1食 (114g) 当たり]
熱量408kcal
めん・かやく:307kcal
スープ:101kcal
たんぱく質12.7g
脂質11.6g
炭水化物63.3g
食塩相当量6.3g
めん・かやく: 2.0g
スープ: 4.3g
ビタミンB10.28mg
ビタミンB20.32mg
カルシウム171mg

引用元:船越 塩中華そば | 商品情報 – 東洋水産株式会社

開封してみた

フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、粉末スープ、液体スープといった3つの調味料などが入っています。

そして、こちらが今回使用されている調味料などの3パックとなっていて、特に液体スープは比較的サラッとした状態でしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう!

また、麺はご覧の通り若干幅広にも見える東洋水産でお馴染みの“生麺ゆでてうまいまま製法”による生麺さながらの滑らかさとコシの強さが表現された太麺が採用されており、この辺りに関してはもはや安定感すら感じさせますね!

その“生麺ゆでてうまいまま製法”についての説明書きは今回記載されていなんですが、“生の麺をゆでて乾燥させ、乾燥麺でありながら生の麺本来の味となめらかでコシのある食感が楽しめます。”とのことで、他の製品にもよく使用されているこの麺は非常に本格感がありクオリティが高い仕様となっています!

調理してみた

ではまず、“かやく”を入れてみます。

そしてその“かやく”には…

  • 焼豚
  • チンゲン菜
  • メンマ
  • ねぎ

が入っています。

続いて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりがこちら!

しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に麺はほどよい弾力と強いコシが加わり、まだ別添されている液体スープと粉末スープを加える前の状態ではありますが、様々な旨味を合わせたことでコク深くも胡椒で味を調えたパンチのある塩スープに仕上げ、本格感のある太麺との絡みも良い複雑で繊細な一杯…といった印象の出来上がりです。

ではここに先ほどの粉末スープを加えていきます!
すると…こちらには胡椒や魚介系の旨味を含んでいるようで、食欲そそる煮干しなどの風味が広がっていきます!

そして上記の粉末スープが全体に馴染んだら、続いて液体スープを加えていきます!特に今回は豚・鶏・牛といった動物系の旨味が使用されているため、良い意味での脂っこさがあるかと思ったんですが、実際には丁寧とも言える旨味が凝縮されているようで、キリッとした“かえし(タレ)”を含むスープがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!

では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…ベースは塩味なんですが、原材料にも記載されていた通り“でん粉”やゼラチンによってほんのり“とろみ”が付き、そもそも豚・鶏・牛・魚介それぞれの旨味がバランス良く溶け込んだことで物足りなさといった感じは一切なく、喉越しの良さ・まろやかさなどいくつもの特徴が入り交じる唯一無二の味わいをイメージさせます!

また、具材に使用された焼豚からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、コク深くも基本は後味の良い塩スープなので、恐らく最後まで飽きの来ないメリハリの付いた重層的に旨味を重ねた満足度の高い味わいが再現されていることに間違いなさそうです!ただ、“でん粉”やゼラチンを使用して無理矢理“とろみ”を付けるとカップ麺の場合非常に不自然ですから…その辺が気になるところ!

食べてみた感想・レビュー

一口食べてみると…鶏のコク、豚のこってり感、牛のオイリーな旨味、そしてじんわりと染み渡る魚介出汁がそれぞれ絶妙にマッチしていて、それぞれの特徴もしっかりと感じられますし、何かに突出しているわけでもなく、キリッとした“かえし(塩ダレ)”や胡椒によってパンチの強い味わいを再現、まさに様々な旨味をミックスさせた新たな美味しさが楽しめる一杯となっています!

ただ…やはり“でん粉”とゼラチンで“とろみ”を付けているのは完全に不自然ですね…個人的にはこれがなければかなり高評価だったんですが、ちょっとこの辺で若干賛否分かれそうな気はします!もちろん実店舗の方が遙かにクオリティは高いに決まっているんですが…食べ進めていくに連れてその“とろみ”は増していきますから、徐々に違和感も増して感じられるかもしれません!

そのため、この“とろみ”を除いて考慮すると非常に満足度が高く、塩気も強くコクもあり…豚・鶏・牛・魚介の旨味をうまく組み合わせた構成となっていて、カップ麺ながらも雰囲気あるテイストが本格感のある太麺と絶妙にマッチし、特に脂っこさといった感じもありませんから、最後まで飽きることもありません!

麺について

麺は、ご覧の通り東洋水産の特許製法“生麺ゆでてうまいまま製法”による幅広な太い仕様で、生麺さながらの滑らかさと硬さで歯切れも良く、噛み応えのあるコシが表現され、今回もまたクオリティの高い仕上がりとなっています!やはりこの麺は間違いないですね!

そんな麺には、豚・鶏・牛・魚介の旨味をしっかり利かせ、胡椒で味を調えたキレの良い塩スープがよく絡み、複雑で繊細な味わいやじんわりと染み渡るかのような魚介の旨味などが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる煮干しの風味が後味良く抜けていきます!

トッピングについて

トッピングにはまずこちらの焼豚が入っていて、薄くカットされたことで若干チープな印象ではありますが、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりでしたので、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほど本格感のある太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が増して楽しめるかと思われます!

また、こちらのメンマは大きめにカットされていて使用されている数も申し分なく、コリコリとした食感が心地良く、メンマならではの味付けはもちろん、素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、今回の一杯にちょうど良いアクセントがプラスされているようです!

一方こちらのチンゲン菜は異なる部位が使用され、ほどよい食感が印象的で、もちろん素材本来の味わいなんかもしっかりと感じられ、上記のメンマと同じくちょうど良いアクセントとなり、実際店舗の方でも使用されています。

他にもこちらの“ねぎ”が使用されており、やや小さめにカットされたことでシャキシャキ感こそありませんが、ちょうど良い薬味にもなったことで今回の塩スープを美味しく引き立て、後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっているようです!

スープについて

スープは、豚・鶏・牛・魚介それぞれの旨味をうまく活かしたミックス系の味わいで、キレの良い“かえし(塩ダレ)”や胡椒でパンチのある口当たりをプラス、スパイシーでもあり他に類を見ない旨味溢れる深みもあり、想像以上にバランスが良いせいか最後まで飽きることもありませんし、“とろみ”を付けたことで麺との絡みも抜群です!

そして、この“船越”監修の塩スープは単純な動物系×魚介系のWスープではなく、様々な旨味を使用したことでインパクトのある美味しさが引き立ち、幅広い層に好まれるテイストであることに間違いありません!そのため、正直塩スープなのかわからないほど創作系というか独特の世界観があって良いですね!その分、変な“とろみ”が残念です!

また、全体をしっかりと混ぜながら食べ進めていくことによって、まろやかさと胡椒のスパイス感が際立っていき、どんどんメリハリのある旨味として喉越し良く感じられますから、途中から“ご飯”が欲しくなりますね!味も濃い目で相性抜群だと思いますので、お腹に余裕のある方はぜひお試しください!(実店舗ではデフォルトで麺量200gあってスープも多いのでかなりの食べ応えとのこと。)

それと、実店舗だとこの“塩中華そば”にはラー油とお酢が合うとのことで、お好みで味を調整してみるのも面白いかもしれません!(胡椒が容器底に溜まっているので、よく混ぜながらいただくと良いでしょう。)

まとめ

今回「船越 塩中華そば」を食べてみて、東京都杉並区に本店を構える人気行列店“桜上水 船越”の看板メニュー“塩中華そば”を同店監修によってカップ麺に再現した一杯には…豚・鶏・牛・魚介の旨味を丁寧に利かせたコクや深みのある味わいに仕上がり、キレの良い“かえし(塩ダレ)”や胡椒で味を調えたことによって実に様々な旨味が口いっぱいに広がる他に類を見ない“船越”ならではのスープで、そこに東洋水産お馴染みの独自技術による生麺さながらの太麺が絶妙にマッチした名店ならではの逸品となっていました!

また、オープン当初は味が定まらず苦労したものの…今となっては連日行列を作る人気ラーメン店となり、名店“渡なべ”で12年9ヶ月もの修行経験を積んだ店主“船越 節也”氏が監修したカップ麺ということで仕上がりに関しては申し分ありませんでしたが、具材が若干チープだったり、変に“とろみ”を付けている点が若干残念でしたので、今後の商品展開なんかも期待したいところではないでしょうか?

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この記事を書いた人
ゆうき
「きょうも食べてみました。」は、札幌在住のカップ麺・ラーメンが大好きな私「ゆうき」が運営しているブログです。新発売のカップ麺やおすすめラーメン店の実食レビュー記事をメインに更新しています!

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