「ご当地の一杯 旭川 醤油ラーメン」を食べてみました。（2024年10月14日発売・エースコック）
この商品は、北海道旭川のご当地ラーメン“旭川ラーメン”をカップ麺に再現したもので、ポークをベースに魚介の旨味を利かせ、ラードの香りをプラスしたコクのある醤油スープに仕上げ、そこに歯切れの良い丸刃の中太麺が絡む安定感のある一杯、“ご当地の一杯 旭川 醤油ラーメン”となっております。（値段：税別171円）
一方こちら容器側面には…“魚介と豚骨のだしを利かせたダブルスープ”と記載され、ポークエキスに魚介系の旨味を合わせたスープに丸刃の中太麺や各種具材が盛り付けられた仕上がりイメージなどが掲載され、これを見る限り具材には…大豆加工品・メンマ・“ねぎ”が使用され、今回は富山ブラックを再現した“ご当地の一杯 富山 ブラック醤油ラーメン”も同時発売されているようです！
そしてこちらには2024年4月1日に発売されたエースコックの新シリーズ“ご当地一杯”のロゴも表示されていて、その名の通りご当地にまつわる味をうまく再現したスープが特徴的でついつい飲み干してしまうんですよね！（お馴染み“飲み干す一杯”の“ご当地”シリーズが完全に細分化された状態です。）
ちなみに今回は富山市のご当地ラーメン“富山ブラック”を再現した一杯、“ご当地の一杯 富山 ブラック醤油ラーメン”も同時発売されています！
他にも特徴として…麺は丸刃で切り出した中太フライ仕様で、ほどよい弾力とコシを兼ね備え、旭川ラーメンらしく豚骨と魚介の旨味を丁寧に利かせたコク深くも飽きの来ない…ついつい飲み干してしまうシリーズらしい味わいが最後までじっくりと楽しめるというわけです！
キリッとした醤油ベースのスープですが、ポークや魚介の旨味が溶け込んだことで甘みや深みがあり、旭川ラーメンとは言え定番とも言える安定感のある味わいに仕上がり、そこに各種具材や歯切れの良い丸刃の中太フライ麺が相性良くマッチした夜食にもぴったりな一杯となっていました！
「ご当地の一杯 旭川 醤油ラーメン」とは？
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り261kcal（めん・かやく220kcal / スープ41kcal）となっております。（塩分は4.0g）
カロリーは、シリーズらしく若干少なめということもあってかなり低めな数値のようで、塩分も同じくかなり低めな数値となっています。
ちなみに1食当たり61g、麺の量は50gとのこと。
原材料について
では原材料も見てみます。
スープには、食塩や植物油脂をはじめ…
- ポークエキス
- しょうゆ
- 魚介エキス
- 香辛料
- チキンエキス
- カツオ調味料
- 豚脂
- 香味調味料
- ポーク調味料
- 粉末しょうゆ
- ニボシパウダー
- 魚醤
- コンブエキス
といった、旭川ラーメンらしく臭みのないポークと魚介の旨味をバランス良く合わせ、別添されている液体スープによってラードの香りをプラス、それによって定番ながらも物足りなさを感じさせない深みのある味わいを想像させる材料が並びます。
※製造工場：エースコック株式会社 東京工場（埼玉県）
JANコード 4901071405502 原材料名油揚げめん（小麦粉（国内製造）、植物油脂、食塩）、スープ（食塩、植物油脂、糖類、ポークエキス、たん白加水分解物、しょうゆ、魚介エキス、香辛料、チキンエキス、デキストリン、でん粉、カツオ調味料、豚脂、香味調味料、ポーク調味料、粉末しょうゆ、ニボシパウダー、魚醤、コンブエキス、全卵粉）、かやく（大豆加工品、メンマ、ねぎ）／加工でん粉、調味料（アミノ酸等）、炭酸Ｃａ、酒精、カラメル色素、香料、かんすい、酸化防止剤（ビタミンＥ）、増粘剤（加工でん粉、増粘多糖類）、微粒二酸化ケイ素、カロチノイド色素、ビタミンＢ２、ビタミンＢ１、香辛料抽出物、酸味料、（一部にえび・かに・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む）
栄養成分表示 [1食 (61g) 当たり]
熱量 261kcal たんぱく質 5.7g 脂質 10.8g 炭水化物 35.3g 食塩相当量
（めん・かやく/スープ）4.0g
（めん・かやく1.0g/スープ3.0g）ビタミンB1 0.18mg ビタミンB2 0.22mg カルシウム 186mg
開封してみた
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“液体スープ”と記載された調味料が別添されています。
また、具材には…
- 大豆加工品
- メンマ
- ねぎ
が入っています。
さらに麺は、ご覧の通りシリーズらしい丸刃の中太フライ仕様で、熱湯3分で仕上がることによってほどよい弾力とコシを合わせ持ち、メリハリの付いた醤油スープとの相性も良さそうです！
調理してみた
では続いて熱湯を注ぎ3分待ちます。（必要なお湯の目安量：290ml）
そして先ほどの液体スープを加えてよくかき混ぜたところがこちら！
「ご当地の一杯 旭川 醤油ラーメン」を食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…豚骨と魚介のWスープとは言え思ったほどの味わいではなく、美味しいんですが、カップ麺らしいジャンク感や香ばしさが際立つ安定感のある醤油スープといった印象で、ちょっと少なめでライトな感じなので飲んだシメや夜食にもぴったりです！
また、“肉そぼろ”に見立てた大豆加工品も具材として使用されていましたが、そこまで旨味が際立つものではなく、シャープな飲み口の醤油スープにちょうど良いコクをプラスしたことで当然“くどさ”もありませんから、シリーズらしくついついスープが進んでしまします！
そのため、基本は後味さっぱりとした醤油スープで、ほどよいコクをプラスしたことで特別奇抜なフレーバーというわけではありませんが、ド定番で安定感のある味わいがちょっとした小腹を満たしてくれるため、スーパーなどで安く販売していれば多少買い溜めしておいても良さそうです！
麺について
麺は、ご覧の通り中太フライ仕様で、すすり心地も非常に良く、思ったより密度感もあって麺量50gながらも物足りなさといった感じはありません！
そんな麺には…豚骨と魚介のWスープによる濃厚ながらも後味の良い醤油スープがよく絡み、コク深くも出汁染みる旨味溢れる味わいが口いっぱいに広がっていき、芳醇とも言える醤油の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます！
トッピングについて
トッピングにはまず、“肉そぼろ”に見立てた大豆加工品が入っていて、やはり大豆加工品というだけあってモソモソとした食感と味も微妙ですが、ほどよく味付けされているので、最初のうちはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほど弾力のあるフライ麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます！
また、やや小さめにカットされたメンマは、コリコリというよりもザクザクといった食感で、ちょうど良いアクセントをプラスしているようです！
他にも細かくカットされた“ねぎ”が入っていて、そこまでシャキシャキ感に期待できませんが…ほどよい薬味として醤油スープの美味しさを引き立ています！
スープについて
スープは、豚骨と魚介のWスープとは言え醤油感の強いサラッとした仕上がりとなっていて、キレの良い口当たりとともにコク深く繊細な旨味が広がっていき、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない安定感のある醤油スープとなっています！
また、豚骨の旨味に関しては当然脂っこさや“くどさ”といった感じは一切なく、魚介出汁とともにちょうど良いコクや旨味を引き立て、肉類の具材としては“肉そぼろ”をイメージした大豆加工品のみですが、ほどよい味の濃さによって定番の旭川ラーメンといったところ！
まとめ
今回の「ご当地の一杯 旭川 醤油ラーメン」は…豚骨と魚介のWスープにラードの香りを付与したことで深みのある醤油スープに仕上げ、そこに歯切れの良い丸刃の中太フライ麺が絡み、ついつい飲み干したくなる一杯となっていました！
このシリーズはやはりちょっと少なめ・クセになる味わいといったサイズ感と旨味が非常に好印象で、特に今回の王道とも言えるフレーバーはこってり感もなく後味も非常に良いですから…夜食なんかにも常備したいところではないでしょうか？
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