「蜂屋 旭川醤油ラーメン 大盛り」を食べてみました。(2024年8月5日発売・エースコック)
この商品は、北海道旭川に本店を置く昭和22年(1949年)創業の老舗人気ラーメン店“蜂屋(はちや)”の看板メニュー“しょうゆラーメン”の味わいをカップ麺に再現したもので、ポークとチキンをベースに魚介の旨味をバランス良く合わせた醤油スープに焦がしラードが香り立つ食べ応え抜群な一杯、“蜂屋 旭川醤油ラーメン 大盛り”となっております。(値段:税別256円)
ご覧の通りパッケージには“蜂屋”のテーマカラー緑と赤を使用し、“旭川醤油ラーメン”といった今回の商品名などが記載され、コラボカップ麺としてはこれまでも…“全国ラーメン店マップ 旭川編 蜂屋 特製焦がし醤油ラーメン(2018年4月9日発売/2019年9月30日再発売)”や“全国ラーメン店マップ 旭川編 蜂屋 旭川醤油ラーメン 特製焦がしラード濃いめ(2022年2月21日発売)”が登場しています!
また、こちらには“クセがあるからクセになる”と記載され、その背景には…実店舗写真の他にもポークやチキンをベースに魚介出汁を合わせた濃いめの醤油スープに蜂屋特製焦がしラードを使用したことで風味豊かな香りが漂う仕上がりイメージなんかも掲載されていて、これを見る限り具材には…焼豚・“ねぎ”が使用されているようです!
他にも特徴として…麺は食感滑らかな丸刃の中太仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持ち、それによってポークやチキンをベースに魚介出汁を合わせたキレの良い味わいや蜂屋特製焦がしラードの香ばしい風味が最後までたっぷりと楽しめるというわけです!
動物系・魚介系によるWスープらしく安定感のある醤油スープながらも深みやコクがあり、食欲そそる焦がしラードはイメージ通り香ばしい風味だけでなく、スープに厚みをプラスするかのようにちょうど良い油分として馴染み、そこにもっちりとした丸刃の中太フライ麺が食欲をしっかりと満たす食べ応え抜群な一杯となっていました!
蜂屋 旭川醤油ラーメン 大盛り
今回ご紹介するカップ麺は、昭和22年創業の旭川の老舗ラーメン店“蜂屋(はちや)”の人気メニュー“しょうゆラーメン”を再現したもので、ポークやチキンをベースに魚介出汁をバランス良く合わせたことでキリッとした口当たりとコク深さが際立つ醤油スープに仕上げ、そこに焦がしラードを使用したことによって食欲そそる香ばしさが広がり、歯切れの良い丸刃の中太麺が絶妙にマッチした大盛り仕様の一杯、“蜂屋 旭川醤油ラーメン 大盛り”となっています。
※売っている場所:今回はセイコーマートで購入
ちなみにここ“蜂屋”の創業は上記の通り昭和22年(1947年)、創業者である“加藤 枝直”氏によって元々蜂蜜を使用したアイスクリーム屋を営んでいた店舗を現在の“蜂屋 五条創業店”としてリニューアルオープンさせたのがはじまり。
※屋号は当時のものをそのまま使用しているとのこと。
その後昭和24年(1949年)には現在の“蜂屋 旭川本店”をオープンし、平成11年(1999年)には新横浜ラーメン博物館にも出店するも平成21年(2009年)に卒業、旭川ラーメンと言えば醤油といったイメージを作り上げた老舗有名店ということで、今では2代目として“加藤 直純”氏が“旭川本店”を、そして“五条創業店”は3代目となる“加藤 信晶”氏が先代の味を受け継いでいるようです!
それでは、今回の“蜂屋 旭川醤油ラーメン 大盛り”がどれほどポークやチキンをベースに魚介出汁を合わせたコク深いWスープに仕上がっているのか?食欲そそる焦がしラードによる香ばしさとの兼ね合いはもちろん、なんと言っても歯切れの良い丸刃の中太麺との相性やバランスなどなど…じっくりと確認していきたいと思います!
カロリーなど栄養成分表について
では気になるカロリーから見てみましょう。
ご覧の通り467kcal(めん・かやく394kcal / スープ73kcal)となっております。(塩分は6.8g)
カロリーは“バケツ型”の大盛り仕様・ポークやチキンを利かせた醤油スープに焦がしラードを加えたコク深いテイストながらもそこまで高い数値ではありませんが、一方で塩分はこのボリュームを考慮してもやや高めな数値となっています。
ちなみに1食当たり122g、麺の量は90gとのこと。
また、カロリーの内訳を見てみると…スープだけだと73kcalとポークやチキンをベースにしたコク深い醤油スープのようで、そこに特製焦がしラードを使用したことで厚みのある旨味が際立つ風味豊かな仕上がりをイメージさせます!
原材料について
続いて原材料も見てみます。
スープには、“しょうゆ”や豚脂をはじめ…
- 食塩
- 香味油
- ポークエキス
- ポーク調味料
- チキンエキス
- 鶏油
- 魚介エキス
- 香辛料
- オニオンエキス
- コンブエキス
- カツオ調味料
といった、ポークやチキンをベースに魚介出汁をバランス良く合わせたコク深い醤油スープに焦がしラードを使用したことによって、風味豊かで濃いめの味わいを想像させる材料が多く並びます。
※製造工場:エースコック株式会社 東京工場(埼玉県)
JANコード 4901071405083 原材料名油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(しょうゆ、豚脂、食塩、たん白加水分解物、砂糖、香味油、ポークエキス、ポーク調味料、チキンエキス、鶏油、魚介エキス、香辛料、オニオンエキス、コンブエキス、カツオ調味料)、かやく(焼豚、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、カラメル色素、酒精、香料、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、フラボノイド色素、増粘多糖類、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (122g) 当たり]
熱量 467kcal たんぱく質 9.8g 脂質 17.4g 炭水化物 67.8g 食塩相当量 6.8g
(めん・かやく1.7g/スープ5.1g)ビタミンB1 0.38mg ビタミンB2 0.52mg カルシウム 395mg
開封してみた
フタを開けてみると、ご覧の通り“液体スープ”と記載された調味料がひとつ入っています。
そしてこちらが今回唯一使用されている調味料となっていて、触ってみたところ…動物系や魚介系の旨味が凝縮されているにも関わらず醤油感の強いサラッとした状態のようでしたので、調理中はフタの上で軽く温めておくと良いでしょう。
また、かやくには…
- 焼豚
- ねぎ
が入っています。
さらに麺は、エースコックでお馴染み丸刃の中太フライ仕様で、ほどよい弾力とコシを併せ持つすすり心地の良い仕上がりに期待できそうです!
調理してみた
では、熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:500ml)
そして出来上がりがこちら!
しっかりと湯戻りしたことによって先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まだ別添されている液体スープを加える前の状態ではありますが…動物系・魚介系によるWスープ仕様で複雑・繊細な醤油スープに仕立て上げ、そこに焦がしラードを使用したことで食欲そそる香ばしさが広がるクセになる一杯…といった印象の出来上がりです。
ではここに先ほどの液体スープを加えていきます!
すると…ポークやチキンの旨味を凝縮させたコク深い醤油スープがたっぷりと出てきますので、しっかりと絞り込んで入れていきましょう!そして同時に焦がしラード特有の香ばしい風味が広がっていき、魚介出汁も加わったことで複雑で繊細な旨味が際立ち、70年以上も愛され続けている旭川醤油ラーメンがうまく再現されているようです!
では、よーくかき混ぜてみます。
そしてスープが全体に馴染むと…表面には焦がしラードが浮かぶことで黒みの強い仕上がりではありますが、実際には醤油感の強いWスープがコク深く再現され、キリッとしたシャープな飲み口と味わい深い旨味が絶妙にマッチし、なんと言ってもこのちょうど良い油分と香ばしさによって想像以上に臨場感の高いテイストに感じられます!
食べてみた感想・レビュー
一口食べてみると…ポークやチキンによる動物系の旨味をベースに魚介出汁がバランス良く馴染み、さらに焦がしラードを使用したことで味に深みやコクが際立ち、なんと言っても全体的に安定感のある美味しさが再現され、香ばしい風味や油分が奥行きのある味わいを引き立て、すすり心地の良い丸刃の中太フライ麺との相性も抜群です!
また、醤油感の強いキリッとしたシャープな飲み口にコク深い旨味がバランス良く融合しているわけですが、焦がしラードによってほんの僅かにこってりと感じられるかもしれませんので、お好みによっては相性の良いペッパー系の香辛料を加えて味を調整してみても良いかもしれません!
他にも“蜂屋”の特徴である焦がしラードに関しては…ほんのりと苦味を感じる香ばしさといったところで、厚みのあるW仕様の醤油スープに調理感をプラス、それによってカップ麺とは思えないほど本格的なテイストとなっており、思ったより幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
麺について
麺は、ご覧の通り丸刃の中太フライ仕様で、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持ち、90gの麺量によってボリューム感も申し分ありません!
そんな麺には、ポークやチキンをベースに魚介出汁をバランス良く合わせたコク深くキリッとしたW仕様の醤油スープがよく絡み、まろやかな動物系の旨味やコク、そしてじんわりと染み渡る魚介出汁などが口いっぱいに広がっていき、焦がしラードの食欲そそる香ばしさが後味良く抜けていきます!
トッピングについて
トッピングにはまず、細かくカットされた焼豚が入っていて、よくカップ麺で見かけるベーコンのような仕様となっており、じっくりと味わってみると…ほどよく味付けされた肉の旨味が感じられたため、最初のうちはスープとしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした中太フライ麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます!
他にもこちらの“ねぎ”が使用されていて、ほどよいサイズにカットされているものの、シャキシャキ感はそれほどまでのものではなく、ちょうど良い薬味となったことで、動物系・魚介系のW仕様によるコク深い醤油スープの美味しさを引き立て、さらに後味さっぱりと感じさせる相性抜群な具材となっています!
スープについて
スープは、ポークやチキンをベースに魚介出汁をバランス良く合わせたW仕様のコク深い醤油スープに仕立て上げ、さらに老舗人気ラーメン店“蜂屋”には欠かせない焦がしラードが加わったことによって食欲そそる香ばしさが広がっていき、キレ・コクのあるスープに香り高い風味が相性良く馴染んだ安定感のあるテイストとなっています。
また、動物系の旨味に関しては焦がしラードが加わったとは言え、決してギトギトとした“くどさ”を感じさせるものではなく、キリッとした醤油ダレやじんわりと染み渡る魚介出汁によってちょうど良いメリハリが生まれ、ついついスープが止まらなくなります!
そして、食べ進めていくに連れて具材に使用された焼豚からも良い旨味が馴染み出していき、容器底からしっかりと混ぜ合わせながら食べ進めていくことによって焦がしラードの旨味や風味なんかも際立っていくわけですが、脂っこさや塩気が強いわけではありませんので、最後まで飽きることなく“蜂屋”ならではの味わいがボリューム感たっぷりと楽しめることでしょう!
まとめ
今回「蜂屋 旭川醤油ラーメン 大盛り」を食べてみて、北海道旭川に本店を置く昭和22年創業の老舗人気ラーメン店“蜂屋”の看板メニュー“しょうゆラーメン”をカップ麺に再現した一杯には…動物系・魚介系によるW仕様のコク深く繊細な醤油スープに仕上げ、そこに焦がしラードを合わせたことで調理感のあるこってり感や食欲そそる香ばしさが際立ち、素材を存分に活かした味わいが大盛り仕様で楽しめる食べ応え抜群な一杯となっていました。
そして特に焦がしラードによって香ばしさや旨味・コクを引き立てている点が好印象で、風味といい喉越しの良いスープといい非常に満足度が高く、旭川を代表とする間違いない味わいがボリューム感たっぷりと堪能できるのではないでしょうか?
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